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黒沢清 Retribution 叫 (日活 2006年)
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投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 28 日 17:22:37: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 黒沢清 CURE キュア(大映 1997年) 投稿者 中川隆 日時 2020 年 9 月 18 日 20:46:10)

黒沢清 Retribution 叫 (日活 2006年)



監督 黒沢清
脚本 黒沢清
音楽 `島邦明
撮影 芦澤明子
公開 2006年9月3日(VIFF)
製作会社:東京放送、エンタテインメント・ファーム、エイベックス・エンタテインメント、オズ、日活


主題歌:中村中「風になる」(avex trax)



『叫』(さけび)は、2006年の日本映画。黒沢清監督・脚本、役所広司主演によるミステリー・ホラー映画。2006年からヴェネツィア国際映画祭など各国の映画祭で上映され、日本では2007年2月24日に公開された。



あらすじ


東京湾岸の埋め立て地帯で、3件の殺人事件が相次いで発生する。市川信也(田中良)が婚約者の柴田礼子(秋吉砂喜子)を殺し、医師の佐久間昇一(中村育二)が息子の勇介(佐藤貴広)を殺し、OLの矢部美由紀(奥貫薫)が社長の小野田誠二(野村宏伸)を殺す、いずれのケースにおいても、加害者が被害者の顔を水たまりに押しつけて海水で窒息死させる、という手口は共通していた。


刑事の吉岡登(役所広司)は、捜査を進めていくうち、自分の指紋やボタンなどが現場に残されていることに気づく。同僚の宮地徹(伊原剛志)からも疑いの目を向けられる中、自分が犯人なのではないかと考えはじめた吉岡は、精神科医の高木(オダギリジョー)の元を訪ねるが、はっきりしたことは分からない。そんな折、赤い服の女(葉月里緒奈)の幽霊が吉岡の前に現れるようになり、彼の混乱は深まるばかりとなる。


いま、吉岡が唯一落ち着ける時間は、恋人の仁村春江(小西真奈美)と一緒に過ごすときだけである。一旦は二人で遠くへ旅立とうとするが、吉岡は春江だけを行かせて、自分はここに留まることを決意する。吉岡がさらに調べを進めた結果、赤い服の女の生前の居場所は、吉岡が15年前にフェリーで通り過ぎた記憶のある療養所だった、と判明する。赤い服の女は、そこで虐待を受けた末に命を落としたのだった。そして、彼女の呪いにかけられた者は親しい人間を殺さなければならず、吉岡は自分も半年前に春江を海水で窒息死させていたことを思い出す。現在は廃墟となった療養所を訪れた吉岡に、赤い服の女は「あなただけ許します」と言い残して姿を消す。吉岡は、赤い服の女の遺骨をバッグに詰める。同じ頃、吉岡のアパートに侵入した宮地は、部屋の中を探っていたところ、床の上の洗面器に吸い込まれてしまう。その後、吉岡は自宅に戻り、春江の遺骨を拾い上げ、同じバッグに詰める。バッグを抱えた吉岡が人気のない大通りを歩いてゆく中、「わたしは死んだ。だから、みんなも死んでください」という赤い服の女の声がこだまする。春江は、風に髪をなびかせながら、こちらに向かって何かを叫んでいるが、その声は誰の耳にも届きはしない。


キャスト


吉岡登:役所広司
仁村春江:小西真奈美
赤い服の女:葉月里緒奈
宮地徹:伊原剛志
精神科医・高木:オダギリジョー
作業船の船員:加瀬亮
刑事・桜井:平山広行
矢部美由紀:奥貫薫
小野田誠二:野村宏伸
佐久間昇一:中村育二
検死官・古屋:村木仁
刑事:井上肇
看護婦:三宅尚子、長宗我部陽子
佐久間勇介:佐藤貴広
資料係:渡辺憲吉
柴田礼子の母:水木薫
柴田礼子:秋吉砂喜子
市川信也:田中良
若い医者:鈴木直
交通課の巡査:坂本一敏
オノダ貿易従業員:渡邉紘平
赤い服の女の母:石井育代
乳児:星樹希
刑事:浜近高徳、藤岡大樹、井上浩
警官:松本良、三田直弥、植木信博、西川義郎
鑑識:古屋治男、藤岡太郎、安田昌平
叫びの声:牧野芳奈



評価
梅本洋一は、『LOFT ロフト』が「多方向に逸脱を続けることで、映画に新たな可能性を拓いた」のに対し、『叫』には「逸脱がない代わりに、極めて高い完成度」がある、と評した[1]。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AB
 

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コメント
1. 2020年9月30日 08:38:47 : TizLKKbkrg : VmdVLnozMlAxYVU=[2] 報告
『叫』40点(100点満点中)
SAKEBI - Retribution 2007年2月24日シネセゾン渋谷ほかにて全国ロードショー 2006年/日本映画/104分/配給:ザナドゥー、エイベックス・エンタテインメント、ファントム・フィルム
https://movie.maeda-y.com/movie/00870.htm

光る要素はあるが、クロサワ作品としては平凡

黒沢清監督は、世界的にも評価の高い日本のホラー映画監督の中でも、間違いなくトップクラスに入る実力者といえる。その最新作『叫』は、彼の作品ではおなじみの役所広司を主演に据えたミステリ色の濃い幽霊ものだ。

湾岸地帯で女の死体が発見された。主人公の刑事(役所広司)は手口から連続殺人とあたりをつけ捜査を開始するが、その後死体周辺から自分の指紋が発見されるなど、不可解な出来事を目の当たりにする。もしや、知らぬ間に自分が殺ったのか……? 自分自身の存在にすら自信を持てなくなった男の周辺に、やがて赤い服を着た謎めいた女が現れるようになり……。

どんでん返しのある殺人事件ものだが、いくらなんでもこれをミステリとして売るのは無理がある。この監督にとっての新機軸というが、これはやはりいつもの純粋なホラームービーだ。では、それとしてその出来はどうかというと、全体的に少々物足りないといったところ。

確かに、随所に黒沢監督らしさは出ている。たとえば、ワンカットで見せる人間飛び降りのショッキングシーンや、終盤における水に関連するある場面。こうした映像はVFXが発達した現代の映画に慣れた観客さえも、はっとさせるものがある。おそらく黒沢監督の過去作品を見たことがない人がこれを見たら、相当な恐怖を感じるだろう。

見慣れた現代の街をまるで別世界のように感じさせる、黒沢フィルターとでもいうべき独特の映像作りも健在。イエローがかった空、街なかだというのに他者の存在をまったく感じさせない荒涼感、輪郭さえはっきりしない廃墟のビル。屋外で繰り広げられる室内劇とでもいいたくなる"黒沢ワールド"は、いつもどおり堪能できる。

これは不気味な風景を見つけてくるロケハンの能力か、あるいはどんな場所でもこの監督にかかるとこうなってしまうのか。いずれにせよ、この緊張感は何物にも代えがたい。

しかし『叫』には、残念ながらそれ以上の魅力を感じがたい。動機不明瞭な展開も、少々意外な結末も、定番の幽霊ものの枠を超えておらず、「この程度か」の思いを禁じえない。どうしても期待が大きいために、評価は辛くなってしまう。黒沢ファン以外の方には、これから入るのではなく、できれば定評のある他の過去作品を先に見てもらいたいと思う。
https://movie.maeda-y.com/movie/00870.htm

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