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原油が急騰、ブレントは一時19%高 NYは63ドル台
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49858610W9A910C1000000/
2019/9/16 7:29 (2019/9/16 8:28更新) 日経新聞
【ロンドン=篠崎健太、ニューヨーク=後藤達也】サウジアラビアで起きた石油施設への攻撃を受け、原油価格が急上昇している。週明け16日の原油市場で、国際指標の北海ブレント原油先物は日本時間同日朝の取引で、期近11月物が一時1バレル71.95ドルと前週末より11.73ドル（19%）上昇した。ニューヨーク市場でも15日（日本時間16日早朝）の原油先物10月物の価格は1バレル63ドル台前半と先週末の終値より15%あまり上昇した。原油供給や地政学リスクへの懸念が高まっている。
北海ブレントは期近物としては5月以来、約4カ月ぶりの高値水準になった。2019年後半以降は世界経済の減速懸念という需要側の要因が上値を重くしてきたが、一転して供給ショックへの警戒感が急浮上した形だ。需要が鈍いなかで値上がりが進めば、物価を押し上げて世界景気の新たな重荷となりかねない。
ニューヨーク市場のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート）原油先物価格（期近物）が63ドル台を付けるのは約4カ月ぶり。1日の原油価格の上昇幅としては今年最大だ。米ダウ工業株30種平均の先物価格も100ドルあまり下落して始まった。一時、先週末より100ドル強安い2万7100ドル弱に下落した。景気の減速懸念が広がる中で物価が上昇するリスクが意識されている。
トランプ米大統領は15日、原油価格への影響を踏まえ「必要なら戦略石油備蓄を放出することを承認した」とツイッターに投稿した。
トランプ米大統領は原油高に懸念を強めている（11日、ワシントン）=AP
14日に攻撃されたのはサウジ東部にある国営サウジアラムコの2カ所の施設で、同社は日量570万バレルの原油生産が止まったと発表した。国際エネルギー機関（IEA）によると、8月の世界の生産量は日量約1億バレルで、その5%余りの規模だ。
市場関係者は被害の回復がどれほど早く進むか注視している。米ゴールドマン・サックスは15日、生産量が6週間を超えて現状並みにとどまる見通しになれば「ブレント原油は75ドルまで急上昇する」との予測を示した。ポンペオ米国務長官が攻撃にイランが関与したと主張し、否定するイラン側が反発するなか、中東地域の軍事的な緊張拡大にも懸念が増している。
IEAは14日の声明で「現時点で十分な商業在庫がある」と説明した。IEAは加盟国に純輸入量の90日分以上の原油備蓄を義務付けており、6月時点で民間分も合わせて330日分の備蓄が確保されている。仮に需給逼迫が深刻になれば、戦略石油備蓄（SPR）の放出や、石油輸出国機構（OPEC）とロシアなどの非加盟産油国が行っている協調減産の緩和も選択肢になり得る。
煙が上がるサウジアラムコの石油関連施設（14日、サウジ東部アブカイク）=AP
原油が急騰、ブレントは一時19%高 NYは63ドル台：日本経済新聞 https://t.co/DRmoKLbyRS 週明け16日の原油市場で、国際指標の北海ブレント原油先物は日本時間同日朝の取引で、期近11月物が一時1バレル71.95ドルと前週末より11.73ドル（19%）上昇した。
— gorinotsukudani (@gorinotsukudani) 2019年9月16日
ダウ先物が下がったのはこれかな。
— 🐔ニワトリ@鶏の丸焼き (@yukinekoex) 2019年9月16日
いままでと違ってこんなん開戦レベルやから逆にイラン・イラクではない武装組織とかの線だとおもうけど。
原油が急騰、ブレントは一時19%高 NYは63ドル台：日本経済新聞 https://t.co/CO0ZhlbGbC
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— りん(凛) (@cdpcheck) 2019年9月16日
消費税増、原油高、地獄がやってくる気しかしない。
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