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マスターストローク:米国のベネズエラ政府転覆計画(インターナショナリスト360°)
http://www.asyura2.com/19/kokusai26/msg/304.html
投稿者 肝話窮題 日時 2019 年 4 月 26 日 22:02:35: PfxDcIHABfKGo isyYYouHkeg
 

(回答先: 伝えられないベネズエラの真実 吉原功 (放送レポート) 投稿者 肝話窮題 日時 2019 年 4 月 25 日 20:09:15)

 
米国によるベネズエラ政府転覆計画書の存在とその内容を、アルゼンチンのジャーナリスト・作家のステラ・カロニ氏がインターナショナリスト360°で明らかにしています。
5月13日付の記事の和訳を掲載します。
(駐日ベネズエラ大使館)


 
マスターストローク:米国のベネズエラ政府転覆計画
ステラ・カルロニ
インターナショナリスト 360°2018年5月13日
 

米国とその提携国は、「ベネズエラの独裁政権転覆計画:マスターストローク(大いなる成功作戦)」を密かに準備している。計画はすでに着手されており、その「前編」は間もなく実施されるベネズエラの大統領選挙の前に始まるだろう。「民主主義の防衛」を口実にした暴力に加え、有効なあらゆるプロパガンダとメディアの利用を含む、この新らたな攻撃で、ニコラス・マドゥロ大統領の打倒に成功しなければ、彼らは、幾つかの国で「多国籍軍」を立ち上げて、 軍事介入に踏み切る「計画B」を実行するだろう。米国防総省の指揮の下、パナマ、コロンビア、ブラジル、ガイアナが軍事作戦に参加する主だった国で、アルゼンチンや「他の友好国」がそれを支援する。彼らは、兵士のために病院や食糧備蓄センターを設け、すでにベネズエラと国境を接する国々に置かれた基地内で準備を整えている。

これらのすべては、アメリカ南方軍(SouthCom)の司令官クルト・ウォルター・テッド提督が署名した11ページからなる、決定的に重要な文書に明記されている。

この文書は、現状を分析し、ベネズエラに対して仕掛けている戦争に同意を取り付けようとしている。また、文書は、大衆に人気のある指導者の政治生命を断つだけでなく、中南米地域の人々を意のままに操るために使われる、迫害、嫌がらせ、不信、犯罪的なごまかしを正当化する、道義に反した心理戦プログラムを解析している。

ベネズエラの現状に言及し、この政府転覆計画書はこう記している。
「チャベス主義を標榜するベネズエラの独裁政権は、大量な食糧不足、国外資金源からの収入の枯渇、国際支援を減少させた、とどまるところを知らぬ腐敗の結果、破綻に瀕している。ベネズエラ政府はかつてペトロダラーズで上手くやっていたが、今やベネズエラ通貨は一貫して下落している」。

彼らは、身のすくむような罰を受けることなく、自身で作成したと認めるこのシナリオは変更されないと考えている。こうして、彼らは自らの行動を正当化し、ベネズエラ政府が権力を維持するために新らたな「ポピュリスト」政策に訴えると断言している。

「腐敗したマドゥロ政権は崩壊するが、残念なことに、ベネズエラの民主主義と人々の福祉を擁護する野党勢力は、彼ら自身の内紛と腐敗のために、ベネズエラの悪夢に終止符を打つに足る力量を有していない。野党勢力にはまた、左翼独裁政権がこの国を陥れた貧困状態を乗り越えるために、この状況を最大限に活用できる力量がない」。このように理解しながら、米国が自ら育てたベネズエラの野党勢力を動かし、助言し、資金供与しているのは驚くべきことだ。

決して近隣国に敵対したことがなく、中南米地域や世界規模で強固な連帯の輪を広げてきたベネズエラ政府に言及し、彼らは「この政権はラテンアメリカで犯罪を行っている」と考えている。これは恐るべきことである。

米国の計画書は次のように主張する。
「かつて過激なポピュリズムに支配されてきた南アメリカ大陸に、民主主義が広がっている。こうした例として、アルゼンチン、エクアドル、ブラジルが挙げられる。この民主主義の再建(彼らはこう呼んでいる)は、彼らに有利な地域条件によって支えられている。今や、米国にとって、ベネズエラの独裁政権の打倒が確実に決定的な転換をもたらすことを具体的な行動で証明する時となった」。

一方、彼らは、ドナルド・トランプ大統領に対し、「これはトランプ政権が民主主義と安全保障のビジョンを前進させる初めてのチャンスとなる」とみなして、行動を起こすよう促し、「大統領の積極的な関与は、米政府だけでなく、南アメリカ大陸と世界にとって非常に重大である。その時が来た」と説いている。
つまり、「チャベス主義を決定的に打倒し、その政治代表者を追放することに力を注ぎ、ベネズエラ政府への民衆の支持を弱め」、さらに「不安定化と物資不足の状況を深刻にすることによって民衆の不満をあおり」、「独裁者の力を不可逆的に確実に弱める」ということだ。

彼らがどのようにベネズエラ政府の暴動鎮圧活動を歪んで理解しているかを十分に知りたければ、文書がニコラス・マドゥロ大統領について言及し、「マドゥロを包囲し、冷笑し、無能の象徴として扱い、キューバの操り人形であることを暴露する」よう促している箇所を読めば足りる。

だが、この文書はまた、「ベネズエラ政府を構成するメンバーの間で生じた分裂を増幅させ、彼らとその部下たちの生活水準の格差を曝露すると同時に、これを拡大させ続けるよう促すべき」と示唆している。

この計画書は、ワシントンの米政府関係者、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領、ブラジルのミシェル・テメル大統領によって取られた措置のように、迅速かつ力強く実行するよう指示している。アルゼンチン、ブラジルの両大統領は、かつて汚職スキャンダルに見舞われたが、米帝国によって「気取らない、率直なリーダー」へと変身した。それは、非常に短期間に講じられた措置で、ミサイルの発射と同じ確実さで国民国家の破壊をもたらした。

アメリカ南方軍司令官が署名したこの文書は、マドゥロ大統領を、ごく短期間で、力ずくで政権放棄へと追い込み、交渉させるか国外退去させることによって、ベネズエラ政府を存続不能にするよう求めている。ベネズエラのいわゆる「独裁政権」を短期間で崩壊させようとするこの計画は、「新たなインフレを誘発させる措置を講じ、それによって国内の不安定化を限界にまで増幅させ、ベネズエラの資本形成を妨害し、外資を逃避させ、ベネズエラ通貨の価値を大幅に下落させるよう」求めている。

もう 1 つの目標は、 「輸入がまったくできないようにすると同時に、意欲のある外国人投資家の気持ちをくじかせ」、 「ベネズエラの民衆の生活状況をさらに危機的にするよう力を尽くす」ことである。米帝国の“美点”は実にここに見出せる。

また、計画書の 11 ページには、「ベネズエラ国内の協力者たちに対し、抗議活動、暴動、治安悪化、略奪、強盗、襲撃を引き起こし、船舶など輸送手段を押収し、国境全域でベネズエラへの物資の出入りをすべて封じ込め、近隣諸国の国家安全保障を危機にさらすことを狙った国家規模の騒乱計画に関与するようアピールすべきである」との記述がある。

計画書は、「被害者を生み出し」、その責任をベネズエラ政府に押し付けることが重要だと記している。責任を押し付けるには、「世界に向けて、ベネズエラが被っている人道危機を誇張し」、ベネズエラ政府が汚職まみれであるとの嘘を広め、「世界及び国内の政権支持者たちの信用を損なわせるために、政府が麻薬密売に関与している」との偽情報を流すべきとしている。計画書はまた、ベネズエラ統一社会主義党(PSUV)の党員たちに疲れを起こさせ、彼らの間に意見対立をあおり立て、党と政府との関係を切り裂き、さらには党員が統制に応じなくなり、彼らをベネズエラの野党勢力のように弱体化させ、PSUVと「ソモス・ベネズエラ(我々はベネズエラ)」運動との間に軋轢(あつれき)を生み出すことを重視している。

「ベネズエラで最も有能な専門家たちを国外退去させ、専門家がいなくなって国内情勢がさらに悪化し、それを政府の責任に転嫁する計画を作成する」。文書がこの箇所に差し掛かると、ベネズエラ政府転覆の提案はトーンを上げる。

■軍の手

「この危機が独裁体制を崩壊へと至らせない、あるいは独裁者が退陣を決断しない場合は、引き続き2018年末までにベネズエラ国軍内でクーデターを実行する条件を整え」、これを通じて、「軍人を最も確実な問題解決の代替手段として利用する」。計画書にはこのような記述がある。

上記のすべての提案には失敗があり得ること、さらにベネズエラの野党勢力が明らかに人々に軽く見られていることを念頭に置き、計画書は「コロンビアとの国境地帯で引き続き発砲を行い、物資の輸送を増やし、民兵組織の活動を促し、武力侵入と麻薬密売を拡大し、ベネズエラの国境地帯での治安部隊との武力衝突を誘発すべき」と呼び掛けている。このほか、「ベネズエラに移住したが、国境地域の治安悪化を逃れて現在帰還しているコロンビア人が広範囲に居住している、コロンビアのククタ、ラ・グアヒーラ及びノルテ・デ・サンタンデールに設けられた難民キャンプから大半の民兵を募集し、コロンビア革命軍(FARC)、民族解放軍(ELN)が残した空き地やガルフカルテル(民兵組織)の支配地域での活動を利用するよう」呼びかけている。

続いて、とどめを撃つ計画が次のように提起される。
「問題解決に向けた新たな取り組みが遅延した場合は、連合軍はベネズエラ軍将校の支援に関与するよう備え、ベネズエラの国内危機をコントロールしなければならない...4月の翌月に実施が決まった選挙前に行動することが必要となれば、独裁者が引き続き統治するのを阻止する迅速なスケジュールを設定しなければならない」。

実際、選挙は5月20日に実施される。米国とそれに従属する同盟国は、今後は選挙を認めないことを明らかにした。

次の記述は核心となる箇所だ。
「ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、パナマ、ガイアナといった友好的な同盟国政府の協力と支援を得る。パナマに部隊の提供、兵站(へいたん)や医療の支援を準備させる。電子機器を用いた情報収集施設やスマートシグナル(体温を感知して作動する信号機)、パナマの熱帯雨林地帯ダリエンに配備された病院や施設、プラン・コロンビアの無人機、さらにはパナマのハワードア旧米軍基地とアルバブロック旧米軍基地及びリオアト地域にある旧米軍施設を有効活用する。また、人道的な壊滅状態や緊急事態に備えて設けられた国連人道地域センターにも、航空機の離発着場があり、自前の倉庫が設けられている」。

このように、既に武力介入のシナリオは出来上がり、こう提起されている。
「戦闘機、ヘリコプター、装甲車、諜報拠点、特殊部隊及び警察部隊、軍隊、刑務所の配置を進める。『ラテンアメリカ軍会議(the Conference of LatinAmerican Armies)』に資金援助され、法律面やメディア対応で、米州機構(OAS)の保護とルイス・アルマグロOAS事務総長の監督を受け、国際的な旗を掲げて軍事作戦を展開する」。

さらに、文書はこう続ける。
「ブラジル、アルゼンチン、コロンビア、パナマを団結させて、多数の部隊を派遣し、地理的な近接性を活かし、森林に覆われた、ジャングル地域での彼らの経験を活用する。米軍の戦闘部隊と前述の国々の部隊とが統合することで、その国際的地位は強化される。全部隊は、米国率いるアメリカ統合参謀本部に指揮される」。

驚くべきことに、すべてが人々の眼の届かないところで準備されており、何のとがめも受けることはない。この計画は、絶対に違法である。この対ベネズエラ軍事介入計画を念頭に置き、ベネズエラ、ペルー及びコロンビアと接するブラジルの国境沿い地域で、米国の軍事演習がこのほど実施された

文書はさらに続けて、「後方防衛のためにパナマ領土内の諸施設を使用し、港湾及び臨海地帯の安全確保のためにアルゼンチンの機能を利用する...」としている。

さらに、次のように記している。
「国家機関、非政府組織、国際機関からの貢献を得て、多国間運営の一環として、この取り組みへの国際的な参加を促し、適切な物流、情報、支援を提供する。とりわけコロンビアのアルバ、プエルト・カレニョ、イニリダ、マイカオ、バランキージャ及びシンセレホ、ブラジルのロライマ、マナウス及びボアヴィスタにある(敵の攻撃で)最もダメージを受けやすい地点を活用する」。

これは、公になった軍事介入についてのとんでもない案内図である。

■戦略的情報

計画書は、「チャベスがベネズエラの民衆にとって絶えることなく象徴的な存在であること、チャベスの意思を受け継ぐ政治代表者や彼らを民衆が支持していることには口を閉ざし」、「この国が陥っている危機を招いた唯一人の人物としてベネズエラの独裁者をしつこく悩ませ続けるべき」と記している。さらに、この危機を解決できないと非難されることになる独裁者の側近たちに対しても嫌がらせを続けるべきとしている。

もう一つのパラグラフではこう呼びかけている。
「マドゥロ政権に対する不満を募らせるため、...キューバとベネズエラの両政権が設けた統合メカニズム、とりわけ「米州ボリバル同盟(ALBA)」と「ペトロカリブ(ベネズエラの石油をカリブ諸国に優遇価格で供給する石油協力機構)」の機能不全を指摘すべきである」。

メディア対応に関して、米国の立案したこの計画は、内外のメディアを通じて、ベネズエラ国内から発信される証言や出版物からのメッセージを普及、増加させ、ソーシャルネットワークを含め、その機能を最大限活用するよう求めている。他方、計画は「ベネズエラの現状は、根本において維持できなっているため、メディアを介し、これに終止符を打つ必要性を呼びかけるべきだ」と訴えている。

文書の最終パラグラフの一つには、次のような記述がある。
「米国陸軍の心理戦争を遂行する能力」を最大限に活用し、国際的な支持を獲得するために、「独裁国家」が暴力的な手段を行使していることを示し、それを人々に「確信させる」。

言葉を換えれば、偽のニュース、偽の写真及びビデオ、さらには21世紀の植民地戦争でこれまで既に使われてきたすべての手段を用意して、同じ嘘のシナリオを繰り返し続けるということだ。

計画書は次のように結論する。
「米国は、米国を支持する米州機構(OAS)加盟国をその内側から支援すべきであり」、「地域問題を解決するための手段として、これらOAS加盟国及び南北アメリカ大陸にまたがる米州機構をはじめとする諸組織からなる多国間秩序のイメージを高めなければならず、ニコラス・マドゥロ率いる腐敗した独裁政権が打倒された暁(あかつき)には、ベネズエラの平和を力で維持するため、国連軍を派遣する必要性を宣伝しなければならない」。

翻訳:加治康男(独立ジャーナリスト)
出典:2018 年 5 月 13 日付 libya360.wordpress.com 掲載記事
Masterstroke: The US Plan to Overthrow the Venezuelan Government

https://libya360.wordpress.com/2018/05/13/masterstroke-the-us-plan-to-overthrow-the-venezuelan-government/
 
https://venezuela.or.jp/news/1897/  

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コメント
1. 2019年4月28日 14:43:01 : u9bOtvW6M2 : SFhCZDN6REdQVjY=[2] 報告
この記事,2018年5月13日の記事でよね。
この通り、遂行されている。
アメリカと言う国は、アメリカ人というのは一旦、計画したことは何が何でも!実行、遂行する。

殖民地の、このニホン国?も総じてVenezuelaと同じで、野党が元々、体力がない上、それを更に弱体化させ、政権を転覆、若しくニホンのように永世!植民地として、利益を貪る!脅してカツアゲされる!
まるでアメリカはヤクザだ。
民衆も骨抜きにされるか!
グァイドのように最初は「脅され、指名、命じられた」と海外NEWSで報じられていたが、その内、抵抗を諦め、嘘を、‟アメリカ製別人格”がグァイドのオリジナルの様になっていく。
正に‟Cointelpro!”そのものだ。
人間の心理を操る!他の国の心理を操る!
これ程の自然なる大地への‟冒涜!”はない。
(in my opinion:自然とは対決ブチし、壊し,いじくり回すのではなく、寄り添いながら調和していくものだ。宇宙の土地を売買するなど、イカレテいると言うしかない。他の星は天文望遠鏡で観察するに留めるべきだ)

ネガティブな発言はしたくはないが、この国❓殖民地列島ニホンは
立ちあがる器量、力はない。
このままだろう、若しくは朽ち果てていく。

*良い報道、有難う。

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