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新型コロナウイルスは糖尿病患者が最も危険
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投稿者 中川隆 日時 2020 年 4 月 01 日 18:02:07: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: コロナ・ウイルスは簡単に感染し、生存期間は 2週間を超える 投稿者 中川隆 日時 2020 年 4 月 01 日 17:54:23)

新型コロナウイルスは糖尿病患者が最も危険


糖尿病などの基礎疾患を持っている人は、生き残れるか死ぬかの瀬戸際だと思え2020.03.31

「高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病」などで病気を抱えている人が新型コロナウイルスによって生命の危機に陥ることが明らかになってきた。意外なことに、肺疾患の患者よりも、糖尿病の患者の方が、新型コロナウイルスで命を落としている比率が高い。つまり、新型コロナウイルスは糖尿病患者が最も危険なのである。(鈴木傾城)


新型コロナウイルスは、糖尿病患者が最も危険

日本の各都市圏で新型コロナウイルスの爆発的感染が起きた場合、高齢者や基礎疾患を持った人たちが重篤になっていく。ところで「基礎疾患」というのは具体的に何を指すのだろうか。

厚生労働省は「心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、癌などで免疫の低下した方」等の説明している。

中国からの報告では、「集中治療室での対応を要した重症患者は、高血圧、糖尿病、心疾患を持っていた人が70%以上を占めた」とある。

アメリカ南部のルイジアナ州では新型コロナウイルスによる死者が130人に上っているのだが、ここでは死亡した患者の95%は「糖尿病、慢性腎臓病、肺疾患」の基礎疾患があった。

まとめると、「高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病」などで病気を抱えている人が新型コロナウイルスによって生命の危機に陥ることが明らかになってきた。意外なことに、肺疾患の患者よりも、糖尿病の患者の方が、新型コロナウイルスで命を落としている比率が高い。

つまり、新型コロナウイルスは糖尿病患者が最も危険なのである。ところで、日本には糖尿病患者がどれくらい存在するのだろうか。
約720万人である。

「糖尿病が強く疑われる人」を含めると1000万人近い患者がいる。ということは、新型コロナウイルスがもし日本で爆発的に流行すると、この720万人から1000万人の人が生命の危機に直結するということになる。


日本国内で感染爆発が起きたら地獄絵図になる理由

糖尿病の患者は50代を過ぎたあたりから増えていく。糖尿病は60代以上の高齢者が圧倒的多数を占めている。

高齢層が新型コロナウイルスにかかって急激に重篤化するのは、高齢化して基礎体力がないという側面の他に「糖尿病のような基礎疾患を持っている」ということも要因として挙げられるだろう。

新型コロナウイルスはまだ特効薬が開発されていないのだ。だから、医師は病気を治すことはできない。ただ、患者の体力を維持させて自然治癒ができるようにするだけしかない。

しかし、糖尿病などの基礎疾患があると自然治癒よりも悪化するスピードが勝っているので、どうしても死亡率が高まってしまうのである。

もっと悪いことがある。特別な感染症病床は限られているので、もし新型コロナウイルスの患者が爆発的に増えると一気に医療崩壊を起こしてしまうのだ。感染症病床は、すでに3月31日現在時点で44.9%の使用率となっている。

危険なのは「大阪」「神奈川県」「千葉県」である。病床数よりも患者数の方が圧倒的に多くなってしまっており、エリア的な医療崩壊が起きつつあるからだ。
東京も感染者が毎日数十名単位で増えているのだから、今のままでいくと1週間も経たずして病床数が足りなくなる可能性も出てきている。

最初に糖尿病患者は「720万人いる」と書いた。新型コロナウイルスが爆発的流行すると彼らは次々と重篤化していくのだが、臨床工学技士は全国で1万4378人しかおらず、人工呼吸器は2万8197台しかなく、ECMO(体外式膜型人工肺)は1412台しかない。(一般社団法人 日本呼吸療法医学会 公益社団法人 日本臨床工学技士会 2020年2月回答)

重篤化する確率が高い患者:720万人。
人工呼吸器:2万8197台。
ECMO(体外式膜型人工肺):1412台。

もし日本国内で感染爆発が起きたら、10分の1の糖尿病患者が感染しただけでも地獄絵図になるというのが数字的に見えてくるのではないだろうか。


医療崩壊が起きている現場で重篤者は後回しになる

新型コロナウイルスの爆発的流行に陥ったイタリアやスペインでは死者は1万人を超えており、現在も毎日1000人が死んでいくような悲惨な状況になっている。死亡率は10%近い。

これは、新型コロナウイルスの致死率が高くなったのではなく、医療崩壊が起きて重症患者が適切な治療を受けられなかった結果でもある。

アメリカでも新型コロナウイルスはアウトブレイクを引き起こしているのだが、特にひどいのがニューヨーク州だ。感染者は約6万人、死亡者は約1000人。この数字は毎日刻々と増えていくのだが、特に死者数はあと数日で急激に上昇するのではないかと現場の医師は報告している。

なぜか。

すでにベッド数の確保ができなくなっており、医師も看護師も足りず、人工呼吸器も不足しており、ほぼ医療崩壊前夜の様相になっているからだ。医療崩壊すると、「助からないと思われる患者」の治療は必然的に後回しにされる。

助からない患者に手をかけていると、助かる患者が重篤化してしまうので、助かりそうな患者を先に助けるという合理的判断がそこに働くからだ。医療崩壊が起きている現場では、すでにそうなっているのである。

今、日本で最も危険なのは東京だ。

東京都では一日の感染者が急激に増えている。クラスターが突き止められている場所もあるが、「どこで感染したのか分からない」という市中感染も増えている。突き止められない市中感染は、無数の発生源と化して感染者を増やし続ける。
もし東京都で市中感染が止まらなかった場合、残念ながら「爆発的流行」が起きることになる。東京都の小池知事は「そうなるかならないかのギリギリ」であるとの認識を示している。

医師の中には「もはや爆発的流行は止められない」と所見を述べる人もいる。

悪夢のような世界に突入している可能性も十分にある

ブラックアジアの読者の中に、「高血圧・糖尿病・心臓病・腎臓病」などの病気を抱えている人はいるだろうか。もし、いたら最大限に警戒し、細心の注意を払って日常を送って欲しい。

基礎疾患を持った人間が歓楽街をウロウロするなど論外であり、風俗のような場所に近づくのも自殺行為であると思った方がいい。

折しも3月30日、東京都の小池知事は「バーやナイトクラブ(キャバクラ、ラウンジ、ガールズバー、スナック、ダンスクラブ等)、飲み屋、カラオケ、接待に伴う飲食店での感染事例が多数報告されている」と話している。

そこには「ホストクラブ」や「風俗」が含まれていなかったが、感染経路不明という中にこれらが含まれるか、これから含まれてくるのは「ほぼ確実」になっている。
アンダーグラウンドではすでに不穏な噂も流れているし、すでに風俗での感染が起きているのではないかとも推測する関係者もいる。

しかし、風俗嬢も客も絶対に「風俗経由で感染した」と言わないので、この感染ルートは追うのはかなり難しいはずだ。

何はともあれ、感染爆発で首都封鎖のような事態になったら、基礎疾患を持っている人、特に糖尿病か糖尿病の疑いを持った人は生き残れるかどうかの瀬戸際になったというくらい強い危機意識を持たないといけない。

もし日本で医療崩壊が起きるような事態になると、「病院に行っても追い返されるか、何の治療も受けられないまま重症化する」のだ。場合によっては、1ヶ月後には、日本も悪夢のような世界に突入している可能性も十分にある。

効果的なワクチンが開発されるのは早くても2021年になる。そうであれば、今の私たちにできる最大の自衛は「家に籠もること」しかない。基礎疾患を持った人は、「生き残れるか死ぬかの瀬戸際だ」という意識が持てるかどうかが生命を分けると言っても過言ではない。
https://blackasia.net/?p=17749  

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コメント
1. 中川隆[-12926] koaQ7Jey 2020年4月27日 08:14:46 : AaNA4mmVHM : VHlkQlJjWE56d3M=[3] 報告
高齢者の重症化原因? 新型コロナは全身の血管に感染することが判明
2020/04/23
https://nazology.net/archives/57616

新型コロナウイルスは初期には新型肺炎と呼ばれており、呼吸器系に感染するウイルスだと思われていました。

ですが増加する死亡者の検死解剖を行った結果、死者の多くに、複数の臓器にまたがる甚大な損壊が生じていることが明らかになってきました。
これは呼吸器系の症状からだけでは説明がつきません。

そこでスイスの研究者は、原因を探るために、ウイルスにより亡くなった患者の臓器の詳細な観察を行いました。

その結果、コロナウイルスは肺だけでなく、全身の血管に感染する能力をもっていることがわかりました。死んだ患者の血管内皮に、ウイルス粒子がビッシリとこびりついていたのです。

そのため死者の臓器では末梢の血管が崩壊しており、血液の流出を引き起こし、臓器の壊死を引き起こしていました。

また追加の分析で、高齢者や糖尿病や高血圧、心疾患などにより、既に身体中の血管にダメージを受けている患者ほど、ウイルスによる血管への感染に脆弱であることがわかりました。

これは既知の知識である「高齢者や持病がある人ほど重症化しやすい」という現象の最終的な原因になると、研究者は結論付けています。
全身の血管を狙う新型コロナウイルスに対して、人類はどのような治療を行えばよいのでしょうか?

新型コロナウイルスは全身の血管内皮に感染できる

新型コロナウイルスは全身の血管内皮に感染する力がある/Credit:THE LANCET
新型コロナウイルスは、表面にあるスパイクと呼ばれる構造を、人間の細胞表面に存在するアンジオテンシン変換酵素2(ACE2)に結合することで感染します。
今回の研究により、ウイルスは肺に存在するACE2にだけ感染するのではなく、体全体の血管内皮に存在するACE2にも感染することが判明しました。

上の画像では、ウイルスが腎臓の血管内皮に入り込んでいる様子が示されています。

ウイルスが感染した血管内皮は炎症を引き起こすだけでなく、ウイルスが細胞を喰い破る物理的な破壊を受けて体内で出血を引き起こします。

高齢者や血管系にかかわる生活習慣病などの持病がある人は既に血管が弱っているため、ウイルスによる感染と破壊に血管が耐えきれず、症状が重篤化すると考えられます。

血管を守るためにできることは健康維持

「健康体ならコロナウイルスに負けない」は精神論ではなく医学的な事実だった/


今回の研究成果により、新型コロナウイルスの正体はただの肺炎ではなく「全身性血管炎症」であることがわかりました。

そのため、感染した患者が高齢者や血管系にかかわる持病がある場合は、優先して血管を保護する必要性が生じます。

リスクを抱えた感染患者の救護には、既存の血管保護の医療技術が役立つ可能性があります。

また現在、生活習慣病などに陥っている人は一刻も早く健康体に近づくことが、ウイルス感染による症状の重篤化を避ける一番の手となります。

ウイルス対策で生活習慣病から抜け出せるなら、一石二鳥と言えるかもしれません。

研究内容はチューリッヒ大学のズザナ・ヴァルガ氏らによってまとめられ、4月20日に、世界五大医学雑誌の一つである「THE LANCET」に掲載されました。
Endothelial cell infection and endotheliitis in COVID-19
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2820%2930937-5/fulltext#

https://nazology.net/archives/57616

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