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感染症数理モデルとCOVID-19(稲葉 寿/日本医師会HP)
http://www.asyura2.com/20/iryo6/msg/526.html
投稿者 AN 日時 2021 年 2 月 05 日 20:43:09: /YP.3B0UurBCM gmCCbQ
 

感染症数理モデルとCOVID-19
稲葉 寿 東京大学大学院数理科学研究科 教授
日本医師会 COVID-19有識者会議HP 2020-12-18
https://www.covid19-jma-medical-expert-meeting.jp/topic/3925

(要旨)
・今回の新型コロナ流行(COVID-19)は,100年前のスペイン・インフルエンザや90年代におけるエイズ流行に比肩しうるパンデミックであるが,とくにワクチンが開発されない段階における非薬剤的流行制御に関しては,感染ダイナミクスを記述・分析する感染症数理モデルの活用が世界的に広まり,その果たす役割が非常に大きいことが認識されるようになった点に特徴がある。
・しかしながら,緊急事態宣言や行動自粛政策の影響はあまりにも大きく,国レベルにおける社会経済的環境との相互作用も十分に検討されていなかった。理論・数理分析の結果をいかに有効な政策に結びつけるかに関しては多くの問題が残されている。
・一方で,COVID-19の数理モデル分析によれば,緊急事態宣言や自粛行動は一定の成果をあげたと判断される。流行収束を考える上でキーとなる集団免疫理論に関しては,従来の理解では不十分であり,人口の異質性,免疫学的背景を考慮した理論が必要とされることが指摘できる。政策的な議論の一つであった大量検査と隔離に関しては,普遍的検査は流行抑止に対して非常に有効な方法であることが示唆される。

(紹介者は以下の部分(図を含む)がこの記事で最も重要と考え引用しますが、他の大部分は省略しますので、リンク先でお読みください。)

また大量検査の流行抑止手段としての有効性に関しては、國谷・稲葉[4],[19] が、定常的な検査による隔離政策の効果を数理モデルで検討した。実効再生産数Re に対する検査率と社会的距離拡大政策の効果をみてみると、【図表1】に示すように、検査率k がおよそ0.23 以上であればRe < 1 であり、流行の制御が可能と考えられる。特に、検査率k に対してRe が下に凸で減少していることに注意すると、検査率がもともと低い集団で検査率を高めることに大きな効果があるという示唆が得られる。さらに、社会距離拡大政策を同時に行うことで、流行制御に必要となる臨界的な検査率の値を実用的な水準まで低くすることができることに注目すべきである。

4. 稲葉寿(編著) (2020), 「感染症の数理モデル」増補改訂版, 培風館.
19. T. Kuniya and H. Inaba (2020), Possible effects of mixed prevention strategy for COVID-19 epidemic: massive testing, quarantine and so-cial distancing, AIMS Public Health 7: 490-503.
 

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コメント
1. AN[1786] gmCCbQ 2021年2月05日 21:07:27 : 7TkzMLzxKM : cGh5emt2eldjV2M=[293] 報告
論文調の文章なので難解ですから、かみ砕いて解説しますと;

・検査&隔離を全国民の23%まで拡大すると、新コロの拡大を阻止できる。

・社会的距離拡大政策(8割おじさんが言ってるヤツ)を併用することで、検査&隔離の数を減らすことが出来る。
 例えば、社会的距離拡大が3割ならば、検査&隔離は全国民の約12%で良いし、社会的距離拡大が5割ならば、検査&隔離は全国民の約4%で良い。
 (逆に云うと、検査&隔離を十分に行なえば、ロックダウンや自粛は必要ない。)

・検査&隔離は検査率がもともと低い集団(日本がそれ)で検査率を高めると大きな効果がある。
 逆に、検査率が2割を超えると効果は弱まる。 つまり費用対効果比(コストパフォーマンス)が悪くなる(=全数検査する意味は無い)。

 ちなみに、日本のこの1年間での累計検査人数は国民の約4%です。 記事には時間のことは書いてありませんが、直感的にはダラダラやっても効果は薄くて、短期間でやることが肝要なんじゃないでしょうか。

 ということで、少々古い記事ですが、重要だと考え、アップしました。

2. 2021年2月06日 13:08:42 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4094] 報告
某ワイドショーでも約一年前から同じこと言ってますけどね。
政府はその番組を監視してるはずですから、その主張を知らないはずは無いのですけど、未だ検査を大量にやるって話は出ませんね。
政府が馬鹿だと国民も苦しむのですけど。

こういう検査は別にPCR検査に拘らなくても、抗原検査でも充分効果があるとか聞きましたけど?

3. AN[1789] gmCCbQ 2021年2月06日 23:33:11 : 7TkzMLzxKM : cGh5emt2eldjV2M=[296] 報告
>>2.さん
>某ワイドショーでも約一年前から同じこと言ってますけどね。
 TV、とくにワイドショーはほぼ見ないものですが、この稲葉寿って人も出演しているんですか? それとも同様のことを言っている別のタレントがいるんでしょうか? このような主張は見たことがないんです。

 SIRモデル自体もニュースには登場しませんよね。 なんたって難解だから。 「微分方程式」なんて小生も聞いただけで逃げたくなります(笑)
 でも仕方なくもう一度眺めてみたんですけど、どこにも「感染者Infectedの隔離」って云う概念が無いんですね。 ですからk隔離の概念をSIRモデルに導入したというのは、凄いアイデアだと感心しています。

>こういう検査は別にPCR検査に拘らなくても、抗原検査でも充分効果があるとか聞きましたけど?
 kは検査のケ♪……じゃなく隔離のカ、なので(これは小生の勝手な創作)、検査方法はどうでも良いのですね、隔離することに意義がある、というのが稲葉&國谷氏の主張です。

>政府が馬鹿だと国民も苦しむのですけど。

 小生は「馬鹿(ばか)ではなく悪(わる)」だと考えております^^;

4. パレオリベラル[1094] g3CDjINJg4qDeIOJg4s 2021年2月07日 14:44:09 : 72whU6Pp4d :TOR U0RuQ0ZBMUszNEE=[24] 報告
ニューヨークタイムス
「中国とロシアワクチンを信用すべき時がきた」

宋文洲氏
「悪口を言ってき米国マスコミも、中国ワクチンとロシアワクチンを認めざる得ない
これだけ世界に広がったのでこの以上悪口を言うとただのバカに見えるからだ」
https://twitter.com/sohbunshu/status/1358210182619099137

政治は科学には勝てない。

5. ぢっとみる[1795] gsCCwYLGgt2C6Q 2021年2月07日 15:25:18 : LLC16YRhF6 : ZGEwWi9qMFkwMms=[1209] 報告
>> 4. パレオリベラルさん
>
> ニューヨークタイムス
> 「中国とロシアワクチンを信用すべき時がきた」

中露だけじゃなく、キューバなども、
“西側”と違って、
医学は(カネ儲けの道具じゃなく)人を助ける、救うためにある。
という考え方が(まだ)基本にある。

アメリカは確かに、最先端医療技術をリードしているかもしれないが、
しょせん、それらは貧乏人はもちろん、
普通に生計を営む人々にとっても手の届かないものだ。

(本当かどうかは分からないが)
チューゴクでは、臓器移植のために死刑囚の臓器を使っている。という。
しかし、移植を受けにチューゴクを頼って行っているのは、
ほとんど欧米、カナダ、日本などの金持ち連中なのは確かだ。
(奴ッポンにも、チューゴクを見習って、臓器移植で儲けたい医者ゴロが居る。)

6. 2021年2月08日 20:51:03 : niyy4hTwUA : OHU1UGRCUHhtN0k=[4107] 報告
>>3
同様のことを言う学者は世界中に居ると思いますよ。
某ワイドショーの出演者が、「検査すりゃ減る」って同じようなことを言ってましたから。
その人は学者じゃないですけど、「検査しろ」「検査しろ」って言いつづけてますよ。
まあ、深く考えなくても誰でも思いつくことでもあります。
それを数理モデルとして研究したのが、その稲葉という人なんでしょ?
違いますか?
7. AN[1798] gmCCbQ 2021年2月08日 22:46:49 : 7TkzMLzxKM : cGh5emt2eldjV2M=[305] 報告
>>6.さん

 本当の話「ワイドショー」は絶対に見ないので、何が言われているのかは、ネットニュースか、阿修羅の記事からしか分かりません。
 「検査しろ」って言いつづけているのは、岡田春江氏くらいしか知りません。
 その岡田春江氏の動画は見たことがありますが、「検査すりゃ(感染者は)減る」というニュアンスじゃなかったんじゃないかなぁ(すいません、あとで確認しておきます)。
 それから、本庶佑氏の主張はネットですぐ確認出来ますが、「感染者を減らす」とは言っていませんね。
 あと、渋谷健司氏の「国民全員にPCR検査を」も、「死亡者(重症化)を減らす」ためのようでした。
 (お二方とも「ワイドショー」常連ではないので、証拠のリンクは省略します。)

 逆にPCR検査はウヨタレント全員が反対してるんでは?
 タレント以外では、岩田健太郎氏とか。

 となわけで、「深く考えなくても誰でも思いつくこと」かも知れませんが、小生には「コロンブスの卵」に思えましたので、アップさせていただきました。

8. AN[1799] gmCCbQ 2021年2月09日 00:02:04 : 7TkzMLzxKM : cGh5emt2eldjV2M=[306] 報告
「岡田春江 PCR」でググっていて見つけたのがこれ。

・#670 テレビ朝日「モーニングショー」で岡田晴恵教授「数式はまったく」と。PCR検査数を4倍なら制限なしでの数字|みやわきチャンネル(仮)
https://www.youtube.com/watch?v=O4KzOPz53V0

 これの日付が2020/05/09!
 この中で「SIQRモデル」というのがチラっと出てきます。
 それがこの論文;
・Analysis of the outbreak of COVID-19 in Japan by SIQR model
・Infectious Disease Modelling Volume 5, 2020, Pages 691-698
・Takashi Odagaki(小田垣孝、ウィキに項目あり)
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2468042720300439

 Qというのは、「quarantined patients(隔離された患者)」の略です。

 結論は、T. Kuniya and H. Inaba (2020)論文と全く同じ:「検疫率(実は隔離)を上げることは、いかなる形態の社会的封鎖よりも効果的な手段であることがわかりますことがわかります」。

 この説、あのモーニングショーで紹介されたとのことなんですが、「みやわき」氏によれば、岡田春恵氏が「根拠無く絶賛」し、「みやわき」氏が擬陰性はどーするとケナしたので?全く世間に広まらなかったようです。

 またT. Kuniya and H. Inaba (2020)論文は、
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7505788/
で読むことが出来ますが、これには小田垣論文は全く引用されていません(ヒデー話だよ)。

 どちらの論文にしろポイントは「隔離をしっかりすれば、ロックダウンやマスクなんて要らないよ」または「隔離・ロックダウン・マスクを上手く組み合わせたら、最小限の犠牲で新コロ禍を乗り切れるよ」ってことですね。

 (んで、岡田春恵氏が「どうしてPCR検査が必要なのか」を語っている動画は発見出来ておりません^^;)

9. AN[1800] gmCCbQ 2021年2月09日 00:04:39 : 7TkzMLzxKM : cGh5emt2eldjV2M=[307] 報告
>>8. 訂正:
 「ことがわかりますことがわかります」はコピーミスです><

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