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ブチャの虐殺はネオナチの仕業か?
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投稿者 中川隆 日時 2022 年 4 月 06 日 07:28:29: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: フェイク・ニューズが氾濫する情報戦 投稿者 中川隆 日時 2022 年 3 月 18 日 09:19:11)

ブチャの虐殺はネオナチの仕業か?

2022.04.06XML
ブチャの虐殺を討議する国連安保理を開催するよう露国が求めたが、英国は拒否
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202204060000/

 ウクライナのブチャにおいて住民が虐殺されたとされる情報が流れている。ウクライナだけでなく欧米の政府がロシア軍の仕業だと非難しているが、それに対してロシア政府は国連安全保障理事会で討議するように要求した。その要求をイギリス政府は拒否したとロシア外務省のマリア・ザハロワは自身のテレグラムで明らかにした。

 ブチャからロシア軍は数日かけ、3月30日に撤退を完了させ、​31日には市の職員がフェイスブックで喜びを伝えている​が、虐殺の話は出ていない。テレグラムのチャンネル、ブチャ・ライブでも31日まで虐殺の話は出てこない。

 しかし、4月1日夜にツイッターへアップされた自動車から撮影されたビデオには、ヤブロンスカヤ通りに死体がある様子が映されている。現地を取材したAFPの記者はその通りで24体を、またAPの記者は20体を確認したという。

 ロシア軍が撤退した後、ブチャへの砲撃があり、戦乱の廃墟を作り上げた。​BBCが4月3日に公開した映像にはアスファルトに食い込んだ迫撃弾が映っていて​、その状態から発射地点は南側だと推定されている。つまりウクライナ軍がいる場所だ。

 4月2日にはネオ・ナチを主体に編成された親衛隊の大隊(アゾフ特殊作戦分遣隊)がブチャに入っているとニューヨーク・タイムズ紙には報じたが、アゾフと同じネオ・ナチでライバル関係にあるというボッツマンのチームも4月2日には現場へウクライナ警察の特殊部隊と入っているという。ボッツマンのチームはウクライナ軍を示す青い腕章をつけいない人物の射殺を許可されていた。ロシア軍に処刑された人びとだとして公開された写真の複数の遺体には白い腕章が巻かれている。

 その2日、​ウクライナ国家警察は自分たちが行った掃討作戦の様子をインターネット上に公開した​。そこには大破した自動車の中に死体が映っていたものの、そのほかに死体は見当たらない。そこで、国家警察は死体を隠したのではないかと疑う人もいる。国家警察はブチャで親衛隊と行動をともにしていたので何が起こったかを知っていたが、その死体を親衛隊が何に使うつもりかを知らなかった可能性がある。

 アゾフの母体になった右派セクターは2013年11月に創設したのはドミトロ・ヤロシュとアンドリー・ビレツキー。昨年11月2日、ゼレンスキー大統領はヤロシュをウクライナ軍のバレリー・ザルジニー最高司令官の顧問に据えた。この段階でウクライナ軍はヤロシュの指揮下に入ったと言えるだろう。そのヤロシュはネオ・ナチというだけでなく、NATOの秘密部隊ネットワークに属している。つまり米英情報機関がウクライナ軍を動かす態勢ができたわけだ。

 2010年のウクライナ大統領選挙でビクトル・ヤヌコビッチと争い、敗れたユリア・ティモシェンコは「オレンジ革命」で大統領の座を奪ったビクトル・ユシチェンコの下で首相を務めた人物。

 クリミアで2014年3月16日にロシアとの統合を求める住民投票が実施され、80%以上の住民が参加、95%以上が加盟に賛成している。その2日後に電話で​ティモシェンコはネストロ・ショフリッチと会話、ロシア人を殺したいと口にし、核兵器を発射したいとも語っている​。それがアメリカの手先として活動、富豪になった人物の本音だろう。

 今回の虐殺事件が伝えられる前、バイデン親子は厳しい状況に陥っていた。特に息子のハンター・バイデンはピンチで、大統領は恩赦を考えているとも言われている。

 ​ニューヨーク・ポスト紙は2020年10月14日、バイデン家がウクライナの天然ガス会社ブリスマ・ホールディングス(本社はキプロス)や中国のエネルギー会社CEFCとの取り引きでいかに稼いでいるかを示す電子メールが存在すると報じた​。ブリスマの件はウクライナの検察当局が捜査、それを父親が圧力をかけて揉み消したとも伝えられている。

 ここにきて注目されているのはロズモント・セネカ・パートナーズという投資ファンド。ハンターのほかクリストファー・ハインツとデボン・アーチャーが2009年に創設した。ハインツはジョン・ケリー元国務長官の義理の息子で、アーチャーはエール大学でハインツのクラスメート。バイデンとアーチャーは2014年にブリスマの重役に就任するが、その時、このふたりとビジネス上の関係をハインツは絶ったとされている。

 ウクライナでロシア軍が回収した文書の中に、ロズモント・セネカとジョージ・ソロスのオープン・ソサエティがウクライナにある生物化学兵器の研究開発施設へ資金を提供していることを示すものが含まれていたという。

 こうした施設にアメリカの国防総省や同省の国防総省のDTRA(国防脅威削減局)が協力していたことは明らかにされているが、そのほか国務省、USAID(米国国際開発庁)、USAMRIID(米国陸軍伝染病医学研究所)、WRAIR(ウォルター・リード陸軍研究所)、そしてアメリカの民主党が仕事を請け負い、さらに国防総省はメタバイオタ、ブラック・アンド・ビーチ、そしてCH2Mヒルが仕事をしている。

 メタバイオタは生物学的な脅威の評価したり管理する仕事をしている会社で、ウイルス学者のネイサン・ウルフによって創設された。2014年から​エコヘルス同盟​のパートナーになっているが、その背後にはUSAIDの「PREDICTプロジェクト」がある。

 エコヘルス同盟はアンソニー・ファウチが所長を務めるNIAID(国立アレルギー感染症研究所)から武漢病毒研究所へ資金を提供する仲介役を演じてきたことでも知られている組織。このため、ウクライナの研究所はCOVID-19(2019年-コロナウイルス感染症)にも関係しているという疑いが生じた。

 また、ロシア軍はウクライナ側の軍事作戦に関する文書も回収している。​ロシア国防省によると、そうした文書の中にドンバスを攻撃する作戦に関するものがあった​。ニコライ・バラン上級大将が1月22日に指令書へ署名、攻撃する準備が始まり、2月中に準備を終えたとされている。攻撃は3月に始めることになっていたという。この作戦はゼレンスキーが1月18日に出した指示に基づいて立てられたという。

 マリウポリから脱出した市民の証言も西側の政府や有力メディアの宣伝にとって大きなダメージになりかかっていた。「市長」の発言を垂れ流し、市民を取材しないメディアが少なくないが、その理由はその辺にあるだろう。

 市民の証言は西側の政府や有力メディアが描いてきた「勇敢な市民が邪悪な侵略軍に立ち向かい、勝利する」という「ダビデとゴリアテ」的なストーリーが事実でないことを明らかにしている。(例えば、​ココ​や​ココ​)

 ​脱出して間もない市民の声が外へ伝えらているのは現地で取材していいる記者がいるから​である。例えば、ドンバス・インサイダーの記者によると、彼女はフランスの有力メディアTF1やRFIのほか、ロシアやイタリア人の記者とマウリポリへ入ったとしている。

 ​早い段階で記事も出ている​が、脱出した人の証言映像をツイッターに載せていた人もいたが、その人のアカウントをツイッターは削除した。知られたくない事実だからだろうが、​一部の映像はインターネット上にまだ残っている​。

 アメリカが始めたロシアに対する「経済制裁」は世界、特にEUへ大きなダメージを与え始めている。ロシアのウラジミル・プーチン大統領は同国の天然ガスを購入する場合、非友好国はロシアの通貨ルーブルで支払うように求めていたが、ドイツをはじめEUはその要求を拒否。​4月1日にヤマル-ヨーロッパ・パイプラインでドイツへ流していた天然ガスを止め、東側へ流れを変えた​。これは大陸国だけでなく、イギリスにも大きなダメージになる。人びとの不満が爆発するのは時間の問題。その爆発を抑えるためには人びとにショックを与える新たな話が必要だった。

https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202204060000/  

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コメント
1. 中川隆[-13355] koaQ7Jey 2022年4月06日 07:31:16 : IM7Ti0TGto : ZWxnaEFMTEc0bGs=[1] 報告
YouTubeでアップロードされた「動く死体」の映像
ウクライナの放送局 ESPRESO のニュース:
https://www.youtube.com/watch?v=Mx9JlNu_H1Y&t=30s  
https://www.youtube.com/watch?v=mj6cQgKZkzY


2022年04月04日
動く死体? / ロシア軍の虐殺を糾弾せよ!
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68893422.html


プロパガンダ戦争に惑わされる日本人

Putin 6623Zelensky 645Biden 7732

(左 : 「皇帝」のようなプーチン / 中央 : 「漫才師」だったゼレンスキー / 右 : ピザを喉に詰まらせる"お爺ちゃん")

  今月、日本のマスコミは「ロシア軍が首都キエフから撤退したぞ !」と騒いでいたが、歐米の主流メディアは"ロシア軍の蛮行"を大々的に取り上げていた。ウクライナのキエフ州には「ブチャ(Bucha)」という都市があって、ここもロシア軍の侵攻によって被害を受けてしまい、地元民が大量に殺されたそうだ。

  「ロシア軍による虐殺」と聞けば、「またか !」と思ってしまうのが西歐と日本の民衆だ。「残虐行為」とくれば、「オイラの出番だ !!」と戦場カメラマンや特派員は大はしゃぎ。火事と花火が大好きな江戸っ子と同じく、黙っちゃいられないのが羽織ゴロ。(昔の日本では、新聞記者は"羽織を着たゴロツキ"と呼ばれていた。) 早速、アメリカやヨーロッパの主流メディアが現地の惨状を伝え始めた。ロシア軍によって蹂躙された街は廃墟と化し、道路には黒焦げになった自動車がゴロゴロ。それと一緒に住民の死体が横たわっていたんだから実に恐ろしい。たぶん、ウクライナ軍の将兵による撮影と思われるが、軍用車両に乗ったウクライナ兵は、破壊された家屋や残骸、路面に倒れている"死体"を映像に収めていた。

  このビデオ動画は特筆に値する。一部の西側メディアはこの衝撃動画をしたから、歐米の一般国民はビックリ仰天。SNS上で拡散する人も出てきた。しかし、この映像をよぉぉ〜く見てみると、「あれっ!!」と驚く瞬間がある。歐米には注意深く検証した人がいたようで、道路に転がっている幾つかの"死体"に目を附け、特殊な"死体"の動きに気がついた。ウクライナ兵の軍用車両は、道路に散乱する死体を避けながら走行していたのだが、何と、ある"死体"だけは"そっと"手を動かしていたのだ !!

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( 左 : 路上の死体を運ぶウクライナ人 / 右 : 一瞬だけ「手が動く」死体 )

  日本の一般人が目にすれば、思わず「えぇぇぇ〜! ウクライナには"ゾンビ"がいるのか ?! 」と叫んでしまい、「まるで、人気TVドラマの『ウォーキングデッド』みたいじゃないか!!」と驚いてしまうだろう。しかし、歐米の軍事アナリストは"ニャリ"と微笑む。なぜなら、戦争報道には"しばしば"、巧妙な「偽情報」が飛び交い、真実のような「捏造記事」ばかりじゃなく、世論操作のために"敢えて"流す「ヤラセ映像」が混じっているからだ。

Ukraine dead body 213Bucha dead bodies 3


( 左 : 手首を縛られたウクライナ人の犠牲者 / 右 : 地中に埋められた死体 )

  おそらく、話題となった"死体の男性"は誰かに雇われた"戦場役者"で、「ロシア軍に殺されたウクライナ人」という役を演じていたのだろう。彼は自動車が近づいてきたから、道路に広げていた右手を"そっ"と動かし、タイヤで轢かれないよう腹の上に置くことにした。確かに、いくら"死体"役でも、自動車のタイヤに右腕を轢かれたら堪らないだろう。どれくらいの"ギャラ"を貰ったのか分からないが、撮影隊が来るまで、冷たい道路にずっと横たわっているのは大変だ。

(上動画 / YouTubeでアップロードされた「動く死体」の映像。)

 「ヤラセ報道」に関しては、TBSとかテレ朝、フジテレビ、電通の社員に訊けば、詳しく教えてくれるだろう。よく民放テレビの報道局は、有楽町駅前とか渋谷の繁華街で"街頭インタビュー"を行うが、期待する「答え」を一般人から得るのは非常に困難なので、彼らは友人や同僚に電話を掛け、例えば「夕方5時くらいに、新橋の駅前に来てくれよ ! 俺さぁ、今、"通行人"の役が見つからなくて困っているんだよぉ〜」と頼み込む。以前、TBSの報道番組が重宝する「常連の一般人」が話題になったけど、あれは局員の左翼仲間だろう。自民党批判や反軍報道の際には、テレビ局の左翼社員が仲間に動員をかけるらしい。何も知らない一般視聴者は「普通の通行人」と思ってしまうが、テレビ局が紹介する「一般国民の声」というのは、プロデューサーやディレクターの「主張」である。

ロシア軍による「戦争犯罪」?!

Bucha dead bodies 93Bucha dead bodies 5

( 写真 / ブチャで発見された虐殺死体)

  日本人は歐米の大手メディアを信用しがちだが、西側のニュース番組といえども怪しい報道は少なくない。左翼メディアの代表格であるCNNは、「まだCNN独自の検証はしていません」との"逃げ道"を作っていたが、信じられない「ロシア軍の非道」を紹介していた。

  例えば、CNNは「ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW / Human Richts Watch)」の報告を取り上げ、2月27日から3月14日にかけて、キエフやチェルニヒウ、ハリコフといった占領地域で、婦女強姦や銃殺による処刑、不条理な暴力、脅迫などがあったと報じている。ロシア軍が占領したブチャでは、3月4日、五人の住民が手を背中で縛られ、その内の一人が処刑されたそうだ。ある目撃者によれば、ロシア兵は何人かの男を捕まえ、路上に跪かせた。彼らのうち一人が選ばれ、後頭部を銃で撃たれて即死となる。2月27日、チェルニヒウにあるスタリ・ビキフ(Staryi Bykiv)という村では、六名の人々が拘束され、後に処刑されたそうだ。(Tara John, Jonny Hallam and Nathan Hodge, 'Bodies of executed people strewn across street in Bucha as Ukraine accuse Russia of war crimes', CNN, April 3, 2022.)

  ハリコフにあるマラヤ・ロハン(Malaya Rohan)という村では、あるロシア兵による婦女強姦があったらしい。3月13日、このロシア兵は家族と一緒に学校に隠れていた女性を見つけ、彼女を何度も陵辱したという。被害者女性がHRWに語った話によれば、強姦魔のロシア兵は、彼女を殴り倒し、ナイフで顔や首、髪を斬りつけたそうだ。翌日、彼女はハリコフへ逃れた。

Ukraine dead bodies 83Bucha mass grave 8


(左 : 戦闘で犠牲になった民間人の遺体 / 右 : 残骸が散乱するウクライナの市街地 )

  キエフの北西約31マイルのところには、「ヴォルツェル(Vorzel)」という村があって、ロシア兵は地下室に隠れていた村人を発見する。残酷なロシア兵は、その地下室に催涙弾を投げ込み、苦しくなって出てきた女性と14歳の子供を撃ち殺したという。ヨーロッパと中央アジアを管轄するHRWのヒュー・ウィリアムソン(Hugh Williamson)氏は、ロシア軍による強姦、殺人、暴力が頻発していると述べ、戦争犯罪として調査されるべき、と訴えていた。

  戦場における「虐殺事件」の検証は難しく、戦争が終結してからじゃないと、正確な捜査というものは出来ない。しかし、「特ダネ」を生き甲斐とする主流メディアは、"とりあえず"衝撃的な「惨殺レポート」を垂れ流す。ブチャでは理由もなく民間人がロシア兵によって殺されていたそうで、ハナ・ヘレガ(Hanna Herega)という住民は、ロシア軍の恐ろしい蛮行を述べていた。彼女の家の隣に住む男性は、暖炉用の薪を取りに森へ向かったが、そこでロシア兵に見つかってしまい、突然、銃で撃たれたという。彼は踵(かかと)のちょっと上を撃たれて骨が砕けてしまい、そのまま倒れてしまった。すると、あるロシア兵は彼の胸を目がけて数発の弾丸を撃ち込み、別の兵卒は彼の頭にトドメの一発を撃ち込んだらしい。('Ukraine accuses Russia of massacre in Bucha as 410 bodies found, Zelensky says corpses mined by retreating Russian forces', ABC News.au, 4 April 2022.)

  ロシア軍の蛮行は各地で行われたようで、キエフ近郊では夥しい死体が見つかったそうだ。痛ましいことに、410名の死体が地中に埋められていたという。ウクライナ政府は掘り起こした遺体を公表し、歐米諸国の一般人にロシア軍による「戦争犯罪」を追求するよう訴えた。ウクライナの内務相デニス・モナツィルスキー(Denys Monastyrskiy)は、「何百名もの民間人が殺された事は明らかだ」と断言した。ゼレンスキー大統領も怒りを露わにし、「これはジェノサイドだ !」と言い放つ。大統領のアドヴァイザーを務めるオレクシー・アレストヴィッチ(Oleksiy Arestovych)氏も、ロシア軍による冷血行為を糾弾し、西側の同情を引こうとした。「ロシア軍はウクライナ人女性を殺す前に強姦し、殺害後に遺体を燃やしたんだぞ !」と彼は糾弾した。

Denys Monastyrsky 1Oleksiy Arestovych 02Vitali Klitschko 0443


(左 : デニス・モナツィルスキー / 中央 : オレクシー・アレストヴィッチ / 右 : ヴィタリ・クリチコ )

  キエフ市長を務める元ボクサーで、日本でも有名な元ヘビー級チャンピオンのヴィタリ・クリチコ(Vitali Klitschko)も激怒した一人だ。「外国政府はロシアからのガスを輸入するな ! 1ペニーでもロシアに渡してはならない ! これは人々を殺すことに使われる血塗れの金なんだ !ガスと石油の全面禁止を即座に実行せよ !」と訴えかけていた。たぶん、劣勢になったウクライナの政治家は、ロシアからのガスを輸入し続けるドイツが憎いんだろう。(ABC News 上掲記事。)

Dymtro Kuleba 1(左 / ディムトロ・クレバ )
  ディムトロ・クレバ(Dymtro Kuleba)外務大臣もロシアの悪行を非難し、「これはISISよりも酷い」と述べていた。ブチャやイルピン、ホストメルでの「戦争犯罪」は、既に「既成事実」になったようで、歐米のマスコミによると、ロシア軍は街を逃げ出す人々に火を附けて焼き殺し、手当たり次第に銃を撃ちまくったそうだ。43歳のタラス・シェフチェンコ(Taras Schevchenko)という現地人によれば、ロシア軍は「人道回廊」を通って逃げようとする人々を堰き止め、空き地を通って避難する人々を撃ち殺したそうだ。遺体は路上に散乱し、何名かの死体は戦車で踏み潰されたという。77歳になるタラスの母親イェフドキア(Yevdokia)は、ある老人がロシア兵と言い争いになり、夫人の目の前で射殺されたのを目撃したそうだ。(Jennifer Rankin and Daniel Boffey, 'Killing of civilians in Bucha and Kyiv condemned as terrible war crime', The Guardian, 3 April 2022.) だたし、この「目撃証言」は検証されていないという。

西側からの非難が吹き荒れる

  確かに、様々な"蛮行"を耳にすれば、西側の政治家はロシアを非難するしかない。国連のアントニオ・グッテレス(Antonio Guterres)事務総長は、民間人の犠牲に哀悼の意を表し、独立調査グループによる検証が必要である、と述べていた。ブリテンの駐ウクライナ大使であるメリンダ・シモンズ(Melinda Simmons)もロシア軍による「戦争犯罪」を咎め、「母親が子供達の前で強姦され、少女が家族の前で強姦された」と語っていた。ブリテンのボリス・ジョンソン首相も対露強硬派の一人であるから、ロシアの戦争犯罪を声高に叫んでいた。

Antonio Guterres 3Melinda Simmons 1Boris Johnson 1


(左 : アントニオ・グッテレス / 中央 : メリンダ・シモンズ / 右 : ボリス・ジョンソン )

  人権意識の強いドイツでは、ロシアからガスを輸入していても、ロシアを非難するのが鉄則となっている。オラフ・ショルツ首相はブチャの映像を目にして、「おぞましく、恐ろしいことだ」と漏らしていた。アンナレーナ・ベアボック(Annalena Baerbock)外相もブチャの虐殺を「耐えがたい」と評し、自身のツイッターで「プーチンの気違いじみた暴力は無辜の家族を抹殺している」と書き込んでいる。ヨーロッパ委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)委員長も衝撃を受けたそうで、ロシア軍が撤退した地域を目にして、「言葉に出来ない恐怖」と述べていた。(The Guardian、上掲記事。)

Olaf Scholz 1Annalena Baerbock 1Ursula von der Leyen 12John Mearsheimer 1

(左 : オラフ・ショルツ / アンナレーナ・ベアボック / ウルスラ・フォン・デア・ライエン / 右 : ジョン・ミアシャイマー )

  当然ながら、西側からの非難を受けたロシア政府は反論した。ロシアの国防省はブチャでの映像を「フェイク」と評して斥け、ロシア軍は人道的配慮を怠らず、現地の民間人へ452トンにも及ぶ人道援助を届けている、と宣伝した。これは「焼け石に水」というか、白熱した西歐のロシア批判に対しては微々たる冷や水に過ぎない。確かに、数々の「虐殺」には個別な検証が必要だ。しかし、反ロシア・キャンペーンが花盛りの歐米だと、冷静な検証作業なんて当分の間は無理だろう。何しろ、テレビや新聞、雑誌、インターネットでは、「反ロシア」の情報が溢れかえっている。プーチン大統領の言い分やロシアの危機意識を理解する者は、直ちに「ロシアの手先」と呼ばれてしまうのだ。有名な政治学者であるジョン・ミアシャイマー(John J. Mearsheimer)は、NATOの東方拡大を強行した米国を批判したから、アメリカの学会で相当叩かれている。(でも、地政学や政治力学の点では、ミアシャイマー教授の方が正常というか"まとも"だ。)

  日本の保守派メディアも意見や立場で分かれており、DHCの虎ノ門ニュースは反ロシア一色であるらしい。まぁ、ナザレンコ・アンドリーをゲスト・コメンテーターに招いているくらいだから、藤井厳喜も正直な見解を述べることは困難だ。それに、番組の常連である有本香が完全にウクライナ支援者に廻っているから、今回の「動く死体」に関するニュースは取り上げまい。百田尚樹も今回だけは歐米に阿っている。報道によれば、ウクライナ紛争は交渉段階に入ったそうだが、停戦合意が締結されるかどうか分からない。また、ウクライナ紛争が別の局面に展開し、違った騒動になるかも知れないので、一時的な「平穏状態」に安心しないことが肝要だ。

  ロシア人全部とは言わないが、ロシア軍の野蛮性は昔から連綿と続いているので、ロシア兵による虐殺や暴行が無かったとは言いがたい。また、信じたくはないが、戦争だと味方による"ヤラセ"事件も有り得る。例えば、ウクライナ人を狙った虐殺が、必ずしもロシア人の犯行とは限らない。ロシア軍に見せかけた「インサイド・ジョブ(内部の陰謀)」だって考えられるのだ。そもそも、ウクライナには色々な人物が潜り込んでいるから、戦闘行為が全て正規軍同士の衝突とは言いがたい。ロシアが持ち込んだ傭兵軍団のみならず、歐米勢力が密かに派遣した傭兵部隊とか、闇組織が送り込んだ工作員が跋扈しているはずだ。したがって、「戦争犯罪」といっても、誰が仕掛けて誰が犯したのか判らない。数年後に判明する虐殺事件もあれば、永遠に判らない迷宮事件だってある。そう言えば、「カチンの森事件」も当初はドイツ軍の仕業と言われていたが、後にソ連軍による虐殺だと判明したから、主流メディアで報道される「大事件」を聞いたら、眉の辺りに唾を附けた方がいい。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68893422.html

2. 2022年4月06日 12:53:24 : IM7Ti0TGto : ZWxnaEFMTEc0bGs=[5] 報告
松田学のニュース解説 『4/5現在 ウクライナ危機状況分析』*当該事案は急激な状況変化がございます。その点最新状況はご自身でご確認下さい。

3. 中川隆[-13326] koaQ7Jey 2022年4月12日 07:56:04 : Wvm3Vopi5g : TzViU2dZeS5WT2c=[1] 報告
市民虐殺の濡れ衣をかけられるロシア
2022年4月8日   田中 宇
https://tanakanews.com/220408bucha.htm


ウクライナの首都キエフ郊外の住宅街ブチャで市民が街頭や地下室などで殺され、米国側(米欧日)がそれをロシア軍の犯行と決めつけて非難している。ウクライナ側が流した遺体の動画などからみて、ブチャで数十人以上の市民が何者かに殺されたのは事実だろうが、この殺戮の犯人が誰であるかは未確定だ。戦闘当事者であるロシアとウクライナの両方から独立した中立な第三者組織の現地調査は行われていない。ウクライナを傀儡としてきた米国とその傘下の欧日など米国側は、ウクライナ当局の主張を鵜呑みにして「ロシア軍の犯行だ」と決めつけている。ロシア政府は「虐殺はウクライナ側が行ったもので、ロシアに濡れ衣を着せる歪曲話を、米国側がロシア敵視のために使っている」と言っている。 (Evgeny Norin: Bucha needs to be properly investigated, not used for propaganda) (Kremlin: Bucha Provocation Aimed at Slandering Russia)

ウクライナ当局は、中立な第三者組織の現地調査を認めておらず、すでに事件発生から数日が過ぎ、遺体とその周辺の瓦礫などはウクライナ側によって片付けられて「証拠隠滅」が進み、虐殺の真犯人を公式に確定する方法が失われつつある。ウクライナ当局がブチャの虐殺遺体の動画を「ロシアの犯行だ」と決めつけて発表し始めた4月4日、ロシアは国連安保理でブチャの事態に関する話し合いを緊急に持つべきだと繰り返し提案した。だが、安保理の議長をつとめる英国は、ロシアの提案を却下した(英国はずっと前からウクライナのロシア敵視勢力を支援してきた)。その後も、国連が第三者組織を作ってブチャの虐殺現場を現地調査すべきだというロシアの提案は却下され続けている。 (West ‘shut eyes, ears with blinds,’ unwilling to hear Russia’s points on Bucha) (The truth about Bucha is out there, but perhaps too inconvenient to be discovered ー Scott Ritter)

英国など米国側が中立的な現地調査を却下したまま、一方的な「ロシア軍犯行説」が、ウクライナとその傘下の人々の主張だけをもとに流布され、米国側の政府やマスコミ権威筋がそれを鵜呑みにしてロシア敵視を喧伝し、米国側の多くの善良(間抜け)な人々がそれを軽信し、早とちりしてロシアに怒っている。国連総会は一方的なロシア犯行説をもとに、3分の2以上の諸国の賛成によって、ロシアを人権理事会から除名する決議をしてしまった。現地調査を却下したままウクライナ側の主張だけを鵜呑みにしてロシアを犯人扱いするのは、手続き的に国際法違反だが、そんなことは全く無視されている。諸大国の中で唯一、現地調査せずロシアを除名することに反対した中国は正しい(イラン、シリア、ベトナム、ラオス、アルジェリアなどアフリカ7カ国、カザフスタン、ボリビア、北朝鮮など24か国が反対)。 (China Sides With Russia During Key Vote At UN Human Rights Panel)

国連安保理では今後も米英が反対するので、ブチャ虐殺現場の現地調査は行われないままだろう。次はバイデン米大統領らが提唱する「プーチンを戦争犯罪で裁く国際法廷を作ろう」という話が具体化していくかもしれない。東京裁判顔負けのインチキな国際法廷が作られたりして、ロシアと米国側との対立は今後もずっと続く。米国防総省などは「ウクライナの(プロパガンダとしての)戦争はこれから何年も続く」と言い始めている。ロシア敵視のウクライナ戦争は、一つ前の巨大歪曲話であるコロナ危機と同様、現実をひどくねじまげることで長期化させられていく。 (Pentagon Foresees Very Protracted Ukraine Conflict To Be "At Least Measured In Years") (U.S. Prosecutors Working With Europeans to Collect War Crimes Evidence in Ukraine -Garland)

しかし、今回のような一方的な国際法違反のロシア敵視策に乗ってくるのは、今後もずっと米国側の諸国だけであり、中国インドBRICSなど非米諸国はロシアを敵視しない。これからは台湾をめぐる米国側と中国の対立激化も、主に米国によって扇動される。世界が米国側と非米側に決定的に分離していく傾向がずっと続く。地下資源の大半は非米側が握っており、米国側の諸国は貧困に陥っていく。この新冷戦は最終的に非米側の勝ちになる。これは米国側の中枢(米諜報界の隠れ多極主義者たち)が、覇権構造を転換するためにずっと前からやってきた策略の仕上げとなる。 (ルーブル化で資源国をドル離れに誘導するプーチン) (ドルを否定し、金・資源本位制になるロシア)

▼虐殺の真犯人はウクライナ極右民兵団だろう。英米が彼らを育てた

今回虐殺があったブチャは、キエフの中心街から北西10キロ離れた、人口3.5万人の町だ。ブチャでは2月24日のロシア軍ウクライナ侵攻開始のしばらく後から、露軍とウクライナ軍(極右民兵団のアゾフ大隊を含む)が戦闘を続けていた。3月末にかけて露ウクライナ間の停戦交渉が進んだため、露軍はキエフ周辺から撤退することを決め、ブチャでも3月30日に露軍が完全撤退した。 (Bucha Hoax: Ukie Scum Now Blaming Russians for Swastika Carved Corpse in Azov Base) (Pentagon: Russian Forces Have ‘Completely Withdrawn’ From Areas Near Kyiv, Chernihiv)

露軍撤退の翌日、ブチャのペドルク市長(ウクライナ側)はロシアに対する「勝利」を宣言し(本当は露軍が自ら撤収したのだが)、戦闘で破壊され瓦礫が散らかっているブチャの街路をきれいにしていくと発表した。ペドルク市長はそれから何日かたってから「露軍が、撤退する前に市民を虐殺していった」と言い出したが、露軍撤退翌日の3月31日の時点では、市民が殺されたとか、ブチャの街路に市民の遺体が転がっているとは全く言っていない。露軍が撤退前に市民を虐殺したのなら、撤退翌日の3月31日の時点でブチャの街頭に市民の遺体が転がっていたはずだ、これから街路を清掃すると述べたペドルク市長の発表の中に、街頭に転がる遺体への言及があってしかるべきだったが、そのような言及は全くなかった。言及がないのは、その時点で街頭に遺体がなかったからだ、とロシア側は言っている。4月2日にウクライナ側が流したブチャ市街の動画にも遺体はない。 (MSM's Bucha Tall Tale) (Ukraine has regained control over the 'whole Kyiv region' following the Russian assault, the deputy defense minister says)

4月2日、ウクライナ内務省傘下の国家警察の部隊がブチャに進駐してきた。国家警察の部隊は、ブチャに露軍が駐屯していた時に犯した戦争犯罪について調査したり、露軍に協力した者たちを探して取り締まったりするのが進駐の目的だった。国家警察と一緒に、同じ内務省傘下の組織である極右民兵団(アゾフ大隊やThe territorial defence battalions)の部隊も同行した。ブチャに進駐してきた極右民兵団の1つの部隊(Sergei Korotkihが率いるBOATSMAN BOYS)が発表した動画では、ブチャの街頭を巡回中に、民兵の一人が上官に「青い腕章をつけていない奴らを射殺して良いですか」と尋ね、了承をもらっているやり取りが収録されている。 (Sergey Korotkih ("Boatsman") posted a video of clearing of Bucha)

ブチャの市街戦の戦地では敵味方を見分けるために、ウクライナ側の兵士や市民が青い腕章(アームバンド)をつけ、ロシア側の兵士や市民(ロシア系住民など)が白い腕章をつけていた。露軍撤退直後の3月31日以降のブチャで、青い腕章をつけていない市民は、ウクライナ側を積極的に支持しなかった中立的な市民であり、白い腕章をつけている市民は露軍を支持していた市民だった。露軍撤退後にブチャに進駐してきた極右民兵団は、青い腕章をつけていない、中立的もしくは親露的な市民を見つけしだい射殺していたことが、この動画からうかがえる。 (Russia and Ukraine trade accusations over Bucha civilian deaths)

その後4月4日になって、ウクライナ国家警察隊が、ブチャの街頭でたくさんの市民が虐殺され、手を後ろに縛られたり、拷問された後に殺された遺体もたくさんあり、露軍が撤退前に市民を殺していったに違いないという趣旨の動画を発表し始めた。米国側のマスコミがこれ飛びつき、ウクライナ内務省の案内で記者団やテレビカメラがブチャに入って虐殺現場を(ウクライナ側の誘導に沿って)取材し、「ロシアの戦争犯罪」を世界に喧伝し始めた。ロシア政府が国連安保理で、この事件の中立的な調査を提案したが英国などに却下された。 (Russia calls Security Council meeting over Bucha)

ウクライナ側が発表した動画や、記者団を案内して報道させた話の中に、露軍が駐留時に使っていた建物の地下室から、拷問された後に殺されたとみられる数人の市民の遺体が見つかったという話があるが、その遺体は白い腕章をつけていた。白い腕章は露軍の協力者を示している。露軍が、自分たちの協力者を拷問して殺すはずがない。それらの遺体は、露軍撤退後にブチャに進駐してきた極右民兵団が、街頭で見つけたり、市民の住宅を順番に訪問して見つけた白い腕章をつけた市民を、建物の地下室に連行して拷問して殺したものだろう。機敏な市民は、露軍撤退とともに自分がつけている腕章を白から青に替えただろうが、そんな機敏でない市民はうっかり白い腕章をつけたまま極右民兵に見つかってしまい、拷問され殺された。

極右民兵は、あとで露軍に犯人の濡れ衣を着せる目的を最初から持ってブチャの市民を虐殺したのではないだろう。一般の極右民兵は、ロシア人を憎むやくざなならず者であり、親露的な市民を見つけて憂さ晴らしに拷問して殺したしだけだ。その殺害に、露軍犯行説の濡れ衣を着せるための粉飾をしたのは、ウクライナ内務省のマスコミ担当の戦争プロパガンダ部門だろう。殺害現場の建物の近くにあった車両の残骸に、ロシア軍を示すVのマークが描かれ、米国側のマスコミが「ここが露軍が使っていた建物であることを示しています。露軍が市民を拷問して殺したのです」と報じている。マスコミが来る前に内務省のプロパガンダ担当がVのマークを描いた可能性がある。彼らは遺体の白い腕章も外すべきだったが、そこまでやらなかった。今や「ジャーナリスト」とは、ウクライナ側のプロパガンダに積極的に乗る卑劣な人々のことを指している。 (Bucha killings: ‘The world cannot be tricked anymore’) (Viral ‘Russian Mobile Crematorium’ Tweet is From an 8-Year-Old YouTube Video)

ウクライナ内務省のプロパガンダ担当者が、マスコミが来る前に虐殺現場から取り去っておくべきだったものは他にもある。それは遺体の近くに写り込んでいる、露軍がブチャ市民に配布していた緊急用の食料品が入った緑色の紙袋である。露軍は撤退前、この緑色で星が描かれた食料袋(ランチボックス)をロシアから大量に運び込み、ブチャやその他の占領地の市民に緊急食料として配布していた。露軍の食料を受け取りに来た市民はロシア敵視派でなく、親露か中立な人々だ。露軍が、食料を受け取った市民を殺すことは考えにくい。殺された人々は、露軍が撤退時に地元の親露派市民に託して置いていった大量の食料袋を受け取りに行った市民が、帰り道に「親露派狩り」をしている巡回中の極右民兵団に会ってしまい、露軍の食料袋を持っているがゆえに親露派とみなされて殺されてしまったと推測される。 (MSM's Bucha Tall Tale)

露軍の食料袋の存在は、ロシア国境からキエフまでの補給路を、露軍が余裕を持って運営していたことを意味する。米国側のマスコミは、根拠もなく「露軍は苦戦しており余裕が全くなく、キエフまでの補給路すら確保できず、燃料が足りず、兵士は飢えている」などと喧伝してきたが、こうした無根拠な報道がウソであることが、動画の中で市民の遺体の隣に写り込んでしまった食料袋から見て取れる。「優秀なジャーナリスト」(笑糞)は、食料袋を写し込むべきでなかった。 (Rickards: I’ve Never Heard So Many Lies)

NYタイムスなど米国側のマスコミでは「露軍が駐留していた3月10-17日ごろにブチャを上空から撮影した衛星写真には、ブチャの街路に遺体のような影が点々と写っている。4月になってブチャで見つかった虐殺遺体は、露軍が駐留していた時から街頭に転がっていた可能性が高い。露軍が虐殺の犯人だ」という記事も衛星写真つきで出回った。ブチャの街路を撮影した衛星写真には、人の背丈ぐらいの黒い影がいくつか写っている。しかし、4月の動画で遺体の周りに写っている大量の瓦礫や車両の残骸は、その衛星写真に全く写っていない。きれいな街路に、人の背丈ぐらいの黒い影だけが点々と写っている。最初に遺体だけ存在して、その後でまわりに瓦礫や残骸が積み上がったのか。そんなことはあり得ない。4月の動画を見ると、遺体と瓦礫が絡み合っている。3月半ばの衛星写真に写っている黒い影は、遺体でなく何か別のものだ。NYタイムスは、それを「遺体のように見える」と言い募って「露軍犯行説」を補強した。彼らは「イラクの大量破壊兵器保有」をネオコンから誘導されて捏造した時から、悪意あふれる戦争犯罪組織である。 (Satellite images show bodies lay in Bucha for weeks, despite Russian claims.)

ロシア国防省によると、ウクライナ内務省の戦争プロパガンダ担当組織は、ブチャ以外のキエフ周辺のいくつかの地域(Moschun、Sumy、Konotopなど)でも、極右に市民を殺させてそれを露軍の犯行に仕立てて米国側のマスコミに喧伝させる戦争プロパガンダをやろうとした形跡がある。 (Russia claims Ukraine stages more ‘killings’ of civilians) (Experts: Bucha-Like 'False Flag' Incidents to Continue as West 'Frustrated' Over Propaganda Failures)

ウクライナ内務省に戦争プロパガンダのやり方を教えてきたのは英国の諜報機関だ。ロシアの諜報機関は4月2日、英当局とウクライナ当局が戦争プロパガンダの手法について電話でやり取りしているのを傍受したという。昔からウクライナでは、極右を育てているのは英諜報界だと言われていた。極右民兵はならず者なので、捕虜になったロシア軍兵士を何人も拷問して殺し、その光景をいくつも動画にとってインターネットで公開したりしている。ロシア政府は開戦後、ウクライナ内務省傘下の正式部隊である極右民兵が捕虜虐待の戦争犯罪を犯していると国連などで問題にしてきたが、米国側は知らんぷりだ。しかし、これはまずいといって英当局がウクライナ当局と話し合った電話を、露当局が傍受したのだそうだ。軽信者たちは「露当局の話なんか信用できない」と言うだろうが、私から見ると「さもありなん」である。米国側マスコミより、RTやタスやスプートニクといった露側メディアの方が、道理の通った話を流している。 (Danish Merc Confirms Ukrainian Forces are Killing Russian PoWs) (Russian Investigators' Evidence on Azov Commanders' Attempts on Lives of 8 Russian Troops)


https://tanakanews.com/220408bucha.htm

4. 2022年5月15日 12:00:05 : J0IDKwuJiY : a3dQM1g0ckxYTDY=[6] 報告
ウクライナの内情に関して、フランスの退役軍人で狙撃兵だったエイドリアン・ブケー(Adrien Bocquet)も興味深い発言を述べていた。彼はボランティア兵としてウクライナへ赴き、ロシア軍と闘うつもりだったが、ウクライナ軍の実態を目の当たりにしてショックを受けたという。彼は西側の報道とはかなり違った現状を目撃したそうだ。5月10日、彼はフランスのラジオ番組である「Sud Radio」に出演し、ウクライナ軍による戦争犯罪について語っていた。

  例えば、ウクライナにはアゾフ連隊のようなネオナチどもがウヨウヨいて、彼らはロシア兵を捕らえると跪くよう命じ、その後、銃で後頭部を撃ち抜くそうだ。しかも、この処刑ではロシア軍の将校にもお呼び、階級が高い軍人でも一兵卒のように殺されていたという。さらに驚くのは、ブチャでの虐殺事件だ。ブケー氏によれば、路上に倒れていた死体は、別の場所から運んできた遺体であったという。つまり、凄惨な虐殺現場を演出するために、どこで見つけていたのか判らぬ死体を置いていた、というのだ。

  戦時下での「虐殺」というのは検証が難しく、発見して直ぐに容疑者を「犯人」と決めつけるのは危険である。死因の特定なら検視官による解剖で判明するが、事件の全体像ともなれば話は別だ。誰がどんな状況で殺したのかを特定するのは、かなりの時間を要するし、綿密な捜査も必要となる。例えば、ウクライナ人女性を強姦した者と殺害した者が同一人物とは限らないし、検出された精子を特定するのも難しい。仮に犯人のDNAが判っても、誰のDNAと照合したらいいのか? また、AK-47の弾丸が遺体から摘出されても、誰の銃が使われ、所有者かそれ以外の者による発射なのかは判らない。たとえ、衛星画像で殺人鬼の姿が映っていても、その犯人が正体不明の傭兵なら特定は難しいし、既に国外へ逃亡している可能性もある。第一、傭兵部隊のスポンサーや依頼主が謎だらけなので、虐殺の責任追及は非常に困難だ。

  そう言えば、西側の主要メディアは、いつの間にかブチャでの「戦争犯罪」を報道しなくなった。あれほど騒いでいたのに、急に沈黙するなんておかしい。どんな調査が進んでいるのか、ぜひとも日テレに報道してもらいたいものだ。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68897324.html

5. 中川隆[-13081] koaQ7Jey 2022年5月16日 10:50:22 : C6PUscOcec : VHcuTXBHTXZJY2s=[11] 報告
ブチャ虐殺を犯したのはウクライナ軍だった
社説2022年4月26日
https://mpr21.info/fue-el-ejercito-ucraniano-quien-cometio-la-matanza-de-bucha/


Rメディアはブーチャの虐殺について沈黙を守ってきた。沈黙は、フランス憲兵隊が介入し、金属製のダーツが死体に現れた調査の開始の結果です。

病理学者や検察官によると、反ロシア広告キャンペーンは、ブチャの死者が一種の砲弾からの小さな金属製のダーツを持っているため、そのトラックで停止されています。初期の結果は、民間人を殺害したのはウクライナ軍だったことを示している。

「私たちは、その地域の他の同僚たちと同様に、男性と女性の体にいくつかの本当に細くて爪のような物体を見つけました」とウクライナの検視官、ヴラディスラフ・ピロフスキーは言いました。「体にそれらを見つけるのは非常に難しいです、彼らはあまりにも薄すぎます。これらの遺体のほとんどは、ブチャ・イルピン地方のものです。

金属製のダーツは、2014年以来、ウクライナ軍によってドンバスの住民に対して広く使用されていました。それらは、ルハンスク人民共和国の軍によって放棄されたウクライナの砲兵陣地で発見された122ミリメートルのD-30砲弾の中から発見された。

彼らはまた、2015年のウクライナの砲撃に続いて、ドネツク人民共和国のスラヴィアンスク市でダーツを見つけました。

現代の戦争では、それらはほとんど使われていません。彼らは戦車の砲弾や野戦砲に含まれる一種の榴散弾です。各カートリッジは最大8,000ダーツを収容できます。一旦発射されると、時限フューズが爆発して地上で爆発すると、発射体は爆発する。

それらは通常長さ3〜4センチメートルで、殻から切り離され、幅約300メートル、長さ100メートルの円錐形のアーチに分散します。被害者の体に衝撃を与えると、ダーツは剛性を失い、フックに曲がることがありますが、4つのフィンで構成されたダーツの背面は通常壊れ、2回目の怪我を引き起こします。

戦争の初めから、ウクライナの砲兵隊はヴォクザルナヤ通りのロシアの縦隊に砲撃した。爆撃は市内のいくつかの地区を一度に破壊した。ロシア軍がこの地域から撤退する数日前の3月下旬、彼らは再び発砲し、ロシア軍がキエフとチェルニーヒウ地域を離れるとすぐに攻撃を繰り返した。

調査は、砲撃の結果として民間人が死亡し、明らかなように、ウクライナの砲弾がロシアの陣地に落ちたことを確認している。ブチャに配備されたロシア軍は、明らかなように、自分たちの陣地に発砲しなかった。したがって、民間人はウクライナ軍によって行われた銃撃で殺された。

ダーツはロシアとウクライナの砲兵隊の両方によって武器庫にあるが、ロシア軍はこの戦争でD-30榴弾砲を使用しておらず、ましてやブチャで活動していた空挺部隊はそのような弾薬を欠いている。

死者は至近距離で処刑されたのではなく、砲撃の結果であり、この出来事が「平和的なウクライナ人の計画的ジェノサイド」としての適格性を排除している。死体の散らばった位置など、多くの証拠がこれを反証しています。

ブチャ、ホストメル、ボロディアンカへの訪問中に専門家によって収集され、独立した武器専門家によってレビューされた証拠は、クラスター爆弾と強力な無誘導爆弾がこの地域で使用されたことを示しています。彼らは多数の民間人を殺害し、少なくとも8棟の建物を破壊した。これらの種類の武器は、世界のほとんどの国で禁止されています。

ウクライナはブチャで殺害された民間人を約900人にもたらすが、国連は50人について語っている。フランス憲兵隊法医学局の18人の専門家チームとキエフの法医学捜査官チームは、町からロシア軍が撤退した後の死を記録している。

「私たちは多くの切断された(変貌した)遺体を見ます」とピロフスキーは言いました。「彼らの多くは両手を背中の後ろで縛られ、銃弾は首の後ろにありました。また、犠牲者の背中に6つまたは8つの穴があるなど、自動発射のケースもありました。そして、犠牲者の遺体にクラスター爆弾の部品が埋め込まれたケースがいくつかあります。

ブチャで見つかったダーツの写真を調べた英国のグループFenix Insightの武器専門家であるニール・ギブソンによると、それらは122ミリメートルのZSh1砲弾からのものです。「もうひとつ、珍しく、めったに見られない発射体です」と、ギブソン氏。「今回は、米国の一連の対人弾に相当します...本物の榴散弾のように機能しますが、ダーツとワックスバインダーでいっぱいです。

しかし、不穏な疑問が残っています:なぜいくつかの死体は手を縛られた状態で現れましたか?

ダーツは第一次世界大戦中に広く使用された武器でした。歩兵を攻撃するために当時の飛行機によって発射され、彼らは船体を突破することができました。彼らは第二次世界大戦中に広く使用されていませんでした。

彼らはベトナム戦争中に再登場し、米国はプラスチックカップに詰められたダーツロードのバージョンを採用しました。それは、ガザとレバノン領土の両方で、イスラエルが関与している戦争における共通の弾薬であり、敵が植生の中に隠れている地域で特に効果的である。

いくつかの人道支援団体はダーツの禁止を呼びかけているが、今日まで禁止されていない。しかし、人口密度の高い民間人居住地域での無差別な致死的武器の使用は、戦争法違反を構成する。「ダーツは、密集した植生を貫通し、多数の敵兵を攻撃するために設計された対人兵器である」とアムネスティは述べた。「民間人居住区では決して使用すべきではない。

(*) https://codename-it.livejournal.com/953562.html

同じタイプの金属製のダーツは、ロシア軍の手に落ちた後、ポパスナヤのような他のウクライナの砲撃に現れ続けている。画像では、ロシアの戦争特派員セルゲイ・ゼニンが後者の地域で回収されたダーツを示しています。

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