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コロナの後遺症
http://www.asyura2.com/20/reki4/msg/1225.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 12 月 24 日 11:00:58: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: コロナ死の8割超は重症者にあらず 衝撃の調査結果! 投稿者 中川隆 日時 2020 年 11 月 26 日 20:22:19)

コロナの後遺症

元重症患者が語る“コロナの恐怖”と後遺症
2020/12/23


元重症患者が語る“コロナの恐怖”と後遺症

命を救う最後の砦「ECMO」による治療を受け、2か月もの間、意識がなかった男性。退院した今も、酸素ボンベが手放せず後遺症に苦しんでいました。新型コロナの重症化の恐ろしさを経験した男性が、いま伝えたいことは。

■手放せない酸素ボンベ 2か月がたった今でも

新型コロナウイルスに感染し、約4か月もの間、集中治療室に入院していた元重症患者の60代の男性。男性は10月に退院しましたが、退院から2か月がたった今でも背中のバッグの中には酸素ボンベがありました。心拍数を測定する機械も手放せない状態だといいます。 

「歩いていてちょっと息苦しいなと思ったら機械で数値を測って、 (数値が高ければ)これちょっと止まらないと、と。まだ数値をみながらですね。 先生たちも『早く歩くな』って。動いたら心臓と…酸素が…」 

男性は、息をきらしながら話します。

「退院後スーパーに行く時、徒歩5〜6分の距離なのに25分くらいかかりました」 

 
■苦痛に「死んだほうが…」

男性が体に異変を感じたのは、3月のことでした。その当時のことを、次のように語ります。

「『風邪だな』と思って病院に行って、4日くらい薬を飲んでましたが、 薬がなくなり病院に行こうと思ったら、体が起き上がらなくて。 救急車を呼んで、そのまま寝込んでしまい、それから記憶がありません」 

 
搬送されたのは、重症患者を受け入れる都内の病院。 人工呼吸器を使っても呼吸ができないほど肺が弱っていたため、 命を救う“最後の砦”人工肺ECMOによる治療を受けることになりました。 一般的に2週間ほどでECMOが外れる人が多い中、男性は約2か月という長期間の装着。 その間、意識がありませんでした。そして、目覚めたときには―― 

「天井が真っ白で、天国にいったのかな、と思ったら横に看護師さんがいて。 『これは病院だ。私は助かったんだ』と」 「パイプがいっぱいついているし、両手両足は縛られ、しゃべれないし動けない。 意思の疎通ができない上に、栄養をとるための鼻のパイプや胸に開けた穴がすごく痛くて。毎日痛い思いをした」 

 
会話ができるようになったのは7月、この頃も男性は、集中治療室に入院していたといいます。 

「息をするのがやっと。空気が吸えないっていうのがすごく苦しかった。 ちょっと動いただけで痰がつまり、水も飲めず、会話もできなくて意思の疎通がとれないとストレスもたまり、 こんなに苦しいなら死んだ方がいいって。 」 

その後、つらい治療を乗り越え、一般病棟でリハビリを開始。 約半年間という長い入院期間を終えて、ようやく退院することができました。

■ 深刻な後遺症 「太ももにずっと石を乗せている感じ」

入院前は飲食店に勤務していた男性。仕事への復帰を望んでいますが、 深刻な後遺症に悩まされています。 

「先生からは、酸素ボンベをつけておかないと酸素が少なくて倒れる可能性があると。 普通の人の肺が100%ならまだ70%くらいしか機能していない。だから歩いたりすれば呼吸は結構苦しくなる」 

男性は、影響があるのは肺だけではないと語ります。

「手がしびれている。両腕ですね。足の太ももにずっと石を乗せている感じ。 あと足の裏が、歩くと骨と肉が重なってすごく痛い。 体質も変わり、頭と顔にあせをすごくかく。今までそんなことはなかったんですが。 (できないことが)いっぱい、いっぱいありますよ。 どうやって生活していったらいいのかっていう状況。 来年になって治ってくれたらいいなと」 

  
新型コロナの重症化の恐ろしさを経験した男性が、いま、伝えたいこととは。 

「マスクとうがいと手洗いを家に帰ったら必ずする。 店に入ってもうがいできる状況ならうがいをする。家に帰ったら服を着替えて除菌する。本当に一人一人が気をつけないといけない。 先生曰く、助かったのは奇跡だからと。 実際に僕みたいに後遺症が残った人じゃないとわからないと思うんですよね。 それを僕は皆さんにわかってもらいたいというか。  コロナってこんなに恐ろしいんだなって」

(2020年12月17日放送 『news zero』より)

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e5%85%83%e9%87%8d%e7%97%87%e6%82%a3%e8%80%85%e3%81%8c%e8%aa%9e%e3%82%8b%e2%80%9c%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%81%ae%e6%81%90%e6%80%96%e2%80%9d%e3%81%a8%e5%be%8c%e9%81%ba%e7%97%87/ar-BB1caMNf  

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コメント
1. 2021年1月12日 15:28:14 : ihoF0lzm7w : QkNjZzd4eGdjNUU=[28] 報告
退院半年、7割超に後遺症 武漢の患者、中国で研究結果
朝日新聞社 2021/01/12
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e9%80%80%e9%99%a2%e5%8d%8a%e5%b9%b4%e3%80%817%e5%89%b2%e8%b6%85%e3%81%ab%e5%be%8c%e9%81%ba%e7%97%87-%e6%ad%a6%e6%bc%a2%e3%81%ae%e6%82%a3%e8%80%85%e3%80%81%e4%b8%ad%e5%9b%bd%e3%81%a7%e7%a0%94%e7%a9%b6%e7%b5%90%e6%9e%9c/ar-BB1cFeQ6


 新型コロナウイルスの感染が最初に拡大した中国・武漢市の医師らでつくる研究チームが、拠点病院の患者約1700人の7割以上に退院から半年が経っても後遺症とみられる症状があったとの研究結果を英医学誌ランセット(電子版)に発表した。新型コロナをめぐっては、世界各地で後遺症が報告されている。

 発表は1月8日付。同市で最も早くから患者を受け入れた「金銀潭病院」の医師らが参加した研究チームは、昨年1月〜5月に退院した人を対象に、退院日からおよそ半年がたった時点で診察と身体検査、6分間の歩行テストを実施。結果が得られた約1700人のうち、何らかの症状があった人は76%に上った。

 最も多かったのは「倦怠(けんたい)感や筋力低下」(63%)で、「睡眠障害」(26%)、「不安やうつ」(23%)が続いた。こうした傾向は「SARS(重症急性呼吸器症候群)患者の追跡調査と一致する」としている。「脱毛」(22%)や「嗅覚(きゅうかく)異状」(11%)も比較的高い割合を示した。

 さらに約350人に肺機能の検査をしたところ、入院中に高機能機器による酸素吸入治療を受けた重症患者の56%は肺機能が低下していた。酸素吸入をしなかった人でも肺の機能低下は22%に上ったという。

 武漢市では昨年3月までの約3カ月の間に感染が拡大し、確認された発病者が約5万人、死者が3869人に上った。5月に住民全員のPCR検査が実施され、6月以降は無症状者も含めて新たな市中感染者は確認されていない。(瀋陽=平井良和)

2. 2021年1月13日 13:11:58 : BWio5bIwzA : dUFaY1B6VVRwaXc=[20] 報告
コロナ感染のネコ 無症状でも肺にダメージ
1/8(金) 20:09配信


東京大学医科学研究所の研究チームは新型コロナウイルスに感染後、回復したネコには、無症状であるにもかかわらず長期間、肺にダメージが残ることが分かったと発表しました。

東京大学医科学研究所の河岡義裕教授らは、ネコを新型コロナウイルスに感染させた上で、まず、全身の臓器を調べウイルスが効率良く増殖する臓器がどこか調査したということです。

すると鼻や気管では感染6日目までウイルスの増殖が見られた一方で、肺ではウイルスの増殖が少ししか見られず、速やかにウイルスが排除されていることが分かったとしています。

この間ネコは全く無症状だったということですが、肺にはダメージが残っていて感染から4週間たっても、慢性化した炎症が見られることも分かったということです。

河岡教授ら研究チームではこれらの結果からネコが無症状であっても、新型コロナウイルスによって、知らぬ間に呼吸器に損傷を負っている可能性があることを示しているとしていて、「飼い主はその点を留意し、ネコは感染させないように飼育することが肝要だ」としています。

また、これらの結果から人においても同様に一度ウイルスに感染すると回復後でも、肺で後遺症が長期的に続いている可能性が考えられるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c74f4b4f03cbbee0f9c7f49595c6ab56c9e6768e

3. 2021年1月15日 11:11:01 : 4KxyW7JbrY : NkpSMXBPdG5Hdm8=[16] 報告
寝たきりで解雇も…「コロナ後遺症軽んじないで」 だるさ、痛み、脱毛…「退院しても終わらず」
2021年1月15日

 息苦しさや体の痛み、脱毛、抑うつ症状―。新型コロナウイルス感染が急拡大する中、後遺症の問題が深刻化している。多様な症状が続くのが特徴で、体調悪化から寝たきりとなり職場を解雇されるケースも。後遺症に苦しむ人たちは「退院しても終わらないのがコロナの怖さ」「後遺症治療にも支援を」と訴える。(安藤恭子)


◆感染半年…「今も感覚が狂い、自分でないみたい」

 昨年7月にコロナの陽性が判明した東京都内の20代男性会社員は、微熱や頭痛が11月まで続いた。半年近くたった今も味覚や嗅覚がなく、「感覚が狂い、自分が自分でないみたい」と話す。大好きだったカップ焼きそばも「味がなくて麺はまるでゴムのよう」。友達に感染の事実すら打ち明けられず、外食も楽しめなくなった。

コロナ後遺症に悩むネット上の投稿を見ると「苦しんでいるのは自分だけじゃないとほっとする」と話す男性=東京都内で(本人提供)
コロナ後遺症に悩むネット上の投稿を見ると「苦しんでいるのは自分だけじゃないとほっとする」と話す男性=東京都内で(本人提供)

 「おいしいって感覚がないまま、一生暮らすのか?治るかどうか分からないのが今の最大の不安」と男性。耳鼻科に通い、漢方薬や、アロマオイルをかぐ療法も試したが改善しない。国が盛んに言うワクチン接種も既に感染した人には遠い話で、孤立感は強まる。「後遺症の問題や治療薬の開発にも、もっと目を向けてほしい」

◆1カ月後、頭髪の脱毛が突然始まる

 都内の40代女性は昨年10月中旬に発症し、11月下旬に突然、頭髪の脱毛が始まった。毎日抜ける毛の量は集めるとゴルフボール大に。髪の量は半分ほどに減った。「頭を洗うたび、ドライヤーをかけるたび、髪の毛が抜けていくのを見ると絶望的。お風呂の時間が恐怖でたまらない」

コロナの後遺症で抜けたとみられる女性の洗髪後の毛玉=本人提供


 ウィッグの購入や漢方治療にも費用がかかる。「退院したら終わり、とならない。職場復帰できないほど、症状が重い人もいる。国には少しでも金銭的な支援を検討してほしい」と、この怖さが広く理解されることを願う。
                        ◇
 国立国際医療研究センター(東京)の研究班が昨年10月に発表した論文によると、63人の退院患者から回答を得た結果から、呼吸苦や嗅覚障害、倦怠感などの症状は、発症から120日たっても続いていることが分かった。脱毛のように発症から時間を置いて出現する症状もある。


◆40代が最多、女性患者が男性の1.5倍に

 800人近い後遺症患者を診てきた「ヒラハタクリニック」(東京都渋谷区)の平畑光一院長(42)によると、95%の患者に倦怠感がみられ、気分の落ち込みや思考力の低下を訴える人も多い。年代では40代が最多で女性患者の数は男性の1.5倍に上った。「臓器を侵すウイルスに抗体が過剰に反応し、自らの身体を攻撃する。いわば『免疫の暴走』が後遺症を起こしているのではないか」と話す。

 倦怠感があるのに無理に働いた結果、後遺症の悪化で寝たきりとなり解雇された人や、散歩しただけで悪化したケースもあったという。悪化を防ぐには、コロナ療養後も運動を控えることが重要とみる。

 平畑さんは「まずは国や行政にコロナ後遺症を深刻な問題と認知してもらいたい。その上で、宿泊療養などを終えた患者に3〜4カ月の静養を促す仕組みをつくるだけでも、後遺症の防止につながる」と訴えた。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/79927

4. 中川隆[-7846] koaQ7Jey 2021年1月29日 10:56:47 : lCFpvpaZf6 : TDBDWC5EOGQudTI=[10] 報告
新型コロナが引き起こす身体の異常が次々発覚(2021年1月28日)
2021/01/28




スペインの研究チームが感染初期の兆候として「コロナ舌」と呼ばれる異常が発生する事があるとした報告書をまとめました。どんな症状なのでしょうか。

 舌にできた大きな斑点。これは、新型コロナウイルスによる体の異常だといいます。

 確認されたのはスペイン。世界各地で“コロナ舌”と報じられています。

 スペインの研究チームが新型コロナウイルスの304人の感染者を調査すると、感染者の4人中1人が舌に異常を感じたといいます。舌が腫れることもあり、歯形が付いてしまうほどです。感染初期に起こる兆候で、味覚を失うといいます。

 そして、10人中4人は手や足に異常を感じ、手の平には小さなしみ。熱を感じたり、赤く変色していることも確認されました。

 さらに、アメリカではたとえ陰性が出てもウイルスが脳に残り、死に至る可能性があることを発表しました。

 新型コロナウイルスに感染させたマウスの実験。肺のウイルスレベルがピークを越えた後、脳から高いレベルのウイルスが検出されたというのです。

 研究者のクマール助教授によりますと・・・。

 ジョージア州立大学、ムケシュ・クマール助教授:「脳はウイルスが隠れるために好む場所の一つ。一部の患者のなかではウイルスが脳に到達してしまい、脳の中で増えてしまったウイルスが回復したはずの患者を死に至らすことがある。そして、死ななくてもある種の神経学的症状を引き起こし続けている」

 感染後、PCR検査で陰性と結果が出ても脳にウイルスが残っている可能性があるといいます。

 パーキンソン病などの神経系の疾患のリスク高まると警戒を呼び掛けています。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
5. 2021年2月05日 09:21:03 : rbwCQpuSgs : eEc0YkNkUVZqY0E=[1] 報告

コロナ後遺症の実態 退院後も疲労感や呼吸困難
2020年8月8日

回復後も発症前の生活をなかなか取り戻せない…そんなケースが数多く報告されて

新型コロナウイルスの感染者数が全世界で1600万人を突破するなか、このウイルスに感染・発症し、回復した患者の後遺症に関する情報も少しずつ蓄積されてきました。日本国内では、7月に入って、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症し、軽症で済んだ若い患者が、PCR検査が陰性となった後も体調不良に悩み、元の生活になかなか戻れないなど、この感染症の後遺症と考えられるケースが報道されています。

世界でも、新型コロナウイルス感染症の回復後の患者を苦しめるさまざまな症状について調べた論文が、次々と発表されています。それらをいくつか紹介していきましょう。

軽症患者の半数に、1カ月後も味覚や嗅覚の異常
まずは、回復後も続く味覚障害と嗅覚障害について調べたイタリアの論文[注1]です。嗅覚や味覚の異常は、新型コロナウイルス感染症の初期症状として多く報告されていますが、イタリア・パドヴァ大学の研究者らは、こうした症状が1カ月も持続する患者が少なくないことを明らかにしました。

対象となったのは、新型コロナウイルス感染症の発症時点で味覚障害または嗅覚障害があった113人の軽症患者です。これらの患者の経過を4週間後まで追跡したところ、55人(49%)は味覚障害・嗅覚障害の症状が消失していましたが、症状は改善したものの持続していた患者が46人(41%)、症状が継続または悪化していた患者が12人(11%)いました。これらの症状の持続は、新型コロナウイルスの感染の持続とは関係していませんでした。

入院した患者、退院しても約9割に何らかの症状が持続
やはりイタリアで行われた別の研究では、新型コロナウイルス感染症で入院治療を受け、2回のPCR検査で陰性が確認されて退院した患者143人がその後に経験した、さまざまな症状について報告しています[注2]。

143人の平均年齢は56.5歳、女性が37%でした。18人(13%)はICUに入院した患者で、77人(54%)が酸素療法を受けており、21人(15%)は非侵襲的な機械的人工換気(マスク式の人工呼吸器による換気)を、7人(5%)は侵襲的な機械的人工換気(気管チューブ、気管切開チューブなどを介した人工呼吸器による換気)を受けていました。入院期間の平均は13.5日でした。

発症から平均60.3日、退院からは36.1日の時点で、持続する症状の有無を調べたところ、症状がなかった人は18人(13%)にとどまり、残る125人(87%)には何らかの症状がありました。

持続していた症状として最も多かったのは疲労感(53%)で、続いて呼吸困難(43%)、関節痛(27%)、胸痛(22%)が多く報告されました。ほかには、せき、嗅覚異常、乾燥症、鼻炎、目の充血、味覚異常、頭痛、たん、食欲不振、咽頭痛、めまい、筋肉痛、下痢などが継続していました。症状の数が1つから2つだった人が46人(32%)、3つ以上あった人が79人(55%)で、QOL(生活の質)の低下は63人(44%)に認められました。

[注1]Boscolo-Rizzo P, et al. JAMA Otolaryngol Head Neck Surg. Published online Jul 2, 2020.

[注2]Carfi A, et al. JAMA. Published online July 9, 2020.

米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)を率いるAnthony Fauci(アンソニー・ファウチ)氏は、7月9日に行われた国際エイズ学会の新型コロナウイルス感染症プレスカンファレンスで「新型コロナウイルス感染症を発症し、治療を受けた後で、かなりの人が筋痛性脳脊髄炎(以前は慢性疲労症候群と呼ばれていた)に似た症状を示し、疲労感が強く、頭にモヤがかかったような状態で、集中できない日々が続いて、発症前の生活をなかなか取り戻せない、という話を聞いている」と語っています[注3]。

退院3カ月後も7割のCT画像に異常 4人に1人は肺機能異常

新型コロナでは退院後も後遺症に悩まされる患者が多いことが分かってきました。(写真提供:NIAID)
新型コロナウイルスの後遺症は、こうした自覚症状だけにとどまりません。中国鄭州大学などの研究者たちは、新型コロナウイルス感染症にかかり、退院した55人(軽症4人、中等症47人、重症4人)の患者について、退院3カ月後の胸部CT画像や肺機能を調べました[注4]。

その結果、35人(64%)に、退院後3カ月の時点でも新型コロナウイルス感染に関連した症状が残っていました。また、39人(71%)の胸部CT画像にさまざまな程度の異常が認められ、肺機能の異常も14人(25%)に見られました。

厚労省や呼吸器学会も調査に乗り出す
こうした情報に基づいて、日本の厚生労働省も7月10日、約2000人を対象に新型コロナウイルス感染症の後遺症についての調査を8月に開始すると発表しました。同省は、新型コロナウイルス感染症を発症し、退院後もさまざまな後遺症に悩む症例が医療現場から数多く報告されているものの、原因が明らかではないという事態を重視。重症者、軽症者からそれぞれ約1000人ずつ選んで、呼吸器の機能低下を中心に原因究明を進めることになっています。日本呼吸器学会も7月17日に、この問題に関する調査・研究を開始すると発表しました[注5]。

新型コロナウイルス感染症は2020年2月に感染症法上の指定感染症として定められたため、発症した人の医療費は、PCR検査の時点から公費で賄われます。しかし、PCR検査で陰性になり、退院が認められた後にも持続している症状や、新たに現れた症状に対する治療を受ける場合、自己負担は免れません。

若いから感染しても軽く済むだろう、あるいは、治療費は国が出してくれるから感染しても大丈夫、などと考えることは危険です。後遺症のような症状が長く続けば、身体的・精神的な苦痛に加えて、医療機関に通う時間も医療費もかかります。発症前の生活に戻るまでに、何週間も、何カ月もかかるかもしれません。「新しい生活様式」の下、日常生活を営んでいくためには、また、少しでも元の状態に近づけるためには、1人1人が、引き続き油断せずに感染予防策を徹底していくことが欠かせません。

[注3]The Myalgic Encephalomyelitis Action Network. July 10, 2020.

[注4]Zhao Y, et al. EClinicalMedicine. Published online July 14, 2020

[注5]日本呼吸器学会 COVID-19後遺症の実態調査・研究についてのお知らせ

[日経Gooday2020年7月29日付記事を再構成]
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62225110T00C20A8000000/

コロナ後遺症の実態 退院後も疲労感や呼吸困難
2020年8月8日

回復後も発症前の生活をなかなか取り戻せない…そんなケースが数多く報告されています。(C)Aleksandr Davydov-123RF
日経Gooday(グッデイ)
新型コロナウイルスの感染者数が全世界で1600万人を突破するなか、このウイルスに感染・発症し、回復した患者の後遺症に関する情報も少しずつ蓄積されてきました。日本国内では、7月に入って、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症し、軽症で済んだ若い患者が、PCR検査が陰性となった後も体調不良に悩み、元の生活になかなか戻れないなど、この感染症の後遺症と考えられるケースが報道されています。

世界でも、新型コロナウイルス感染症の回復後の患者を苦しめるさまざまな症状について調べた論文が、次々と発表されています。それらをいくつか紹介していきましょう。

軽症患者の半数に、1カ月後も味覚や嗅覚の異常
まずは、回復後も続く味覚障害と嗅覚障害について調べたイタリアの論文[注1]です。嗅覚や味覚の異常は、新型コロナウイルス感染症の初期症状として多く報告されていますが、イタリア・パドヴァ大学の研究者らは、こうした症状が1カ月も持続する患者が少なくないことを明らかにしました。

対象となったのは、新型コロナウイルス感染症の発症時点で味覚障害または嗅覚障害があった113人の軽症患者です。これらの患者の経過を4週間後まで追跡したところ、55人(49%)は味覚障害・嗅覚障害の症状が消失していましたが、症状は改善したものの持続していた患者が46人(41%)、症状が継続または悪化していた患者が12人(11%)いました。これらの症状の持続は、新型コロナウイルスの感染の持続とは関係していませんでした。

入院した患者、退院しても約9割に何らかの症状が持続
やはりイタリアで行われた別の研究では、新型コロナウイルス感染症で入院治療を受け、2回のPCR検査で陰性が確認されて退院した患者143人がその後に経験した、さまざまな症状について報告しています[注2]。

143人の平均年齢は56.5歳、女性が37%でした。18人(13%)はICUに入院した患者で、77人(54%)が酸素療法を受けており、21人(15%)は非侵襲的な機械的人工換気(マスク式の人工呼吸器による換気)を、7人(5%)は侵襲的な機械的人工換気(気管チューブ、気管切開チューブなどを介した人工呼吸器による換気)を受けていました。入院期間の平均は13.5日でした。

発症から平均60.3日、退院からは36.1日の時点で、持続する症状の有無を調べたところ、症状がなかった人は18人(13%)にとどまり、残る125人(87%)には何らかの症状がありました。

持続していた症状として最も多かったのは疲労感(53%)で、続いて呼吸困難(43%)、関節痛(27%)、胸痛(22%)が多く報告されました。ほかには、せき、嗅覚異常、乾燥症、鼻炎、目の充血、味覚異常、頭痛、たん、食欲不振、咽頭痛、めまい、筋肉痛、下痢などが継続していました。症状の数が1つから2つだった人が46人(32%)、3つ以上あった人が79人(55%)で、QOL(生活の質)の低下は63人(44%)に認められました。

[注1]Boscolo-Rizzo P, et al. JAMA Otolaryngol Head Neck Surg. Published online Jul 2, 2020.

[注2]Carfi A, et al. JAMA. Published online July 9, 2020.

米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)を率いるAnthony Fauci(アンソニー・ファウチ)氏は、7月9日に行われた国際エイズ学会の新型コロナウイルス感染症プレスカンファレンスで「新型コロナウイルス感染症を発症し、治療を受けた後で、かなりの人が筋痛性脳脊髄炎(以前は慢性疲労症候群と呼ばれていた)に似た症状を示し、疲労感が強く、頭にモヤがかかったような状態で、集中できない日々が続いて、発症前の生活をなかなか取り戻せない、という話を聞いている」と語っています[注3]。

退院3カ月後も7割のCT画像に異常 4人に1人は肺機能異常

新型コロナでは退院後も後遺症に悩まされる患者が多いことが分かってきました。(写真提供:NIAID)
新型コロナウイルスの後遺症は、こうした自覚症状だけにとどまりません。中国鄭州大学などの研究者たちは、新型コロナウイルス感染症にかかり、退院した55人(軽症4人、中等症47人、重症4人)の患者について、退院3カ月後の胸部CT画像や肺機能を調べました[注4]。

その結果、35人(64%)に、退院後3カ月の時点でも新型コロナウイルス感染に関連した症状が残っていました。また、39人(71%)の胸部CT画像にさまざまな程度の異常が認められ、肺機能の異常も14人(25%)に見られました。

厚労省や呼吸器学会も調査に乗り出す
こうした情報に基づいて、日本の厚生労働省も7月10日、約2000人を対象に新型コロナウイルス感染症の後遺症についての調査を8月に開始すると発表しました。同省は、新型コロナウイルス感染症を発症し、退院後もさまざまな後遺症に悩む症例が医療現場から数多く報告されているものの、原因が明らかではないという事態を重視。重症者、軽症者からそれぞれ約1000人ずつ選んで、呼吸器の機能低下を中心に原因究明を進めることになっています。日本呼吸器学会も7月17日に、この問題に関する調査・研究を開始すると発表しました[注5]。

新型コロナウイルス感染症は2020年2月に感染症法上の指定感染症として定められたため、発症した人の医療費は、PCR検査の時点から公費で賄われます。しかし、PCR検査で陰性になり、退院が認められた後にも持続している症状や、新たに現れた症状に対する治療を受ける場合、自己負担は免れません。

若いから感染しても軽く済むだろう、あるいは、治療費は国が出してくれるから感染しても大丈夫、などと考えることは危険です。後遺症のような症状が長く続けば、身体的・精神的な苦痛に加えて、医療機関に通う時間も医療費もかかります。発症前の生活に戻るまでに、何週間も、何カ月もかかるかもしれません。「新しい生活様式」の下、日常生活を営んでいくためには、また、少しでも元の状態に近づけるためには、1人1人が、引き続き油断せずに感染予防策を徹底していくことが欠かせません。

[注3]The Myalgic Encephalomyelitis Action Network. July 10, 2020.

[注4]Zhao Y, et al. EClinicalMedicine. Published online July 14, 2020

[注5]日本呼吸器学会 COVID-19後遺症の実態調査・研究についてのお知らせ

[日経Gooday2020年7月29日付記事を再構成]
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62225110T00C20A8000000/

コロナ後遺症、24%に脱毛症状 東京都会議で報告
2021年2月4日

東京都は4日、新型コロナウイルスの感染状況を分析する「モニタリング会議」を開いた。専門家が後遺症に関する調査結果をまとめ、若年層を含む7割超の患者が嗅覚障害や脱毛などの症状を訴えていると報告した。


調査は2020年2〜6月、国立国際医療研究センター(新宿区)を退院した新型コロナ患者63人を対象に実施。約76%の48人が、何らかの後遺症があると答えた。20〜30代も18人中14人に上り、世代を問わず後遺症に苦しむ実態が判明した。

後遺症は長期化する傾向がみられ、全体の半数が発症から2カ月後も何らかの症状が残っていると回答した。4カ月後も後遺症があると答えた人も3割に上った。200日近くたっても症状が治まらないケースもあったという。

症状ではせきやだるさ、呼吸困難などが上位を占め、脱毛の症状も24%の患者にみられた。20代では嗅覚障害や味覚障害に悩む患者が目立った。

分析した専門家は「後遺症の原因は明確になっておらず、現段階で確立された治療法はない。何よりも感染しないことが最大の予防策だ」と指摘する。小池百合子知事は「若年層でも重症化することもある。春には卒業式や謝恩会などもあると思うが、感染拡大の温床になる可能性もあり、ステイホームをお願いしたい」と呼びかけた。

モニタリング会議の分析によると、都内の3日までの1週間の新規感染者は1日あたり683・6人で、前週(1015・1人)から減少。同様の減少率が1カ月続けば、1週間平均で1日あたり約138人まで減らすことができるとの試算も示された。

一方で重症化リスクの高い65歳以上の高齢者の割合は約25%に上り、1カ月前(約12%)から大幅に増えた。医療機関や高齢者施設などでのクラスターの多発が背景にあるとして、勤務する職員などの感染対策の重要性が指摘された。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODG045P60U1A200C2000000/

新型コロナウイルスは脳神経細胞に感染するか
2021年2月5日

新型コロナウイルスは脳神経細胞に感染するのか? 感染が脳神経系に障害をもたらしたとみられる症例が世界で報告されており感染の可能性を探る研究が進んでいる。

新型コロナの脳への影響は早くから報告がある。新型コロナに感染して入院中の患者がせん妄を経験したとの報告があるほか、回復後に頭痛や著しい倦怠(けんたい)感、ブレインフォグ(脳の霧)と呼ばれる思考力の低下など脳神経に関わる障害が残ることがあることがわ...
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGH312OH0R30C21A1000000/

6. 2021年2月08日 23:07:28 : vwCw5vTGOU : SllUaU4zQlN6R3c=[74] 報告
松村邦洋や石田純一も コロナ感染後に実感する“体の異変”
2021/02/08

コロナ回復後に別の異変を指摘される人も(写真は松村邦洋氏、時事通信フォト)© NEWSポストセブン 提供


 感染者・死者数ともに日本を大きく上回る諸外国では、新型コロナウイルス感染から回復したにもかかわらず、後遺症とみられる症状で多くの再入院者や死者が出ている。

 英・レスター大学と国家統計局が共同で調査した結果では、昨年8月末までに新型コロナに感染→回復した英国内の患者4万7780人のうち、29.4%が退院後140日以内に再入院し、12.3%が心筋梗塞や心不全、慢性腎不全、慢性肝疾患、糖尿病で死亡していたという。

 また米国の医学誌『JAMA』によると、昨年3〜7月に米国の退役軍人省病院132施設に入退院した新型コロナ患者1775例のうち、退院後60日以内に27%が再入院または死亡している。再入院時の患者の診断では敗血症や肺炎、心不全の症状が見られた。

 こうした異変はコロナに感染した著名人も実感している。

 昨年末に発症し、1月初旬に退院したタレントの松村邦洋氏(53)が言う。

「僕はこんな体型をしていながら健康診断の数値は悪くないんですが、入院中に血液検査で先生から『肝臓の数値が悪い』と言われました。入院前には言われたことがなかったのですが……」

 昨年4月に感染した俳優の石田純一氏(67)は血液検査の数値の悪化が原因で入院期間が延びたという。

「感染前の昨年2月に受けた健康診断では血液検査の数値は全て正常でした。ところが入院中の数値は非常に悪かった。入院が長引いたのは、そのせいもあります。医師からコロナに感染すると血管に異常が起きると説明されましたが、私もその影響を受けたのかもしれません。今月また検査を受けるので、血液をサラサラに保つために毎日の運動と野菜ジュースで後遺症対策をしています」

 昨年7月にドイツ・フランクフルト大学病院の研究チームが新型コロナ感染症の回復者100人を対象に心臓のMRI検査を実施したところ、78人に異常が見つかり、うち60人には活発な炎症が認められた。

 医師免許を持つ参院議員(無所属)で元厚生労働副大臣の桜井充氏(64)は、感染からしばらく経って肺炎が悪化した。

「感染が分かった時点では小さな肺炎で、血液検査でも炎症反応は陰性、大きな問題はないと思っていました。ところが、10日後に肺のCT検査をしたら肺炎が広がっていることが分かった。実際にまだ肺炎の状態が残っていて、2〜3か月続くと言われています」

 重い後遺症に罹るのは成人ばかりではない。

 昨年、東京都内の病院で、新型コロナに感染した1歳男児がその後、全身の血管に炎症が起きる川崎病と診断されている。欧米ではすでに川崎病に似た症例が多数報告されており、コロナ後遺症として認知されている。

「日本は感染例が少ないので後遺症についての警戒が足りないように感じます。回復後、もし体調に不安があるようだったら医師に検査を申し入れたほうがいいでしょう。

 コロナに感染した私の知人は回復後に病院で検査をしたら、心臓の筋肉の一部に炎症があることが判りました。血液の凝固検査でも異常が見られ、血栓ができやすい状態だったので血を固めにくい薬を投与することで数値は良くなっていきました」(上医師)

 前出の桜井議員は医師で国会議員という立場から、多くの人に後遺症の怖さを伝えたいと話す。

「雄ちゃん(羽田雄一郎議員)みたいに突然死してしまうこともある。私はコロナで一番厄介なのは、血管が詰まりやすくなる血管炎を起こしやすいことだと考えています。

 僕も含めていまは症状がなくても、少し経ってから急に胸が苦しくなったり、重病に罹る可能性はゼロではない。5年後や10年後には世界的にコロナ後遺症で動脈硬化性疾患がものすごく増えるんじゃないかと思っています。感染した人は、回復後も十分に備えてほしいです」

※週刊ポスト2021年2月19日号

7. 2021年3月21日 21:21:07 : 56w0TbOpRk : SWJDemhtTzJaUWc=[19] 報告

2021年01月19日
英米でコロナ後遺症が深刻、日本でも「なまけ病」と思われ疎外
http://www.thutmosev.com/archives/84908390.html


見た目は普通だが他人と同じことが出来ず、怠けていると言われ追い込まれる

画像引用:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20201228/k10012788941000.html 新型コロナ“後遺症” けん怠感や脱毛などに悩む人 受診相次ぐ _ 新型コロナウイルス _ NHKニュース


コロナ後遺症が社会問題になる

日本ではコロナ感染者が激増しているが、先に流行したアメリカや欧州では後遺症に悩む人が増えている。

イギリスの累計感染者は332万人で死者は9万人未満なので、323万人がコロナから生還した事になる。

同様にアメリカの累計感染者は2360万人で死者は40万人未満なので、2320万人が感染しても生存している。

普通の病気は治癒したらそれで終わりなのだが、コロナには様々な後遺症があると言われている。

イギリス議会では英国で30万人、世界で700万人が後遺症に苦しんでいるというデータが示された。

モラン下院議員や医学雑誌ランセット、英国家統計局の資料によると、入院患者の半分は半年後も症状が続いている。


また入院していない全患者を含む1割以上は、3か月後もコロナの症状が続いている。

英国民保健サービスによると初期の症状は数週間で症状が改善し、大半は3か月以内に全快しているが、長く後遺症が続くケースがある。

同機関によると初期症状と後遺症に相関関係は見られず、最初の症状が軽かったのに後遺症が続く場合もあるという。


コロナの後遺症に決まったパターンは無く、人によって現れる症状はかなり異なるという。

疲労、息切れ、胸の痛みや圧迫、記憶力や集中力低下、睡眠障害、動悸、めまい、関節痛、精神症(うつ等)、吐き気や胃腸虚弱・食欲減退など多岐にわたっている。

イギリスをはじめ各国はこれまでコロナ感染者を「生かす」のを目的とし、後遺症の調査は後回しになっていた。


イギリスの統計では陽性患者の5人に1人が5週間以上、10人に1人が12週間以上の期間症状が持続する。

日本でも後遺症が表面化

日本でもコロナ感染後に後遺症を訴えて受診する人が増え、データが集まってきている。

後遺症で一般の診療所を受診するのは軽症患者で既にコロナが陰性になった人たちで、症状だけが続いている。

渋谷区「ヒラハタクリニック」の集計ではけん怠感97%、うつ等が86%、息苦しさ73%、脱毛52%、味覚障害が27%だった。


同院を受診した約500人のうち、114人は週の半分を自宅療養するほど後遺症が重かった。

治療中や療養中は後遺症に気づきにくいが、出社したり普段の生活に戻ると以前やっていた事が出来ないのに気付くという。

見た目はいつもと変わらないのに動作が遅い、人と同じ事ができないので、怠けていると思われ疎外感を感じる人も多い。


この症状は若い人にもあり高校生の軽症患者でも、治療後に登校を再開してから後遺症に気づくことが多い。

やはり授業や登下校時に倦怠感を感じ、他の生徒についていけず周囲からは怠けていると思われるようです。

日本ではコロナに感染して治療しても、病院では後遺症に関する説明やフォローはなにも行われていない。


世界でコロナ感染者はもうすぐ1億人に達し、日本でも今後も感染者は増え続けると予想される。

日本でもおそらく100万人以上が感染し、今後数万人単位で後遺症が出る可能性が高い。

http://www.thutmosev.com/archives/84908390.html

8. 2021年4月07日 18:20:47 : o2ntGCbK6k : MlcvUlhYVUlPOUU=[48] 報告

新型コロナ禍の残念な行く末 2021年04月07日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1456.html

 昨年2月頃から、新型コロナに関するブログをたくさん上げてきた。
 コロナ禍が収束できない原因は、ほぼ自民党政権による人災と断定してよいだろう。
 コロナ禍の世界的蔓延が報道されるようになった初期段階、昨年1月頃の政権は、天下のアホ馬鹿=安倍晋三政権だったが、この男が、まともな政治、国家運営能力がないことが分かっていたから、今日の状況も必然的なものだった。

 安倍は、なにより東京オリンピックの実現を第一義に施策を組み立てた。安倍官邸は、都合の悪い情報を徹底的に隠蔽する体質だったので、コロナ禍が日本では蔓延しないかのようなウソの情報操作に頼ろうとし、このため、感染情報を隠す目的で、PCR検査について、行うフリだけで、実際にはまともに行わなかった。

 昨年3月までの段階で、テレ朝、玉川徹の指摘どおりに、感染者の現れた地区を大規模なPCRローラー検査で感染者をあぶりだし、見つかった者は隔離して治療するという唯一の具体的対策を綿密に実行していれば、おそらく今のようなパンデミック蔓延は食い止められた。
 日本人にとって不幸だったのは、最高権力者が安倍晋三という大嘘つきの無能者だったことだ。それを継承した菅義偉政権も、安倍とほとんど変わらない無能ぶりを世界に示している。
 
 新型コロナ禍の恐ろしい行く末 2021年01月26日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1385.html

 パンデミックの跫音が聞こえる 2021年01月06日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1364.html

アメリカの新型コロナウイルス、パンデミックの真相 2020年03月16日
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1062.html

 だが、新型コロナ禍は、100年前のスペイン風邪と同等の威力で、世界中を席巻している。
 急性毒性、致死率についてはスペイン風邪より劣っているように見えるが、おそらくそれは違う。新型コロナの場合は、実は感染治療後の致死率が極めて高く、1割以上の人が退院後に死亡しているとの情報がある。
 
コロナ患者退院後12.3%死亡の衝撃 回復しても3割が再入院
 https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/284319

 全体の致死率も、場合によっては1割に迫っている疑いがあり、それならばスペイン風邪の死亡率と変わりはない。
スペイン風邪は、当時20億人の地球人口のうち5〜10%1〜2億人を死に至らしめたとの報告がある。
 https://www.msf.or.jp/news/detail/headline/mul20181115rf.html

 実は、新型コロナ禍の場合、RNAウイルスが多重感染を媒介として、どんどん強毒化変異・感染率増大変異を引き起こす疑いがあり、現在のところ、スペイン風邪のときほどの強毒変異が現れていないことから、今年これから、そんな恐怖の超変異ウイルスが登場する可能性が小さくない。

 それに、感染率の極端に激しい変異ウイルスが登場すると、「空気感染」能力を持ち、呼吸を通じて大気汚染から地球上全員が感染する可能性がある。スペイン風邪がそうだった。
 当時、人的交流の乏しかった自給自足のエスキモーやヒマラヤ遊牧民まで集団感染させられたのだから。

 だが、スペイン風邪が3〜4年目に、感染力の拡大と引き換えに弱毒化していったように、おそらく新型コロナウイルスも、来年あたりには、弱毒化して「普通の風邪」程度になってしまう可能性も小さくない。

 今日は、新型コロナ禍が、発病中よりも、むしろ退院後に猛威を振るっている現状の報道を見つけた。
 これは、昨年3月、新型コロナ発病が「間質性肺炎」=IPFをもたらす可能性があるとの警告がなされたときから、退院後に本当の恐怖がやってくることが指摘されていた。
 
「新型コロナウイルス肺炎は間質性肺炎」岐阜大学 抗酸化研究部門 特任教授 犬房春彦 2020年3月13日
 https://www.youtube.com/watch?v=QIKeQ_JQlfc&t=13s&ab_channel=%E6%9D%B1%E6%B5%B7%E5%9B%BD%E7%AB%8B%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E6%A9%9F%E6%A7%8B%E5%B2%90%E9%98%9C%E5%A4%A7%E5%AD%A6%E9%AB%98%E7%AD%89%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%99%A2%E7%A7%91%E5%AD%A6%E7%A0%94%E7%A9%B6%E5%9F%BA%E7%9B%A4%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%85%B1%E5%90%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E8%AC%9B%E5%BA%A7%E6%8A%97%E9%85%B8%E5%8C%96%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%83%A8%E9%96%80

 ちなみに間質性肺炎=IPFの5年生存率は30%、6年でほぼ全員死亡するといわれている。
https://pro.boehringer-ingelheim.com/jp/product/ofev/prognosis-and-acute-exacerbation-of-ipf-patients
今回は、間質性肺炎ではなく、大脳気質障害、精神的疾患をもたらしているとの報道だ。

 新型コロナ感染者、3分の1に「脳疾患」の症状 英研究 2021.04.07
 https://www.cnn.co.jp/fringe/35168961.html

 (CNN) 新型コロナウイルスに感染した患者の約3分の1が長期的な精神症状や神経症状を発症しているという研究結果が、6日の英医学誌ランセット・サイカイアトリーに掲載された。

 それによると、新型コロナウイルスに感染して回復した人の34%が、感染から半年以内に神経疾患または精神疾患の診断を受けていた。

 最も多かったのは不安障害で、新型コロナで治療を受けた患者の17%が診断を受けていた。次いで多かったのは気分障害の14%だった。

神経系の影響は入院した患者の方が重くなる傾向があったが、外来で治療を受けただけの患者の間でも一般的だった。

 論文を発表した英オックスフォード大学の研究者マキシメ・タケット氏によれば、新型コロナウイルスの重症度が高いほどこうした症状が出る割合も大きく、入院した患者ではこの割合が39%に増えていた。

 タケット氏は「新型コロナウイルスの方が、インフルエンザや呼吸器系の感染症に比べて事後の脳疾患や精神疾患が多いことが、我々の研究結果で示された」と述べ、半年以上が過ぎた後の経過も観察する必要があると指摘する。
 
 今回の研究は、この種の調査としてはこれまでで最大規模。研究チームは主に米国内で新型コロナウイルスに感染した患者23万6000人あまりの電子カルテを調べ、同じ期間に呼吸器感染症に感染した患者の記録と比較した。

 その結果、新型コロナウイルスに感染した患者はインフルエンザに感染した患者に比べ、神経疾患や精神疾患のリスクが44%高いことが判明。それ以外の呼吸器感染症に比べると16%高いことが分かった。

 さらに、新型コロナウイルスに感染した患者はおよそ50人に1人の割合で、脳に血栓ができる虚血性脳梗塞(こうそく)を起こしていた。

 一方、ウイルス感染との関係が指摘されることのある神経疾患のパーキンソン病とギランバレー症候群については、新型コロナウイルス感染後に発症者が増える形跡はみられなかったとしている。

 この研究にかかわっていない英ノッティンガム大学のムサ・サミ准教授は、膨大な数の患者の記録を分析できたという点でこの調査は重要だと評価。「『脳疾患』としての新型コロナウイルス感染症については相当な不安があることから、これは非常に重要なトピックだ」と述べ、新型コロナウイルスが脳や神経に与える影響をさらに詳しく調べる必要があると指摘している。
****************************************************************
 引用以上

 新型コロナ、およびアストラルゼネカのワクチンは、血栓症を引き起こすとの報道がたくさん出ている。
 https://www.afpbb.com/articles/-/3340773

 血栓症は、一般にホルモン異常や調整薬で、体内の血液がドロドロになって起きることが多い。実は、私も最近、血栓症に苦しんでいたので、特筆して書いておく。
 私の場合は、血尿が続き、排尿抵抗が大きくなったことから前立腺肥大=癌を疑い、シテロン(アンドロキュア)という前立腺癌治療薬を服用していた。

 これは男性ホルモンを抑制して、前立腺癌の肥大を抑圧し、あわよくば消滅させるというものだが、女性ホルモン・男性ホルモン・ホルモン抑制剤などは、副作用として血栓症が起きることが知られている。
 医薬品の副作用欄に書いてあるのは訴訟対策ではあるが、実際にかなりの頻度で起きる副作用ばかりであり、侮ってはいけない。むしろ服用すれば必ず起きると思う必要がある。

 シテロンを服用しだしてから、息切れがひどくなった。これも副作用欄に書かれている。服用をやめてダイアンというエストロゲン剤に変えてみても、やはり息切れが停まらない。
 理由は、血栓症が肺塞栓を引き起こすケースが多く、そこまで至らなくてもドロドロになった血液では肺胞細胞の酸素交換能力が損なわれるからだ。

 私の場合、血栓症の最初の症状は、片足のふくらはぎに、やや強い痛みが続いたことだった。これは「深部血栓症」の典型的な症状で、ふくらはぎ血管に血栓ができて、これが全身に運ばれ、肺塞栓・心筋梗塞・脳梗塞の原因になる極めて危険な症状である。
 放置すれば脳梗塞に至り取り返しがつかないので、原因薬剤を中止しなければならない。

 治療法としては、緊急的には薬局で売られているアスピリンなどを服用し、病院ではXプラーゼという血栓溶解薬を使う。
 私は、アスピリンを服用して、やっと症状が治まった。だから脳梗塞前症状が出たときはアスピリンが有効だが、よく似たアセトアミノフェンには、あまり溶解効果がないらしい。買うときはアスピリンであることを確認する必要がある。

 血栓は、肺塞栓や脳梗塞など以外に、全身に運ばれて、典型的には視力が急激に衰え、ものが二重に見えたり、ピントが合いにくくなる症状が出る。脳血管に入れば、ふらついたり、まっすぐ歩けない症状が出る。歩行中勝手に方向が曲がってゆく例もある。
 だからアスピリン服用後、視力が回復した場合は、血栓症・脳梗塞一歩手前だったということになる。
 虚血性脳梗塞を起こした場合は、平衡感覚が失われることが多い。
  
 恐ろしいのは、新型コロナに罹患して回復、退院した人の相当な割合に血栓症が起きて、上に紹介した症状が出てくる可能性があることだ。
 まずは、退院後、数十日して、ふくらはぎに痛みが出て視力が急激に落ちた場合。息切れがひどくなった場合は、血栓症による脳梗塞・肺塞栓を疑うべきだ。
 自宅にいて、ろれつが回らないときは、すぐにアスピリンを服用して、病院に行く必要がありそうだ。

 今後、新型コロナ禍が、どこに向かうのかだが、安倍晋三・菅義偉という日本人にとって不幸な人物が政権を得て、オリンピックや経済にしか目に入らず、情報を隠蔽することで感染をコントロールしようとしている以上、残念ながら最悪の結果に向かうしかない。

 それは日本国民全員感染だ。また、退院後数年間の致死率が、スペイン風邪を上回るようになるのではないかと予想している。
 もちろん日本経済も完全崩壊、ロシアや中国が、日本国土を分捕りに来るだろう。
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1456.html

9. 2021年5月05日 09:29:10 : FAehPifVaM : MEpOMk4wblpPNEU=[12] 報告
コーヒー焦げくさい・ブラシに抜け毛ビッシリ…療養後も後遺症、受診予約が殺到
読売新聞 2021/05/05


 新型コロナウイルスの感染者で、療養が終わった後も後遺症に悩む人は多く、東京都内の専門外来には受診予約が殺到している。変異ウイルスの拡大前まで重症化リスクは低いとされてきた若年層からの訴えが目立っているという。対応する医師らは「若いからといって油断はできない」と、感染対策の徹底を訴えている。(大舘匠、山田佳代)

■■治療で退職

 「良くはなっているが、まだ全快ではない。無理せず、体を疲れさせないで」

 新型コロナの「後遺症外来」を設けている東京都渋谷区のヒラハタクリニック。3月中旬、院長の平畑光一さん(43)が、都内に住む40歳代の女性患者を診察した。

 女性は昨年11月にコロナに感染。持病があり、10日間入院して治療を受けたが、退院後も体のだるさや後頭部の鈍痛はおさまらなかった。味覚や嗅覚も戻らず、コーヒーや好物の焼き肉も焦げ臭く感じるだけ。年末にはブラシに抜け毛がびっしり付くようになり、平畑さんのクリニックに駆け込んだ。漢方薬などの服薬治療で症状は徐々に軽くなったが、倦怠(けんたい)感は残る。

 治療に専念するため2月には会社を辞めており、今後の生活資金も心配だ。女性は「このつらさは経験しなければわからない。後遺症に悩む患者にも行政の支援が欲しい」と訴える。

■■患者1日60人

 内科専門のクリニックを運営する平畑さんは、患者から後遺症について相談されることが増えたため、昨年10月に後遺症外来を開設。現在、後遺症を訴える患者はオンライン診療を含めると1日に60人を超える。最近では変異ウイルスに感染した患者も訪れるようになったといい、平畑さんは「休み返上でも診察が追いつかない」と話す。

 4月下旬までに平畑さんの後遺症外来を受診した約1500人のうち、20〜40歳代は74%を占める。患者の自覚症状(複数回答)は「倦怠感」(93%)が最も多く、「気分の落ち込み」(87%)や「思考力の低下」(83%)、「頭痛」(81%)も目立つ。「嗅覚障害」も51%、「脱毛」も50%が訴えている。

 後遺症は、就業にも影響を及ぼしている。平畑さんが調べた後遺症外来の患者約1500人のうち、仕事を持つ862人の4割にあたる343人は、療養を終えた後も一定期間の休職を余儀なくされた。解雇や退職、廃業に至った人も34人いた。

https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%e3%82%b3%e3%83%bc%e3%83%92%e3%83%bc%e7%84%a6%e3%81%92%e3%81%8f%e3%81%95%e3%81%84%e3%83%bb%e3%83%96%e3%83%a9%e3%82%b7%e3%81%ab%e6%8a%9c%e3%81%91%e6%af%9b%e3%83%93%e3%83%83%e3%82%b7%e3%83%aa%e2%80%a6%e7%99%82%e9%a4%8a%e5%be%8c%e3%82%82%e5%be%8c%e9%81%ba%e7%97%87%e3%80%81%e5%8f%97%e8%a8%ba%e4%ba%88%e7%b4%84%e3%81%8c%e6%ae%ba%e5%88%b0/ar-BB1gmheW

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