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韓国の教育とは?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/1166.html
投稿者 中川隆 日時 2021 年 10 月 10 日 16:02:13: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 韓国さんは文章の意味が分からなかったw無事世界最下位にw 投稿者 中川隆 日時 2021 年 7 月 27 日 21:34:59)

 韓国の教育とは?
2021年10月10日
http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1643.html


 韓国は、李承晩・朴正熙以来、極めて政治的、恣意的な情報統制が行われ、政権の意図に都合の悪い情報は国民に与えない。歴史上の事実であっても、真実をねじ曲げ、隠蔽するという情報操作が強力に行われてきた。
 したがって、韓国民の得ている情報は、大半が支配者の都合によって作られた虚構である。いわば、ウソの情報しか知らない人が大半である。

 韓国での日本大衆文化の流入制限
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A7%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%A4%A7%E8%A1%86%E6%96%87%E5%8C%96%E3%81%AE%E6%B5%81%E5%85%A5%E5%88%B6%E9%99%90#:~:text=%E9%9F%93%E5%9B%BD%E3%81%A7%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%AA%9E%E3%81%AE,%E3%81%8C%E7%A6%81%E6%AD%A2%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%8D%E3%81%9F%E3%80%82

 例えば、1987年まで、日本書籍の輸入は禁止されていた。「日本人の著作は、全部ウソという理由だ」
 日本映画が韓国内で初公開されたのは1988年だった。1998年、金大中政権で、韓国の一般映画館で北野武のHANABIが初配給されたが、以降は自由ではない。
 1999年、日本人歌手が韓国内で初公演した。
 2004年、日本製ドラマがケーブルテレビ制限付きで初放映された。だが、2021年現在、韓国から芸能人は自由に来るが、日本の芸能人は、自由に韓国で公演できない。

 現在でも、韓国内で、日本人の歌曲は、放送局の自縛制限によって放映が事実上禁止されているし、日本製ドラマも原則として放映が自主規制されている。
 日本では、韓国製ドラマに夢中になる人もいるが、韓国では日本ドラマは「韓国文化の破壊者」という認識が共有されていて、「見せない」運動が続いている。
 https://news.livedoor.com/article/detail/18679139/#:~:text=%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%81%AF%E9%9F%93%E5%9B%BD%E4%BA%BA%E6%AD%8C%E6%89%8B,%E3%81%AE%E7%A6%81%E6%AD%A2%E6%9B%B2%E6%89%B1%E3%81%84%E3%81%A0%E3%80%82

 韓国マスコミは日本の小説が韓国で流行することを「日本文化による占領」、「危機」と表現し警戒心を示す。韓国で日本のものを楽しむことが白い目で見られる風潮は昔からあったが、去年の「日本製品不買運動」によりさらに深刻化した。

 今は日本製商品を買うだけではなく、タレントが日本料理を食べたという理由で叩かれ公開謝罪をしたり、日本旅行の動画を流しただけで懺悔の謝罪を余儀なくされたYouTuberがいるなど、日本の歌、料理、遊びを楽しむだけでも社会的なバッシングを受ける事態まできている。
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日本文化が韓国に紹介されるときは、必ず「韓国化」の洗礼フィルターを通過しなければならない。
 https://www.zakzak.co.jp/soc/news/190409/soc1904090016-n1.html

 これでは、韓国民の大半が、「竹島=独島は韓国固有の領土」というウソ情報に洗脳されるのは当然だが、真実は、李承晩時代、竹島を漁場にしていた島根県の漁師100名以上が韓国軍に虐殺され、武力で強引に占拠された。
 ところが、当時の岸信介首相は、韓国に対して強い態度を示さないどころか、昭和通商時代の盟友であった文鮮明の統一教会日本支部を自宅敷地に建設させた。
 以来、岸信介=安倍晋太郎=安倍晋三の一家は、韓国とツーカーの関係になっている。
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 以下は、今朝の報道より
 息子の授業を知って驚いた、世界史をろくに学ばない韓国人の若者 10/10(日)
 https://news.yahoo.co.jp/articles/1544a10ee6f40929a476a6d1df29085fb4528363

 日本統治時代を含め、自国の歴史教育には時間を割く韓国だが、自国以外の世界の歴史については驚くほど時間を割かない。
 韓国人が自分たちの見たい歴史、信じる歴史だけを真実と捉え、それ以外の不都合なものを排除しようとする背景には、こういった貧弱な歴史教育が横たわっているのではないだろうか。韓国で中学2年生の息子を育てる立花志音氏の論考──。

 100代目の内閣総理大臣に岸田文雄氏が就任した。2015年に韓国との間で慰安婦合意を締結した当時の外務大臣である。
 この合意は、米国のオバマ政権からの圧力を受けた両国が歩み寄って成し遂げられたものだ。当時、米政権でこの問題を担当したのが当時のバイデン副大統領である。

 バイデン副大統領は2013年12月に日本と韓国を訪れ、当時の安倍首相と朴槿恵大統領に首脳会談に臨むように圧力をかけた。そのバイデン氏が米大統領に就任したこともあり、韓国メディアは今後の米日韓の関係に注目しているが、あくまでもメディアの話であって、一般の韓国人は米国に対する関心が薄れているように感じる。

 そう思うようになったきっかけは、息子がケネディ大統領を知らなかったという衝撃の事実による。
 夏休みにYouTubeを見ていた息子が、宇宙人は実際にいて米国のトップシークレットだったという都市伝説を持ってきた。「これは本当なのか」と聞いてきたので、「ケネディ関連の動画を調べてみてはどうか」と答えたら「ケネディって何?」と言われたのである。

 びっくりして「学校で何を勉強しているのか」と聞くと、「自分は世界史を習っていないから知らない、友達もみんなそうだ」と言うのである。いやいや、ケネディは世界史ではなく一般教養だろう。教科書に出てくる内容以前に、一般常識じゃないの? 
 あまりにもショックだったので、この事件をきっかけに韓国の子供たちの世界史学習事情を調べることにした。

 韓国の中学生が世界史を学ぶ時間は20時間

 筆者が子供の頃、初めてケネディ大統領に触れたのは小学校の図書室にある子供用偉人伝である。ヘレンケラー、エジソン、野口英世など世界の偉人が描かれており、当時はみんなが読んでいた。

 ところが、韓国の子供用偉人伝にはケネディはいないのだ。我が家の本棚をはじめ、大手出版社5社の児童用偉人伝全集を調べたが、ケネディを扱っている出版社はなかった。代わりに存在したのは、宮崎駿とビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズであった。

 時代の移り変わりと言えばそれまでかもしれない。筆者が子供の頃はケネディ暗殺事件は全世界の関心ごとだった。
 テキサス州ダラスでケネディ夫妻が乗った車が襲撃されたVTR、容疑者とされたオズワルドが銃を持った写真、オズワルドが移送中に射殺された直後の写真は度々テレビで放映されていた。当時は誰もが知っていた「少し昔の大事件」が、今の子供たちには「遠い昔の世界史の内容」なのである。

 その世界史さえも韓国の学生たちはろくに勉強していない。息子に聞いたところによると、韓国の中学生が世界史を学ぶ時間は2年生の後期にたったの週に2時間、およそ32時間である。文系の高校では2年次の1年間、週に2時間。たったそれだけの時間である。その一方、日本統治時代に関しては6年生からしっかりと教え込む。

 学校授業の中心は英語と数学で、英語ができずに諦めた学生を英放者、数学ができずに諦めた学生を数放者と呼ぶ。

 韓国人は学問が何かを知らない

 元々韓国人は、学問が何かを知らない。大学教授さえも然り。論文の盗作問題は後を絶たず、学問が何かを知らない人たちが学位を持ち、教壇に立っているため不可解な出来事が度々起こる。

 例えば、去年までスター講師と呼ばれていたソル・ミンソク氏は去年末までテレビのバラエティ番組で歴史をわかりやすく講義していたが、修士論文の盗用問題ですべての番組を降板した。大学院の修士課程は歴史教育を専攻したというものの、学部は演劇科卒業である。

 その修士論文に盗用があったというのだから、歴史学者としても教育学者としても大いに問題があるだろう。ただ、演劇科卒なだけあって、講義をしていた時の顔の表情は迫力満点で視聴者の心を鷲掴みにした。

 今年5月には、慰安婦問題を公娼制度の延長から分析したハーバード大のマークラムザイヤー教授の論文を巡って騒動が起こった。
 その学術論文に対して、ハーバード大の韓国人留学生たちが講義を始め、それが韓国人団体や政界へと広がり、挙句の果てには論文の撤回や教授の辞職の要求にまで至ったのだ。

 学問は自由だ。出された学術論文に反対したければ、反論する論文を書けばいいだけの話である。ところが、韓国人にとっては自分たちが見たい歴史と信じたい歴史だけが真実であり、それに不都合なものは徹底的に排除しなければならず、それが正義なのだと錯覚している。

 日本の亡霊を解放できない韓国人

 韓国では「歴史を忘れた民族に未来はない」と教えている、多くの韓国人はその言葉が日本に当てはまるものだと信じているのだが、実際に歴史を学んでいない民族はどこの民族なのだろうか。

 2年前の不買運動の時は「独立運動はできなかったが不買運動はしよう」と叫ばれた。この国のこじつけ的なキャッチフレーズにはいつも驚かされる。一体いつの時代の話を持ち出しているのだろうか。

 日本が敗戦によって韓国から撤退してから既に70年の時間が経過している。日本統治時代に建設された旧朝鮮総督府の庁舎は1995年に当時の金泳三大統領によって爆破された。

 にもかかわらず、ソウルの真ん中には今も伊藤博文(博文寺跡)が椅子に座っているのかと思ってしまうほどに、 韓国人たちは自らを日本の亡霊から解放できずに執着し続ける。

 聖書の世界で、イエスは「死人のことは死人に任せておけばよい」と言われた。過去のことは歴史学者に任せて私たちは未来を切り開く人材を育てなければならないのではないか。「そのための学問である」と韓国に在住するとより強く感じてしまうのは筆者だけであろうか。
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 引用以上

 こうした、極端に歪曲された日本情報が、韓国民の大部分に染みついて洗脳されてしまっている結果、韓国民の多くは、日本との戦争を望むようになっている。
 韓国軍幹部は、数年前に、アメリカに対し、日本を爆撃するために空中給油機が必要だから売って欲しいとまで言った。

 「韓国の仮想敵は日本」GSOMIAの“日韓接着”ははがれる運命だった
 https://diamond.jp/articles/-/213005

 韓国海軍は1987年、ドイツに「209型」潜水艦(潜航時1300トン)3隻を発注したが、北朝鮮海軍は弱体だから、当然議会では「なぜ潜水艦が必要なのか」との質問が出た。
 これに対し、海軍側は「日本の海上通商路を襲撃するためだ」と答弁した。

  ドイツの造船所は韓国側に潜水艦の運転方法だけしか教えなかったから、韓国海軍は、海上自衛隊に「潜水艦の運用、戦術を教えてほしい」と要請した。
 韓国議会での議論を知っていた海上幕僚監部は唖然としたが、拒否するのも角が立つから、教科書に載っているような初歩的な内容だけを教えたという。

 2007年には、韓国は1万9000トン級のヘリプター空母を就役させたが、「独島」(ドクト、竹島の韓国名)と命名、日本への対決姿勢を露骨に示した。
 現在、韓国海軍は潜水艦16隻、ヘリ空母1隻、巡洋艦3隻、駆逐艦6隻、フリゲート17隻、1200トン級哨戒艦18隻を持ち、数的には海上自衛隊の潜水艦20隻、ヘリ空母4隻、それ以外の護衛艦43隻に迫りつつある。

東京上空の制空権が目標

 また韓国空軍は、「ソウルから1000キロ圏内(東京が入る)の制空権確保」の目標を公言している。
 韓国空軍の代表が、米国防総省を訪れ空中給油機の売却を要請したこともある。

 米国側が「北朝鮮の奥行きは300マイル程度、給油機は不要では」と問うと、「東京を爆撃する際に必要だ」と言い放ったという。驚いた米国防総省の担当者は日本側にそれを伝え、給油機は売らなかった。
 だが韓国空軍は欧州のエアバス社製A330給油機4機を2015年に発注、昨年11月1機が到着している。

 また、韓国空軍は、爆弾、ミサイル11トン(B29は4.5トンだった)を搭載できる複座の戦闘爆撃機F15E(韓国用はF15K)を購入、59機を保有している。同機は戦闘行動半径が1250キロもあり、韓国空軍は東京空襲ができるようになった。

 現在、韓国空軍が持つ戦闘機は約590機で、航空自衛隊の約330機よりはるかに多い。北朝鮮空軍は無きも同然だから、韓国空軍は防空の必要が少なく、対地攻撃が主任務だ。
 韓国はさらに、射程800キロ、500キロ弾頭が付く弾道ミサイル「玄武2C」や射程1200キロの巡航ミサイル「玄武3C」を開発している。

 弾道ミサイル、巡航ミサイルの総数は計約2000発に達しつつある。韓国から北京までは900キロ余りであり、1200キロの射程ならほぼ日本全域を攻撃できる。韓国の潜水艦も巡航ミサイルを搭載している。
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 一部引用以上

 韓国軍内では、「今、日本を相手に戦争をやれば勝てる」との認識が共有されているという。しかし、それはアメリカが許さないから、渋々我慢しているのだという。
この数年、韓国は対日本をめぐって、あまりにも異常な敵対行動を続けているが、その背景には、日本爆撃を視野に入れた戦争準備があるともいわれる。

 文政権が、北朝鮮や中国に接近し、アメリカとの縁を切ろうとしている本当の理由は、実は、日本との戦争を視野に入れた段取りであると考えることもできる。
 問題なのは、韓国東岸に建設された多数の原発群、古里・月城などで、放射能事故が起きた場合は、韓国内よりも、はるかに大きな被曝被害が日本列島に生じることだ。
 http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1640.html

 岸田政権は、近い将来に、韓国内日本企業資産売却の実現で、対韓制裁を行わなければならなくなる。それは、韓国経済の息の根を止めるものとも言われている。
 このとき、韓国の反日感情が、古里原発での意図的な放射能事故を引き起こすことに対して十分な警戒が必要になるだろう。

http://tokaiama.blog69.fc2.com/blog-entry-1643.html  

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コメント
1. 2021年10月10日 16:07:03 : MKtlKLYSaM : cGpaQUJRN3pRcjI=[22] 報告
ダメダメ家庭の目次録 05年4月22日
韓国の高校の歴史教科書
http://kinoufuzenkazoku.hariko.com/05-04/05-04-22.htm

歴史を眺めていると、ちょっとおもしろいことがあったりします。

ある国が滅んだ後で、別の体制となるわけですが、その滅んだ国の形式的後継者と、実質的というか心理的な後継者が違っていたりする事態が発生することもあります。

たとえば、最近の例では、ナチスドイツの形式的な後継者は、昔の西ドイツという国でした。正式な名称はドイツ連邦共和国・・・今の統一ドイツがこの国です。しかし、実質的にはナチスドイツの後継者は東ドイツの方でしたよね?

ナチスドイツと東ドイツは、権威主義だったり、秘密警察が暗躍する恐怖社会だったり、反米というスタイルにおいても同じと言えるかも?
ナチスドイツは共産主義に反対する立場の政府で、東ドイツは共産主義社会という意味では、本来は全く反対の統治システムになるはずですが、実質的には同じ社会。

同じようなことが、日本でも言えます。

現在の日本は、かつての大日本帝国の形式上の後継者であると言えますし、元首である天皇は共通していますが、その統治形態としては実質的にはかなり違っています。

かつての大日本帝国の実質的な後継者は、むしろ韓国だったり、北朝鮮だったりするわけ。

それこそ、言論弾圧の統制社会だし、権威主義だったり、妙な民族主義があったりするでしょ?それに反米だし、秘密警察が大活躍。

それにコンプレックスが強く、ムダに「大」の字を使いたがるところとか。

「日本が大嫌い!」の韓国や北朝鮮は、大日本帝国の統治システムを十分に受け継いでいるわけです。

さて、メールマガジン「ダメダメ家庭の目次録」では、一種の総集編として、「作品の中に描かれたダメダメ家庭」というカテゴリーで、種々な「作品」の中に描かれているダメダメ家庭の具体的事例をピックアップしたりしています。

今回はその「作品」として「韓国の高校の歴史教科書」を取り上げます。

「オイオイ!!教科書が『作品』かよ?」
と思われる方も多いでしょう?

しかし、これがまた目眩がするぐらいに、ダメダメなスタイルが詰まった「作品」なんですね。

よく韓国や中国が、日本の歴史教科書についてイチャモンをつけて来ますよね?
まあ、どうしてそこまで「人のすること」に関心を持ったりするのでしょうか?これって典型的なクレーマーの所業でしょ?クレーマーは「自分がやらなければいけないこと」には関心がなく、「人のやっていることに文句をつける。」そのような習性があるわけ。

では、日本の歴史教育に文句を付けてくる韓国の方は、どのように歴史を教えているのでしょうか?
何も「あら探し」と言うわけではないにせよ、韓国の歴史教科書を読んでみるのも悪くはないでしょう。

ちなみに、歴史的事件に限らず、事件を記述するのには、一種の定石があります。
よく言う「5W1H」というヤツです。「いつ(=WHEN)」、「どこで(=WHERE)」、「誰が(=WHO)」、「何故に(=WHY)」、「何を(=WHAT)」、「どのように(=HOW)」の6つを中心に記述していくものです。

たとえば、日本の有名な歴史的事件である戦国時代の長篠の合戦を例にしてみましょう。

「いつ」は1575年。「どこで」は今の愛知県の長篠の地で。「誰が」は織田信長と武田勝頼が。「何故に」は、織田家と武田家の領土争いで。「何を」は、合戦をした。「どのように」は武田家の側は、伝統的な騎馬軍で、織田軍は先進的な鉄砲部隊で・・・という記述になります。

また、歴史的事件だったら、上記の記述の他にも、「その影響」という事項も付け加える必要があります。長篠の合戦においては、織田家は最大のライバルを打ち破って、天下付武への強力な前進となりました。勿論のこと、軍事的戦法の革新という影響もあります。

と同時に、歴史的事件の記述に際しては、重要なことがあります。
資料名です。

たとえば、織田家では正式な記録として「信長公記」という記録があります。当然のこととして武田家にも正式な記録があり、その資料に、この長篠の合戦の公式の記録が収められているわけです。

そのような正式な記録だけでなく、部下たちによる非公式な日記のようなものもあるわけです。それらの資料をつきあわせることによって、歴史的事件の全貌がわかってくることになる。

だから、歴史的事件をまとめた、いわゆる歴史書では、上記の「5W1H」だけでなく、その結果と影響に関する記述や、資料名についての記述も必要なわけです。それは歴史教科書のような類の歴史書でも全く同じです。

何もこれは日本だけでなく、世界の文明国には共通の発想です。文章の言語自体は違っていても、歴史を記述する文章の記述の仕方、考え方には大きな違いはありません。

ところが韓国の国定歴史教科書では、そんな文明国の基本的スタイルとは無縁なんですね。

たとえば、例に挙げた長篠の合戦を記述する場合では、片や鉄砲部隊という最新鋭の戦法。片や騎馬戦という伝統的な戦法。その違いを記述することが不可欠でしょ?

ところが、韓国の歴史教科書では、そのような歴史的事件を記述する際に「どっちの側に愛国心があったか?」と言った記述だったり、「どっちが正義なのか?」と言った記述ばかりで、事件についての5W1Hのような具体的で客観的な記述が少ないわけ。

「どっちが正義だったか?」なんて、判断する人によりけりでしょ?人にはそれぞれの立場があるわけですからね。それこそ長篠合戦で、織田軍は武田軍を「敵」だと思っていたのは当然ですが、「悪」だとは思ってはいませんよね?
その点は、武田軍だって同じ。織田軍を「悪」だとは思ってはいないでしょ?
ただ、己の使命と野心に従って戦っただけでしょ?
それが「もののふ」の生き様であり、死に様でしょ?

韓国の国定歴史教科書の記述は、まるで「スポーツ根性モノのマンガの原作」のような趣なんですね。客観的な記述ではなく、ひたすら「ウヮー!」という叫び声が聞こえてくるよう。

客観的に事実を記述するというより、作者の「思い」を伝えることに主眼があるわけ。そんな「作品」なんですね。

まあ、そんな本で歴史を勉強させられていたら、バカになるのも当然ですよ。

では、そのような作者の「思い」に満ちた、韓国歴史教科書という「作品」を、具体的に、客観的に検証してみましょう。

検証に当たっては、「教科書の記述の問題点」というカテゴリーと、「教科書の記述から浮かび上がる韓国人のメンタリティー」そんな感じで分類して記述してみます。

【教科書の記述の問題点】

1.年号が出てこない・・・この韓国歴史教科書では年号の登場が実に少ない。何ページにもわたって、○○年と言う具体的な年号が出てこないわけ。事件の羅列があっても、その事件が西暦何年のことなのか?記述されていないわけです。チョット日本の方には信じられないことでしょうね。だって「なくよウグイス平安京」で794年・・・なんて年号をゴロで覚えるのに苦労しましたものね。年号が出てこない歴史教科書なんてこの世に存在すること自体、不思議でしょ?

韓国の歴史教科書でも、ほんの少しは年号が出てきたりしますが、後で年表の形でまとめられていて、今現在記述している歴史的事件が何年に起こったのか?分らないようにできているわけ。

年号というものは、覚えるのは面倒ですが、歴史的事件の客観的指標としては重要でしょ?年号を覚えていると事件の順番が明確になると同時に、外国の同時期の事件と比べることもできる。この時代に外国はこんなことをやっていたのに「我々の国は遅れているなぁ・・・」などと感想を持つこともあるでしょう。しかし、年号が記述されないと「我々は先進的だ!」と記述されていると、思慮の浅い人は盲目的に信じてしまうんですね。

2.資料名が出てこない・・・この韓国国定歴史教科書では、出典の資料名がほとんど出てきません。もしかしたら朝鮮半島では、資料を作るという習慣がないのかもしれません。データーを取るという習慣の欠落については、後で触れます。この韓国歴史教科書では出典の資料名もなく、「我々は正しい!」の一点張り。まるでカルト宗教のような趣になっている。資料名が無いので、疑問を持った読者が自分自身で調べ直すこともできないわけ。

3.差別用語の乱発・・・高校生が勉強するというこの教科書には、意図的な差別用語が乱発されています。日本を「倭」とか言うのはともかく、ヨーロッパ人を西洋蛮人と書いたり、清を建国した女真族をオランゲという差別用語で呼んだり・・・まあ、こんな差別意識丸出しの本は、日本だったら発禁処分でしょうし、当然のことに、他の一般の文明国でも発禁処分は確実でしょう。そんなアングラ本程度の本が教科書なんですね。そもそも、ヨーロッパ人を示したいのなら、西洋蛮人と書くのではなく、単に西洋人とでも表記すればいいだけですよ。しかし、わざわざ「蛮」を入れて勝手に喜んでいるんですね。

4.漠然とした記述・・・たとえば、上記で年号が出てこないと書きました。しかし、歴史書なんだから当然のこととして、時期に関する記述もあります。そのような場合では10世紀中葉とかの記述になっていて、漠然としてあいまいな記述になっています。しかし、10世紀中葉なんて書かなくても941年とか明確に年号を書けばいいじゃないの?しかし記述が漠然としているので、作者が意図的に読者を誘導することができているわけです。

年号の問題だけでなく、資料名も「ある民政文書」とかの表記になっている。そんな表記にするより、「△△が○○年にまとめた、☆☆という資料」と記述するのが文明国の歴史書のスタイルでしょ?
それこそ「1920年代のはじめ、全国の青年運動は100余りあり」・・・などと記述されています。しかし、文明国の歴史書だったら「政府による1922年の統計では、全国の青年運動は105団体あった。」と記述するものです。どうしてそんなにあいまいに記述するのかなぁ?

5.政治家がなかなか登場しない・・・歴史書だったら、当然のこととして多くの政治家が登場するだろう・・・と思われるでしょ?ところが韓国の歴史教科書では政治家の登場が実に少ない。その代わりに政治論者が実に多く登場するわけ。「国家はこうあるべきだ!」とワイワイ論じる人は多く登場しても、実際に政治を運営する人が出てこない。

6.やたら「べき」論・・・上記の実際の政治家より政治論者の数が多いことと関係していますが、この韓国歴史教科書はやたら「べき」論が多い。「こうすべき」「ああすべき」と、やたら説教くさい。

7.法律名が出てこない・・・具体的な人名は多く出てきますが、法律名は出てこない。上記のようにすべて「べき」論で片付けているので、具体的な法律を制定するという形で、実際的に国家を運営する気がないわけですね。

8.個人的感想がいっぱい・・・教科書と言うものは客観性が第一と考えてしまうのは、文明国の常識でしょう。しかし、さすがに韓国の教科書は作者の主観的な「思い」が詰まっている。

たとえば「高麗時代の石塔は安定感が不足し、造形感覚面では新羅時代の石塔に比して多少劣る気がする。」なる記述があったりする。しかし、執筆者が「気がする」のは勝手だけど、教科書の記述として書かれても、読んだ側は何を理解すればいいの?

あるいは後に中国で清王朝を作った女真族との戦争では「意外にも」負けた・・・との記述があります。アンタが「意外」に思うのは勝手だけど、そんなことは教科書に書く内容ではないでしょ?
それとも「気がする」とか「意外にも」とかが、試験に出たりするのかな?

9.ヴィジュアルが少ない・・・上記の石塔に関する記述だって、文章にするより、それぞれの写真を載せればいいじゃないの?ところが韓国の歴史教科書はヴィジュアルが実に少なく、文字ばかり。まあ、その文字による文章も、やたら説教くさいわけです。画家についてウダウダ説明するより、その画家の作品を載せればいいじゃないの?しかし、そのような客観的な記述を放棄して、ひたすら作者の「思い」を書き込んでいく・・・それが韓国の歴史教科書のスタイルなんですね。

10.やたら民族意識・・・この教科書には「民族意識」という言葉が実に多く出てきます。逆に日本だとそんな民族意識なんて出てこないでしょ?まあ、大日本帝国の教科書なら出てくるかもしれませんが・・・
韓国の歴史教科書では「民族意識」「民族文化」・・・そんな言葉ばかり。
しかし、ではその「民族意識」って具体的にどんな意識なの?

教科書を読んでいても、さっぱりわからないんですね。

どうやら、私がよく書いていますが「集団的被害者意識」と「オレたちはすごいんだ!」というエリート意識の混じったもののようです。しかし、「オレたちはすごいんだ!」と思うのはいいとして、具体的に見てどの辺りがスゴイのか全然書いていないわけです。まさにカルト宗教のような趣になっている。

「オレたちはすごいんだ!」「オレたちはすごいんだ!」「オレたちはすごいんだ!」と連発するだけ。

そして、そんな「本来はスゴイはずの我々がうまくいかないのは、全部○○のせいだ!」と被害者意識になるわけでしょうね。

11.経済に関する記述が少ない・・・この教科書には経済的なマターに関する記述が実に少ない。やたら「べき」論をぶつ政治論者がワイワイ言うだけ。使用していた貨幣とか税制とか、生産技術など実際的な問題についてほとんど触れていないわけ。だから読んでいても当時の人の暮らしぶりなど全然わからないわけです。

12.都合の悪いことは書かない・・・「朝鮮半島の進んだ文物が日本に伝えられた。」この韓国の歴史教科書に頻発する文言です。しかし、先進的な文物って、具体的には何なの?それが書いていないんですね。しかし、ちょっと離れた箇所で貿易に関する文言があって、朝鮮から日本への輸出品は米、木綿、人参だったとか書いてある。米、木綿、人参かぁ・・・たしかに『先進的』だねぇ・・・。しかし、先進的という言葉と米、木綿、人参という具体例が離れて記載されているので、「素朴」な韓国の高校生だったらダマされてしまうんでしょうね。

あるいは豊臣の朝鮮半島の侵攻のあと、朝鮮がロシアと戦争して朝鮮の鉄砲部隊が大活躍したとの記述があります。その鉄砲はどこから来たの?そんなことも書いていないわけ。あるいは、その豊臣軍の侵攻の後の時期に、朝鮮の農業技術が飛躍的に向上したらしい・・・この韓国の教科書では、いつものように「農民の民族意識」云々で片付けられてしまっています。

しかし、現実的に考えると違うでしょ?豊臣軍の中で農民出身の足軽が、朝鮮半島の遅れた農業技術に見るに見かねて実地でレクチャーした、と考えるのが現実的な思考でしょ?違うのなら、データーとか資料を出さないとね。農民の民族意識がどのように農業技術の発展に貢献したのか?とかの資料があるとでも言うのかな?しかし、この韓国歴史教科書ではそんなマトモな疑問には答えてくれないわけ。

13.データーが載っていない・・・この教科書にはそれぞれの時代の人口とか、生産量とかのデーターがほとんど出て来ません。これは前記のように政治を運営する気がなく、政治を論じることにしか興味がないので、データーを取る習慣がないのでしょうね。

しかし、韓国の歴史で突然に豊富なデーターが出てくる時期があります。それは日本統治時代。この時代になると、韓国の人口とか生産量の詳細なデーターが出てくるばかりではなく、事件における年号や被害などの詳細なデーターも記録されている。この時代になって初めて「政治」が行われていたことがわかるわけ。

14.判断が先に来る・・・たとえば、韓国人による伊藤博文の暗殺事件がありました。日本だと「暗殺」という言葉で記述されますよね?ところが韓国の教科書では「処断」という言葉になっている。「悪をやっつけた!」というわけでしょう。この手の価値判断を伝えるのが教科書の役目と認識しているようです。しかし、それは文明国の歴史教科書ではないでしょ?読者が自由に考えることができなくなりますよね?

しかし、この手の判断が先に来る歴史教科書は、大日本帝国の歴史教科書がそうだったはずです。たとえば足利尊氏と後醍醐上皇が争った南北朝時代の記述において、足利尊氏は一方的に「悪」にされていたそう。
文明国の歴史書のスタイルだったら足利尊氏の政策と、後醍醐上皇の政策を記述することに重点が置かれることになります。まあ、こんな感じで判断が先に来るような教科書で歴史を学んでいたので、大日本帝国の人間はバカになってしまったのでしょうね。

15.具体例が乏しい・・・たとえば「ハングルは優秀だ!」そんな記述が多く出てきます。しかし、ハングルで書かれた「おもしろい文章」の作品名は中々出てこない。ひたすら「ハングルは優秀だ!」「ハングルは優秀だ!」それだけ。文明国の書物だったら、ハングルで書かれたおもしろい作品の写真でも載せるでしょ?ひたすら判断を押しつける形なんですね。美術でも文学でも具体的作品名がなかなか出てこないわけ。

16.感情的表現・・・教科書は作者の「思い」を伝えることが韓国での常識なので、作者の感情的な表現が頻発している。・・・日帝の悪辣な・・・とかの言葉が頻発。しかし、その日帝が何年にどんな法律を作ったのか?とは記述していない。ただ「悪辣」とか「冷酷」とかの扇情的で感情的な文言が並ぶだけ。


【教科書から浮かび上がる韓国人のメンタリティー】

1.内輪もめ・・・それこそ新羅、高句麗、百済以降も、半島の人はやたら内輪モメをしている。いつの時代もこの内輪もめの記述がいっぱい。それだけ、「小山の大将」になりたがるようです。以前にも書きましたが、会話のできない人間は「手下はいても、味方がいない。」もの。どうしても「自分が大将」になりたがるわけです。

2.情報軽視・・・当事者として政治を進める人よりも、傍観者として政治を論じる政治論者が威張っていられるのは、やっぱり当事者意識の欠如が社会に蔓延しているからですね。実際に政治を進めるとなると、情報を集めて、情報を分析して、政策を立案して、法律化して、周知させ、実行する・・・そんなプロセスが必要でしょ?単なる「べき」論では片付きませんよ。地道な作業が必要なんですね。

朝鮮の歴史では情報というかデーターを集めている様子がない。情報もないのに、どうやって政策を立案するの?この韓国歴史教科書では「儒教の教えに従って、『○○のような政策をすすめた』・・・」なる記述が多くあります。しかし、マトモな政府だったら儒教の教え以前に、国家の人口とか生産量とか周辺国に関する情報を集めるものでしょ?そんな情報軽視の姿勢だからこそ、歴史のデーター資料も少ないわけでしょうね。

3.原理主義・・・当事者意識がなく、傍観者然なので、現実無視で原理原則を押し通そうとする。そしてうまく行かなくなったら、「アイツが悪い!」と他者に原因を押しつけることになってしまう。しかし、現実を無視して自分の原理原則を押し通してしまっても、うまくいかないのは当たり前でしょ?

4.対抗心が強い・・・ダメダメ家庭ではやたら対応心が強く「アンチ○○」なんて発想をしがちであることは以前にも書いています。韓国人が「アンチ日本」の発想をするのは勝手ですが、韓国人同士でもやたら対抗心が強いわけ。儒教の流派同士で対抗したり、儒教と仏教で対抗したりと、そんな記述ばかり。対抗する以前に、民衆のことを考えてみるとかそんな発想が全然ないんですね。

政治対立、学問対立、宗教対立、地域対立、身分対立・・・そのような記述ばかりが多くなる。自分自身を主張する方法として、まず最初に「私はあの○○に対立している!」と一声あげるのが、韓国人の流儀のようです。スグに排除の論理が出てきて、「お互いが、得意分野で一緒に協力してやっていこう!」とは行かないわけ。

5.排他的な愛国心・・・民族意識という言葉がやたら頻発するのに、では「その民族意識って、具体的には何?」という質問には答えられない。しかし、そのように強圧的に民族意識を押しつけるので、どうしても排他的な発想になってしまうことになる。20世紀になってアメリカなどの海外に移住した韓国人もいたそう。それはそれで結構ですが、その移住した人は韓国に対する強い愛国心を持ち続けたそう。

韓国にシンパシーを持つのは当然として、そんなに強い愛国心を持つのならアメリカに移住しなければいいでしょ?海外でそんな、「オレたちはスゴイんだ!」というような排他的な愛国心を持っているから、関東大震災やアメリカのロス暴動で焼き討ちにあうわけでしょ?アメリカに移住したらアメリカに忠誠を誓えばいいじゃないの?ねっ?

6.身分秩序・・・・ダメダメ人間は人間を序列化することが大好きのようです。まあ、カルトではこの手の序列化が好きなのはオウム真理教でもありましたよね?韓国もオウム真理教と同じように、やたら細かく身分が別れている。それにその身分間の移動が不可能のようです。妾腹の子供は絶対に出世できないとかが、あったそう。あるいは男尊女卑なども・・・そのような秩序を「倫理的」措置などとも記述してある。そんな身分体系は制度かもしれないけど、倫理とは言えないでしょ?

7.理屈をこねくり回す・・・現実を無視して理屈をこねくりまわすことが大好き。そしてその理屈も、権威主義で、おまけにすべて善悪で片付けてしまうので、思考に広がりがないわけ。教科書におもしろい記述があります。李氏朝鮮時代の農民の離脱に関するものです。
「農民の離脱は名分上、民生を安定させなければならないという儒教の王道政治論にあわないだけでなく、現実的にも、国家の財政を危うくするものであった。」
・・・しかし、一般の文明国だったら、記述の順序が逆でしょ?儒教の名分などより、国家財政の方が重要でしょ?

8.知識欲が乏しい・・・理屈をこねくり回すことは好きでも、新たな知識を得ようとはしない。まあ、目新しい学説には興味を持つようですが、知識って学説だけではないでしょ?たとえば世界地図を韓国が入手したのは17世紀末。しかし、日本にはイエズス会の宣教師より16世紀には入手していますよね?だから豊臣軍による朝鮮侵攻は、最新鋭の軍事設備と、世界全体に対する豊富な知識を持つ日本軍と、軍事的にも知識的にも乏しく、ただ「オレたちはスゴイんだ!」と自画自賛しているだけの朝鮮軍の戦いだったわけ。20世紀での太平洋戦争では、日本の立場は全く逆になってしまいましたが・・・戦争の善悪はともかく、何事でも事前準備は重要でしょ?

9.何でも反対・・・今のイラクのように何でも悪く取り、反対するのが韓国人。日本統治時代に貨幣の共通化をやろうとしたら、それに反対し、ブチブチ文句を言っている。勿論デメリットもあるでしょうが、本来は韓国人自身で貨幣の共通化なんてやらないといけないでしょ?他人にやってもらって感謝するどころか、文句を言う始末。
それに、そんなに貨幣の共通化がイヤだったのなら、今からでも元のバラバラの状態に戻せばいいじゃないの?
反対することには熱心でも、「で、結局は、どうしたいのか?」という点は何も考えていないんですね。

10.危機意識が乏しい・・・自分自身を自分で守ろうという当事者意識がないので、危機意識もない。だから周辺国の情勢にも気を配らない。だから簡単に侵略されてしまう。中国とか日本にスパイくらい派遣して情報収集するのが、マトモな国でしょ?そんな当然のこともやっているそぶりもないんですね。それに危機感がないので、優秀な人間を抜擢する必要がない。だから社会も停滞する。

11.ダメダメの連鎖・・・根拠のない「オレたちはスゴイんだ!」という思いこみや被害者意識だけの人・・・それに人の話を聞き、相手に自分の意向をわかりやすく伝える意欲のない人間を相手にしてくれる人って、一体全体誰がいるの?結局は、相手をしてくれるのは自分の子供・・・というか子孫だけになってしまうわけ。だからこんな教科書を作って子供たちをダメにしたがるわけです。
もし韓国人の子孫がマトモな発想をしてしまったら、こんな教科書を疑問もなく読んでいるような祖先は相手にしませんよ。
ダメダメな人間は、そのダメダメな集団から脱却しようとする人間の行動を妨害するものなんですね。この教科書はそのような効果があるわけ。

12.クレーマー・・・具体的にモノを考える習慣がないし、他者に対して具体的な説明をする習慣が身に付かないので、他者と上手に会話することができないわけ。その上に被害者意識が加わるので、どうしてもクレーマーになってしまう。

「一体、どうして欲しいの?」
「一体、アナタたちはどうしたいの?」

そう聞いても答えられないものでしょ?

そもそもそのような具体的な思考をするようには訓練されていないわけ。
しかし、こんな教科書で勉強した人たちが、他者とどのようにコミュニケートするの?
まさにこの教科書のように、感情的なスタイルで文句を言うだけで終わってしまうわけ。だってクレームをつけることくらいしかネタもないでしょ?


【トホホな記述】

韓国の教科書には結構トホホな記述が多くあります。まあ、狙ったユーモアではないでしょうが、笑えますよ。

1.新羅の王様の記述・・・「王が自ら藩田を耕して農事の規範を示したりした。」・・・今でも将軍様が何かと模範をお示しになりますよね?

2.16世紀頃の農民の食料に関する記述・・・・「政府は雑穀、ドングリ、木の皮などを加工して食べる方法を提示した。」・・・今でもやっていますよね?

3.陽明学に関する記述・・・「理屈をこねくり回す」だけではダメだ!これからは知行合一(知識と行動が一体になること)の陽明学だ!と言うことで、李氏朝鮮時代に陽明学の研究が始まり、結果的に立派な陽明学の学問体系が完成したとのこと。しかし、そんな立派な学問体系に意味はないというのが知行合一の陽明学じゃあないの?日本の大塩平八郎のように実践してみたら?

4.文盲率・・・日本が統治を始めた頃の、韓国の文盲率は80%だったそう。日本統治前までそんな統計も無かったようです。しかし、80%が字を読めないのなら、日本語で教えるのも理にかなっていますよね?ちなみに日本が韓国人に行ったとされる創氏改名だって、それ以前はほとんどの韓国人は苗字がなかったのだから、当然といえば当然ですよね?それに強制ではないわけですし。だからこの教科書では、その法律名も年号も出てこないわけ。

5.税制・・・16世紀頃の韓国の税制は「租庸調」を基礎にしていたらしい。それって日本だと大化の改新で制定された制度でしょ?韓国人が経済的な面を全然考えていない人間であることが実によくわかります。1000年も進歩がないわけ。

6.満州開拓についての記述・・・韓国人は満州の開拓を行ったらしい。その記述が秀逸です。「現地土着民から圧迫を受けながらも、荒蕪地を開拓した・・・」とのこと。しかし、これって、まさに侵略じゃあないの?それこそ現地土着民に謝罪しないとね。


私は何も偏見を持って、この「韓国国定歴史教科書」を読んだわけではありませんよ。

この教科書は図書館などで借りることができると思いますので、読者の方々も一度、虚心坦懐にお読みになられると、興味深いと思います。

何でも韓国では教科書は、この国定教科書一種類しかないそうです。まさに大日本帝国そのものですよね?

こんな教科書で歴史を学んでいる韓国人が、「ああ」なってしまったのも当然と言えば当然。そんな「おバカ」な韓国人が選んだ大統領のノ・ムヒョン氏が「おバカ」なのも当然と言えば当然。

だいたい大統領になる前に一度もアメリカに行ったことがない、なんて文明国では考えられないことでしょ?

しかし、今まで検討してきた韓国の教科書から見て、そのような人間が大統領になってしまうことも理解できますよね?それに、私が提示したこの教科書の特徴を思い起こすとノ・ムヒョン氏の発言が実に理解しやすいでしょ?

この教科書を読んでいると、「作者」が頭から湯気を出して怒って書いているのはわかりますが、何が言いたいのかさっぱりわからない。それに・・・この本からどうやって試験問題を作るのかな?だってこの教科書には「客観」がなく「主観」だけなんですからネ。

他者に対して物事を伝えるのは、客観的な5W1Hを伝えることが先で、次に個人的見解でしょ?そのようなスタイルでないと、聞いている側の人間は、「この人・・・いったい何が言いたいの?」となってしまいますよね?
まさにこの教科書はダメダメの聖典と言えるくらいです。

この教科書は人にわかりやすく伝えようとする意欲そのものが無く、ただ自分の思いを勝手に言い放しているだけの本なんですね。

実際のダメダメ家庭に育った読者の方の中には、ご自分の両親の「語り口」を思い出す人もいらっしゃるでしょう。

この教科書の文章と、ダメダメ家庭でのおなじみのセリフ

「一体誰のためにこんな苦労をしたと思っているんだ?!」とか

「オマエのために人生を棒に振ってしまった・・・」

とは実に近い位置にあります。あるいは、「悪いのは全部○○のせいだ!」という犯人認定にも近い。まあ、そのグチや犯人認定を言う対象がどこになっているのか?

この点は、日本人には悲劇的なことですね。

日本の会話不全のダメダメ人間が往々にして、韓国にシンパシーを持っている例が多く見受けられるでしょ?会話のできない人は、会話ができなくてグチばかり言っている人間と一緒になって、自分自身もグチを言いたがるもの。

まあ、私がよく書いていますが、それってハエやゴキブリが腐臭に吸い寄せられるようなもの。

グチを言うことが、一時的な楽しみになっていることはわからないでもありませんが、自分自身の尊厳を大切にすることが、ダメダメからの脱却の第一歩でしょ?こんな「人の話を聞くつもりもない」人たちと一緒にいて何が楽しいのかな?

いずれにせよ、図書館で借りて、実際にお読みになってみることを是非お勧めいたします。

まあ、読んで不快になることは・・・請け合いますが・・・
韓国を考える際に参考になるだけでなく、日本のダメダメ家庭を考える際にも非常に参考になると思います。

(終了)
***************************************************
発信後記

メルマガの文章作成には、結構準備時間がかかったりします。
今回の文章だって、そもそもこの教科書自体が、日本語で500ページもあって読むのも大変。
ということで、取りかかった頃には中国や韓国での反日デモもまだ起きてはいませんでした。

今回のお題は、良くも悪くもグットタイミングになってしまいました。

多分、中国の教科書も、韓国と同じように異常な教科書なんだろうと思います。
だって、卒業した生徒があのザマなんですからね。

何も日本の教科書に問題が無いというわけではありませんが、韓国の教科書は100%の異常と言えると思います。というか、日本だったらこの執筆者は変質者扱いですよ。変質的なクレーマーが執筆した教科書で勉強?させられている韓国の生徒は、ある意味お気の毒ですが、そのうっぷんを日本に向けてくるのは、はた迷惑ですね。

以下に管理者による追加文章 (10年12月21日 アップ)

さて、本文においては、韓国の歴史教科書に表れている、韓国人のメンタリティーについて考えております。

私としては、何も韓国人の問題そのものを指摘したいと思っているわけではありません。

韓国人というスクリーンに映っているダメダメのメンタリティーを考えているだけです。

韓国人なり韓国の歴史教科書そのものに意味があるわけではなく、ダメダメの問題を映すのにあたって出来がいいスクリーンというだけです。

だから、今回言及したメンタリティーに近い様相は、別のところでも見えたりするもの。

それこそ、インターネットの掲示板において湯気を出しながら書き込んでいるような人間のメンタリティーと共通しているわけですし、別の国との共通性もあったりする。

それこそ、別のところでまとめておりますが、ヨーロッパのポーランドのメンタリティーとも実に近い。

あるいは、日本だと、茨城県の歴史を調べてみたら、なんとも、同じようなことをやっている。

ここで、その共通性をピックアップしてみましょう。

ちなみに、このようなメンタリティーは、水戸藩に関わる幕末での大事件である「天狗党事件」では典型的に見出されたりします。この「天狗党事件」については、皆さんも、例のウィキペディアでも使ってチェックしてみてくださいな。

ということで、茨城県と韓国の歴史において共通してみられるダメダメの様相をピックアップしてみましょう。

1. 対抗心・・・何かと言うと、スグに「あの○○に対抗する!」と息巻く。そして、それこそ平安時代の平将門のように乱をおこしたり、論争を起こしたりする。

2. 身近なものを否定・・・それこそ、「尊皇攘夷」だって、長州や薩摩のような外様の大名が言うのなら分りますが、御三家が尊皇攘夷というのはヘンでしょ?

しかし、自分の父親が嫌いなことを自分で認めたくない人間が、「お祖父さんは立派な人だった・・・」と過剰に言ったりする例があることを考えれば、その尊皇攘夷の心理的な意味も理解できるようになるわけです。より遠くのものを肯定することで、目の前のものを否定しているわけです。

3. 政治家よりも、政治論者・・・水戸藩には色々な政治論者が出てきますが、実際の政治家はほとんどいない。実際に出てくる政治家も、「善政を行った。」とかの漠然とした記述になって、「どんなデーターをもとに、どのような施策を進め、どのような効果を得たのか?」という点が出てこない。「べき論」を用い、現実を否定しているだけの学者さんが多いんですね。そして、現実否定的な主張をすると改革派とか言われてしまう。そんな流れは、韓国の歴史教科書ではおなじみのもの。

4. 各派対立・・・それぞれの考え方について、データーを取って検証するという発想がないので、「議論のための議論」になるばかり。だから、政治論者の各派対立が深刻になってしまう。だって、主義主張の有効性を検証しようがないんだから、論争になったら収まりようがありませんよ。

5. 内輪もめ・・・ということで、内部対立が頻発することになる。水戸藩の前の時代から、やたら内輪もめが多い。

6. 報復・・・内部対立が深刻化するので、自分の側が被害者だと確認する儀式としての報復行為が頻発し、その規模も過激になってしまう。親類縁者を皆殺しするという凄惨な報復行為が習慣化してしまう。

7. 芸術の不在・・・自分の内面を見るよりも、対立している相手方を見てしまうので、自己逃避が進行してしまう。だから、自分の内面を厳しく見つめた成果といえる芸術作品が生まれない。まあ、茨城県出身で有名な芸術家となると画家の横山大観くらいとなるわけですが、その名前の大観の中の「大」の字は、当人のコンプレックスを示すことが多いもの。大きいことを肯定したのではなく、「小さい自分がイヤ。」という二重否定的な心理状態につながることも多いんですね。そもそも、その大観の作品も、芸術的に見ると「悪くはない」と言った二重否定的な価値でしょ?

目の前の現実を踏まえ、自分の意向を自覚して、異なった見解を持つもの同士でも、会話によって合意形成を進めていくという発想がない。

現実無視のご高説を「べき論」で連呼するだけ。

そして、気に入らない相手に対しては、スグに武力に訴えることになる。
そして、武力に訴える自分に酔ってしまう。

それこそ、「桜田門外の変」もその典型と言えます。
茨城の歴史は、犯人認定と報復行為ばかりの歴史なんですね。

それこそ、「尊皇攘夷」だって、「悪いのは全部、今の江戸幕府のやつらだ!」とか「外国のヤツらが諸悪の根源だ!」という発想でしょ?
それはいいとして、「では、結局は、アンタたちはどうしたいの?」となってしまうでしょ?

まあ、そんなことばかりしているから、水戸藩は尊皇が実現された明治政府に対して人材を提供できなかったわけでしょ?敵が共通となっている時点では一緒にやれていても、達成目標を共有することはできないわけです。

クレームを付けることには優秀であっても、自分たちの理想を実現させるという肯定方向には何も貢献できない。

まるで、革命家チェ・ゲバラのできそこないが集まったような人物ばかりが登場してくる歴史なんですね。

ちなみに、私としては、何も茨城県の方を蔑視しているわけではありませんよ。
幸か不幸か、ダメダメを映すにあたって、優秀なスクリーンというだけです。
そして、その点について自覚できれば、現在茨城県にお住いの方がコケないように注意することができるわけですし、芸術家も出てくることにもなるでしょう。
R.10/12/21
http://kinoufuzenkazoku.hariko.com/05-04/05-04-22.htm

2. 2021年10月24日 08:37:50 : YN6zSJjFqQ : Q2hoWkN0T0VFNlk=[1] 報告
【ゆっくり解説】韓国の歴史観の謎
2021/10/24


3. 2021年10月24日 08:53:04 : YN6zSJjFqQ : Q2hoWkN0T0VFNlk=[2] 報告
2020-02-20
日本人には理解不能な韓国人の歴史観
https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1867883

さて、本日は日韓の間の歴史観の違いの問題について書いていきます。

初めて来られた方はまずこちらを先に読む事をお勧めします。

ブロマガ『日韓問題(初心者向け)』を始めた理由

注意
・このブロマガは「日韓の価値観の違い」を初心者向けに扱っています

・当ブロマガのスタンスは「価値観に善悪や優劣は存在しない」というものです

・相手が不法を働いているからと、こちらが不法をして良い理由にはなりません

・自身の常識が相手にとっても常識とは限りません、「他者がそれを見たらど
う思うか」という客観性を常に持ちましょう

・日常生活で注意する程度には言動に注意を心がけてください


ここしばらく続いている新型コロナウイルス問題に関連し、韓国はいくつかのクルーズ船の入港を拒否したが、どういうわけか韓国の主要メディアのいくつかの報道では「韓国は入港拒否をしていない」ことになっていた。


一見歴史とは関係ない内容に見えるが、韓国人の歴史観にはこの件と全く同じ問題点が存在しており、こうした一貫性の無さは近代史はもちろん、史跡などでも頻繁に観察できる。


このため、彼らは頻繁に「日本人は歴史を知らない」と主張するが、実際には彼ら自身一貫した歴史観を持っているわけではなく、その時その時で都合の良い歴史観を語っているだけであり、この「感覚の違い」を理解できないと本当の意味での「韓国人の歴史観」は理解できない。


※一部を除き、引用記事が日本語の場合には文中にリンク用アドレスとタイトルのみ表記、韓国語のものやリンク切れで参照不能な記事のみ文末にまとめて本文を引用します。
※本文中のリンクは引用の元記事、或いはインターネットアーカイブやウェブ魚拓(別サイト)へのリンクです。

1:矛盾が矛盾にならない

まずはこちらの3つの記事から

日本、タイなどの入港拒否でさ迷っていた米クルーズ船、12日ぶりにカンボジア入港
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2020.02.13 08:17
https://japanese.joins.com/JArticle/262526
スマートフォン版
https://s.japanese.joins.com/JArticle/262526

「新型コロナウイルス感染症」(新型肺炎)の感染者がいないが、日本、タイなど5カ国の入港拒否で海をさ迷っていたクルーズ船「ウエステルダム号」がカンボジア政府から入港および停泊許可を得た。

クルーズ船社であるホーランド・アメリカラインは12日午後、声明を通じてカンボジア南部のシアヌークビルに向かっており、そこで今回のクルーズ観光航海を終了する予定だと明らかにした。

外信によると、ウエステルダム号は13日午前7時に接岸した後、下船のために数日留まってから出発する予定だ。この時、搭乗客1455人全員が港に降りて首都のプノンペンでチャーター便に乗る予定だ。

今月1日香港から出発したウエステルダム号は台湾を経て7日に日本に着く予定だった。しかし、船内で新型肺炎と疑われる患者が発生したという理由で日本、タイ、台湾、グアム、フィリピン5カ国が入港を拒否し、海に浮いていた。

船社側は入港を許可したカンボジア政府に謝意を示すとして乗客の帰国飛行機の搭乗費用を負担すると明らかにした。

また、顧客のクルーズ料金を全額払い戻し、今後いつでも無料で登場できるように搭乗券も支給すると伝えた。


日本によるクルーズ船“海上隔離”措置に…WHO「自由入港の許可」を要求
ハンギョレ新聞 2020-02-13
http://japan.hani.co.kr/arti/international/35739.html

WHO事務総長「入港許容したカンボジアは国際連帯事例」 
「ダイヤモンド・プリンセス」追加で44人感染…合計218人に

 世界保健機関(WHO)は、海上で強制隔離され横浜に停泊しているクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」と関連して、船舶の自由な入港許可とすべての旅客のための適切な措置を求めた。

 テドロス・アダノム・ゲブレイエソス世界保健機関事務総長は13日(現地時間)、スイス・ジュネーブの本部で開かれたブリーフィングで「現在までクルーズ船3隻の通関が遅れたり入港を拒否された」として「(これらの入港拒否事例で)たびたび証拠に基づく危険評価はなかった」と指摘した。続けて「国際保健規定(IHR)により、船舶の自由な入港許可とすべての旅客のための適切な措置の原則を強調するコミュニケ(共同宣言文)を国際海事機関(IMO)とともに発表する予定」と話した。

 また、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の拡散憂慮で、タイ・フィリピン・台湾・日本の4カ国から入港を拒否された豪華遊覧船「ウェステルダム」(英国系の米国のクルーズ運航社オランダ・アメリカ所有・乗船客2257人)と関連して、自国の港への停泊と乗客の下船を許容したカンボジア政府に感謝の意を表わした。この遊覧船は、今月初めに香港を出航し、台湾を経て航海していた。彼は「カンボジアの決定は、私たちが常に追求してきた国際連帯の事例」として、「リスニングでウェステルダムにはCOVID-19が疑われる患者や確定診断者がいないという。個人や国家全体を烙印することは(COVID-19に対する)対応を害し、人々をして互いにけなさせる。今は烙印でなく連帯のための時間」と話した。ダイヤモンド・プリンセスで感染者が急増し、遊覧船が感染の“培養皿”のように見なされる中で“自由入港”原則を改めて前面に掲げ、過度な海上隔離措置は自制するよう世界各国に勧告したわけだ。カンボジア南西部のシアヌークビル港湾公社の責任者、Lou Kimchhun氏はこの日、dpa通信に「発熱など健康状態をチェックした後、ウェステルダムの乗客を今日と明日にかけて順次下船させる予定」と話した。

 日本の厚生労働省はこの日「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに44人の感染が確認されたと発表した。この船の感染者は合計218人に増えた。

チョ・ゲワン記者


クルーズ船が釜山寄港取りやめ 検疫基準強化で=韓国
聯合ニュース 2020.02.07
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20200207004600882

【釜山聯合ニュース】日本に停泊中のクルーズ船内で新型コロナウイルスの集団感染が発生したことなどを受け、韓国当局が検疫基準を大幅に強化した。これにより、韓国の港に入港する国際クルーズ船が当分の間なくなることが7日、分かった。

 釜山港湾公社によると、検疫当局は新型コロナウイルス感染者が発生した地域から14日以内に出港したり、同地域を経由したりしたクルーズ船について、乗員乗客のうち1人でも発熱などの症状があれば、搭乗者全員を下船させないことを決めた。

 今年初めて、11日に釜山に入港する予定だった香港発の大型クルーズ船「ウエステルダム号」はこのような検疫基準強化のために釜山寄港をあきらめたという。同クルーズ船には新型コロナウイルスの感染者が乗っているとされ、日本政府は日本に入港しないよう要請している。

 韓国政府の検疫基準強化により、新型コロナウイルスの感染拡大が沈静化するまで、国際クルーズ船の寄港は事実上、なくなるとみられる。

 ただ、新型コロナウイルスの感染者が出ていない米アラスカ州から出発するクルーズ船1隻が3月19日に寄港する予定だが、乗客が下船するかは不透明だ。

上記3つの記事を読んでもらうとわかりますが、2月13日の中央日報とハンギョレ新聞の記事では、クルーズ船ウエステルダム号がカンボジアから入港許可を受け、タイ・フィリピン・台湾・日本が許可をしなかった件で、WHOがカンボジアに謝意を述べたと同時に、許可しなかった国に対して「自由入港許可要請」をしたという記事です。


しかしその6日前の聯合ニュースの記事を読むと、韓国も検疫基準強化を名目にして入港拒否をしているにも関わらず、それが中央日報とハンギョレ新聞の記事では「無かったこと」にされている事がわかります。


つまりこの韓国の大手二紙は、過去記事「韓国社会では「記憶の改変」が起きているわけではない?」でも解説したように、「自分は正しい」という前提で思考し、かつ他者の劣等性の指摘をするという、彼ら独特の価値観で思考している事がわかります。

※蔑視ありきの自民族中心主義

韓国の自民族中心主義(エスノセントリズム)は非常に特殊であり、通常の自民族中心主義が自己の優越性の肥大化から異民族や異人種を蔑視するようになるのに対し、彼らの価値観では「他者を蔑視する事で自己の優越性を証明する」通常とは逆のプロセスになっている。

韓国人が日本人から嫌われる根本的原因


youtube版
https://youtu.be/StPglNFdHxE


そしてこの「支離滅裂さ」こそ韓国人の「歴史観」そのものであり、彼らの世界観や状況認識は必ずしも現実とは一致しません。


そのため、このクルーズ船のような事例は韓国内で頻繁に発生しており、韓国では必ずしも現実に起きている事が彼らにとっての「事実ではない」という事になります。


私達にとっての矛盾は彼らにとっては矛盾ではない場合があり、むしろ私達が一貫性があると認識した事例は彼らにとっては矛盾になる事例が出てくるのもこのためです。
日韓の歴史対立は大半がこのパターンです。


2:一貫性のない歴史

そして重要なのは、この矛盾と錯誤は歴史遺産などでもみられるという事です。
例えば次の事例


20年がかりの修理補修…弥勒寺跡に西塔が帰ってきた ハンギョレ新聞 2018-06-20


韓国の弥勒寺跡地にある石造りの仏塔なのですが、元々朝鮮では仏教弾圧があり、その結果仏教が廃れ仏教施設の大部分が破壊、あるいは放棄され、仏教寺院は全て山奥へと追いやられました。


その結果、この仏塔も長い間放置されることとなり、日韓併合のころには崩れかけた状態であったわけですが、それを「再発見」した総督府がそれ以上崩れないようコンクリートで補強しました。


しかしそれを現在の韓国人達が「日本人がいい加減なやり方で補修した」と言い出して再整備することにしたわけですが、実際に完成すると


韓国・益山の弥勒寺址石塔 20年にわたる補修工事終え完工 聨合ニュース 2019.04.30


手を加えすぎて以前とは高さも形も変わってしまいました。
つまり、日本の補修は一見すると適当に見えても、「原型を残すために必要なこと」をしていたわけです。


補修前

補修後


結果次の朝日の記事にあるように


20年かけ修復「元の姿と違う」百済の石塔、韓国で批判 朝日新聞 2019年3月26日


「元の姿と違う」と問題化したわけですが、彼らはそのことを全く意に介さず、この状態で世界遺産への登録を目指すこととなったようです。


そしてこれよりさらに露骨な事例があり、それが韓国でも特に有名な世界遺産「石窟庵(ソックラム)」です。


これは以前にも記事で書いたことがありますが、韓国では「日本が適当な補修をしたため水漏れが発生した」と主張していますが、当時としては最新の技術での補修であり、水漏れはその技術の限界であったというだけの事だったにも関わらず、彼らの間ではこの主張が今でもまかり通っています。


更には


世界文化遺産「石窟庵」、60年代の復元工事に誤り 朝鮮日報 2007/09/23


かつて韓国で、「日本による補修は誤りだ、正確な配置に戻す」として石仏の配置換えが行われたわけですが、その後2007年に「日本の行った配置の方が正しかった」事が判明したにも関わらず、いまだ配置は戻っていません。
「世界遺産が」です。


更に去年の事なのですが


【コラム】「手当たり次第反日」という愚民化政策=韓国 中央日報 2019.05.10
[アン・ヘリの視線]「黙って反日」という愚民化政策 中央日報(韓国語) 2019.05.10
スマートフォン版
https://s.japanese.joins.com/JArticle/253208


韓国のテレビ局が。「石窟庵は数学・幾何学・科学の完ぺきな結晶体で、1000年以上にわたって完ぺきに保存されてきたが、日本が嫉妬してセメントとコンクリートを塗って傷つけた」というデマを報じたのです。


実際には仏教弾圧の結果石窟庵は「放棄されて朽ちたため、日本が補修した」にも関わらずです。


この事例の場合には、さすがに中央日報の記者も苦言を呈していますが、韓国では他にも


韓国の文化財受難日誌 全集刊行=「小倉コレクション」など 聨合ニュース 2017/02/23
「石窟庵(ソクラム)仏像、日帝に略奪されていなかった」 ハンギョレ新聞 2014-05-27


「国宝・石窟庵の修復記録を記した石板を日本が便所の壁板に使用した」とか、「龕室の石仏2体を日本が持ち出した」といったデマがまかり通っていたのです。
事実関係よりも「政治的意図」が優先された結果です。


また他にも韓国では、元々石窟庵は突然の雨で雨宿りをした郵便局員が「再発見」したにも関わらず、なぜか「独立運動家が見つけた」というデマも出回っています。


このように韓国では「事実かどうか」という事はあまり重要ではなく、その時々の都合で彼らの「正しい歴史」は変化するのです。


3:「歴史の共有」は不可能

今回のような事例は「反日だから」というより、以前から指摘しているように、独特の「理気二元論に基づく考え方」や「正しさの概念」が私達とは大幅に異なっているからこそ起きる現象です。

※独特の正しさの概念

彼らの正しさの概念は独特であり、根拠を必要としない。
また「この世には最初から一つの正しさが存在する」と考えられており、自分はその正しさを常に選択していると考える傾向にある。

そして正しさ同士がぶつかった場合には、(曲解でも捏造でもその件と全く関係なくともなんでもいいので)相手の劣等性を指摘する事でそれを自己の正しさの担保とする。

また相手の劣等性を指摘した時点で自身が指摘された問題は相手の問題にすり替わる。


youtube版
https://youtu.be/PvEa1FjkkEw


にも拘わらず、日本の一部のメディアなどはこの「一貫性のない歴史観」を無批判に支持し、本来日本人には到底受け入れられない歴史観を日本人に強要しようとします。
最近も次の朝日の事例のように


福岡)福岡で獄死の韓国詩人・尹東柱、没後75年追悼 朝日新聞 2020年2月17日
詩人尹東柱しのぶ献花式と講演会 京都・同志社大で来月15日 聯合ニュース 2020.01.26


日韓併合時代、尹東柱という人物が「ハングルで詩を書いた結果逮捕された」と書かれていますが、実際には上海独立政府の主導する独立運動に関わったため治安維持法で逮捕され、禁固2年を言い渡されています。


そもそもこの「ハングルで詩を書いて逮捕された」というフェイクニュースは、私の記憶の範囲では2010年代になって韓国で一般化したもので、実際にはかなり新しいフェイクニュースなうえに、例えば次の記事では


[書評]韓国エリートの根元、帝国大学留学生たちの肖像 ハンギョレ新聞 2019-06-30
「詩人尹東柱記憶と和解の碑」建立運動の現状と開示裁判資料の意味


しっかりと「独立運動を行っていた」事が書かれており、ハングルで詩を書いたことが罪であったとは書かれていません。
ここでもまるで一貫性がないのです。


更には、先日も紹介した事例のように


30万人が使用する米科学教材に日本の731部隊の蛮行掲載 朝鮮日報 2020/01/16


尹東柱が「731部隊の犠牲者」というフェイクニュースがアメリカで既成事実化したという事例もあり、もはや何でもありの状態です。


当たり前の事ですが、韓国ではそれがまかり通っても、日本でこんな場当たり的なデタラメが通るわけがありません。


にもかかわらず日韓友好を訴える日本人達はこうした矛盾を無視しむしろ矛盾を指摘する側を「ネトウヨ」とレッテル貼りすることで、矛盾を強引に受け入れさせようとしている有様です。


今回書いたように、本来日本人と韓国人は価値観の違いから歴史観を共有するどころか、お互いの歴史を容認する事すらできず、一切相いれない存在です。


日本人が韓国人の歴史を受け入れるという事は、「史実を政治的な動機で歪める」という事であり、逆に韓国人が日本人の歴史を受け入れるという事は「(独特の正しさに基づく)普遍的な正しさ」に反する行為をするという事だからです。


そしてこの「歴史認識の矛盾」が存在する限り、日本と韓国の間で歴史問題がなくなることはなく、さらに韓国人が主張する「政治と文化は別」という主張の「別」には、この彼らの正しい歴史は含まれていません。


日韓友好を訴える人々は、この問題の解決策を一切持っていないにも関わらず、日本人に無条件の友好をさせようとし、結果問題を大きくしているのです。

https://oogchib.hateblo.jp/entry/ar1867883

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