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計算通りにいかない集団免疫 カギ握るワクチン有効率(ナショジオ スペシャル)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/397.html
投稿者 AN 日時 2020 年 11 月 07 日 17:29:26: /YP.3B0UurBCM gmCCbQ
 

計算通りにいかない集団免疫 カギ握るワクチン有効率
ナショジオ スペシャル 2020/10/30
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO65018670V11C20A0000000/

2020年8月14日、スウェーデン、ストックホルム大学の数学者トム・ブリットン氏らは、社会活動がもたらす感染リスクの不均一性が、集団免疫の閾値(集団が感染収束に向かうのに必要な免疫獲得者の割合)にどのような影響を与えるかを予測するモデルを米科学誌「サイエンス」に発表した。

彼らはまず、40歳未満の人々は高齢者に比べて人との交流が多く、ウイルスを拡散しやすいという妥当な仮定からスタートした。そうしてブリットン氏のチームがはじき出した集団免疫の閾値は43%。この値は、従来の計算式から導かれる60〜75%よりもはるかに低い。

「われわれは、このモデルの数値が現実に当てはまると主張しているわけではありません」
ブリットン氏はそう警告し、このモデルは単に、病気に感染することで形成される免疫がどの程度の役割を果たすかを示しているにすぎないと付け加えている。「この論文を根拠に、人々が気を緩めて、行動制限などやめて集団免疫が形成されるのを待てばいいと考えるようになることを、われわれは望んでいません」

不均一性モデリングの限界の一つは、ウイルスが街なかでどのように広がっていくのかは、実際には誰にもわからないということだと、米コロンビア大学の疫学者ジェフリー・シャーマン氏は言う。そのため、モデルが示す低めの閾値が、実際の生活の中で何を意味するのかを正確に理解することは非常に難しい。

「不均一性はまた、わたしたちが行う対策の影響を受けて、時間の経過とともに常に変化します。在宅勤務、学校の閉鎖、マスクの着用は、ウイルスを媒介する通常の交流をすべて阻害します。それによって、状況は完全に変わってしまうのです」

カタールで集団免疫が確立か
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最近発表された、2つの異なる地域における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する研究で、従来の集団免疫の考え方が有効である可能性を示唆している。カタールには、集団免疫の閾値に達したと見られる労働者階級のコミュニティーが、約10カ所存在する。

「カタールの人口の6割は出稼ぎ労働者であり、その大半が南アジア系の男性です」と、シャーマン氏は言う。「彼らは寮のような住宅に住み、カフェテリア形式の食堂で食事をとります。交流という点において、彼らは全員がこれ以上ないほど均質な状態にあります」

7月、研究者らはこれらの人々に対し、過去に感染があったことを示す抗体があるかどうかの調査を開始した。その結果判明したのは、技能および肉体労働者(若年成人が多い)の60〜70%が過去にCOVID-19に感染し、免疫を持っているということだった。今年の夏、当局が国境を再開しても、カタールの感染者数が増えることはなかった。

また別の研究によると、ブラジルのマナウス市では、人口の44〜66%がコロナウイルスに感染し、閾値に達したことで、夏には急激な感染増加が抑えられたという。
しかし、現在新たな感染者が再び増え始めていることから、幾つかの疑問が浮上している。この街は、果たして本当に閾値に達し、住民の健康が守られる状態になっているのだろうか。それともさらに恐ろしいことに、いったん獲得したコロナウイルスに対する免疫が衰えつつあるのだろうか。

もし後者が現実であれば、自然感染により集団免疫の閾値に達した場所であっても、ウイルスは再び増加を始めるだろう。たとえば、子どもは免疫の防御力を持たずに生まれるため、病気に感染したり他人にうつしたりする可能性がある。免疫力の低下についてのもう一つの懸念は、頻繁に再感染することによって、重篤な症状が引き起こされることだと、シャーマン氏は言う。

「このことは、コロナウイルスの流行はそうすぐには収まらないこと、また、過去に感染したからといって、もう病院に行かずに済むわけではないことを示唆しています」。重度の再感染例については世界各地で報告されているものの、そうした患者が多数発生しているとの証拠はまだない。

80%はほしい「ワクチン有効率」
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「適当な数値は80%だろう」。7月にCOVID-19ワクチンはどの程度の有効率を目標とすべきかについての研究論文を共同執筆した、ニューヨーク市立大学のブルース・Y・リー氏はそう語る。

米食品医薬品局(FDA)と世界保健機関(WHO)が設定する50%という最低基準では、すべての人がワクチンを接種したとしても、保護できるのは人口の半分だけだ。これは、COVID-19の集団免疫の閾値である60〜75%を大きく下回る。こうしたシナリオは、季節性インフルエンザワクチンの場合とよく似ている。集団予防接種によってインフルエンザの感染を止めることはできないが、社会への負担は軽減される。

「誰もが明確に知っておく必要があるのは、最初に市場に出回るワクチンでは、そうした有効率レベルを達成できない可能性があるということです」と、リー氏は言う。「呼吸器系ウイルスに対してそこまで高い有効率を得るのは、簡単なことではありません」

現在の指標では、先行するワクチンは、その効果が主に病気の症状からの保護を担う「機能的免疫」に限られていたとしても、承認が受けられるとされている。

ワクチンの有効率は発症を防ぐ割合であり、現在進行中のCOVID-19ワクチン試験は、ワクチン候補が感染に対して与える影響を評価するように設計されていないと、米医学アカデミーによる報告書の著者らは書いている。そうした影響についての詳細が判明するのは、FDAの承認がおりたずっと後になるかもしれないと付け加えている。

報告書で解説されている通り、優先されるべきは最も脆弱な人々を死なせないことであり、特に既往症のある高齢者と、限られた人数しかいない最前線に立つ医療専門家やファーストレスポンダー(最初の対応者)を守ることだ。

「これまでは通常の生活に戻ることにばかり重きが置かれてきました」と、リー氏は言う。「しかし今は、そうした期待を持つことはできません」

(文 NSIKAN AKPAN、訳 北村京子、日経ナショナル ジオグラフィック社)
[ナショナル ジオグラフィック 2020年10月10日付の記事を再構成]
 

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コメント
1. AN[1437] gmCCbQ 2020年11月07日 18:22:19 : hGwbgWsB16 : cWpmejF6Z0ZBbFk=[98] 報告
ナニを言いたいのか、よく分からない記事です。
 「集団免疫」にしろ、「ワクチン」にしろ、不安をかき立てるようなことばかり。 しかもどうも「集団免疫」と「ワクチン」が対立する概念であるかのように書かれています。

 「集団免疫」というのは、”なるべく感染対策しないことで感染者を増やして全体の免疫力を上げること”ではありません。(それも”集団免疫戦略”の一つではありますが。)
 「集団免疫」とは、ある結果として、”集団の中の免疫を持っている人の割合が上げることによって新規の感染者が減少すること”、です。
(参考;
https://ja.wikipedia.org/wiki/集団免疫

 ですからワクチン投与によって免疫獲得者を増やしても集団免疫状態にすることが可能です。

 スウェーデンが実行しているコロナ対策は、『ピークカット』戦略と表すのが正しいでしょう。 これは”集団免疫戦略”の一つで、感染者数をコントロールすることで医療崩壊を防ぎつつ、免疫獲得者を増やし、最終的には集団免疫状態を目指すものです。
 逆に”極端なロックダウン”は一時的に感染者数をゼロに近づけることが可能ですが、それでは免疫獲得者は増えませんので、また何らかの機会に感染者が増大することが避けられません(いまヨーロッパで起きている事態)。
 日本がやっているのは、どちらかと云うとスウェーデンに近いのですが、スウェーデンがきちんとPCR検査や抗体検査を行なって、それに基づいて規制をコントロールしているのに対し、日本は行き当たりばったりの危険な政策(というか無策)としか云えません。
 (なんもしない・できない集団免疫戦略というのもあるわけで、それは近代より前の天然痘対策がそうでした。 人類は積極的な対策を採ることは出来ず、ただ神仏に頼るのみだったのですが、その結果100%近い集団免疫状態であったわけです。)

 もう一つ、元記事ではカタールとマナウス市の事例を引いていますが、両方とも引用がないので検証できません。(ググっても見つからない。)

2. 2020年11月09日 11:52:33 : KEKnYEPdII : cHF5SW5Td0tCeHM=[201] 報告
抗体が定着しにくいというのは、エイズウィルスの一部が
コロナに組み込まれているからだろう。
コロナの製作者はうまく考えてつくったと思うよ。
しかし、アビガンの前にはコロナといえどもエボラと
同等の扱いでよいだろう。
不思議なのはワクチンといいつつ、アビガンの名前は
決して挙げないことだ。
よほどアビガンの普及が怖いのだろう。
アビガンが普及すると製薬会社、医者、看護師の何割
かが不要になる。
しかし、アビガンは中国、インド、ロシア、エジプト、
等を通じてどんどん拡散していく。
医師会がいくら、献金しても意味をなさなくなる日も
近い。個人輸入もできる。癌になってもまずアビガン
となるだろう。テロメアにRNA依存性RNAが存在し、
アビガンがそのテロメアの複製を阻害すれば癌増殖
はストップする。その間に免疫機構が働き、その
増殖を停止された癌細胞を敵と認識すれば、癌も
治ってしまう。だから、アビガンを口にする人は
いない。カネ儲けができなくなるからだ。

[スレ主【AN】による初期非表示理由]:その他(アラシや工作員コメントはスレ主が処理可能)デマ禁止
3. 2020年11月10日 22:16:20 : oTswp9pZkQ : QU4uRWxXVHRNd0k=[2] 報告
ファイザーによる有望なコロナワクチンの情報が発表された。有効率90%という当面の結果が記され、申請が進められているとのこと。
 そもそも感染する環境の評価がとても厳しいものとしてみることはできない。したがって、申請が出され利用可能にはなるものの、実質の効果がどうなるかは展開してからでないとなんともいえないのではなかろうか。
 比較的詳しいことが、下記のウェブペ-ジに記されている。

(記)


今回のプレスリリースは、治験開始前にはSRAS-CoV-2に感染していないことを確認し、治験中に感染が確定した94名についての解析結果である。今後、感染者164名に達するまで治験を継続し、最終判断に至る。有効率90%は、「感染者94名のうち90%が偽薬グループであり、ワクチン接種グループは10%未満」を意味する。
ワクチンを接種したグループとプラセボ (偽薬)を接種したグループについて、第2回目の接種をしてから7日目 (第1回接種から28日目)の時点でのデータ解析に基づいている。
安全性マイルストーンを達成次第 (11月第3週を目指している)、FDAに緊急使用許可を申請する。
・・・
ファイザー社のWebサイトによると、第2/3相試験は、4ヶ国120ヵ所で進行中であり、参加者は37,864名に達し (56-85歳が42%)、そのうち、31,062名が2回目の接種を終えている。なお、参加者に占めるアジア系の割合は4%である。
http://crisp-bio.blog.jp/archives/24484684.html

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