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《メーガン&ハリー暴露本が早くもベストセラーに》英王室兄弟の仲を引き裂いた「ひと言」とは?
http://www.asyura2.com/20/reki5/msg/263.html
投稿者 中川隆 日時 2020 年 8 月 12 日 22:43:52: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: ”中国のポチ”から離脱するイギリス、キャメロン時代と決別 投稿者 中川隆 日時 2020 年 7 月 22 日 08:16:41)

《メーガン&ハリー暴露本が早くもベストセラーに》英王室兄弟の仲を引き裂いた「ひと言」とは?
坂井 明 2020/08/12

 全世界が注目するハリー元英国王子とメーガン元妃の伝記「自由をもとめて ハリーとメーガン、そしてモダンな王室の創立」(原題 Finding Freedom Harry and Meghan and the Making of a Modern Royal Family)は、英国など各国で一斉に発売される8月11日を前に、早くも英国アマゾン書籍の3部門で1位になり堂々のベストセラーとなった。

 本の内容を一言でいえば、「メーガン・ファースト」。これまでの伝記や英タブロイド報道が、専らメーガン叩きを競ったのに対して、「私にも言わせて」という、メーガンそしてハリーの胸中を初めて代弁する内容となっている。

「 FINDING FREEDOM 」というタイトルも英国王室への挑戦だと物議を醸している© 文春オンライン 「 FINDING FREEDOM 」というタイトルも英国王室への挑戦だと物議を醸している

スーパーシンデレラの誕生への道

 問題の伝記によれば、ハリーとメーガンの運命の出会いは2016年7月。共通の知人がセットしたブラインド・デート(双方の名も顔も一切知らされない一種のお見合い)で、待ち合わせはロンドンの繁華街ソーホーの会員制クラブの奥まったコーナー。パパラッチやタブロイド紙記者たちの目を警戒しての選択だった。ハリーはビール。メーガンはマティーニを注文し、初対面なのに堰を切ったように3時間も話し込んだ。


「続きは明日、ここでディナーをしながら話そう。でもパパラッチには徹底して用心しないとね」

 ハリーの言葉通り、2人は翌日は従業員用入口からこっそり同じクラブに入った。情報漏れ防止のため、給仕係は1人だけ。2度目のデート中に、ハリーは心の中でこう叫んだという。

数日間のボツワナデートから「夢見心地で帰還した」
「この人だ! 自分が一緒に生きて行くのは」

 さらにハリーが内緒で準備した3回目のデートの行先は、ボツワナ共和国。2人は南アフリカまで飛び、さらにプライベートジェットで2時間。満天の星空の下、植民地時代を思わせる宿泊施設や豪華テントでロマンティックな2人きりの数日間を過ごし、それぞれトロント、ロンドンへ、「夢見心地で帰還した」(同書より)。

 数カ月後、英タブロイド紙が2人のロマンスをスクープした。そして11月後半、ハリーの住むケンジントン宮殿最寄りのスーパーで買い物中のメーガンが目撃され、彼女のハリーの自宅滞在説が裏付けられた。

 関係は進展し、翌2017年8月、ハリーは、メーガンの誕生日祝いに再訪したボツワナで彼女にプロポーズした、と初めて伝記は明かしている。ハリーは、2017年11月27日の正式婚約発表に伴う初の2人の合同TVインタビューで、「プロポーズは数週間前、自宅でのローストチキンの調理中でした」と語ったが、伝記の記述は異なっていた。

「今度の娘をよく知るには……」という兄の言葉
 第三者にはボツワナの星空でも、ローストチキンでも大差ないが、恋情を募らせる一方のハリーを、心底はらはらと眺めている人物がいた。兄のウィリアム王子である。

「今度の娘をよく知るには、可能な限りたっぷり時間をかけろよ……」

 親身から口にした一言があれほど仲の良かった兄弟の仲を裂いてしまった。たしかに、この“お騒がせ弟”は新しい恋人と次々に浮き名を流していた。兄の用いた「今度の娘」という表現を「上からの目線で、押しつけがましい」とハリーは受け取ったのである。ウィリアム王子の妻ケートとメーガンの仲もしっくりいかず、兄弟は以来、氷のような表情を交わす関係に陥ってしまった。

 英王室に果敢に乗り込んできた褐色の米国美女に対し、拒否反応を示す老獪な王室官僚も少なくなかった。メーガンを初めて見た古参の侍従は「ハリーのショーガール」と表現し、彼の同僚の1人は「彼女には得体の知れぬ邪(よこしま)なものを感じる」とさえ言った。「彼女は山のような荷物を携えて来た」と侍従にメーガンを難民呼ばわりした王室メンバーもいた。

コロナ禍で狂ったメーガンの野望
 同書には、このようなメーガン側の英王室への“恨み節”がこれでもかと詰め込まれている。

 こんな王室内部の不協和音とは無関係に、英国ばかりか世界的にハリー&メーガン人気が高まり、2019年5月のアーチー誕生で絶頂を迎えた。だが、その頃からハリーとメーガンは自立に向かい始めた節がある。英王室とは別個のウェブサイトを立ち上げ、「サセックス・ロイヤル」を商標登録し、「ロイヤル」をフルに利用しおカネ儲けする道を歩き始めた。この時点で2人の王室高位メンバー引退劇は始まっていたと言える。

 現在、米国へ移ったメーガンは、さらに大きな野心を懐いているとの指摘さえある。にわかには信じがたいが、将来の米大統領候補だ。

「歴代カリフォルニア州知事には俳優出身のシュワルツェネッガー、米大統領を2期務めたレーガンがいます。男女機会不均等是正キャンペーンなど政治志向の強い彼女なら荒唐無稽な話とは言い切れません」(欧州王室記者)

 だが、「メグジット(王室離脱)」後にハリーとメーガンが描いていたシナリオは暗礁に乗り上げた。女王側が「サセックス・ロイヤル」の商標利用を禁じ、「サセックス・ロイヤル」ブランドでのおカネ儲けの道が断たれてしまった。

 さらに想定外の新型コロナウイルスの世界的流行で、1回1億円超を見込んだ2人のイベント出席謝礼や講演料の収入の見込みが消えた。世界各地のイベントや大規模集会がことごとく中止されたからだ。王室離脱後の2人の年収は1億ドルも可能とも推定されたが、

「王室離脱後の2人の主な年収は、当面はチャールズ皇太子から払われる約300万ドルにとどまります。2人は米国に在住することになりましたが、警備費は2人の自己負担になり、毎年、最低100万ドルという米警備会社関係者の試算があります。他の経費を考えると、これまで通りの生活の維持にはギリギリでしょう」(英王室記者)

なぜ本はいま出た? 答えは……
「ハリーとメーガンは伝記にはまったくノータッチと声明を出していますが、実際には全面的に協力したとみるのが自然でしょう。内容には本人たちでなければ分からない細部の発言や描写が溢れています」(フランス王室誌編集者)

 そうとすれば、今、出版するのはなぜか。

「今回の本で触れられなかったことに注目するべきです。例えばアンドリュー王子の未成年女性国際売春シンジケート関与疑惑ではFBIが王子の事情聴取を望んでおり、今後の展開次第で致命傷を英王室に与えかねません。ダイアナの事故死に関する再審査に関してもハリーは強い不満を表明しました。伝記はこうした英王室の微妙な懸案を努めて避けている感があります。2人と英王室の間でメグジットの詰めの交渉が残っていることへの配慮でしょうか」(同前)

 伝記の出版を最も悲しむのは英女王だという声が強い。女王は今夏もハリーとメーガンをスコットランドの夏の御用邸に招いた。2人は丁重に辞退したというが、ことさらハリーをひいきしてきた女王の胸中は複雑だろう。

(坂井 明/Webオリジナル(特集班))
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%83%b3-%e3%83%8f%e3%83%aa%e3%83%bc%e6%9a%b4%e9%9c%b2%e6%9c%ac%e3%81%8c%e6%97%a9%e3%81%8f%e3%82%82%e3%83%99%e3%82%b9%e3%83%88%e3%82%bb%e3%83%a9%e3%83%bc%e3%81%ab-%e8%8b%b1%e7%8e%8b%e5%ae%a4%e5%85%84%e5%bc%9f%e3%81%ae%e4%bb%b2%e3%82%92%e5%bc%95%e3%81%8d%e8%a3%82%e3%81%84%e3%81%9f-%e3%81%b2%e3%81%a8%e8%a8%80-%e3%81%a8%e3%81%af/ar-BB17QXDc?ocid=ientp  

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コメント
1. 2020年8月16日 18:28:45 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[28] 報告
メーガン妃の「倍返し」は失敗!? 英王室への「反撃本」出版が悪化させたハリー王子夫妻の立場
2020/08/16
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%82%ac%e3%83%b3%e5%a6%83%e3%81%ae-%e5%80%8d%e8%bf%94%e3%81%97-%e3%81%af%e5%a4%b1%e6%95%97-%e8%8b%b1%e7%8e%8b%e5%ae%a4%e3%81%b8%e3%81%ae-%e5%8f%8d%e6%92%83%e6%9c%ac-%e5%87%ba%e7%89%88%e3%81%8c%e6%82%aa%e5%8c%96%e3%81%95%e3%81%9b%e3%81%9f%e3%83%8f%e3%83%aa%e3%83%bc%e7%8e%8b%e5%ad%90%e5%a4%ab%e5%a6%bb%e3%81%ae%e7%ab%8b%e5%a0%b4/ar-BB180IM2?ocid=ientp

「この毒蛇」
 
ハリー王子は、日ごろから王室スタッフをそう呼んで敵視していた。そして、結婚式の衣装合わせの日。メーガンが希望したティアラを持ってこなかった女官に向かい、「いますぐ、ここにティアラをもってこい!」と叱責した。

 8月11日に発売された『Finding Freedom(自由を探して)』のひとコマだ。執筆者は、メーガンの“応援団”として知られる若手の王室記者オミッド・スコビー氏。今春から反メーガンの暴露本が次々に出版されるなか、のちに撤回されたが、「ハリー王子夫妻の全面協力のもと、王室引退の全てを語る」自叙伝だと宣伝された事実上の“反撃本”である。

 英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんは、こう話す。

「王族や王室スタッフから受けた冷たい仕打ちのなかでも、兄夫婦であるウィリアム王子とキャサリン妃への恨み節は、群を抜いている」

 たとえば、ウィリアム王子がメーガンとの結婚に「その女の子(this girl)の付き合いは、時間をかけた方がいい」と忠告したことに、ハリー王子は、「メーガンを見下した発言だ」と激怒したという。また、メーガンの誕生日にキャサリン妃が花束を届けただけで顔を見せなかったなどと書かれている。

ただ、あまりに攻撃的な内容のせいか、夫妻の立場は逆に悪化している。敗色が濃厚になったのはメーガン39歳の誕生日である8月4日。この時点で暴露本の要旨はすでに報じられていたが、英王室やチャールズ皇太子夫妻、ウィリアム王子夫妻は公式SNSで誕生日を祝福し、大人の対応をみせた。一方でSNSのコメント欄には「なぜ、祝う必要がある?」「メーガンには共感できないね」といった批判コメントが殺到したのだ。

 夫妻は7月に米サンタバーバラの高級住宅街に新居を購入。ふたりとも講演活動を行ってはいるが、一家の財政を支えるのはチャールズ皇太子からの年間約3億円の資金だ。新居の費用も彼が援助したとも言われる。

「不思議なことに”反撃本”に、チャールズ皇太子の悪口はほとんどありません」(多賀さん)

 夫妻が本当に独り立ちできる日はくるのか。

(本誌・永井貴子)

※週刊朝日オンライン限定記事

2. 2020年8月16日 19:18:44 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[29] 報告
2018年05月21日
静かなる悲報としてのロイヤル・ウェディング / 歓迎されないプリンセス
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68717704.html
不満を口に出来ないイギリス人

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(左: ヘンリー王子とメーガン・マークル / 右: 少女時代のメーガン)

 第21世紀に入って、アングロ・サクソン世界の凋落が徐々に進み始めた。歴史家のポール・ケネディーは、軍事的負担による国家の衰亡を唱えたが、筆者は国民の人種的変質による衰退を提唱したい。西歐史の教科書を繙(ひもと)けば、第5世紀に西ローマ帝國が滅亡しても、東のローマ帝國(ビザンツ帝國)は存続し、メフメト2世の侵攻を受けるまで崩壊しなかった。しかし、コンスタンティノポリスを首都とする東ローマには、生粋のローマ人が少なく、殆どがギリシア人とかスラヴ人、トラキア人、アルメニア人、フェニキア人、ならびに北アフリカの諸民族といった人種がひしめいていた。

  帝政になってからのローマには色々な種族の元首が現れたので、日本人でも歴代皇帝の彫像を見れば判る。例えば、皇帝セプティミウス・セヴェルス(Septimius Severus)は、北アフリカの「レプティス・マグナ(Leptis Magna / 現在のリビア)」で生まれたという。彼の母親はイタリア半島生まれのローマ人であったが、父親はリビア人であったらしい。そして、セヴェルス帝の息子ルキウス(Lucius Septimius Bassianus)、通称「カラカラ(Caracalla)」帝は、昔ながらのローマ人とは程遠く、母親のユリア(Julia Domma)がシリア人なので、イタリア人らしからぬ風貌を持っていた。帝國の重心がオリエントに移ると、ローマ人の“コスモポリタン”化は更に進み、アラブ系の軍人皇帝まで現れる始末。マーカス・フィリップス(Marcus Julius Philippas)帝は、その民族性から「フィリッパス・アラブス」と呼ばれていた。後の元首も非ローマ人が多く、レオ1世はダキア(今のブルガリア)生まれのトラキア人皇帝だし、ユスティヌス1世はダルダニア(今のアルバニア)の出身で、貧農からのし上がった皇帝だ。

Septimius Severus 1Caracalla 3Leo the FirstPhilippus Arabs 1


(左: セヴェルス帝  / カラカラ帝  / レオ1世 / 右: フィリッパ・アラブス帝)

  日本人は大変幸せな民族で、歴代の天皇陛下は皆「日本人」。これがイギリス人なら、「えっ!! 日本のエンペラーはみんな日本人で、朝鮮人とか支那人の貴族から皇妃をもらっていないのか ?!」と驚いてしまうだろう。英国の王族なら、スペインやフランスはもちろん、デンマークやネーデルラント、ドイツ、スウェーデンの貴族からお妃を迎えているので、ドイツ以外のヨーロッパ諸国に親戚が多い。だから、公爵や伯爵の夫人でも英語が拙く、フランス語やドイツ語の方が得意という場合もあるのだ。でも、庶民はそんなことを気にしない。そもそも、庶民と貴族は別種族と言ってもいいほど、生まれと育ちが違っているので、フランス語なまりの英語を喋っても違和感が無く、英国貴族だって気にしていないのだ。片や、日本だと公家も庶民も見分けが付かない。(もっとも、岩倉具視のように「ヤモリ」と呼ばれたお公家さんなら別だが。) 日本人からすれば、朝鮮語訛りの側室とか、色黒の皇妃なんてゾっとする。また、いくら高貴な生まれとはいえ、タイやビルマから嫁いできた華族の貴婦人なんて尊敬できない。もし、皇太子妃候補が蒙古人とか満洲人じゃ、尊皇の志士だって異を唱えるじゃないか。

  今世紀では、前世紀なら「あり得ない」現象が起こっている。人種隔離政策で黒人が賤民となっていたアメリカでは、正体不明の黒人バラク・オバマが合衆国大統領になってしまった。奴隷に公民権を与えただけでも厭なのに、世界最強の軍隊を指揮する司令官に就任するなんて、もう熱病に冒されたようで目の前がくらくらする。一方、七つの海を支配したブリテンでも、似たような悲劇が起こっていた。事もあろうに、女王陛下の孫であるヘンリー王子が、アフリカ系のアメリカ人女優をお妃に迎える事となったのだ。高齢のイギリス人やスコット人なら血圧が上がり、心臓が苦しくなるだろう。いくら何でも、大帝国を誇ったブリテン人が、有色人種の女性をプリンセスに戴くなんて、驚天動地の出来事だ。墓場に眠るウィンストン・チャーチル卿が、この悲報を聞いたら飛び起きるぞ。アーリア系のインド人ですら、気持ち悪くて嫌っていたんだから、アフリカ系の藝人なんて問題外。ウィンストン卿の母、ジェニー・ジェローム(Jennie Jerome)もアメリカ人だったけど、マルバラ公爵夫人はちゃんとした白人美女だからOK。ただし、チャーチル家の親族は、このアメリカ娘を終始「外国人」扱い。お墓も別。昔のイギリス貴族は家系に厳しかった。

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( 左: マルバラ公爵夫人ジェニー・チャーチル /  中央: ウィンストン・チャーチル / 右: 首相になったチャーチル)

  世間的には、ヘンリー王子とメーガン・マークル嬢のご成婚は目出度いが、アングロ・サクソン系のイギリス人が心から祝福しているのか、は定かではない。というのも、最近行われた意識調査で驚くべき結果が出たからである。有名な「YouGov」が実施した大衆インタビューで、ブリテン国民の約3分の2が、このロイヤル・ウェディングに関心が無いというのだ。(George Martin, "Two-thirds of Britons are uninterested about Meghan and Harry's wedding and more than half of us say the Royal Family should foot the entire bill", Daily Mail, 15 May 2018) 日本のテレビ局は、この件に関し一切報道無し。それにしても愕然とするじゃないか。なんと、66%のブリテン人がヘンリー王子の挙式に興味が無く、その儀式に掛かる費用すら負担するのを厭がり、王室が全額支払え、と要求しているそうだ。「オピニウム(Opinium)リサーチ社」の調査でも似たような結果が出ており、たった38%の人が挙式をテレビで観ると答え、53%の人はそうしないと答えていた。(Matthew Robinson, "Royal snub ! Majority of Britains NOT INTERESTED in royal wedding, according to SHOCK poll", Daily Express, May 15, 2018)

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(左: ヘンリー王子とメーガン / 右: ロイヤル・ウェディングを喜ぶマイノリティーの子供たち)

  まぁ、実際、ロイヤル・ウェディングをどれだけの国民が観たのか判らないが、日本で報じているような高揚感は薄く、イギリス人の祝賀ムードはそれ程でも無かったんじゃないか。確かに、英国のみならず外国の報道機関もマークル氏の花嫁姿を大々的に取り上げていたが、ダイアナ妃の挙式と比べれば格段に劣るし、ケイト・ミドルトン嬢の時に起こった歓迎ムードとも違っている。これは、ヘンリー王子が第四番の王位継承者だからではなく、メーガン・マークル嬢が浅黒い有色人種だからだろう。なろほど、彼女は平民の外人女優から英国のプリンセスに出世した、現代のシンデレラ姫なのかも知れない。だが、西歐世界のプリンセスにしては容貌が違いすぎる。母親のドリア・ラグランドの遺伝子を受け継いでいるせいか、白人がうっとりするような女性ではない。

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(左: 母親のドリアと娘のメーガン /  中央: ケムブリッジ公爵夫人のキャサリン妃  / 右: ケムブリッジ公爵夫妻)

  だいたい、階級社会の英国で、下層黒人の母親に伴われた混血児が上流階級に入るなんて前代未聞である。ドリスを見れば、ボルチモアかデトロイトに暮らす貧乏黒人か、と勘違いしてしまうだろう。しかも、情けないことに、娘にとって一世一代の晴れ舞台なのに、ドリスが拒絶したため、別れた亭主は結婚式に出席できなかった。そこで、チャールズ王太子が花嫁の父親役を務め、彼女と一緒に祭壇への通路をを歩いていたのだ。(筆者には謎なんだけど、どうして日本ではこの通路を「ヴァージン・ロード」と呼ぶのか解らない。全部の花嫁が処女ではないし、再婚者だっているだろう。そもそも、キリスト教徒でもない日本人が、教会の通路を和製英語で呼ぶなんて変だ。もしかしたら、どこかの結婚式場が勝手に作った用語なのかも知れない。)

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(左: 父親のトマスと娘のメーガン / 右: ドリスとチャールズ王太子)

  平民から王族への立身出世と言えば、過去にもう一つ別の事例があった。モナコ公国のプリンス、レーニエ3世(Rainier III)に嫁いだグレース・ケリー(Grace Kelly)のケースだ。二人の結婚には、世界各国の人々が注目し、グレースの地元アメリカ合衆国は大興奮。当時、人気を誇った美人女優がそのキャリアを諦め、大公のプロポーズを承諾したので、アメリカのみならず日本でもたいそう話題となった。グレース・ケリーの映像は各国で流されたし、彼女を特集する雑誌も巷に溢れ、若い女性の憧れの的になっていたのはご存じの通り。今でもエルメスが製造した「ケリー・バッグ」は人気のアイテムらしい。(筆者はブランド商品には疎いので、本当に今でも人気の高級品かどうか判らない。けど、コレクターにっとては貴重品みたいだ。)

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(左と中央: グレース・ケリー / 右: レーニエ大公とグレース・ケリー)

  では、メーガン・マークル嬢の場合はどうなのか? 確かに、彼女はハリウッド女優だから素晴らしい体型をしている。が、それはアフリカ系アメリカ人の評判で、西歐系のアメリカ人やブリテン人にとっては“どうでもいい”事だ。問題なのは、ブリテン国民の間に人種的亀裂が生じ、王室への愛情が薄れてしまうことである。マークル氏のシンデレラ物語で、イングランド国内の有色人種は殊のほか大喜びだ。社会的な地位が低いインド系やパキスタン系、アラブ人、トルコ人、ジャマイカ人、ケニア人などの血統に属する“ブリテン国民”は、同じ種類のプリンセスを目にして、心がときめいている。ところが、先祖代々イングランドに住む白人、すなわちアングロ・ケルト系の国民は、心からヘンリー王子のご成婚を祝福できない。しかも、表だって有色人種のプリンセスを批判できないから尚更だ。

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(左: ムスリムのブリテン人 / 右: 英国の子供たちと挨拶するメーガン)

  非西欧系の有色人種が王族に加わると、今までとは違った雰囲気になることがある。もし、メーガン妃がスウェーデン系アメリカ人とか、ザクセン系のドイツ移民の子孫、フランスから逃れてきたユグノー信徒の末裔なら、「これ」といった騒動は起こらないだろう。ところが、彼女はアフリカ系混血児であるから、従来のヨーロッパ貴族とは異なる。彼女自身「私はバイレイシャル(biracial / 二重種族)」と称し、白と黒が混じった灰色のエリアに属していると述べていた。つまり、白人の血も混ざっているが、黒人の血も受け継いでいるので、コケイジアンとニグロイドの線引きが出来ないというのだ。イングランド王国の民衆は白人が主体だが、新たなプリンセスは西歐的イギリス人と重なるところが少なく、親愛の情を込めて「我が同胞よ !(My fellow Englishmen !)」と呼びかける事ができない。

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(左と中央: メーガンと異なったタイプの子供たち / 右: メーガンが大切にするタイプの子供 )

  メーガンのこうした心情は、彼女の過去を探ってみると判るような気がする。浅黒い肌を持つことで、様々な差別を受け、不条理な屈辱を味わってきたことは容易に想像できるし、その言動からも察しがつく。彼女が覚えている「ある出来事」は、日本人にとっても注目に値する。メーガンが七歳だった頃のこと。当時のアメリカでは、バービー人形のセットが売られており、「ザ・ハート・ファミリー(The Heart Family)」と呼ばれていたオモチャ箱には、父親と母親の人形に加えて二体の児童人形が含まれていた。この核家族人形アイテムは、白人版と黒人版のセット“のみ”で売られていたので、子供たちはどちらかを選ばねばならなかった。当然の如く、白い子供は白人版を、黒い子供は黒人版を買うのが普通だった。やはり、彼女も一つ欲しい。という訳で、父のトマスは愛娘の為に1セット購入し、クリスマス用のプレゼントにしたという。そして、クリスマスの朝に目が覚めると、メーガンは紙で包装されたプレゼントを見つけた。彼女が箱を開け、「ハート・ファミリー」を覗き込むと、黒い母親の人形と白い父親の人形、そして白い肌の子供と黒い肌の子供の人形が入っていたという。これは彼女の父親が別々のセットを買い求め、独自にアレンジしたものであった。("Meghan Markle : I'm More Than An Other", Elle Magazine, 23 December 2016)

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(左: 「白人版ハート・ファミリー」の人形セット / 右: 黒人版の人形セット)

  日本のワイドショーはメーガンの人権意識とかフェミニスト思想ばかりを報道するが、彼女が味わった混血児の苦悩を“具体的”に紹介しようとはしなかった。なぜなら、詳しく探って行くと、メーガンが持っている“歪んだ”精神を暴露する事になるからだ。なるほど、彼女は人種的マイノリティー、社会的弱者、貧しい移民、憐れな難民に理解を示し、天使のように優しく接する。だが、彼女はアメリカ合衆国を建国したアングロ・サクソン人に共感を持たないし、尊崇の念すら持っていないはずだ。黒人に酷い仕打ちをした白人を憎む心はあっても、宗主国のイギリス人と戦った建国の父祖に感謝する事はないだろう。そして、英国の王室に嫁いでも、ナポレオン軍と戦ったイギリス軍将兵、ダンケルクで死闘を繰り広げた若者、百年戦争で貢献したウェイルズ人の戦士、植民地で奮闘したスコット人の尖兵などに想いを寄せることもない。彼女はウェリントン将軍やネルソン提督、バーナード・モンゴメリー元帥の肖像画を見たとき、膝を曲げて一礼するのか? もし、カンタベリー大聖堂を訪れたら、白いイギリス人と同じく、殉教した大司教、聖トマス・ベケットに敬意を表するのか? 未だに不明だが、メーガンは一般のトーリー党員に負けぬくらい、心からの愛国者となるつもりがあるのか?

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(左: ウェリントン公爵 / 中央: ネルソン提督 / 右: モンゴメリー元帥)

  黒い混血児のメーガン・マークルがヘンリー王子のお妃になったから、色黒のインド系やアフリカ系の「ブリテン国民」は大はしゃぎ。左翼偏向の主要メディアも「メーガン・フィーバー」を煽り立て、多文化社会の成果を大宣伝。一方、メーガン妃も熱狂する民衆に笑顔で応え、恵まれない下層階級の子供たちや、東南アジア系の移民、アフリカ人難民の定住者、中東アジアからのイスラム教徒に温かい言葉を投げかける。だが、先祖代々イングラント王国に暮らすアングロ・サクソン系の国民に対し、特別なメッセージは無く、彼らの伝統文化や栄光ある歴史を称讃する事も無かった。茶色い国民に対しては親愛の情を示すのに、金髪碧眼のイギリス人には尊敬の念を示さない。本来なら、アングロ・サクソン系の国民を第一に考え、多民族主義と人権思想で抑圧されるイギリス人にこそ、温かい言葉を掛けるべきなんじゃないか。

  とにかく、英国の上流階級は偽善の塊になっている。高貴な家柄を持つのに、左翼リベラリズムに屈服し、アングロ・サクソン社会に背を向けながら、善良な裏切者を演じているのだ。ウィリアム王子とヘンリー王子でさえ、学校教育を通して、頭のてっぺんから爪先まで赤い思想にどっぷりと染まっている。この両名の公爵様は、白いイギリス人を優先せず、率先して俄(にわか)国民に媚びていた。そもそも、この兄弟が王国に於ける白人の優越を公言したことがあるのか? 父親のチャールス王太子でさえ、英国内のイスラム教徒やユダヤ教徒に媚びて、多文化社会を称讃していたのだ。今回のロイヤ・ウェディングを見ているイギリス白人は、さぞ胸くその悪い思いをしたことだろう。王太子の次男が有色人種と結婚しただけでも嫌なのに、結婚式に黒人司教を招き、ついでに黒人の聖歌隊まで連れ込んでいたのだ。花嫁がアフリカ系アメリカ人であるので、黒人のマイケル・カリー(Michael Curry)司教が式場にやって来て、退屈な説教を長々と垂れ、終いにはマーチン・ルーサー・ギングにまで言及するんだから、参列者の西歐貴族ははうんざり。しかも、黒人のゴスペル隊が「おまけ」に附いてきて、ポップな「スタンバイミー」を大合唱。まるでアングリカン教会がサザン・バプティスト教会に様変わりしたみたいだ。これじぁ、イギリス貴族は不満爆発だろう。どうせなら、黒人俳優のエディー・マーフィやウッピー・ゴールドバーグも呼んで、冗談の一つでも披露させたらどうなんだ?

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(左: ユダヤ系のカンタベリー大司教ジャスティン・ウェルビーとアメリカ黒人のマイケル・カリー司教 / 右: アメリカ黒人の聖歌隊 )

  もう、イングランドは昔のイングランドではない。本来なら、イギリス人は自分の思ったことを口に出来る「表現の自由」や「言論の自由」があったはずだ。しかし、現在では、こうした「権利」は存在しても、それを「行使」すれば身の破滅となる。ブリテン島では人種平等思想や多民族・多文化主義が社会の隅々にまで浸透し、「レイシスト」や「白人至上主義者」というレッテルは、決まり文句か殺し文句のどちらかだ。こうした罵声は「極右分子」や「ネオナチ」と等しい響きをもつ。失うものが何も無い白人労働者や、チンケな国粋主義者なら別だが、大会社の経営者とか中小企業の重役、教育機関の職員、法曹界の重鎮、研究所の上級顧問、大手メディアの編集員など、比較的高いステータスを持つ者は失うものが大きく、不満に思っても口にしないことが多い。もし、ちょっとでも人種に触れる発言をしたら即命取りだ。正直より沈黙を貫いた方が賢い。だから、出来る事といったら、クールに無関心を装うか、形式的な祝辞だけを述べてお茶を濁すしかないのだ。

  英国は第二次世界大戦で厖大な犠牲を払ったが、これでは何の為にドイツと闘ったのか解らない。歴史教科書では、ナチスの世界制覇を食い止め、自由主義世界を救ったことになっている。だが、現実的には肝心要な「イギリス人の自由」と「支配者としての地位」を失ってしまったのだ。なるほど、ブリテン人は共産圏には無い自由を享受していたが、戦前の“英国的”自由に比べたら“窮屈”な自由しかない。今では「ポリティカル・コレクトネス」の方が幅を利かせているので、有色系国民を傷つけるような発言は、直ちに「ヘイト・スピーチ」になってしまう。もちろん、過激な悪口はマナーに反するが、「俺はアフリカ人のプリンセスなんか認めないぞ !」とか、「あんな黒人女、とても尊敬できないわ !」と発言してもいいはずだ。

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(左: これから英国の主役になる人々 / 右: 古い英国に取り残される人々 )

  確かに、イングランド国内でマークル氏を称讃する人々が居てもいいが、国民の半分くらいは反対の感想を述べてもいいんじゃないか。少なくとも、調査会社の街頭インタビューで、「あんな女のどこがいいの?!」とか、「生まれてくる王子様が黒くなったら嫌だねぇ」、あるいは「チャールズの馬鹿息子は、好き勝手に黒人女を娶って、いったい何様のつもりなんだ !? 税金の無駄遣いだ!」といった率直な回答があってもよさそうなものである。だが、実際のアンケートで、そのような発言が多く寄せられたという話は聞いたことがない。本音を押し殺して建前だけを述べているブリテン人が何割いるのか、是非、調査してもらしたいものだ。

王室への尊敬が無くなる日

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(左: エリザベス女王とフィリップ殿下 / 右: ウィリアム王子とヘンリー王子)

  日本と英国は共に立憲君主国で、両国のロイヤル・ファミリーは国民の支持に基づいている。皇族や王族は特別な地位を持つが、民衆を圧迫するような特権階級ではないし、天皇陛下や国王陛下も自国民を農奴のように扱う「ドミヌス(奴隷主)」ではない。豪華な生活を送るエリザベス女王でも、国民との絆を大切にし、常に慈悲深い国家元首に努めている。ところが、ヘンリー王子は自分の性慾を優先させ、王族の存在意義を蔑ろにしているのだ。国王(king)は元来、「キュニング(cyning)」、つまり一族とか血族(kin)の長(chief)を意味する。もしも、イングランド王国の君主がアングロ・サクソン人の首長なら、その配偶者も同種の人間でなければならない。ドイツやデンマークの貴族なら納得できるが、エチオピアとかシリア、アフガニスタン、マレーシア、エルサルバドル出身の有色人種などもってのほかである。心理学の学術論文を読むと分かるが、肌の色や顔附きが異質だと、国民が敬愛の念や親近感を持つことは難しいそうだ。やはり、感情移入をできるタイプじゃないと、「我らがプリンセス」と思えないし、仰ぎ見ることもできない。

  また、王子に嫁ぐプリンセスという身分になれば、更なる要件が求められる。すなわち、美貌と品性だ。テレビや雑誌の無い古代ならいざ知らず、映像技術や通信網が発達した現代では、王侯貴族の容姿は重要である。「白雪姫」とか「シンデレラ」、「アンデルセン物語」などに登場するヒロインは、例外もあるがほとんど美女。年増の醜女(しこめ)なんてキャラクターは滅多に無い。もし、白雪姫がユダヤ人の老婆みたいな顔をしていたら、通りがかった王子様はキスを拒絶し、何事も無かったように立ち去るだろう。「何時までも眠りから覚めぬ白雪姫は、森の中で白骨死体になりました」、なんて冗談にもならない。シンデレラの物語だって同じだ。もし、シンデレラがブスだと、読者は継母にイジメられる娘を見ても同情しないし、豪華なドレスを纏っても似合ってるとは思わない。しかも、舞踏会で見初める王子様だって、ダンスに誘わないから、シンデレラは「灰を被ったマネキン」か「壁の染み」ていど。ガラスの靴、あるいは福助の足袋を残そうが、誰も気付かないだろう。たとえ持ち主を捜すことになっても、ただ返却するだけ。場合によっては、謝礼金を求めたりして。仮に、王子様がそれを拾ったとしても、「あの女が落としていった靴かぁ」と思い出すから、シンデレラの邸宅を訪ねることはない。もしも、親切心でクロネコヤマトに宅配を頼んだら何となく可笑しいし、そもそも童話にならない。(ちなみに、宅配料をケチって翌日配達じゃなく、通常配送だったら笑っちゃうなぁ。)

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(左: 白雪姫の役に相応しい女性のタイプ / 右: 白雪姫には適さないタイプの女性)

  故・ダイアナ妃の結婚式を思い出せば、メーガン妃との違いはもっと明確になる。ダイアナはスペンサー伯爵家のご令嬢という家系もあったが、何よりもその美しさで国民の人気をさらっていた。彼女はオックスフォード大学やケムブリッジ大学を卒業した才女じゃないけど、その気品と容姿で際立っていた。未来のプリンセスはケントにあるウェスト・ヒース女学校(West Heath Girl's School)に通っていたが、そこでの成績はお世辞にも良いとは言えず、赤点に近い学力であったという。でも、そんなのは問題ではない。「男は度胸、女は愛嬌」だ。頭でっかちの左翼フェミニストなんか男を敵に回すだけの愚者で、賢い女は笑顔と涙を上手に使って玉の輿に乗る方を選ぶ。フェミニストは女性的魅力に欠けるからか、矢鱈と男を羨み、よせばいいのに男社会で男と張り合おうとする。馬鹿に救い無し。(「羽生せんせ〜」と言い寄る女流棋士の「えりりん(山口恵梨子)」の方が遙かに賢い。) その点、美しく生まれた女は女の武器を最大限に利用し、男を手玉に取るんだから頭が下がる。この魔術に学歴は関係無い。ダイアナ妃は意識的かどうか判らないが、女性の魅力を使うのが非常に巧みだった。ビリー・ザ・キッドも驚くほど、男のハートを射止めるのが上手かったんだから。まるで黒帯の名人みたい。

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(写真 / 亡くなったダイアナ妃)

  今回のロイヤル・ウェディングは、我々にとって異国の慶事だが、傍観できる出来事ではない。なぜなら、近い将来、悠仁親王殿下のお妃選びで、帰化人系の女性が現れる可能性がゼロではないからだ。もし、親王殿下が朝鮮系か支那系の女性と恋愛関係に陥った場合、何割の国民がそれを祝福し、どれほどの国民が失望するのかが気になる。というのも、帰化人が意図的に皇后の地位を狙うこともあるからだ。普通の日本人女性なら、皇室に嫁ぐなんて考えられないし、たとえ殿下からプロポーズを受けても断ってしまうだろう。中流家庭に生まれ、自由闊達に育った女性が、大幅に自由を制限され、常に国民の目を気にしながら、一生過ごすなんて想像できない。雅子妃殿下のケースを目にすれば、民間の女性は躊躇どころか恐怖心さえ芽生えてしまい、絶対皇室に近づかないと心に決めるんじゃないか。だって、皇室行事の時など、周囲の者から一挙手一投足を凝視されるし、無理をしてでも皆に笑顔を示さねばならず、言葉一つを取っても慎重さを求められるからだ。さらに、皇族になったら絶えず、快楽よりも義務の方が重視される。たとえ、休暇で避暑地に出掛けても、誰に目撃されるか判らないから、どんちゃん騒ぎは御法度で、蓄積された緊張が解けない。(まさか、夜中じゅうディスコで色々な男と踊り続けるなんて無理だ。)

  そこで、窮屈な皇族との結婚を日系女性が避け、朝鮮系の女性が歩み出たらどうなるのか? 恋愛で日本最高位に就けるとなれば、挑戦してくるアジア人だって現れるだろう。特に、朝鮮人は心の底で「日帝」に対する怨みを抱き続けているので、プリンセスになって支配者の立場になりたいと考えても不思議ではない。しかも、一旦プリンセスの地位に納まれば、離婚という事態は無いので、永続的な立場になるし、男子が誕生すれば皇后の地位は不動のものとなる。さらに、もっと恐ろしい事態も考えられるのだ。例えば、雅子妃殿下の前例があるので、朝鮮系プリンセスは精神的負担を理由に、嫌な皇室行事をサボる事が出来るし、悠仁親王殿下を味方につけて、宮内庁職員と対立させる事も可能だろう。

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(左: 幼い時と成人になったメーガン / 少女時代のケイト・ミドルトン / 右: ヘンリー王子の元恋人クレシダ・ボナス)

  その一方で、伝統無視のお姫様が、華やかな皇室「外交」を積極的に行う虞(おそれ)もある。もし、外交好きなプリンセスが南鮮や支那を訪問したいと記者会見で口を滑らせたらどうなるのか? 野心的なプリンセスだと“意図的”に「失言」を口にするかもしれないんだぞ。そうじゃなくても、国内に住む在日鮮人や帰化鮮人、移民の家系を持つ支那人やインド人、フィリピン人、タイ人に特別な配慮を示し、「在日マイノリティー」から絶讃を受ける事も予想できる。こうなれば、人権派のマスコミはこの新プリンセスを持ち上げ、「誰にでも優しいお妃」とか「社会的弱者に手を差し延べる慈悲深きプリンセス」、「日本に帰化したばかりの国民を助ける若き皇族」、「因襲に囚われない庶民的な妃殿下」なんて言いふらすだろう。有頂天になった新プリンセスがお得意の英語を駆使し、「微笑み外交」に取り組めば、必ずや国を追われたシリア人とかクルド人を訪ね、日本も“多少の”難民を受け容れねば、と仄めかす。「私も朝鮮人の出自で差別に苦しみました」と述べれば、日本と外国のマスコミは大絶讃間違いなし。上流階級の大名旅行と、無責任外交は楽しいから、何でも口に出来る。だいいち、日本のプリンセスとして外国を訪問すれば、元劣等民族の朝鮮人でも、女王陛下の如く扱われるから気持ちがいい。そのうえ、人気女優よりも「格」が高く、泊まるホテルも最上級、警備体制も万全で、御用列車に専用ジェット機ときているから、夢のような待遇だ。

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(左: ひょうきんな朝鮮人 / 右: 顔面工事前の朝鮮人女性と工事後の本人 )

  もちろん、賛否が分かれるところだが、一般の日本国民は、このような朝鮮系プリンセスをどう考えるのか? 何があっても皇室を支持する国民は、眉を顰めながらも、じっと堪え忍ぶだろう。だが、こうした外人系プリンセスに業を煮やし、快(こころよ)く思わない国民も出てくるはずだ。例えば、雅子妃は気の進まない公務をキャンセルしたが、友人とのパーティーだと憂鬱にならず、外出の種類によって行動が違っていた。一部の国民はこうした傾向を「我が儘」と見なし、当てこすりで非難する。別の国民は「ご病気なんだからしょうがない」と反論し、保守派国民の間で分裂が起こっているのも事実だ。これが、もし朝鮮系のプリンセスなら、どのような反応が起きるのか? 皇室尊崇を旨とする国民でも、民族的嫌悪感から、朝鮮系のお妃に反撥を示し、「公務怠慢だ !」と言い出しかねない。つまり、日本人のプリンセスなら容認できる事でも、朝鮮系のプリンセスだと我慢できないことがある。事によっては、無意識的に溜まった不満が、ある問題を切っ掛けに爆発することだってあるのだ。普段から押さえつけられている感情は、いつか捌け口を見つけるものである。

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(左: 魅力的なフィリピン人女性 / 若いタイ人女性 / 昔の朝鮮人女性 / 右: 現代の朝鮮人少女)

  皇室は日本国民を統合する象徴と見なされている。しかし、アジア系のプリンセスを受け容れる事で、この象徴が分裂の起爆剤となってしまう可能性も否定できない。一般の日本人は殊さら意識していないが、基本的に「日本は日本人の国」と思っている。日本人と言えば、「日本人の両親から生まれてく子供」というのが常識だ。いくら日本国籍を持っているからと言って、朝鮮人の父親とフィリピン人の母親から生まれた子供を「日本人」とは見なさない。また、スカンジナヴィアで生まれ、ノルウェー国籍を持つ娘でも、両親が日本人移民なら、我々はその子を「ノルウェー人」と思わないし、本人だって堂々と「私は北歐人 !」と発言しないだろう。日系人なら、鏡に映った自分の顔を眺めて、「私もヴァイキングの子孫かしら」と思う馬鹿は居るまい。

  日本人は「日本人」の天皇陛下を“当然”と思っている。天皇陛下が浅黒いアフリカ系とか、皇后陛下が朝鮮人あるいは支那人ということを想像できない。しかし、多民族社会が発展すると、帰化人の子供が大量に増殖し、日本人とは思えない顔附きの国民が「普通」になってしまうのだ。移民が大量に流れ込んだドイツ、フランス、ブリテン、スウェーデンなどを見れば判るじゃないか。ソマリア人やイラク人としか見えない人間が、「私はドイツ人です」とか「スウェーデン国籍を持っています」と言えば、大抵の日本人は驚く。黒いチュートン人とかアラブ人みたいな北歐人なんて納得できない。我々だって、コンゴから帰化した黒人とか、イスラム教徒のトルコ系国民を「日本人」と思えないじゃないか。帰化鮮人だって日本の仲間とは思えないし、ちょっとした風習の違いが矢鱈と気になる。朝鮮名だって好きになれないから、日本人が朝鮮人と結婚しても朝鮮名を名乗ることは滅多にない。だいいち、「朴」とか「金」、「崔」なんていう姓になったら嫌じゃないか。朝鮮人には普通でも、日本人からすれば可笑しな名前もある。以前、「金玉」という名前の朝鮮人女性がいたが、こうした女の子が日本に移住したらどうなるのか? 露骨な小学生だと「ワハハ、“きん◯ま”だってさぁぁ!!」と爆笑するだろう。その時、学校の先生や日系人の親はどう対処するのか。ちょっと見物である。何か変な方向に進んだけど、要するに、外国人が皇室に入ると厄介になるということだ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68717704.html

3. 2020年8月16日 19:20:43 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[30] 報告
2018年06月10日
振り向けば、祖国は外国になっていた / 地元民を改造する異邦人
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68719819.html
姿が似ている親戚

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(左: キティー・スペンサー / 右: メーガン・マークル )

  以前、英国のヘンリー王子が、黒人女優のメーガン・マークル婚約し、華麗な結婚式を挙げたことについて書いた。

(Part 1と Part 2)
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68685602.html
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68717704.html


栄光あるイングランドの若きプリンスとあって、独身の頃だと国内はもとより、外国に赴いても求婚者に不自由しなかったが、色々な女性と付き合った挙げ句、最終的にアメリカで活躍する浅黒い娘と一緒になるなんて・・・。がっかり。ハッピー・エンドの小説とは違い、現実とはかくも厳しいものである。長年ロイヤルファミリーを敬愛してきた一部のイギリス人は失望するし、「誰がプリンセスになるのか !?」と期待していた庶民も落胆の色を隠せない。大手のマスコミだけが「人種の壁を越えた愛」と“はしゃいでいる”だけだった。でも、いったい何人の西歐系ジャーナリストが“心から”祝福していたんだ? 職務上、有色人種の花嫁を持ち上げていても、自分の息子が同じ事をすれば激怒するかも知れないし、教養人を気取った親だと、冷静な態度を装って「よく考えてから結婚を決めるように !」と迫るんじゃないか? テレビや新聞に登場する評論家などは、建前と本音を使い分ける常習犯だから、彼らを信じる日本人は痛い目に遭うだろう。

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( 左: 少女時代のダイアナ妃 / 中央: 少女時代のメーガン妃 / 右: 女優時代のメーガン妃)

  日本でもヘンリーとメーガンの結婚式はテレビで放送され、多くの日本人が観たと思うが、西歐諸国のゴシップ雑誌は、メーガンに加え教会に招かれたスペンサー伯爵の娘たちに注目した。このスペンサー伯爵というのは、もちろん故・ダイアナ妃の弟でヘンリー王子にとっては叔父に当たる、第9代目のチャールズ・スペンサー伯(9th Earl Charles Edward Maurice Spencer)のことである。彼は第一番目の妻ヴィクトリア(Catherine Victoria Lockwood)との間に三人の娘をもうけた。すなわち、長女のキティー・エレノア(Kitty Eleanor)と双子の妹、エリザ・ヴィクトリア(Eliza Victoria)とカティヤ・アメリア(Katya Amelia)である。今回、大衆の関心を惹いたのは、「レディー」の称号を持ちながらファッション・モデルも務める27歳のキティー・スペンサー。(神学者はキリストが皆を平等に愛すると説くが、異教徒の日本人からすると、人間を創る時に「依怙贔屓をしたんじゃないか?」と思えてしくる。だって、「天は二物を与えず」と言われるのに、スペンサー家のレディーは「美人」で「高貴」なんだから。大金持ちでも大屋政子みたいな女性だと納得できるんだが・・・。)

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(左: チャールズ・スペンサー / 中央: スペンサー家の三姉妹 / 右: 長女のキティー・スペンサー )

  ここで言及しなければならないのは、チャールズ・スペンサー伯の歴代夫人についてである。日本人の視聴者が見かけたカレン(Karen Villeneuve)夫人は三番目で、幼いシャーロット・ダイアナは彼女の娘だ。スペンサー伯爵は亡き姉に因んで娘を「ダイアナ」と名づけたそうである。元々、このカレン夫人はカナダ人のエンターティナーで、以前は「ゴードン(Gordon)」の姓を名乗っていた。というのも、彼女はハリウッドの大物プロデューサーであるマーク・ゴードン(Mark Gordon)と結婚していたからだ。一般的に彼の名は日本で知られていないが、映画ファンの間では超有名で、このユダヤ人が手掛けた作品の中には、スティーヴン・スピルバーグが監督を務め、トム・ハンクスが出演した映画『プライベート・ライアン(Saving Private Ryan)』があるし、他にも、デニス・クウェイド主演の環境問題サスペンス『デイ・アフター・トゥモーロー』、キアヌ・リーヴス主演のアクション映画『スピード』、メル・ギブソンが独立派を演じた『パトリオット(The Patriot)』、FBIの訓練模様を描いたTVドラマの『クワンティコ(Quantico)』、FBIの心理分析捜査官を題材にした『クリミナル・マインド』、医療ドラマのヒット作『グレイズ・アナトミー』など多数ある。ただし、マークとカレンは2003年に離婚。そして独身となったカレンは2011年、鰥(やもめ)のスペンサー伯爵と再婚した、いう訳だ。

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(左: マーク・ゴードン / 中央: カレン&チャールズ・スペンサー夫妻 / 右: キャロライン&チャールズ・スペンサー夫妻)

  カレン夫人と再婚する前のスペンサー伯爵は、キャロライン・フロイト(Caroline Freud / 旧姓 Hutton)と結婚していた。彼女は元々マシュー・フロイト(Matthew Freud)の夫人であった。サー・クレメント・フロイト(Sir Clement Freud)の息子であるマシューは、広告会社の「フロイト・コミュニケーションズ」を経営するビジネスマン。このファミリー・ルネームを聞けば、日本人でもピンと来るだろう。そう、彼の家系を遡れば、ウィーンの有名な精神分析医ジクムント・フロイトに突き当たる。つまり、マシューは彼の曾孫ということだ。したがって、キャロラインは夫の姓を名乗っていただけで、血統上のユダヤ人ではない。それにしても、英国社会の上層部は実に狭いコネ社会で、様々な人物が閨閥(けいばつ)で繋がっている。

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(左: マシュー・フロイト&エリザベス・マードック / 中央: アンドリューズ・クワメ・ピアニム / 右: エリザベス・マードックとエルキン・ピアニムの結婚式)

  マシューがキャロラインと別れた後、再婚相手に選んだ女性はエリザベス・マードック(Elizabeth Murdoch)。名前からも推察できるように、彼女はメディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)の次女である。このエリザベスも離婚経験者で、最初の夫はガーナ人エコノミストのアンドリューズ・クワメ・ピエニム(Andrews Kwame Pianim)の息子であるエルキン(Elkin Pianim)。ちなみに、アンドリューズが「ピアニム」という名前を持っているのは、以前の女房がオランダ人のコーネリア・ピアニムであったからだ。(もう、どいつもこいつも離婚経験者ばかりで、いったい西歐人は結婚をどう考えているのか。) 金融界やメディア界でのし上がるユダヤ人は、婚姻を通して親戚関係になっている者が多く、ファミリー・ネームだけではその人脈が判らない。マシュー・フロイトも政界の大物と個人的な関係を持っているそうで、元財務大臣のジョージ・オズボーン(George Osborne)や元首相のデイヴィッド・キャメロンも彼の友人らしい。(キャメロンはユダヤ系イギリス人なので、同種族の「お友達」をたくさん持っている。)

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(左: クレメント・フロイト / 中央: デイヴィッド・キャメロン / 右: ジョージ・オズボーン )

  脱線したので話を戻す。世襲貴族というのは、親から宏大な領地や歴史ある豪邸といった不動産を相続するが、その貴い血統を子孫に伝える義務も有する。ビール・ジョッキと髭剃りくらいが「相続財産」の下層民と違い、公爵とか伯爵は血統で高い地位に就き、亡くなった祖先の遺伝子を蘇らせているから、世間で尊敬されているのだ。普通に考えれば、何の功績も無い赤ん坊が、単に名門の家庭に生まれただけで、未来のベッドフォード公爵とかソールズベリー伯爵に昇進するなんておかしい。でも、庶民は貴族の血筋に何らかの憧れを抱き、畏敬の念をもって見詰めるから、貴族の方も常日頃から威厳を損なわないよう、立ち居振る舞いに注意する。現実を見れば誰でも分かるだろう。イタリア製の高級スーツを自慢しているだけの伊達男と、仙台で威光を放つ伊達家当主とじゃあ、月とスッポンどころか、イクラとルビーほどかけ離れている。

  となれば、その容姿だって重要だ。いくら名家の御曹司でも、志村けんの「バカ殿」みたいじゃ、みっともない。それなりの風貌でなきゃ。薩摩藩の島津斉彬はもちろんのこと、長州藩の毛利敬親(もうり・たかちか)や佐賀藩の鍋島直正(なべしま・なおまさ)も、色々な評価を受けているがやはり名君だ。今の山口県民は敬親について訊かれても、「そうせい侯」くらいしか思いつかない。が、実際のお殿様は家臣に行動の自由を与えただけで、本当に無茶な申し出なら「ダメ」と抑えていた。佐賀出身の藝人「はなわ」が滑稽な歌を披露したから、「悲しい佐賀」というイメージが附いてしまったけど、明治維新は佐賀藩抜きに考えられない。後に「閑叟(かんそう)」の号をもつ直正は誠に偉大な人物で、優柔不断どころか、誰よりも先が見えるため、慎重にならざるを得ない慧眼の持ち主であった。もし、佐賀藩が幕府側に附いて薩長側を攻撃していたら、いったい明治維新はどうなっていたことか。例えば、当時、佐賀藩の科学技術と軍事力は日本一で、官軍は佐賀藩の施条砲やアームストロン砲で勝利を獲得したようなものだ。佐賀県の子供たちが劣等感を持つなんて愚の骨頂だ。「日本最強の佐賀藩」とか「最先端の科学を有していた雄藩」と唄う方がまともだろう。(佐賀藩について語ると長くなるので割愛する。)

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(左: ダイアナ妃 / 中央: 姪のキティー・スペンサー / 右: 息子のヘンリー王子とメーガン妃)

  とにかく、民衆の尊敬を集める貴族たる者、それなりの風貌をもっていなきゃ駄目だ。この点については英国でも同じ。スペンサー家の娘たちは祖先の遺伝子を大切に受け継いでいるから良い。キティー・スペンサーと伯母のダイアナ妃を見比べると、「似たようなタイプだなぁ」と思えてしまう。確かに、姪と伯母なんだから当り前なのだが、ヘンリー王子は母親の容貌をちゃんと子供に残すことができるのか。もし、メーガン妃が妊娠して赤ん坊を産んだら、一体どんな子供になるのか不安である。おそらく、容姿の一部分は父親譲りだろうが、母親の遺伝子が優勢となり、顔附きが変わることもあるし、肌も浅黒くなる可能性が高い。髪の毛だって縮れた黒髪になるかも知れないんだから、大幅な肉体的変質が予想される。たぶん、日本人は故・ダイアナ妃の孫を見て驚くんじゃないか。たとえ、色白の赤ん坊が生まれても、トルコ風かシリア人みたいな「白人」で、どことなくスペンサー家の血筋とは違う子供に見えてしまうだろう。

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(左: 幼いヘンリー王子を抱くダイアナ妃 / 中央: キャサリン妃 / 右: 幼い時のウィリアム王子と息子のジョージ王子 )

  一方、ウィリアム王子の家庭は安心だ。プリンセスになったケイト・ミドルトン嬢は、国民が納得する“好ましいタイプ”のイギリス人女性で、ザックス・コーブルク・ゴータ家(Haus Sachen-Corburg und Gotha)の遺伝子を損なうことなく「お世継ぎ」を産んでいた。嫡男のジョージ王子を見れば分かるじゃないか。この幼いプリンスは、幼少時代のウィリアム王子と“瓜二つ”と評しても過言ではない。両者の顔写真を並べてみれば、誰もが「なるほど、やっぱり親子だねぇ〜」と思うだろう。とりわけ刮目すべきは、妹のシャーロット王女だ。彼女は曾祖母のエリザベス女王とソックリ。まさしく、生き写し。なるほど、隔世遺伝とは不思議なものだ。大衆紙の記者はシャーロット王女が幼い割には老け顔なので、特集記事の売上げが思ったほど伸びず、「あぁ〜あ」と愚痴をこぼしていたが、女王陛下はシャーロット王女を見て「小さい私よ !」と大喜び。まぁ、お婆ちゃんからすれば、曾孫が自分とそっくりなのは素晴らしいし、誰が何と言おうとも心から嬉しい。日本人女性だって、息子や娘の子供は可愛いから、自分の亭主より大切に思っているはずだ。幼稚園の運動会で孫を応援するお婆ちゃんは、本当に幸せそうだよねぇ。

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(左: エリザベス女王 / 中央: 幼少期のエリザベス女王 / 右: 曾孫のシャーロット王女)

  イギリス人らしい子孫を持ったエリザベス女王を見ると、親戚筋に当たるスウェーデンの王室も気になる。現在のスウェーデン国王、カール16世グスタフはベルナドット王朝の君主だが、母方の血筋でイングランド王室と繋がっている。陛下の母君であるシルビア妃はザックス・コーブルク・コータ家の出身だから、エリザベス女王やチャールズ王太子とも親戚になるはずだ。まぁ、ヨーロッパの貴族は互いに祖先の誰かが親戚になっているから、従兄弟同士の王様というのは珍しくもない。注目すべきは、カール16世の娘ヴィクトリア王女が産んだ幼きプリンセスの方だ。王位継承者のプリンセス・ヴィクトリアは、トレーナーのダニエル・ウェストリング氏と結婚し、娘のエステル妃をもうけた。

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(左: キャサリン妃の娘シャーロット / 中央: スペンサー伯爵の娘シャーロット・ダイアナ / 右: ヴィクトリア妃の娘エステル)

  この小さなプリンセスが国民の喝采を浴びるのも当然で、彼女はスウェーデン人らしい容姿を受け継いでいる。イラクやソマリアからの移民・難民で肉体が変質するスウェーデン人にとって、王室は「国民的遺伝子」を保存する最後の砦だ。隣近所に有色人が住みつき、毎日毎日、不愉快な生活を送る白い地元民は、北歐人らしいプリンセスの笑顔を拝見し、ホっと一息つくんじゃないか。メーガン・マークルが産む赤ん坊を心配するイギリス人からすれば羨ましい。それでも、スウェーデン人の人種的アイデンティティーは揺らいでおり、アフリカ人やアラブ人の遺伝子流入は食い止めようがないのだ。良い子のみんなは「スウェーデン人」と聞いて、安易に伝説のポップ・グループ「アバ」とか、ギターリストのイングヴェイ・マルムスティーン(Yngwie Malmsteen )、ジョン・ノーラム(John Norum / 「Europe」のギターリスト)を思い浮かべたらいけないよ。近頃は浅黒い「スウェーデン人」がウヨウヨいるんだから。

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(左: カール16世グスタフ国王とシルビア妃 / 右: プリンセス・ヴィクトリアとダニエル両殿下、プリンセス・エステル)

  そう言えば最近、米国で「スウェーデン移民」がある殺人事件を犯したけど、良心的な報道機関は、読者が北歐人と誤解せぬよう、「スウェーデンからのイラク系移民」と伝えていた。容疑者の写真を公開できぬ場合、こうした“親切な”説明は誠に有り難い。スウェーデンの大手メディアは、帰化したソマリア人がヨーロッパで殺人を犯しても、自国民に対しては「スウェーデン国民による犯行」としか報道しないのだ。もし、犯人の顔写真を掲載すれば、「あっ、黒人だ!」とみんなにバレてしまうので、単にイニシャルかファースト・ネームを伝える程度に留めている。「人権」とやらを重視する新聞社は、黒い犯人が如何なる「手口」でスウェーデンに潜り込み、国籍取得にまで至ったのかを決して教えようとはしない。民衆が知りたい情報を隠しておきながら、他人に対しては「情報公開」を求めるなんて実にふざけている。報道機関の都合で記事の内容を決めるなんて酷いじゃないか。

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(左: ソマリア人の移民 / 右: アフリカ難民の餌食になりそうな北歐女性)

白人女性に人種の自殺を勧めるユダヤ人

  既存の国家を憎む左翼には、人種混淆を以て伝統的社会を抹殺しようと謀る奴がいる。毎度の事でウンザリするが、その悪質なタイプはユダヤ人に多い。西歐社会に寄生しながら、地元民の肉体を羨むユダヤ人は、憎き白人を撲滅すべく、西歐人女性に黒人を伴侶にするよう勧めているのだ。なぜなら、白人が黒人とセックスして子供を産めば、その赤ん坊は白人らしくない容姿を持つ。アフリカ人の顔附きになる「新しい白人」は、異邦人のユダヤ民族を奇異な目つきで眺めず、より寛大な精神を以て「平等」に扱おうとするからだ。白い片親と違った肉体を持つ混血児は、“意地悪な”ご先祖様と異なり、鷲鼻の「よそ者」を苛めようとは思わない。したがって、ユダヤ人は安心して暮らせるようになる。肉体の違いさえ無くなれば、もう頭脳労働で秀でるユダヤ人の独擅場だ。彼らは次々と「コマンド・ポスト(命令を下す立場)」に附くことができるし、必要とあらば、同胞とグルになって支配階級の地盤を固めることができる。こうした社会は素晴らしい。しかし、ユダヤ人にとっての楽園は、西歐人にとっての悪夢である。

Max Isaacson 2(左 / マックス・アイザックソン)
  異人種混淆を勧めるユダヤ人は星の数ほどいて、ハリウッドで映画制作に携わるマックス・アイザックソン(Max Isaacson)はその内の一人である。意外なことに、彼はスリランカで生まれていた。詳しい経緯は分からぬが、彼の父親はピース・コープに属していたそうだ。察するに、左翼系のユダヤ人なんだろう。彼の母親もいかがわしく、ペンテコスタ教会の説教師であったらしい。この一派はキリスト教プロテスタント宗派の中でも特殊で、聖霊の話をやたらと持ち出すから、怪しい新興宗教と相通ずるところがある。こんな両親の元で育てられれば、息子のマックスが左巻きの変態になるのも無理はない。彼は有名な飲料水「スプライト(Sprite)」のコマーシャル・フィルムを作り、製造元から何の認可も得ずににドイツで公開した。映像を観た一般人は本物のCMかと勘違いしてしまうが、コカ・コーラ社とは何の関係も無い。


Max Isaacson Fake Sprite ad 3Max Isaacson Fake Sprite ad 5

(左 : 黒人の前に跪く白人女性 / 右: 白人女性のサービスに興奮する黒人 )

  とにかく、アイザックソンのパロディーCMを目にした人は、あまりにも下品なので唖然とするだろう。何故かと言えば、彼のポルノ作品には裸の白人女性と黒人男性が登場し、金髪の白人女性が男の前に跪き、黒人の股間をしゃぶっているように見えるのだ。「フェラチオ」らしきサービスを受けた黒人男性は、歓喜の呻き声を上げ、絶頂感に達する。顔を前後に動かす女性は何かを口にくわえているので、視聴者は「きっと黒人のペニスに違いない」と思ってしまう。ところが、彼女が“しゃぶって”いたモノは、黒くて太い肉の棒じゃなく「スプライト」の瓶だった。黒人が性的に興奮すると、瓶の口から勢いよく泡の飲料水が吹き出て、満面の笑みを浮かべた女性の顔と首筋に降りかかってくる。精液じゃなく発泡水なんだけど、見ているゲルマン人は不愉快だ。事情を知らない一般人は、「こんなポルノ映像を作ったのは、いったい誰なんだ!?」と憤慨するが、監督名が表示されていないから判らない。でも、後にアメリカのユダヤ人と判明したから、心の底で「やっぱり、そうか!!」と頷いた人も多いんじゃないか。アイザックソンは金髪のゲルマン人女性を用いず、黒髪のユダヤ人女性を採用し、イスラエルで流せばよかったのに、彼はそうしなかった。でも、こんなCMをイスラエルで放送したら大変だ。保守的なユダヤ教徒が米国の同胞に抗議を行うから、アイザックソンはハリウッドで仕事ができなくなるだろう。ユダヤ人の仕置きは厳しいからねぇ〜。

Max Isaacson Fake Sprite ad 4Max Isaacson Fake Sprite ad 2


(左: 瓶をしゃぶる女性 / 右: 噴き出す飲料水と女性)

  左翼教育でクルクルパーにされた現在の日本人は、日本国民としての義務や民族精神の継承に興味が無い。保守派の国民は「日本の伝統文化を守れ !」と主張するが、「誰が守るのか ?」については言及を避けている。我が国では「生身の日本人」が生活を営み、親子代々「血の河」を絶やさぬよう心掛けてきた。人種論や優生学を忌避する保守派は、「領土侵犯」や「歴史問題」となれば「みんな負けるな !! えい、えい、オー !!」とシュプレヒコール(Sprechchor)を上げるが、「異人種の精子が混入 !」という“生々しい”話題になると、急に口が重くなり、蜘蛛の子を散らすように逃げてしまう。ロシア人に北方領土を強奪されたり、竹島を南鮮人に占拠され、尖閣諸島を支那人に征服されれば、一般国民だって抗議するだろうが、息子や娘がアジア人とかアフリカ人と結婚するようになっても反対しないのは、頭が「人権尊重」の害悪に染まっているからだ。つまり、「人種の自殺」という概念が無いのだ。そもそも、両親や祖父母、曾祖父母から受け継いだ遺伝子を守るのは不道徳でも犯罪でもない。我が国の伝統文化を継承するのは、祖先の肉体を相続する日本人であり、その遺産を末代まで伝えて行くのも日本人の肉体を持った国民である。

  老舗の旅館や和菓子店を経営する日本人なら、跡継ぎの子供を残すことが何を意味するのか解るはずだ。もし、アジア人の遺伝子が大量に流れ込んだら、我々が大切にする国民文化は着実に衰退するだろう。例えば、混血児に流れる支那人の血が2分の1、4分の3、8分の7と高まれば、従来の日本人と同じ行動を取るとは思えない。こうした人物は反日活動家になることはあっても、「惻隠の情」をもつ素朴な庶民とか、鎮守の森を大切にする愛国者になることはないだろう。また、支那系混血児が成人して朝鮮人と結婚し、生まれてきた子供が将来マレー人と結婚してイスラム教に改宗すれば、どこの国民なのか分からない。さらに、こうした人物の孫がアフリカ人と結婚して子供をもうければ、もうその「日本国民」は「日本人」じゃない。たとえ、僅かに残った血統を遡って明治の偉人とか江戸時代の武士に辿り着いたとしても、変質した子孫には祖先が持っていた「大和魂」は微塵も無い。「勤皇の志士」と耳にして、「近所の獅子」と間違える子供なんか、日本人じゃないだろう。それに、天皇陛下と丸っきり違った容姿を持つ臣民が、お正月に宮城へ赴き、「天子様のご尊顔を拝することができ、感無量でございます」と口にするのか? 支那・朝鮮系のジャピーノ(日比混血児)が靖國神社へ行っても、外人の将兵を見るような目つきで英霊の話を聞くのがオチだ。

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(左: 日本の未来を担うフィリピン人の子供たち? / 右: 国籍取得の為に外国で出産する支那人女性?)

  皇室と国民の絆、国民同士の連帯感、命を懸けて祖国に殉ずる愛国心は、帰化人の精神には宿らない。自然と湧き上がる感情は、人為的に創り出すことはできず、日本人の肉体を必要とするのだ。日清日露の戦役や大東亜戦争で多くの軍人が勇敢に闘ったのは、自分の肉体が消滅しても、我が子が生き残り、同胞の子供と一緒に祖国を引き継ぐと信じていたからである。なるほど、自分が死ねば残された我が子は不憫な思いをするし、父親と過ごす友人を見て羨むだろう。こう考えれば、他人の家族を守る為に自分の家族を犠牲にするなんて馬鹿げている。だが、それでも我が国の将兵は自らの命を犠牲にし、「日本」という国家を護りたかった。なぜなら、自分の女房や子供、親兄弟よりも、祖国の滅亡を懸念したからである。たとえ、我が身が朽ち果てようとも、同胞の子孫が必ずや日本を再興してくれると信じていたから、歯を食いしばって戦うことが出来たんじゃないか。もし、日本国民の大半が朝鮮人や支那人、フィリピン人、タイ人といったアジア人であるならば、あれほどの勇気を示して突撃したかどうか分からない。日本人は日本人のために汗をかき、血を流し、涙をこぼす。立派な日本人が激減し、忌々しい朝鮮人が繁殖するなら、あまりにも馬鹿らしくて最前線で戦えないだろう。

Korean man 21Thai 16Indian Woman 7Muslim man 2


(日本に住んでもらいたい外国人? / 左: 朝鮮人 / タイ人 / インド人 / 右: イラク人)

  平和な現在でも同じことで、支那人の子供や日比混血児を養うために、高い税金を払うなんて御免だ。ブリテンやフランス、ドイツ、スウェーデンなどの西歐諸国は凋落の一途を辿っており、もはや、その泥道から抜け出すことはできない。曾ての白人国家は「有色人種の坩堝(るつぼ)」へと変貌し、生まれてくる子供はアラブ人やアフリカ人の顔附きで、名前もムハマッドとかアフメド、ウスマン、アブドラなどが普通になっている。住民ばかりではなく、街の風景も一変したから驚きだ。霧の都ロンドンは猥雑なバグダッドのようになり、ストックホルムがカイロ、フランクフルトがイスタンブールみたいになっている。華の都のパリといえども、カサブランカに見えるようじゃお終いだ。黒人とアラブ人がひしめくパリを見れば、ハンフリー・ボガードも吐き気がして、ドイツ軍とヴィシー政権を歓迎するんじゃないか。庶民の中に「ナチス時代の方が良かったなぁ」と呟くフランス人がいても不思議じゃないぞ。ドイツ人が移り住んだって、フランス人はちっとも困らないけど、北アフリカ出身の移民じゃ厭になる。女優のカトリーヌ・ドヌーヴとダイアン・クルーガーを見比べたら、どっちがゲルマン人で、どちらがガリア人なのか判らない。でも、セネガル系女優のアイサ・マイガ(Aïssa Maïga)とケルト系のソフィー・マルソー(Sophie Marceau)を見たら、その違いは一目瞭然だ。

Catherine Deneuve2Diane Kruger 2Sophie Marceau 2Aissa Maiga 2

(左: カトリーヌ・ドヌーヴ / ダイアン・クルーガー / ソフィー・マルソー / 右: アイサ・マイガ)

Ingrid Bergman 5(左 / ハンフリー・ボガードとイングリッド・バーグマン )
  ちなみに、『カサブランカ』は典型的なユダヤ人のプロパガンダ映画で、脚本を書いたのが双子のユダヤ人、ジュリアスとフィリップのエプシュタイン兄弟で(Julius & Philip Epstein)、監督もこれまたユダヤ人のハワード・コッチ(Howard E. Koch)。この作品ではユダヤ人のハロルド・ウォリス(Harold B. Wallis / アメリカ風に改めた名前)がプロデューサーを務めていたけど、彼の本名は「アーロン・ブルム・ウォロウィッツ(Aaron Blum Wolowicz)」だ。まったく、ハリウッドの映画人は実に狡猾な連中で、「表看板」は北歐系女優のイングリッド・バーグマンにしておいて、「裏舞台」をユダヤ人仲間で固めながら、“みんな”でしこたま儲けている。一方、アメリカの間抜けな白人観客はまんまと洗脳され、「アーリア人至上主義のナチスはゆるせなぁ〜い !!」と叫んでしまう。しかし、劇場から一歩外に出ると、ナチスが礼讃する「白人社会」に住んでいたんだから、もう「アホ」としか言いようがない。まさか、20年後に「古き良きアメリカ」が崩壊するなんて思ってもみなかったんだから、「脳天気な民衆」というのはどこにでも居るものだ。

Julius Epstein 1Philip Epstein 1Howard Koch 2Harold Blum Wallis 1


(左: ジュリアス・エプシュタイン / フィリップ・エプシュタイン / ハワード・コッチ / 右: ハロルド・ウォリス)

  日本だって各地に支那人街や朝鮮人街、リトル・バンコックにリトル・マニラまでが誕生しているから、決して他人事ではない。ミス日本がアメリカ系黒人で、オリンピックの金メダリストもアフリカ系、メジャーリーグで活躍する選手がいたと思ったら朝鮮系だった、なんて冗談じゃない。多民族社会となれば、「日本」というブランドも怪しくなり、パリで寿司屋に入ったら、詐欺師もどきの支那人が店の主人じゃ帰りたくなる。日本を代表する総合商社と思いきや、その実態はインド人所有の多国籍業では何とも憂鬱になるじゃないか。驚愕の未来はまだ続く。もし、サッカーの日本代表チームが、ブラジル出身のインディオやイラク出身のアラブ人、ベトナム難民の親を持つ在日三世、トルコから亡命したクルド人の息子、カメルーン出身の帰化人などで構成されていれば、もう見る気がしないだろう。学問の世界でも複雑な現象が起きるかも知れない。例えば、朝鮮系日本人の科学者がノーベル賞をもらったら、我々よりも朝鮮半島の南鮮人が真っ先に喜んだりして。朝鮮日報や中央日報が「朝鮮人初の受賞者」と大々的に報じれば、金正恩までが浮かれ気分になって、極上のシャンペンを開けて祝杯を上げるだろう。そうした時、日系日本人はどう思うのか? もしかしたら、「日本民族党」といったミニ政党が創立か?! でも、北朝鮮から「極右団体」に指定されたら心外だよねぇ。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68719819.html

4. 2020年8月16日 19:25:54 : k2bzml3lWg : RFZZVDZ1ZWY0ZkE=[31] 報告
2019年05月06日
似ている者同士で暮らせる幸せ / 国民の条件 (後編)
黒木 頼景
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/

異人種が王族を演じる英国ドラマ

Queen Elizabeth & Princess MargaretQueen Elizabeth & King George VI
(左 : 母エリザベス王妃と妹マーガレット王女と一緒のエリザベス女王 / 右 : ジョージ6世とエリザベス女王)

  フランスやドイツ、デンマーク、ネーデルラント、スウェーデンといったヨーロッパ諸国は、元々王様が統治する君主政国家で、共和政なんか異端の統治体制としか思えなかった。しかし、幾つかの国では戦争や革命のせいで王室が消滅したので、仕方なく共和政を選んだという経緯になっている。実際、人民共和国を喜んでいるのは、赤く染まった知識人くらいで、普通の庶民は「王様やお姫様がいたらなぁ〜」と後悔している場合が多い。フランス人は「王族なんて税金を浪費するだけの穀潰しだ」と悪態をついているが、心の底では王室を戴くイギリス人を羨んでいる。その証拠に、フランスの庶民は矢鱈と英国王室の話題に興味を持つ。パリにダイアナ妃がやって来た時など、キャーキャー騒いでいたじゃないか。モナコ公国のプリンセスにグレース・ケリーがなった時も、人々は新聞や雑誌に齧り付いていた。隣国のスペインも羨望の的で、レティシア王妃が訪問すれば大歓迎。もし、革命後もずっとブルボン王家が続いていたら、フランス人はさぞかし自慢していたことだろう。

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(左 :グレース・ケリー / 中央 : ダイアナ妃 / 右 : キャスター時代のレティシア妃)

  歴史の皮肉なのが、フランス王室の消滅とスウェーデン王室の存続である。現在でもスウェーデンが君主国なのは、ナポレオン軍のジャン・バプティスト・ベルナドット(Jean-Baptiste Jule Bernadotte)将軍を国王に迎えたからだ。この帝國元帥は、カール14世ヨハンと改名し、カール16世グスタフ国王の祖先になっている。注目すべきは、1980年の王位継承法が改正され、性別に関係なく長子が王位継承者と定められたことだ。これにより次期国王はカール・フィリップ王子(弟)ではなく、長女(姉)のヴィクトリア王女となる。その次はヴィクトリア王女の娘(長女)エステル王女が王位に就く。左翼はヨーロッパ王室の例を持ち出して、女性天皇や女系天皇を誕生させようとするから警戒せねばならない。それはともかく、スウェーデン人は王室を存続させたから賢い。民衆はヴィクトリア王女と可愛らしいエステル王女を目にして大喜びだけど、もし彼らの祖先が共和政を選択したら、現在の幸せは無いだろう。(ヴィクトリア王女の妹であるマデレーン王女も魅力的で国民からの人気が高い。) それに、同じ北歐種族だから気分がいい。やはり、国民と王族の種類は一緒でなきゃ。もし、アフリカ系のプリンセスだと、スウェーデン国民は「我らが王女!」と心から祝福できない。

Princess Estelle 1princess Estelle 5Princess Madeleine 2

(左 : エステル王女 / 中央 : ヴィスクトリア王女一家 / 右 : マデレーン王女 )

  一方、気狂いのフランス人はフランス語を喋れば「フランス人」と思っている。でも、実際の政治家や著名人を見れば、「これがフランス人なの?」と疑いたくなるような人物ばかり。とても「フランク人」や「ガリア人」の末裔とは思えない。例えば、フランス大統領になったユダヤ系のニコラ・サルコジとか、スポーツ大臣になったローラ・フルセル・コロヴィック(Laura Flessel-Colovic)、「Missフランス」に選ばれたアリシア・アリエス(Alicia Ayles)、日本の左翼が持て囃す「ポスト・コロニアル」の黒人極左フランツ・ファノン(Frantz Fanon)、『モンテ・クリスト伯』を書いたハイチ系作家アレクサンドル・デュマ(Alexandre Duma)などである。現在のフランス人は、たとえ「白人」でも西歐人とは言えず、東歐や南歐からのユダヤ人、サラセン人と混じったイタリア人やスペイン系の混血国民、ポーランドやロシアから流れ着いた貧民の子孫、アルジェリアやモロッコから逆流してきた植民地人、ギニアやコンゴからの下層黒人、インドシナ半島から逃れてきたベトナム難民の子供、イラクやシリアからのムスリム棄民など、卒倒しそうなくらい雑多な民族構成となっている。

Laura Flessel-Colovic 1Alicia Aylies 2Alexandre Dumas 1Frantz Fanon 1

(左 : ローラ・フルセル・コロヴィック / アリシア・アリエス / アレクサンドル・デュマ / 右 : フランツ・ファノン)

  君主国だと国民は常に王族を目にするから、映画や小説に王様や女王、王太子が登場することが多い。古い王室を誇るブリテンだと、エリザベス女王やダイアナ妃、チューダー家のヘンリー8世やエリザベス1世、ブラッディー・メアリーとか悲劇の王妃アン・ブーリンなどが作品の題材になっている。特に、TVドラマは顕著で、『The Tudors』だとジョナサン・リス・メイアーズ(Jonathan Rhys Meyers)がヘンリー8世を演じていたし、『Mary Queen of Scots』ではシアーシャ・ローナン(Saoirse Ronan)がメアリー・スチュアートを演じ、マーゴット・ロビー (Margot Robbie)がエリザベス1世を演じていた。『Reign / クィーン・メアリー』というむドラマだと、アデレード・ケイン(Adelaide Kane)がメアリー女王の役に就いていた。

Jonathan Rhys Meyers 2Saoirse Ronan 3Adelaide Kane 4

(左 : ジョナサン・リス・メイアーズ / 中央 : シアーシャ・ローナン / 右 : アデレード・ケイン )

  ただし、今年から始まるTVドラマ・シリーズ『The Crown』にはガッカリする。シーズン1ではジョージ6世をジャレド・ハリス(Jared Harris)が演じ、そのお妃であるエリザベスをヴィクトリア・ハミルトン(Victoria Hamilton)が演じている。後に女王となる娘のエリザベス2世をクレア・フォイ(Claire Foy)が演じているのだが、他の配役が殊の外まずい。女王が年齢を重ねてしまうからしょうがないけど、シーズン4ではオリヴィア・コールマン(Olivia Coleman)がエリザベス女王役になってしまうのだ。もっと酷いのは、エリザベス女王の妹であるマーガレット王女を演じる役者である。若き日のマーガレット役にはヴァネッサ・キルビー(Vanessa Kirby)が採用されているから、まだ良い。ところが、シーズン3からはユダヤ系女優のヘレン・ボナム・カーター(Helena Bonham Carter)になってしまうのだ。アングロ系視聴者からすれば、「それはないんじゃない・・・」と呟きたくなる。

Claire Foy 4Helena Bohnam Carter 1Vanessa Kirby 1Olivia Colman 1


(左 : クレア・フォイ / ヘレナ・ボナム・カーター / ヴァネッサ・キルビー / 右 : オリヴィア・コールマン)

  この奇抜な人相の女優ヘレナは名門の生まれで、父親は銀行家のレイモンド・ボナム・カーター(Raymond Bonham Carter)。レイモンドはヴァイオレット・アスキス(Violet Asquith)の息子で、母親のヴァイオレットはハーバート・ヘンリー・アスキス(Herbert Henry Asquith)首相の娘である。つまり、女優になったヘレナは、アスキス首相の曾孫になるという訳だ。でも、初代オックスフォード・アスキス伯爵の子孫がユダヤ人になるとは、いくら四代目でも、これじゃあんまりだ。愛国的イギリス人なら憂鬱になる。ヘレナが挑んだ役柄には色々あるけど、日本人でもビックリするものがある。例えば、TVドラマ『Henry VIII』ではアン・ブーリンを演じていたし、伝記ドラマ『バートン&テイラー』では、何と名女優のエリザベス・テイラーを演じていたのだ。日本の映画ファンだと、「えぇぇっ〜、あの美人女優を・・・ !」とビックリするが、監督のリチャード・ラクストンとBBCは「ミスキャスティング」とは思わなかったようだ。イングランドの映画制作者と視聴者は、多民族主義やリベラル思想で頭を改造されているから、正常な感覚を持たない。美意識だってメチャクチャだ。とまぁ、こんな風だから、エグゼクティヴ・プロデューサーのピーター・モーガンやスティーブン・ダルドリーは、ヘレナを不適格と思わず、マーガレット役に抜擢したのだだろう。

Elizabeth Taylor 5Helena Bonham Carter 111Princess Margaret 2


(左 : エリザベス・テイラー / 中央 : ヘレナ・ボナム・カーター / 右 : マーガレット王女)

  王様やプリンセスを演じる役者には、それらしい容姿と風格が必要になってくる。とりわけ、有名な王族を主題にする場合、俳優の選択を間違えれば、致命的となるだろう。イングランド王室といえば、まず頭に浮かぶのがダイアナ妃で、今でも人気が高いから、その生涯はTVドラマ化されやすい。以前、ナオミ・ワッツ(Naomi Watts)がダイアナ妃を演じて話題となったが、これから放映される『ザ・クラウン』では、エマ・コリン(Emma Corrin)がダイアナ妃を演じるそうだ。ナオミ・ワッツは外国人、といってもオーストラリア人だけど、肉体的には同じ種族に属するから違和感はない。むしろ、適役だろう。エマ・コリンも美人のプリンセスを演じるだけの雰囲気がある。もし、外見を無視して『ベル / Belle』に出演したググ・バサ・ロウ(Gugu Mbatha-Raw)みたいな女優を選んだら抗議の電話が殺到するぞ。ちなみに、幼いウィリアム王子を演じるのは、ビリー・ジェンキンス(Billy Jenkins)だ。まぁ、この人選も妥当だろう。

Naomi Watts 21Naomi Watts as DianaPrincess Diana 24Emma Corrin 1

(左 : ナオミ・ワッツ / ダイアナ妃に扮したワッツ / ダイアナ妃 / 右 : エマ・コリン)

同種族で成り立つ君臣の関係

  それにしても、なぜイギリス人には王様が必要なのか? 現代の代議制民衆政治では、国王が直接「政治(まつりごと)」を行うことはなく、基本的に議員や大臣に丸投げとなっている。となれば、居ても居なくてもいいようだが、実際は極めて重大な存在である。王室を抹殺したフランスは、恐怖政治から帝政へと変わり、王政が復活したかと思えば共和政に逆戻り。ナポレオン三世が登場して帝政となるも、普仏戦争に敗れて再び共和政。第二次大戦で「勝者」となったが、実際は米国に助けてもらって面子を保っただけ。議会を優先した第四共和政は、政党分裂で内乱状態。そこで、大統領の権力をグっと重くして、ゴチャゴチャ言う議員どもを黙らせ、政治の安定性を図ったという始末。大統領となったシャルル・ド・ゴール将軍は、まるでルイ14世のように君臨したから、ローマ共和政の執政官というより、第一人者となった皇帝のアウグストゥスみたい。結局、分裂指向の強いフランスが輝くのは、壮大な権威を誇る王様がいる時だ。振り返れば、カール大帝、フィリップ・オーギュスト、端麗王(le Bel)フイリップ4世、大王(le Grand)アンリ4世、正義王(le Juste)ルイ13世、とみんな力強い王様ばかり。


Philippe AugusteHenry IV of FranceLouis XIIICharles de Gaulle 1


( 左 : フィリップ・オーギュスト / アンリ4世 / ルイ13世 / 右 : シャルル・ド・ゴール)

  一方、イングランドの立憲君主政は非常に安定している。でも、どうしてこの君主政体は成功したのか? 手短に言えば、立憲君主政は誰にでも理解しやすい政体だからである。民衆というのは議会や政党の小難しい議論なんかに興味は無い。それよりも、一人の君主に希望を託して政治を行ってもらいたい、という性質を本来もっている。庶民は抽象的なものより、一人の具体的な個人に愛情を抱いてしまうのだ。共和政のアメリカだって、政界の「第一人者(プリンチェプス)」と言えば大統領だし、困った事が起これば大統領に直談判して「何とかしてくれ」と頼むはず。時代も大統領の姿が象徴となっている。「ニューディール時代」と言えばフランクリン・ローズヴェルトだし、1960年代となればケネディー大統領で、暗殺で幕を閉じた「キャメロット(Camelot)」の時代は今でも語り継がれている。そして、1980年代になると、ロナルド・レーガン大統領の登場だ。「強いアメリカ」の復活を掲げた大統領は、保守的国民のハートを鷲摑み。親子代々共和党に恨みを抱く南部の民衆党員もイチコロだ。その人柄と気概で人々から愛されたレーガン大統領は、まさしくホワイトハウスに君臨する「国父」だった。合衆国は元々イギリス人が創った共和国だから、イギリス人的国民感情が残っていたのだろう。

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(左: ケネディー大統領とジャクリーヌ夫人 / 右 : レーガン大統領とナンシー夫人)

  イングランドの政治と社会は王様なしでは成り立たない。ピューリタン革命でチャールズ1世を断頭台に送ったイギリス人は、「二度とあの恐怖時代を繰り返さない」と心に誓っている。いくらオリヴァー・クロムウェルにカリスマ的威光があったとしても、しょせん護国卿は国王陛下の代役になれない。ただし、王政復古の主役はマズかった。チャールズ2世ときたら女癖の悪い放蕩息子とちっとも変わらないのだ。作家のアンドレ・モロワ(André Maurois)は次のように評している。

  ・・・今や救済者として待望したこの新しい君主は、その父親に当たるあの殉教者の王の従僕たちが想像していたやうな神々しい人物とは、てんで違つてゐた。肉欲的な厚い唇、頑丈な鼻、人を茶化すやうな眼、それらはあの父の上品で陰鬱な顔よりは、むしろ祖父のアンリ四世を想い出させた。(アンドレ・モーロア 『英国史』 下巻、水野成夫 訳、白水社、昭和14年、 p.119.)

  しかし、ロンドンの庶民は大歓迎だった。車道は花で埋まり、街頭には壁掛けが張り巡らされ、あちこちで鐘が鳴り響いていたそうだ。さらに、人々は乾杯の美酒に酔いしれていた。一方、この王様は敬虔なピューリタンと違い、いかがわしい女性や妾をを周囲に侍らせ、独自のハーレムを作っていたのだ。これじゃあ尊王主義者も呆れ返ってしまうじゃないか。でも、清教徒による息苦しい束縛の後だから、「まぁ、いいか !」と許したくなる。それに、ふしだらな王様でも不在よりマシなんだから。現在、英国王室の離婚事情には目を覆いたくなるような事例が多いけど、全般的に見ればハノーファー家はスチュアート家よりも真面目だよなぁ。

Charles I of EnglandCharles II of EnglandOliver Cromwell


( 左 : チャールズ1世 / 中央 : チャールズ2世 / 右 : オリヴァー・クロムウェル )

  王様が君臨する国家は安定していて、何となく気分が良い。国王の姿を見ると、悠久の歴史に生きていることが実感できるし、両親や祖父母、曾祖父母も同じ気持ちで陛下に忠誠を誓っていたんだなぁ、と理解できる。だからこそ、国王と臣民は同じ民族でなければならない。なぜなら、君民を結ぶ赤い紐帯は、親子代々受け継がれる血によって織られているからだ。国王がアングロ・サクソン人で、臣民がアフリカ人とアラブ人ではグロテスクなパッチワークになってしまうだろう。すくなくとも、同じヨーロッパ人じゃないと、君主への尊敬は生まれないし、「我らが陛下」と喝采する気にもなれない。

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(左 : TVドラマでウィリアム王子を演じたビリー・ジェンキンズ / ウィリアム王子とジョージ王子 / イギリス人と同じ種族のエステル王女 / 右 : 英国で人気のポップ歌手ペリー・エドワーズ )

  心理学によると、人間は同質的な者を好むようで、友人や結婚相手を選ぶとき、自分と似た容姿の人物を選ぶそうだ。(J. Philippe Rushton, "Genetic Similarity Theory and the Roots of Ethnic Conflict," The Journal of Social, Political and Economic Studies, Vol. 23, 1998, p.480.) 確かに、北歐人はイラク人やエチオピア人よりも、ドイツ人とかデイン人、フランドル人を親友や配偶者にしている場合が多い。日本人だって、アジア人混成学級に入れば、先ず日本人に近寄るし、反りが合うのも日本人の同級生とだろう。多民族国家のアメリカだって似たようなものだ。例えば、学食で昼飯を食えば、人種や民族別に「仲良しグループ」が出来てしまうし、ルームメイトを求めれば、同じ外見の人物を選んでしまう。映画では白人と黒人の組み合わせが多いけど、実際は、白人同士のカップルやルームメイトがほとんどで、いきなり異人種との友情が芽生えるというのは稀である。ラシュトン教授によると、結婚における幸せというのは、双方が持つ遺伝子的類似性で予想できるそうだ。(上掲論文 p. 481.)

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(左 : 西インド初頭からの黒人移民 / 右 : 礼拝を行うイスラム教徒)

  英国王室は国民からの人気が高いが、よく調べてみると、その人気というのは表面的なもので、伝統的な尊王主義に基づくものではない。なるほど、アングリカン教会に属し、親子代々のトーリー(王党派)で、肉体的にもアングロ・サクソン系の紳士なら、自然と国王陛下に恭順を示すことが出来るだろう。しかし、インドからの苦力とか、パキスタンやケニア、イラクからのイスラム教徒、ロンドンのゲットーから抜け出たユダヤ人並びに東歐から逃れてきたユダヤ難民の末裔、香港から流れてきた支那人、カリブ海諸国からの黒人などは別だ。彼らがアングロ・サクソン人と同じ尊王精神を持っているとは言えまい。そもそも、 ブリテン旅券(国籍)と愛国心は一体なのか? テレビ・ショッピングなら、チグハグな抱き合わせ商法でもいい。例えば、「今、この包丁とまな板を買ってくださったお客様に、このゴージャスな腕時計をプレゼントします !」と聞けば、何か変だけど、脳天気な一般人は「キラキラした腕時計をもらえるのか !」と喜んでしまう。でも、こんな時計は大抵、売れ残り商品で、在庫処分で吐き出された半端物である。全員に当てはまるわけではないが、旧植民地からやって来る有色移民にとって、エリザベス女王はこの腕時計みたいなものである。つまり、ブリテン国籍に附いてくるオマケということだ。

Queen Elizabeth II 001Muslims in Britain 003


( 左 : エリザベス女王とフィリップ殿下 / 右 : 「ブリテン国民」となったイスラム教徒)

  大変無礼な譬えだけど、エリザベス女王はアジア人アフリカ人の首長ではない。たとえ、インド系やアラブ系の国民から人気を博したとしても、単にキラキラした宝石を身につけた品の良いおばあちゃん程度。だいたい、ジャマイカ系やアラブ系の「ブリテン国民」が女王を目にして、「我らが陛下 !」と自信を持って叫ぶのか? 女王の父君であるジョージ6世は最後のインド皇帝だったけど、独立を目指したインド人にとっては、憧れの存在ではなかった。いくら英国に移住してきたインド人でも、ジョージ6世とエリザベス王妃を目にして、心から「国王陛下万歳、王妃殿下万歳 ! (Vivat rex ! Vivat regina !)」とは言えないだろう。なぜなら、こうした茶色の帰化人は、経済的豊かさを求めて宗主国にやって来ただけで、イングランド国王へ奉仕するため荒波を乗り越えて渡ってきた訳じゃないからだ。

Jews 001Britain National Anthem


(左 : ブリテンのユダヤ人 / 右 : 大聖堂内で国歌を斉唱するイギリス人)

  パキスタン移民も同じで、イスラム教徒の有色人種が、ウェイストミンスター大聖堂に集まり、女王陛下のご生誕を祝って「ゴッド・セイヴ・ザ・クィーン(God save the Queen)」を歌うとは思えない。赤い軍服を着たイギリス人やアングロ・ケルト系の聖職者、世襲貴族、ノーフォークやヨークシャーの紳士淑女なら、心の底から君主を讃え、「主よ、陛下を護り賜え」と願うけど、植民地からやって来た黒人には恨みしかない。(日本も同じで、帰化支那人や帰化鮮人の子供は、天皇陛下の君臨を心から祝福することはできない。まともな日系人なら、陛下の長寿を願って国歌を斉唱する帰化鮮人など想像できまい。) 確かに、黒人の政治家や聖職者、貴族にしてもらったパキスタン人とかユダヤ人なら、表面上それらしく振る舞うこともあるだろう。だが、本音はどうか判らない。彼らは白いケンブリッジ公爵夫人(キャサリン妃)より、黒いサセックス公爵夫人(メーガン妃)の方を好む。なぜなら、人種的な親近感を持つからだ。

Kate Middleton 15Meghan & Henry 5Black woman 22


(左 : キャサリン妃 / 中央 : ヘンリー王子とメーガン妃 / 右 : ブリテンの黒人女性 )

  日本のワイドショーは、パパラッチが作り出すメーガン・フィーバーや、左翼的イギリス人が口にする好意的な評価ばかりを紹介するが、アングロ系ブリテン国民が密かに抱く嫌悪感を伝えることはない。例えば、メーガン妃はヘンリー王子と結婚したのに、アメリカ国籍を手放さず、保持したままで出産しようとしたのだ。普通の日本人なら「えっ ! 王族と結婚した女性がアメリカ人のままなの?」と驚いてしまうが、この女優上がりのプリンセスはお構いなし。イギリス人やスコット人だって、「いくら何でも、サセックス公爵夫人が二重国籍なんて」と呆れてしまうが、多民族主義が浸透した英国では普通のことになっている。もし、日本の皇族に嫁ぐ民間人が、蓮舫みたいに支那系で、いかがわしい二重国籍者だったら、一般国民はどう思うのか? また、もし、佳子内親王殿下がイスラム教徒のマレー系帰化人と親密になり、その男性が婚約者となったらどうするのか? もし、その婚約者がイスラム教の放棄を拒絶したら、宮内庁はどう対応するのか? 一般の日系国民は「日本国籍保有者」との御成婚だと反対できないし、「宗教の自由」を楯にされれば、「イスラム教徒に反対 !」とは言えなくなる。でも、内心では猛反対のはずだ。たとえ、佳子内親王殿下と婚約者が江戸城付近を散歩なされ、そのお姿を目にしても祝福する気になれない。

Koreans 29Pakistanis 21


(左 : 日本を憎む朝鮮人 / 右 : 移住を望むパキスタン人 )

  マスコミに登場する大学教授や御用評論家は、多民族共生や信仰の自由を賛美するが、普通の日系国民は、日本人だけの町内に住んで、日本人の皇族を拝見したいと思っている。子供を持つ親は、息子の嫁がフィリピン人じゃ気が滅入るし、娘の亭主がイスラム教徒のパキスタン人じゃ嫌だ。また、皇太子殿下のお妃が朝鮮系帰化人の娘になれば大問題となる。もし、朝鮮系のプリンセスが誕生したら、生まれてくる皇子が朝鮮系になってしまうじゃないか。あり得ないと思うが、朝鮮人の外戚なんてゾっとする。親王殿下の祖父や曾祖父が、密入国のパチンコ屋なんて冗談じゃないぞ。日系国民は日本人だけで暮らせる幸せを考えるべきだ。気高き皇族が皆日本人で、皇室を崇敬する国民も日本人だからこそ、喜びと悲しみを共有できるんじゃないか。昭和天皇が終戦の詔書で「堪え難きを堪え、忍ひ難きを忍ひ」と仰り、打ちひしがれる国民がそれに応じたのは、陛下と臣民に堅い絆があったからだ。この赤い紐帯は長い年月を経て紡がれたものである。支那大陸で作られたユニクロ製品じゃないぞ。我々が天皇陛下を目にして胸が高鳴るのは、生まれつき陛下と共鳴する心を持つからだ。池上彰や玉川徹じゃ理解できないと思うけど。
http://kurokiyorikage.doorblog.jp/

5. 2021年3月09日 10:41:08 : jYfMRWGpzc : dG5QRVRuR3NmRWs=[63] 報告
メーガン妃、キャサリン妃を泣かせていない 「真実は逆」 自殺考えたとも告白
AFPBB News 2021/03/08

米トーク番組司会者オプラ・ウィンフリー氏(右)のインタビューを受ける、英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃(左、2021年3月7日公開)

【AFP=時事】(更新、写真追加)英王室を離脱したヘンリー王子(Prince Harry)の妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)は7日、米CBSテレビのインタビューで、自身の結婚式の前にウィリアム王子(Prince William)の妻キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)を泣かせたとの報道内容を全面否定し、「真実は逆だった」と語った。


 米トーク番組司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)氏とのインタビューで、メーガン妃は報道について「王室の誰もが、真実ではないと知っていた」と主張。「起きたのは、逆のことだ」と続けた。

 メーガン妃によると、自身とヘンリー王子の結婚式を前に、キャサリン妃は「何かに腹を立てていたが、それを認めて謝罪した」という。「挙式の数日前に、(キャサリン妃は)フラワーガールのドレスに腹を立てていた。それは確かだ。そのことで私は泣いたし、本当に傷付いた」

 メーガン妃は、この出来事が「真の誹謗(ひぼう)中傷の始まり」となり、自身と英王室との関係性の「転換点」になったと振り返った。「自分が守られていないだけでなく、王室の人々は私以外の王室メンバーを守るために進んでうそをつくのだということを理解するようになった」

米トーク番組司会者オプラ・ウィンフリー氏のインタビュー番組に出演する英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃を映したテレビ画面(2021年3月7日撮影)© OLIVIER DOULIERY / AFP 米トーク番組司会者オプラ・ウィンフリー氏のインタビュー番組に出演する英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃を映したテレビ画面(2021年3月7日撮影)
 2時間にわたるインタビューで、メーガン妃とヘンリー王子は英王室脱退の経緯を説明。メーガン妃は、王室に加わった後ずっと自殺を考えていたと告白し、王室内で人種差別があったと訴えた。

 メーガン妃によると、精神的な問題を抱えていた際に支援を拒絶され、虚言や非難の対象となり、長男アーチー(Archie)ちゃんを妊娠中には、その肌の色の「濃さ」を心配する声が王室内にあったという。また、生まれてくる子には「警護は付かず、称号も与えられない」という会話も耳にしたとしている。

「もう生きていたくなかった。それは非常に明確で現実的な恐ろしい考えで、常に頭の中にあった」とメーガン妃は語り、自殺を考えていたのかとウィンフリー氏に問われると、「はい」とはっきり答えた。

 インタビューでは、王子夫妻が出産予定の第2子は「女の子」だと声をそろえて明かすほほえましい一幕もあった。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E5%A6%83-%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%82%B5%E3%83%AA%E3%83%B3%E5%A6%83%E3%82%92%E6%B3%A3%E3%81%8B%E3%81%9B%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84-%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E3%81%AF%E9%80%86-%E8%87%AA%E6%AE%BA%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%9F%E3%81%A8%E3%82%82%E5%91%8A%E7%99%BD/ar-BB1elznO?ocid=msedgntp

6. 中川隆[-6702] koaQ7Jey 2021年3月09日 10:44:40 : jYfMRWGpzc : dG5QRVRuR3NmRWs=[65] 報告
ヘンリー王子夫妻、英王室の人種差別的言動を批判…事故死ダイアナ元妃を引き合いに
読売新聞 2021/03/08


インタビューに応じるヘンリー王子(左)とメーガン妃=ロイター


 【ロンドン=広瀬誠】昨年3月に英王室の公務から引退したヘンリー王子(36)と妻のメーガン妃(39)は米国時間の7日に放送された米CBSの番組で、人種差別的な言動があったなどとして王室を痛烈に批判した。

 米人気司会者オプラ・ウィンフリーさんとの対談で、アフリカ系米国人を母親に持つメーガン妃は、長男のアーチーちゃん(1)を妊娠した際、王室内で「子供の肌の色はどれだけ黒いか」という会話があったことを暴露した。王室で孤独を深めたメーガン妃は自殺を考えるほど精神状態が悪化して外部の助けを必要としたが、王室側は「組織にとって良くない」と認めず、支援を得られなかったという。

 ヘンリー王子は、王室の生活に苦しみ、カメラマンに追われる中で事故死した母親のダイアナ元妃を引き合いに出し、「最大の懸念は歴史が繰り返されることだった」と述べ、公務引退はやむを得なかったと強調した。

 ヘンリー王子はチャールズ皇太子の次男。夫婦は2018年5月に英国で結婚式を挙げた。20年1月に王室からの独立を宣言し生活拠点を米国に移した。有料動画配信大手ネットフリックスと番組制作で契約を結ぶなど個人的な活動を続けている。
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%8E%8B%E5%AD%90%E5%A4%AB%E5%A6%BB-%E8%8B%B1%E7%8E%8B%E5%AE%A4%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7%AE%E5%88%A5%E7%9A%84%E8%A8%80%E5%8B%95%E3%82%92%E6%89%B9%E5%88%A4-%E4%BA%8B%E6%95%85%E6%AD%BB%E3%83%80%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%8A%E5%85%83%E5%A6%83%E3%82%92%E5%BC%95%E3%81%8D%E5%90%88%E3%81%84%E3%81%AB/ar-BB1emgVX?ocid=msedgntp

7. 2021年3月09日 10:48:05 : jYfMRWGpzc : dG5QRVRuR3NmRWs=[67] 報告
肌の色を話題にしたのは「女王夫妻ではない」 ハリー王子夫妻にインタビューの司会者
BBC News 2021/03/09


イギリス王室のハリー王子と妻メガン妃にインタビューをした米テレビ司会者オプラ・ウィンフリー氏が8日、夫妻の息子の肌の色を問題視した人物について、祖母エリザベス女王や祖父エディンバラ公フィリップ殿下ではなかったと説明した。

メガン妃は米CBSが7日にアメリカで放送した2時間の特別番組で、アーチーちゃんを妊娠中、王室の1人が「生まれてくる子の肌がどれほど黒くなるのか、自分の周りの人たちは心配して相談」していたと話した。番組はイギリスでも8日夜にITVで放送された。

メガン妃はこの発言を、王室で大変な思いをした経験の1つだったと振り返った。

ウィンフリー氏は8日、ハリー王子は「そうした会話に誰が加わっていたのか言わなかった」とCBSの朝の情報番組で述べた。

「彼は誰なのか明らかにしなかったが、祖母や祖父はそうした会話に加わっていなかったことを私に知っていてほしいと思っていたし、機会があれば私にそれを広めてほしいと願っていた」

ウィンフリー氏はまた、「カメラが回っている時と回っていない時にも(発言者が誰なのかの)答えを引き出そうとした」が、王子はそれ以上の説明はしなかったと話した。

ウィンフリー氏は、インタビューの際に肌の色をめぐる発言があったと聞き、衝撃を受けたと述べた。

「撮影中にもかかわらず、私が『うわあ、今これを言うなんて信じられない』と言うのが聞こえると思う」

ハリー王子とメガン妃がなぜインタビューに応じたと思うかと問われると、ウィンフリー氏は、夫妻が「何年間もうそをつかれた」ことで「そうしようという気に」なったのだろうと述べた。

「私は自分のチームに対して、この番組で一番大事な質問は『なぜ(英王室から)去ったのか』になると伝えていた」

「女王に不意打ちを食らわしたという見方は夫妻にとってダメージが大きく、精神的に傷つくものでもあったと思う。夫妻には、何カ月も準備した上での行動だという明確な思いがあったからだ」

CBSは8日の番組で、夫妻とウィンフリー氏の3時間に及んだインタビューの中から、前夜に放送されなかった部分も新たに紹介した。

その1つでは、ウィンフリー氏が人種差別を理由にイギリスを去ったのかと質問。ハリー王子は、それが「理由の大部分だ」と答えた。

別の場面では、他の王室メンバーらを英メディアがどう報じたかが話題に上った。メガン妃は「無礼なのと人種差別的であることは、同じではない」と話した。

「王室の報道担当チームは王室メンバーを守るため、真実ではないと知っていることでも公式発表する。でも私たちについては、それはなかった」

ウィンフリー氏は、夫妻がイギリスを去らざるを得なくなったことについて、家族の誰かから謝罪があったかとハリー王子に聞いた。

王子は「悲しいことだが、なかった」と答えた。

「私たちが決めたことで、その結果は自分たちで負うものだ、という感じだ」

https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E8%82%8C%E3%81%AE%E8%89%B2%E3%82%92%E8%A9%B1%E9%A1%8C%E3%81%AB%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%AF-%E5%A5%B3%E7%8E%8B%E5%A4%AB%E5%A6%BB%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%83%8F%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%8E%8B%E5%AD%90%E5%A4%AB%E5%A6%BB%E3%81%AB%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%8F%B8%E4%BC%9A%E8%80%85/ar-BB1enZTJ?ocid=msedgntp

8. 中川隆[-6672] koaQ7Jey 2021年3月09日 22:39:51 : jYfMRWGpzc : dG5QRVRuR3NmRWs=[106] 報告
婚約発表ではベタベタと見つめあい… “プレイボーイ”のヘンリー王子が「年上、バツイチ」のメーガン妃を選んだわけ
亀甲 博行 2021/03/09

 公務から身を引き、アメリカで新生活を始めたヘンリー王子とメーガン妃の王室離脱後初インタビューが話題を呼んでいる――。衝撃的だったのは、イギリス王室が子供の肌の色が「どれだけ濃くなるか」に懸念を抱いていたと告白したことだ。たしかに保守派を中心に、ヘンリー王子と黒人女性との結婚を疑問視する意見はあった。しかし、いくら“王子”とはいえ、人種で結婚生活が虐げられることは許されるのだろうか。

 ここでは、日本テレビ放送網・前ロンドン支局長の亀甲博行氏による著書『 ヘンリー王子とメーガン妃 英国王室 家族の真実 』(文春新書)を引用。ヘンリー王子とメーガン妃との出会い、そして結婚を決意したきっかけについて紹介する。(全2回の1回目/ 後編 を読む)

◇◇◇

ヘンリー王子のプロポーズ
 ロンドンのソーホーはレストランやパブが並ぶ賑やかなエリアだ。スリや置き引きが相次ぐ場所でもあり、このあたりのパブで飲むときには、足元の荷物が無くならないか、気になってやや落ち着かない。

©iStock.com© 文春オンライン ©iStock.com
 このソーホーに一軒のタウン・ハウス(かつての貴族の邸宅)がある。白い外壁が印象的なジョージアン様式のこの建物は、18世紀に建てられたものだ。ディーン・ストリート・タウンハウスと名付けられたこの建物には現在、イギリスの会員制クラブ「SOHOハウス」が経営する39室のホテルとレストラン・バーが入っている。私が取材に訪れたこの日は、店の外のテラス席で紳士淑女がシャンパンを楽しんでいるところだった。

 ヘンリー王子とメーガン妃は2016年7月上旬、このレストランで知人の紹介により初めて出会った。建物は素敵だが、周辺は歓楽街特有のゴミゴミとした感じがあり、とてもロイヤルファミリーが訪れるエリアとは思えない。

 ヘンリー王子は世界の王室の中でも1、2を争うプレイボーイだった。またメーガン妃も離婚後に様々な男性との浮名を流していた。それにもかかわらず、出会ってわずか16ヶ月で2人は婚約した。ウィリアム王子とキャサリン妃が結婚するまでに10年かけたのに比べると、いかに“スピード婚”だったかがわかる。

 メーガン妃がヘンリー王子を選んだ理由はわかるような気がするが(なんと言っても、リアル王子、である)、なぜヘンリー王子は「年上、バツイチ、黒人系」であるメーガン妃を選び、年貢を納めたのか。

なぜメーガン妃を選んだのか
 2017年11月27日朝。支局でコーヒーを飲んでいると、パソコンにメールが届いた。王室からだ。タイトルは「エンゲージメント・アナウンスメント」、つまり婚約発表となっている。あわててコーヒーを置きメールを開くと、3本の羽根が特徴的なチャールズ皇太子の紋章が目に飛び込んできた。発信元はクラレンス・ハウス、チャールズ皇太子の住む宮殿だ。

 メールにはこう書いてあった。

「チャールズ皇太子殿下はヘンリー王子とミス・メーガン・マークルの婚約を発表できることを大変うれしく思う。

 結婚式は2018年の春におこなわれる。結婚式の日にちは追って発表する。

 殿下とミス・マークルは今月ロンドンで婚約した。ヘンリー王子は女王や他の家族にも婚約を伝えている。ヘンリー王子はミス・マークルの両親からも祝福を受けた」

 このメールを読み終えるのとほぼ同時にBBCが速報で婚約を伝えた。私も東京に連絡し、用意していた予定原稿を送った。

 婚約を発表した2人はこの日の午後、ケンジントン宮殿の庭に手をつないで現れ、ツーショットを披露した。印象的だったのは、メーガン妃がずっとヘンリー王子の左腕を抱きしめていたことだ。時折2人で見つめあうなど、とにかくベタベタしている。

ロイヤルファミリーとして異例の振る舞い
 続いてケンジントン宮殿内でBBCの代表インタビューに応じた。ソファに並んで座っている間も、メーガン妃はずっとヘンリー王子の手を握りしめたままだった。なんだか違和感があるなと思っていたが、ロイヤルファミリーは人前でベタベタしないからだとあとで気付いた。アメリカではごく普通に見える行動かもしれないが、イギリス王室では異例の振る舞いである。

「僕がプロポーズしたのは今月、ケンジントン宮殿のコテージでした」

「チキンを焼こうとしているときでした。本当に自然でとてもロマンチックで……、彼は片膝をついたんです」

 ヘンリー王子が片膝をついたことに感動した様子のメーガン妃だが、実はイギリス人男性にとってプロポーズの際に片膝をつくのは基本中の基本だ。

 私の日本人の同僚が結婚したとき、イギリス人スタッフが彼に対して「ちゃんと片膝はついたのか?」と真顔で聞いていて驚いたが、イギリスでは今も当然のことらしい。ためしに彼に「自分がプロポーズした時も片膝をついたのか?」と聞いたら、当たり前のように「もちろんだよ」と胸を張っていた。国が変わればプロポーズの仕方も様々である。

「プロポーズに即答したんですか?」というキャスターの問いに、メーガン妃はこう答えた。

「はい! 実際にはプロポーズを最後まで聞いていられなくて、『もうイエスって言ってもいい?』って聞き返しました」

「最後まで言わせてくれなかったんです。それでハグして、僕は手に指輪を持っていたので『あげていい?』って聞いたら、『ああそう、指輪!』って気づいたんです。とても素敵な瞬間でした」

 表現力豊かな2人に、そのときの様子が目に浮かぶようである。

2人の出会いに残るナゾ
 では2人を引き合わせたのは誰だったのだろうか?

 私の気持ちを察したかのように、キャスターが質問した。

「どうやって出会ったんですか?」

「実は、最初は共通の友人に紹介されたんです。その人が誰かというのは……」

 思わず答えそうになるヘンリー王子。すると珍しく、メーガン妃が横から口を挟んだ。

「彼女のプライバシーを守ろうと思います」

 ヘンリー王子の口をピシャリと封じた。それまではヘンリー王子と見つめあってから答えを口にしていたのに、ここだけ有無を言わさぬスピードだったのが印象的だった。

 結局、誰が2人を引き合わせたのか、インタビューでは明らかにされなかった。

ヘンリー王子とメーガン妃を引き合わせた人物が判明
 2人はあのディーン・ストリート・タウンハウスでの初めての出会いについて、「ブラインド・デート」だったと説明した。ブラインド・デートとは、直訳すれば「盲目のデート」となる。友人の紹介で未知の相手とデートすることであり、欧米ではよくあるスタイルだという。

 このキューピッドが誰なのか、イギリスメディアでは様々な推測が出たが、のちにラルフローレンのPRを担当するヴァイオレット・フォン・ウェステンホルツであることがわかった。

 ウェステンホルツはヘンリー王子の幼馴染グループのひとりだ。彼女の父ピアース・フォン・ウェステンホルツ男爵がチャールズ皇太子の友人だったことから、子供のころからウィリアム王子やヘンリー王子とともに、毎年スイスへスキー旅行に行っていた。彼女の妹ヴィクトリアも同じグループで、一時期はヘンリー王子と噂になったこともあった。

 彼女はラルフローレンのPRを担当する中で、メーガン妃と知り合った。そして「恋人を探している」と周囲に話していたヘンリー王子に紹介したのだという。

 一部の報道では、ヘンリー王子はドラマ「SUITS」のファンで、特にメーガン妃が演じていたレイチェルが「理想の女性像」だと友人たちに話していたとされている。しかしヘンリー王子はこれを否定している。

「テレビで見たことも名前を聞いたこともありませんでした。友達にメーガン・マークルと言われたとき、『もう少し教えて、どういう人なの?』と聞きました」

 これは頷けるところがある。イギリスでは「メーガン・マークル」の知名度は低かった。その証拠に、ヘンリー王子と彼女との婚約が発表された時、イギリスメディアでは「メーガン・マークルって誰?」という報道が相次いだ。私の周りのイギリス人も「『SUITS』なんて見たことないよ」という人が多かった。

メーガン妃がヘンリー王子とのデートを決めた理由
 一方、メーガン妃はこう聞いたという。

「私はアメリカ出身だからこの人のことをあまり知らなかったんです。だから友達から引き合わせたいと言われた時、私が聞いたのは、『その人、いい人?』という一点だけでした。優しくない人であれば、会う意味がないと思ったので」

 ただ、今はインターネットでなんでも調べられる時代である。ましてやダイアナ元妃の忘れ形見であるヘンリー王子は、アメリカでも有名人だ。本当にメーガン妃が彼のことを「よく知らなかった」のか、あるいは「優しい人」というだけで会うことを決めたのか、個人的には怪しいような気もする。

王室一のプレイボーイ
 ヘンリー王子はこの当時、特定の交際相手はいない状態だった。

 王子の「公式」なガールフレンドとして知られているのは、前章で紹介したチェルシー・デイビー(ジンバブエの富豪の娘)とクレシダ・ボナス(モデル兼女優)の2人だ。ヘンリー王子とボナスは2014年に破局している。失恋の傷を癒している最中だったヘンリー王子の前に現れたのがメーガン妃だった……となると美しいのだが、事実はそうではない。

「王室一のプレイボーイ」であるヘンリー王子は「美人を見るとすぐ一目ぼれしてしまう」とすら言われていて、そのモテっぷりは半端ない。ロイヤルウェディングの前日に出た「コスモポリタン」UK版の記事などをもとにすると「お相手」遍歴はこうなる。

・2004年 モデルのローレン・ポープ

 ナイトクラブでヘンリー王子と出会い、数時間話し込んでいた。後日ヘンリー王子から改めて誘われたが断った、と本人は話しているが、交際相手とカウントされている。

・2004〜2011年 チェルシー・デイビー(前述)

・2006年 テレビ司会者のナタリー・ピンカム

 この当時、ヘンリー王子は年上である彼女に夢中だったと伝えられている。交際期間がデイビーとかぶっているが、ピンカムとは2003年ごろから、との報道もある。

・2009年 テレビ司会者のキャロライン・フラック

 ヘンリー王子とこの当時に性的関係があった、と本人が自伝で明かした。マスコミに知られそうになったので会うのをやめた、という。彼女もデイビーとかぶっている。

・2011年 モデルのフローレンス・ブルードネル=ブルース

 デイビーと破局したのちに短い間デートしていたと報じられている。彼女はカーディガン伯爵の子孫で家柄は申し分なかったが、パパラッチの注目に耐えかねたという。

・2012年 ミュージシャンのモリー・キング

 ナイトクラブでヘンリー王子と踊っているところを写真に撮られた。本人は「交際しているわけではない。ただの友達」と主張。

・2012〜2014年 クレシダ・ボナス(前述)

・2014年 慈善活動関連の仕事をするカミラ・サーロウ

 フランスのリゾート地でヨットの上でデートしているところを目撃されたと報じられている。慈善活動、ということで後のメーガン妃との関連性が少しみられる。

・2015年 女優のジェナ・コールマン

 ポロの試合で一緒にいるところを写真に撮られた。コールマンは「友達のひとり」だとして恋愛関係を否定した。

・2016年 ミュージシャンのエリー・ゴールディング

 ポロの試合の時にハグし、キスしていたと報じられている。ちなみに「ヘンリー王子との間に子供ができる予定は?」と質問した記者に「あなたは下品よ」と切り返している。

「白人」「金髪」「上流階級」「モデル」「女優」……
 こうした「交際相手」については、デイビーとボナスを除いてはヘンリー王子本人が認めているわけではない。しかしイギリスメディアの報道を見比べると、ここに挙げた女性たちについては「交際相手」と認定することに異論がないように思う。

 このほかにも「噂」にのぼったお相手がいる。真偽のほどは確かではないが、大物では女優のエマ・ワトソン、女優のジェニファー・ローレンス、ギリシャのマリア=オリンピア王女。さらに衝撃的だが、キャサリン妃の妹であるピッパ・ミドルトンとの関係も噂されていた。

 そして2016年7月にメーガン妃と出会って一目ぼれし、めでたくゴールイン、という流れである。いずれにせよ、メーガン妃と出会った当時、ヘンリー王子には“公式な”交際相手がいなかった。

 ヘンリー王子の女性遍歴を見ていて気付くのは、「白人」「金髪」「上流階級」「モデル」「女優」というキーワードである。王子の好みが窺えて興味深いが、「黒人系」「庶民出身」であるメーガン妃が異質の存在であることがよくわかる。

「ザ・サン」紙は、こう評している。

「ブロンドの女性ばかりとデートしてきたヘンリー王子にとって、ブルネットであるメーガンはそれまでとはタイプが異なる」

 なぜメーガン妃に惹かれたのか。私はイギリスのベストセラー作家、アンドリュー・モートン氏に話を聞いた。

 1992年に彼が執筆した『ダイアナ妃の真実』(邦訳・早川書房)は、チャールズ皇太子とダイアナ元皇太子妃の結婚生活の破綻を暴露し、ミリオンセラーとなった。日本でも出版されたので、お読みになった方もいるかもしれない。彼は新たに、メーガン妃の伝記本『メーガン ハリウッド・プリンセス』を執筆したばかりだった。関係者を丹念に取材し、メーガン妃の生い立ちや人物像、ヘンリー王子と出会った経緯などについて解き明かしている。

 “暴露本”の作者ということで、あくの強い人物を想像していたが、実際に会ってみると非常に紳士的でスマートなことにやや意外な印象を受けた。

亡き母の面影
 モートン氏によると、この当時のヘンリー王子は「家族を持ちたい」という気持ち、つまり結婚願望が強くなっていたという。

 ではなぜメーガン妃に惹かれたのか、という私の質問にモートン氏はこう答えた。

「その答えはヘンリー王子に聞くべきですが、王子は彼女の賢明で、表現力豊かで、情熱的なところに惹かれたのだと思います。そして、イギリス王室の王子と話しているにもかかわらず気後れしないところにも」

 そして彼はこう付け加えた。

「王子はメーガン妃が、ソウルメイトだと感じたのです」

 ソウルメイトというのは英語の造語で幅広い意味を持つ言葉だが、直訳すると「心の友」となる。

 ヘンリー王子の母ダイアナ元妃は、HIV患者の支援や地雷除去など慈善活動に力を注いでいた。その遺志を継ぎ、ヘンリー王子もアフリカの子供たちやHIV患者の支援など、慈善活動を積極的に行っている。

 一方のメーガン妃も、女性の人権問題やアフリカ支援の活動に関わってきた。ヘンリー王子はメーガン妃に、亡き母の面影を見たのかもしれない。

※肩書きや名称は書籍刊行時のままです。

【続きを読む】 「あからさまな性差別や人種差別」ヘンリー王子が怒りとともに発表した“異例の声明”とは

「あからさまな性差別や人種差別」ヘンリー王子が怒りとともに発表した“異例の声明”とは へ続く

(亀甲 博行/文春新書)
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/%E5%A9%9A%E7%B4%84%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%83%99%E3%82%BF%E3%83%99%E3%82%BF%E3%81%A8%E8%A6%8B%E3%81%A4%E3%82%81%E3%81%82%E3%81%84-%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%82%A4-%E3%81%AE%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%8C-%E5%B9%B4%E4%B8%8A-%E3%83%90%E3%83%84%E3%82%A4%E3%83%81-%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%B3%E5%A6%83%E3%82%92%E9%81%B8%E3%82%93%E3%81%A0%E3%82%8F%E3%81%91/ar-BB1ep2T8?ocid=msedgntp

9. 2021年3月10日 07:10:23 : Uj2DKea5PM : ZUhYTnd1dThoMDY=[3] 報告
メーガン妃が衝撃の告白 息子が「王子」の称号を与えられなかった理由とは
3/9(火) 22:30配信

 メーガン妃(右)とヘンリー王子

 メーガン妃が、長男の「肌の色の濃さ」について王室内で懸念があったことを明かした。現在1歳10カ月になるヘンリー王子との息子アーチー君が「王子」の称号を与えられなかった理由の一つに、肌の色があったという。

【写真】胸元ざっくりドレスでインタビューに応じるメーガン妃とヘンリー王子

 メーガン妃はヘンリー王子と共に臨んだオプラ・ウィンフリーとのインタビューでこう話す。「彼と家族の間でそういった会話がありました。彼らは私の子供を、性別もわからないままに王子もしくは王女にしたがらなかったのです。慣例とは異なることで、警護もつかないとのことでした」。そして「妊娠の数か月間に、『警護がつかない、称号もない』という会話と、生まれてくる子供の肌の色の濃さについての会話や懸念が平行してあったのです」と明かした。

 この告白にオプラが、「肌の色が濃すぎると問題になるという懸念があったのですか?」と尋ねると、「その仮定は概ね当たっています」とメーガン妃は答えた。

 そして、その懸念を口にした英王室の人間について、直接の名前は伏せたいとして、メーガン妃は「(告白すれば)彼らは多大な被害を被るでしょう」と話し、ヘンリー王子も「それについては話したくありません」と続ける。それでも、王室内であったその会話に驚いたとして、「あの会話について、私が明かすことはないでしょう。当時は気まずく、多少のショックを受けました。最初に、『自分の子供の外見がどうなるのか?』でしたから」「結婚する前から、それが非常に困難なものになるという明らかな兆しがありました」と告白した。

 現在お腹の中に女の子がいるメーガン妃だが、アーチー君を妊娠していた当時をこう回想する。「彼を王子もしくは王女にしたくない。彼には警護がつかない。これが私の妊娠後期の数か月間に起こったことです。『ちょっと待ってください』と私は思いました」「彼を王子にしないでくださいと言っているのではありません。しかし称号が与えられないということは、警護に影響します。私たちの息子は安全でいる必要があります」。そして「息子の安全はない、家族の中で初めての有色のメンバーには他の孫たちと同じ称号が与えられないのです。当時の会話には、君主の孫であるなら、アーチーや私たちの次の赤ちゃんは自動的に王子か王女となる、というのがありました。彼らにそれを取り上げる権利などありません。しかし私が妊娠していた時、彼らはそれを取り上げたいと言った。何故でしょう?」と疑問を投げかける。

 また、同番組でメーガン妃は、ヘンリー王子との関係や王室内での自身の役割などに関して公に詮索されている間、自殺も脳裏によぎり夫に相談したとさらに衝撃の告白をしている。「当時、本当に恥ずかしく思っていましたから言えませんでした。ヘンリーに言うのは、彼が(母ダイアナ妃の死で)どれだけ苦しんだかを知っていましたので特にですが、言わないと私は(自殺を)やってしまうと思いました。これ以上生きていたいと思わなかったのです。とても明確で真に迫った恐ろしい考えが続いたのです」と語る。

 更に、英王室のスタッフに助けを求めたところ、非情な対応を受けたそうで、「私は王室の機関に相談し、どこか助けがもらえる場所に行きたいと話しました。こんな気分になるのは初めてだから、どこかで診てもらいたいと。するとそれは無理だと言われたのです。王室機関としてよろしくないと」。さらに「この事を明かした理由は、助けが必要だと叫ぶことを恐れる人々が沢山いるからです。そして私は個人的に、押し黙ること、そして口にした時でも『ノー』と言われてしまうことが、どれだけ辛いかを知っています」と明かし、「人事部にも相談に行きましたが、『お辛いことでしょう。大変な状況にあることは分かりますが、あなたは有給雇用ではありませんので、私たちが出来ることは何もないのです』と言われました」と続けた。

 そんな驚愕の事実を明かした2人だが、妊娠中の女の子についてヘンリー王子は、「素晴らしいことです。とても感謝しています。子供を持つということは1人だろうと2人だろうと素敵な事です。しかし男の子の後に女の子、これ以上望むものがあるでしょうか?私たちには家族がいる。4人と2匹の犬。この上ないことです」と喜びを語り、そこでオプラが子供は2人で充分かと聞くと、「完了です」とヘンリー王子、メーガン妃も「2人でいいです」と続けた。

 そんな2人の待望の女の子は今年の夏誕生予定だ。(BANG Media International/デイリースポーツ)
https://news.yahoo.co.jp/articles/7c13af537d45fc17892bac0c50dcccc796b085de

10. 2021年3月10日 08:13:01 : Uj2DKea5PM : ZUhYTnd1dThoMDY=[7] 報告
>>8 に追記

「あからさまな性差別や人種差別」ヘンリー王子が怒りとともに発表した“異例の声明”とは
亀甲 博行 2021/03/09


婚約発表ではベタベタと見つめあい… “プレイボーイ”のヘンリー王子が「年上、バツイチ」のメーガン妃を選んだわけ から続く

 王室離脱後に初めて受けたインタビューで人々をアッと驚かせる告白をしたヘンリー王子とメーガン妃。思えば2人は2016年の交際報道以来、何かと世間を騒がせ続けてきた。かつては、タブロイド紙の攻勢に悩まされていたヘンリー王子が、メーガン妃を守るためにイギリス王室として異例の声明を発表したことも。その際の声明の内容、そして経緯はどのようなものだったのだろうか。

 日本テレビ放送網・前ロンドン支局長の亀甲博行氏による著書『 ヘンリー王子とメーガン妃 英国王室 家族の真実 』(文春新書)を引用し、ヘンリー王子が胸に納めきれなかった思いを振り返る。(全2回の2回目/ 前編 を読む)

◇◇◇

セクシーすぎる妃殿下
 王室ネタに強いタブロイド紙「ザ・サン」がヘンリー王子とメーガン妃の交際を初めて報じたのは、2016年10月10日のことだった。

 見出しには「ヘンリー王子がガールフレンドのメーガン・マークルとの関係を進展させている。彼女をケンジントン宮殿に泊まらせ、ウィリアム王子とキャサリン妃に会わせようとしている」とある。

©iStock.com© 文春オンライン ©iStock.com
 メーガン妃が2016年10月4日にロンドン入りし、9日にはケンジントン宮殿近くの高級スーパーで買い物をしているのが目撃されたという内容だ。2人はお揃いのブレスレットをしており、ヘンリー王子は近いうちに彼女をウィリアム王子たちに会わせることを計画している、としている。

 このころからタブロイド紙を中心に取材・報道がヒートアップした。

「ザ・サン」のライバル紙「デイリー・メール」の10月30日の見出しには「離婚歴のあるセクシーな女性」とある。ヘンリー王子のお相手であるメーガン妃について掘り下げた記事だ。

 ドラマ「SUITS」を見た方はご存知だと思うが、メーガン妃の演じるレイチェル・ゼインはとにかくセクシーである。胸もとがざっくり開いたシャツやボディラインがはっきりわかるスーツなどの衣装だけでなく、ラブシーンも過激だ。

 とくに、パトリック・J・アダムス演じるマイク・ロスと初めて結ばれるシーンを見た私は目が点になった。倉庫で2人きりで話しているうちに口論となる。レイチェルは立ち去ろうとするが、マイクが腕をつかみ、引きとめる。しばらく見つめあった2人は、やがてキスする。キスは激しさを増し、レイチェルが背中を向けると、マイクが彼女の服のジッパーを下げる。レイチェルは下着姿となり……、続きはご自身で確認されたい。

 これほどセクシーなシーンを演じた女優が王室入りしたのは、世界でも例がないのではないだろうか。

 この記事はさらに、メーガン妃の肌がさほど黒くないことから純粋な白人と勘違いされ、黒人である母親がまるで彼女の乳母であるかのように扱われたこと、そして過去の離婚歴などに触れている。タブロイド紙なので過激な表現を使ってはいるものの、非常によく調べている記事だと思った。黒人系のためつらい思いをしたというのも、彼女自身がウェブサイトに書いていた内容を引用しており、「フェイクニュース」ではない。

前代未聞の声明を発表
 しかしこうした報じ方、さらにその取材手法はヘンリー王子にとって我慢できないものだったようだ。この1週間後の11月8日、ケンジントン宮殿は前代未聞の声明を出した。

「王子のガールフレンドであるメーガンさんは、暴言や嫌がらせの標的になっています。

 全国版の新聞の1面やソーシャルメディア、インターネット上にはあからさまな性差別や人種差別があふれています」

 サラリと書いているが、王子が彼女との交際を公式に認めたのは、実はこれが初めてである。クレシダ・ボナスとの破局以降も様々な女性と関係を持った王子だが、出会ってからわずか4ヶ月でメーガン妃はそれまでの女性たちとは違う特別な存在だと宣言したことになる。

「彼女の母親は、カメラマンたちのせいで自宅に入るのも困難となっています。記者とカメラマンが彼女の自宅に不法侵入しようとして、警察へ通報が入ったこともありました。

 王子はマークルさんの安全を案じており、彼女を守ることができないことに失望しています。交際してまだ数ヶ月のマークルさんがこのような報道の嵐にさらされるのは間違っています。

 コメンテーターたちは、『これは彼女が払わなくてはいけない代償だ』などと言うでしょう。しかし王子は同意しません。これはゲームではありません。彼女の、そして彼の人生なのです」

自ら「異例だ」と言及したヘンリー王子
 そして、コメントの最後では自ら「異例だ」と言及している。

「このような声明を発表するのが異例だというのはわかっています。しかし、なぜ公に話す必要があると感じたかを、公正な心を持つ人々が理解してくれることを願っています」

 BBCやスカイニュース、「ガーディアン」紙や「タイムズ」紙などイギリスの大手メディアは、この段階では王子の交際について深く報じていなかった。イギリスではダイアナ元妃が過剰な取材・報道により最終的には事故死したという経験から、特に王室の取材に対しては節度をもっていると感じさせられることが多い。

 しかし、いわゆるパパラッチは別である。また母ドリアさんの自宅がロサンゼルスにあるため、アメリカの芸能メディアも取材に動いていた。結果、王子が普段経験しないほど取材現場が過熱していたのだろう。

 前に述べたようにヘンリー王子の交際相手であったチェルシー・デイビーは、メディアからの過剰な注目に耐えかね彼のもとを去ったと言われている。ヘンリー王子は苦い経験を繰り返すのを避けるため、異例の声明に踏み切ったのだ。

 この声明は効果てきめんだった。これ以降、少なくともイギリスではヘンリー王子とメーガン妃に関する報道は沈静化した。

 さらに2人もレストランやイベントに一緒に出掛けるのでなく、自宅などで静かに過ごすデートを選択していた。世間から離れてお互いに向き合い、静かに愛を育んでいった。

メーガン妃とダイアナ元妃の違い
 展開の早さ、勢いが印象に残る2人の最初の4ヶ月間だが、その後、婚約に向けて関係をオープンにする過程は、非常に緻密に計算されていたと思う。

 なかなか揃って公の場に出なかった2人だが、翌2017年5月、ロンドン郊外にあるアスコットのポロクラブで、2人がキスしている姿が目撃された。公の場でのキスは初めてのこと。もちろんうっかりではなく、撮影されるのを計算してのことだろう。

 さらに同じ月、キャサリン妃の妹であるピッパ・ミドルトンの結婚披露宴に、ヘンリー王子とメーガン妃が揃って出席した。ヘンリー王子との交際説も流れたピッパの結婚式はメディアの関心も高く、ここにも多くのメディア関係者がいた。そこにメーガン妃を連れてきたことには、「結婚も考えている」という強いメッセージを感じる。

 そして4ヶ月後の2017年9月、メーガン妃がアメリカの雑誌「ヴァニティフェア」のインタビューに応じ、2人の関係について語った。私の手元にその雑誌がある。表紙を飾っているのはメーガン妃だ。タイトルには「彼女はハリー(ヘンリー王子の愛称)に夢中!」とある。

「私たちは付き合っています。愛し合っているの。いつかみんなの前で説明しなければいけないときが来ることはわかっています。でも、これは私たちだけの時間であることをわかってほしい。私たちは幸せです」

 ヘンリー王子のことを「私のボーイフレンド」と呼び、オノロケ全開のメーガン妃だが、ロイヤルファミリーの交際相手が自ら取材に応じ、赤裸々に恋愛について語るというのは前代未聞だ。

 王室専門家からは「せっかく王子がマスコミに異例の声明を出して取材を沈静化させたのに、これでは逆効果だ。彼女の選択は間違っている」との批判も相次いだ。

 しかし、私はさすがにメーガン妃もそこまで考えなしで取材を受けたのではないと思う。2人の関係をオープンにするための広報戦略の一環だろう。その証拠にわずか2週間後、決定的なシーンが撮影されることになる。

撮影された決定的シーン
 同年9月23日から30日にかけて、カナダのトロントで国際スポーツイベント、インビクタス・ゲームが開催された。この場にヘンリー王子はメーガン妃と手をつないで登場し、世界中にその親密な姿を初めて公開した。

 インビクタス・ゲームは、傷病兵らのための「オリンピック」である。インビクタスとはラテン語で、「征服されない」を意味する。戦場で体に障害を負っていたり、心に傷を負っていたりしていても、屈せずに戦う傷病兵たちを後押しすることを狙ったものだ。

 このイベントを立ち上げたのは、実はヘンリー王子である。

アフガニスタンにも従軍していたヘンリー王子
 ヘンリー王子はイギリス陸軍の兵士だった。ロイヤルファミリーだからお飾りのキャリアだと思うかもしれないが、そんなことはない。攻撃ヘリコプターAH−64アパッチの副操縦士兼射撃手を務め、アフガニスタンにも従軍した経歴を持つバリバリの兵士である。

 20週間に及んだアフガニスタンでの任務を通じ、ヘンリー王子は、最前線の兵士の生活や、精神的・肉体的な傷痕について理解することができたという。この体験を通じてヘンリー王子は、精神的、あるいは肉体的に傷を負った元軍人に支援を提供する慈善団体に特に関心を持つようになった。

 その後、ヘンリー王子は公務でアメリカのコロラド州を訪れた際に、ウォリアー・ゲームという大会に出席した。2010年にアメリカのオリンピック委員会が、負傷した軍人のための競技会としてスタートしたものだ。この年、イギリスチームが初参加していた。

 ひどいケガや後遺症に悩まされているにもかかわらず素晴らしい戦いを繰り広げる選手たちを見て、王子はイギリスで同じ大会を開くべきだと考えた。かつては心身ともに健康だった元兵士たちが、失ったものを取り戻すことができる、そう考えたのだ。

 ヘンリー王子は国防大臣を口説き支援を得て、2014年9月にインビクタス・ゲーム第1回大会が開催された。大会では13ヶ国から400人の障害者たちが、陸上競技、アーチェリー、車いすラグビー、車いすバスケットボール、重量挙げ、水泳などに参加した。大会の成功により傷病兵の問題認識を助けただけでなく、王室の問題児であったヘンリー王子への認識をみなが改めるきっかけにもなった。

 ヘンリー王子は3回目となるインビクタス・ゲームにメーガン妃を連れてくるだけでなく、彼女の母ドリアさんも招待していた。自らがもっとも大切にしている慈善活動であるインビクタス・ゲームをメーガン妃の住むカナダのトロントで開催し、さらにその場で彼女を披露する。王子が彼女との結婚に本気であることは、もはや疑う余地がなかった。

プロポーズのとき
 その2ヶ月後の2017年11月、ヘンリー王子はメーガン妃にプロポーズした。ケンジントン宮殿の庭でマスコミのカメラの前に現れたメーガン妃の指には、婚約指輪が光っていた。

 この婚約指輪は、ヘンリー王子が自らデザインしたものだ。ひときわ目立つ大きなダイヤモンドはボツワナ産である。ボツワナは最高品質のダイヤモンドが採れる国として有名であり、取引額ベースでは世界一だ。ダイヤモンド生産世界最大手のデビアスも、かつてロンドンにあった拠点をボツワナに移すなど、今注目の国である。

指輪にこめられた意味
 しかし、ボツワナ産のダイヤを2人が選んだ理由はそれだけではない。出会ってすぐに2人で行ったあの思い出の場所もボツワナだったのだ。

 大粒のダイヤモンドの両側には2つの小さなダイヤモンドが配されている。これは亡き母ダイアナ元妃の宝石コレクションにあったものだ。

 メーガン妃は指輪について、こう話している。

「ヘンリー王子を産んでくれたダイアナ元妃と私たちにとって大切なボツワナをつなげてくれています。この指輪はパーフェクトなんです」

 私は大切な婚約指輪にダイアナ元妃の形見が使われているところに、深い意味があると思う。

 メーガン妃とダイアナ元妃はともに両親が離婚し、つらい少女時代を過ごしている。

 メーガン妃は両親の離婚で負った傷を乗り越え、黒人系であることをハンデとせず、女優であるとともに男女平等やアフリカ支援などの活動を続けている。ダイアナ元妃が苦しみながら目指していた理想の女性像に近い。

 ヘンリー王子がメーガン妃にぞっこんとなったのは、亡き母ダイアナの面影を見たから、だと思う。そしてその表れがこの指輪、と考えることはできないだろうか。

ダイアナ元妃とメーガン妃の違い
 一方で、2人には大きな違いもある。モートン氏はこう語っている。

「ダイアナ元妃は社会的弱者に寄り添うことを目指していたが、メーガン妃はより積極的に、活動家として社会に変化をもたらそうとしている。また、ダイアナ元妃と違ってメーガン妃は女優だったので、カメラにどう映るかを知り尽くしている」

 ダイアナ元妃は19歳で婚約し、結婚したときまだ20歳だった。結婚前も保育園のアシスタントやナニー(子供の世話係)などしかしておらず、十分な社会経験が無いままで王室に入った。チャールズ皇太子との交際が明らかになった直後、イギリスメディアの記者に執拗に追い回される映像が残っているが、当時の彼女はメディア対策など考える由もなかった。

 彼女が世界中の人々を魅了する美しいファッションに身を包むようになったのも結婚後しばらく経ってからのことだ。結婚した当初の彼女はどこか野暮ったく、のちのダイアナ元妃とはずいぶん印象が違うことに気付くと思う。

 つまり王室入りしたとき、ダイアナ元妃はまだまだ未完成な状態だった。その後王室の中で疎外感を感じ、夫の不倫に苦しみ、様々な苦悩を重ねた結果、のちの人々がイメージする「ピープルズ・プリンセス(民衆のプリンセス)」へ成長していったのだ。

 それに比べるとメーガン妃はある意味完成された状態で王室入りしている。ロイヤルウェディングや様々な公務での彼女の振る舞いを見ていても、自分がどうカメラに映っているのか、知り尽くしているのがよくわかる。

 イギリス王室という大きな力を手に入れた彼女は、「世界を変える」という自らの野望に向け、スタートラインに立ったかのように見えた。

※肩書きや名称は書籍刊行時のままです。

【前編を読む】 婚約発表ではベタベタと見つめあい… “プレイボーイ”のヘンリー王子が「年上、バツイチ」のメーガン妃を選んだわけ

(亀甲 博行/文春新書)
https://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%81%82%E3%81%8B%E3%82%89%E3%81%95%E3%81%BE%E3%81%AA%E6%80%A7%E5%B7%AE%E5%88%A5%E3%82%84%E4%BA%BA%E7%A8%AE%E5%B7%AE%E5%88%A5-%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E7%8E%8B%E5%AD%90%E3%81%8C%E6%80%92%E3%82%8A%E3%81%A8%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%AB%E7%99%BA%E8%A1%A8%E3%81%97%E3%81%9F-%E7%95%B0%E4%BE%8B%E3%81%AE%E5%A3%B0%E6%98%8E-%E3%81%A8%E3%81%AF/ar-BB1eoZg7?ocid=msedgntp

11. 中川隆[-6664] koaQ7Jey 2021年3月10日 08:21:04 : Uj2DKea5PM : ZUhYTnd1dThoMDY=[10] 報告
メーガン妃が告白 長男の“肌色”巡り王室と軋轢も(2021年3月8日)
2021/03/08





イギリスのヘンリー王子とメーガン妃が赤裸々告白。波紋が広がっています。

 メーガン妃:「私はずっと『自立心』を大切にしてきました。特に女性の権利について素直に話してきました。長い間、女性に発言するよう提唱してきたのに、この4年間、沈黙していたなんて悲しい皮肉ですね」「(Q.黙っていた?黙らされていた?)2番目です」

 去年、イギリス王室を離脱して現在、ロサンゼルスで暮らすヘンリー王子とメーガン妃が今月7日、アメリカCBSの対談番組に出演。王室との軋轢(あつれき)を赤裸々に語りました。

 メーガン妃:「私が妊娠中に(生まれてくる子に)警護が与えられない、称号が与えられない、そして彼が生まれた時に肌の色がどれだけ濃いかへの懸念の話がありました」

 メーガン妃は父親が白人、母親がアフリカ系のアメリカ人で、その血を引く長男・アーチー君の肌の色に関して王室内でやり取りがあったと明かしました。

 また、メーガン妃は事実と異なる情報が流れても王室からのサポートがなく、精神的なダメージから自殺も頭をよぎったと話しました。

 メーガン妃:「当時は(弱気なことを)言うのが恥ずかしかったです。それに、ヘンリーにそれを認めるのが恥ずかしかったです。しかし、言わなかったら自殺することは分かっていました。私はもう生きていたくなかったのです」

 約2時間にわたって放送されたインタビュー。後半にはヘンリー王子も加わり、王室離脱の理由について答えました。

 ヘンリー王子:「(私たちへの)サポートがなかったから、そして理解がなかったからです」「(Q.イギリスのメディアから逃げてきたのか?それとも王室のサポートが足りなかったから?)どっちもだね」

 一方、夏ごろに生まれる第2子について、性別は女の子であることも明らかにされました。

 ヘンリー王子:「家族がいる。
[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp
12. 2021年3月13日 15:45:15 : F4ypLK0IXM : NHNoY1VYZEpXUXc=[20] 報告
メーガン妃はキャサリン妃に嫉妬 王室記者の持論に共感殺到「長い間明らかだった」
3/12
https://news.yahoo.co.jp/articles/86fb7859c96f64423022fd0976ff48d3a74320dc

キャサリン妃とメーガン妃【写真:AP】
https://news.yahoo.co.jp/articles/86fb7859c96f64423022fd0976ff48d3a74320dc/images/000


 英王室内での暮らしを暴露し、王室メンバーによる人種差別疑惑が大きな波紋を呼んでいるメーガン妃。もう1つ大きな注目を集めたのが、義姉キャサリン妃との関係性だ。“王室引退”以前から不仲が囁かれていた2人だが、今回のインタビューでメーガン妃は何度もキャサリン妃の話題を出し、いかに報道が間違いであるかを主張していた。しかし、ここまで2人が不仲になった原因は何だったのか。王室記者のコラムが話題を呼んでいる。

【写真】キャサリン妃の背後に立つメーガン妃の表情に注目 不満そう? 不穏な空気が流れていそうなツーショット

 ◇ ◇ ◇

ヘンリー王子が結婚するまで「本物の姉弟」のように良好な関係
 英王室で盤石の人気を誇る、ウイリアム王子の妻キャサリン妃。8年の交際を経て結ばれ、今年で結婚10周年となる。婚約時には「ウェイティ・ケイティ(待ちぼうけのケイトちゃん)」と不名誉なあだ名を付けられ、結婚初期には好意的ではない報道も少なくなかった。それでも献身的に夫を支える姿や飾らない笑顔で徐々に支持されるようになっていった。

 その穏やかな人柄は、結婚前の義弟ヘンリー王子との関係性からも伝わってくる。2人きりで公務に臨むことが多かったため、王子は妃を本物の姉のように慕い、満面の笑みを浮かべジョークを言い合う姿が度々写真に収められている。また、王子自身もインタビューなどで母ダイアナ元妃を亡くした心の傷を妃が癒やしてくれたことを明かし、良好な関係を語っていた。

 その後、ヘンリー王子が結婚。ウイリアム王子は結婚前、急ぎすぎるあまりに弟が痛い目を見てしまわないか心配したことで兄弟仲に亀裂が入ったと、ヘンリー王子夫妻の非公式伝記「Finding Freedom(自由を求めて)」で明かされている。

 とはいえ当初は、英王室の“ファブ4”(素晴らしい4人組)として、世界中を熱狂させたウイリアム王子夫妻とヘンリー王子夫妻。しかし弟夫婦の結婚からわずか1年8か月後、共同名義だった王室チャリティ団体をヘンリー王子とメーガン妃が離脱し、兄弟は決裂することとなった。その後、4人の不仲報道は過熱。そして“王室引退”となり、兄弟は完全に別の道を進んでいくことが宣言された。


“ファブ4”の決裂はメーガン妃の嫉妬が原因?
 英大衆紙「デイリー・メール」に掲載された王室担当記者リチャード・ケイ氏のコラムによると、メーガン妃はインタビュー中に何度も話題をキャサリン妃の話に誘導。地位の違いや、いかに異なる扱いを受けてきたかという主張を繰り返しており、その様子は「強迫観念の一歩手前のようだった」と記している。

 メーガン妃はインタビューで、キャサリン妃と自分に対して「英雄と悪役の物語」が作られたと持論を展開。自分が悪役に仕立て上げられ、またメディアは悪役であるという印象を視聴者に持たせたと主張している。

 また、民間出身で王室生活への適応に苦労してきたキャサリン妃は、メーガン妃の最大の味方になったはずだ。しかし、キャサリン妃はケンジントン宮殿で隣の部屋に住んでいたヘンリー王子のことを、妻であるメーガン妃以上によく知っていたのではないかとケイ氏は推測。そこに問題の核心があるという。

 メーガン妃は王室で最も人気で仲の良い、ウイリアム王子夫妻とヘンリー王子の関係性をうらやんでいたのかもしれない。そして、仲良しトリオに誘われ、不安を感じた可能性もあるという。つまり、メーガン妃のキャサリン妃に対する嫉妬心から、仲がこじれていったように見えるというのだ。

 ケイ氏のコラムに対し、メール紙のコメント欄には6500件を超える投稿が。「マークル(メーガン妃)がキャサリン(妃)にどれほど嫉妬しているのかは長い間明らかでした。彼女(キャサリン妃)はいつもハリーと仲良くしていたので、MM(メーガン妃)が登場した時に、その気楽で幸せな姉弟の関係が止まったのは奇妙なことでした」「ケイト(キャサリン妃の愛称)は彼女の夫をサポートします。一方、メーガン(妃)は彼(ヘンリー王子)を世界の笑い者にしました」「嫉妬深く、目立ちたがり屋な女性だと分かりました。そしてケイトはたまたまもっと人気があった」など、ケイ氏の意見に共感する声が多く寄せられている。

13. 中川隆[-6574] koaQ7Jey 2021年3月14日 19:35:22 : FkYaVG3LgQ : LkJjWkNxOWJTRmc=[20] 報告

2021年03月14日
イギリス王家はなぜ外国人を妻にするのか
http://www.thutmosev.com/archives/85325601.html


日本の皇太子が韓流女優と結婚して次の天皇が韓国人2世になったら、日本人は認めますかね?
ヘンリーがやったのはこんな事です

画像引用:https://www.crank-in.net/news/87074/1 ヘンリー王子&メーガン妃、英王室内で“息子の肌の色”を懸念する声があったことを告白 /2021年3月8日 1ページ目 - セレブ&ゴシップ - ニュース - クランクイン!


ヘンリー、メーガン騒動はなぜ起きた

ヘンリー王子がイギリス王家に巻き起こしているトラブルには、日本では次のように置き換えることが出来る。

現天皇(徳仁天皇)が即位する前、弟の秋篠宮とは兄弟で皇位継承者だったので、現在の兄ウイリアムと弟ヘンリーの関係に似ている。

もっともイギリスはエリザベス女王が引退したがらない為、未だにチャールズは王になっていない。

兄が自国民の女性と結婚したのは両家とも同じだが、秋篠宮が紀子さまと結婚したのに対しヘンリーは外国人と結婚した。

ヘンリーの妻になったメーガンは米国人で母がアフリカ移民で父はオランダ・アイルランド系移民で家庭は裕福で芸能人だった。

これを例えると秋篠宮が韓国人女優と結婚し、相手は中国人とアフリカ人のハーフだったというのに似ている。


普通はこれで国民が激怒して結婚がご破算になると思うのだが、そうはならず表向き祝福され結婚した。

だが結婚後に問題が起き、王室や国民はメーガンに反感を持ち、様々な言動や待遇で嫌がらせをしたとされている。

ヘンリーとメーガンは王室から給与不払いを宣告されてイギリスから出ていき、今はカナダで生活している。


イギリス王家は日本のように政府が金を支給しておらず、企業のように営利活動を行って収入を得ている。

社長のエリザベス女王から「あなたには給料を払えない」と言われたヘンリー夫婦はイギリスから出て行った。

なぜこうなったかはイギリス王室の成り立ちと、日本の天皇家の成り立ちの違いが深く影響している。

イギリス王家はよそ者に過ぎない

イギリス王家の始まりは意外に新しくて1000年ほど前、ローマ帝国が衰退し分裂しイギリスへの影響力が及ばなくなりました。

1066年にノルマンディー公がブリテン島を統一したとされているが、この初代王はバイキングの末裔で、北欧あたりに起源をもつとされている。

イギリス王家は最初から「イギリス人」ではなかった訳で、これが後々までイギリス王家に影を落としている。


欧州のどの王家もその土地の人種や民族と関係が薄く、どこかから移住したり攻め込んで土地を奪った歴史を持っている。

フランス王家はやはり起源1000年頃成立したが、やはりどこかからやってきた”よそ者”なうえ何度も滅んで別な家系に替わった。

フランス王家は1793年に滅んだが、最初からその土地に住む住人とは無関係であり、どこかからやってきた征服者の子孫に過ぎなかった。


日本の天皇家の起源は前方後円墳の始まりが西暦200年頃、木の根っこから生まれたのでなければさらに数百年遡ると考えられる。

現在の天皇家は奈良で始まったが、その前は九州にあり(古事記と日本書紀)、弥生時代の九州の諸王が始まりと見られる。

日本の天皇家の起源は日本人という人種や民族の中から生まれ、婚姻者も例外を除いて同じ人種から選ばれる。


イギリス王家はどこかからイギリスにやってきた征服者なので、どこの誰とも知らない女性と結婚し伯爵夫人になったりする。

イギリス王家はイギリス土着の住民と無関係な征服者に過ぎないので、こうした問題が次々に起きるのです。

日本の天皇は土着日本人(=弥生人)の代表者であり、異人種と結婚して今日から王妃ですなどというのはあり得無し、もしあったら天皇家は滅亡するでしょう
http://www.thutmosev.com/archives/85325601.html

14. 中川隆[-6553] koaQ7Jey 2021年3月15日 21:04:41 : ww05IaOXmY : czZLc3BxQU1mVkk=[22] 報告
ちょうど今、イングランドの王室は非常に厄介な内輪揉めに苦しんでいる。

だいたい、身内の喧嘩に「人種」が絡むとロクなことがない。有名な黒人司会者のオプラ・ウィンフリーによるインタヴュー番組で、ヘンリー王子の隣に坐るメーガンは、英国王室の人種偏見を暴露し、アーチャー(息子)の容姿を問題にされたと嘆いていた。弟の告発を受けて、本国に君臨する兄のウィリアム王子は困惑を隠せず、「我々は人種差別的な家族ではない !」と反論していた。エリザベス女王も孫の不始末に頭を悩ませている。メーガンに夢中のアメリカ黒人は、テレビ画面にかじりつき、悲劇のプリンセスに同情するが、ブリテンのイギリス人は密かに反撥を抱いている。勤王派の国民は、心の底でヘンリー王子夫妻を批判しているようだ。意外な“とばっちり”を受けたのは、有名司会者のピアース・モーガン(Piers Morgan)だ。彼は自身のワイド・ショー(Good Morning Britain)でメーガンに共感せず、むしろ批判的な言論を展開したので、世間の糾弾を受けてしまい、長年の番組を降板する破目になってしまった。

Meghan Markle 01Kitty Spencer & Diana 2
https://livedoor.blogimg.jp/kurokihelion/imgs/0/e/0e09abcf.jpg
https://livedoor.blogimg.jp/kurokihelion/imgs/e/0/e096085f.jpg

(左 : 幼い時のメーガンと母親のドリア / 右 : スペンサー家の令嬢であるダイアナとキティー )

  親子代々ブリテンに住むイギリス人は決して口にしないが、ヘンリー王子が黒人女優と結婚したことについては、あまり良い感情を抱いていなかった。いくら、ちょっと知られた女優とはいえ、アフリカ系のプリンセスなんて心から尊敬できない。しかも、メーガンは王室に嫁ぐと分かっていたのに、英国貴族の伝統や“しきたり”に興味が無かったのだ。皇室を戴く日本人だと唖然としてしまうが、アメリカの黒人なんて所詮こんなモノである。アメリカの有色人種は「生まれてくる赤ん坊の外見を気にするなんて赦せない!」と憤るが、七つの海を支配したイギリス国民からすれば、そんなのは当然の懸念だろう。王侯貴族にとって、血統は最も大切な要素である。どんな混血児でも平気なアメリカ人とは根本的に違うのだ。日本人の親だって息子や娘が黒人と結婚するとなれば、「赤ん坊がアフリカ人の顔つきになるけど、大丈夫なのかい?」と心配になるだろう。浅黒い子供を持てば、世間の目が気になるし、成長過程での苦労も予想できる。だから、父親はカンカンに怒って反対するし、亭主をなだめる母親だって、「もう一度考え直してちょうだい !」と子供を諭す。昭和時代の日本人は平成や令和の高校生とは違い、家系や血筋を大切にする意識を持っていた。

http://kurokiyorikage.doorblog.jp/archives/68849889.html

15. 中川隆[-6546] koaQ7Jey 2021年3月16日 07:46:49 : uWuDdDGU4s : NDR5d1dyMHVOb2s=[6] 報告
メーガン妃、英国王室に嫁いでからは母と「お茶」することも許されていなかった
3/15(月)


 3月7日夜(現地時間)に米CBSで放送されたオプラ・ウィンフリーとのインタビューで、メーガン妃は英国王室に嫁いでから、友人に会うことも家から出ることも“王室(the Firm)“から許されず、非常に孤独になったと述べた。

 英国王室担当記者のオーミッド・スコビーは、メーガン妃が孤立することを強制された驚くべき例として、彼女そして母ドリア・ラグランドもコーヒーを飲みに外出することさえ許されなかったと明かしている。

【写真】ヘンリー王子夫妻の衝撃インタビューで判明した、8つの驚きの事実【まとめ】
https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-buzz/g35760793/meghan-harry-interview-recap-210308-hns/?utm_source=yahoonews&utm_medium=distribution&utm_campaign=210315_yahoo


「友人とランチをすれば一時的にせよ気が晴れただろうが、“目立たないようにしていたほうがいい“とアドバイスするロイヤルファミリーやスタッフによって、外出は却下された。

“今はどこにでもあなたの写真が出回っているから“と彼らは言った。彼女の孤立が際立ったのは2019年夏で、フロッグモアコテージを訪れた母ドリア・ラグランドは、自分そして娘もウィンザー市内に出かけてコーヒーを飲むことが許されないと知り、とても驚いた」とスコビー。

当時、ドリアはメーガン妃に「あなたはここに閉じ込められている」と言ったとスコビーは続けた。

メーガン妃はウィンフリーにロイヤルとしての孤独を語っただけでなく、英国王室とメディアから受けた人種差別や、それに対する王室からのサポートが欠けていたことなどをシェア。

家を離れることがほとんどできなかったのに、彼女がメディアに取り上げられすぎていると王室は思っていたため、友人とランチに行くことも許されなかったと彼女は述べていた。

「私の写真はいたるところに出ているけれど、私はどこにも行けないの」

王室のこうした固定観念について「これが一体どんな気分か、誰か話したことはある? あれ以上、孤独を感じたことはなかったわ」と付け加えていた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b2d90a70606188191e27f922a328801674263ae7

メーガン・マークルの家族についてわかっていること
ヘンリー王子との結婚後はメーガン妃となるメーガン・マークル。母、父、ミックスレース(混血)として育ったこと、そして異母姉について。

2017/12/03
メーガン・マークルとハリー王子の婚約は、女優だった彼女が婚約者と暮らすためにイギリスに引っ越したことから、世界中の注目を集めた。LAで生まれ育ったマークルは、王子と交際を始めるまでは私生活をほとんど明かしていなかった。そこで、彼女の家族の主要メンバーについて知っておこう。

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マークルの母はドリア・ラグランド
マークルはLAで両親に育てられた。母のドリアはヨガのインストラクターでソーシャルワーカー(社会福祉指導員)。イギリスの『Daily Mail』紙によると、両親はマークルが6歳の時に離婚し、以後は母と暮らしていたという。

ドリアは、今年カナダで行われたインヴィクタス・ゲームズの際に娘とハリー王子をサポートする姿が目撃された。『Us Weekly』誌によると、この時にハリー王子は、ドリスからメーガンにプロポーズする許可を得たとのこと。初めてふたりが揃った婚約会見で、ハリー王子はマークルの母を「すばらしい」と称賛した。


父はトーマス・W・マークル

マークルがテレビ界でのキャリアを開拓した大きな理由は父にあった。トーマス・W・マークルはTVドラマ『Married…with Children(原題)』や『ジェネラル・ホスピタル』などの照明ディレクターだった。彼はデイタイム・エミー賞のドラマシリーズ部門で、(照明ディレクションで優れた業績を達成したことにより)Outstanding Achievement in Lighting Direction賞を受賞したことがある。

2013年の『エスクヮイア』誌のインタビューで、マークルは父のことを次のように語っている。

「10年間毎日、学校が終わると私は『Married…with Children』のセットに行ったの。カトリック校の制服を着た少女にとってはとても愉快で奇妙な世界だったわ。父は『メグ、あそこにある美術の補修室へ行って手伝ったらどうだい? ここは11歳の子供が目にするには少し下品すぎる』と、よく言ったものよ」

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マークルは、ミックスレース(混血)として育った経験について率直に語る
2015年に『UKエル』誌に書いたエッセイで、マークルは「私の父は白色人種で母はアフリカ系アメリカ人。だから私は黒人と白人のハーフ」と言った。

子供の頃のトラウマになった経験についても、こう書いている。「先生は白人という欄にチェックを入れるよう私に言った。『だってメーガン、あなたはそう見えるのだから』と。私はペンを置いた。反抗的な態度からではなく、混乱したからだった」と。

そして、『SUITS/スーツ』で彼女が演じた役が重要だったと指摘した。

「黒人、あるいは異人種間に生まれた客を招いたことのない家庭があるかもしれない。でも、今やTVには私たちのような人が多く出演していて、あなたの家庭にも届いている」。

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マークルには異母姉サマンサ・グラントがいる
イギリスの『Sun』紙によると、マークルの異母姉(父が同じ)が『The Diary of Princess Pushy’s Sister(原題)』という、まもなく王族になる妹についての暴露本を執筆中だという。多発性硬化症患者であるサマンサは、2008年以降、疎遠になっているにもかかわらず、メーガンについて頻繁にソーシャルメディアに投稿している。

『E!』によると、元女優に少しでも近づくため「サマンサ・グラントは最近、苗字をマークルに変えた」という。しかし、情報筋は『E!』に「サマンサ・グラントはメーガン・マークルとは何の関係もない。彼女たちは17歳も年齢が離れていて同じ家で育ったこともない」とも明かしている。
https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-buzz/a67935/cme-meghan-markle-family-171203-lift1/?utm_source=yahoonews&utm_medium=distribution&utm_campaign=210315_yahoo

16. 中川隆[-6525] koaQ7Jey 2021年3月17日 15:54:29 : g5mRlSAvEk : TE01a3RqQ21Pcm8=[9] 報告
ヘンリー王子夫妻“告白”の3つの疑問…メーガンさんによる英王室スタッフへのいじめ疑惑で形勢は不利に?
多賀 幹子 2021年3月16日
https://www.fnn.jp/articles/-/156239

なぜ王室離脱の1年後に…
3月7日(日)午後8時から2時間ほど、アメリカのCBSテレビ特別番組でヘンリー王子とメーガンさんがインタビューに答えた。オプラ・ウィンフリーさんが司会を務め、はじめはメーガンさんが話し、その後、ヘンリー王子が合流した。

メーガンさんの発言には、衝撃を受ける部分が多かった。まずは、王室内で人種差別をほのめかす言葉をヘンリー王子を通じて聞いたという。「赤ちゃんの肌の色はどのくらい濃いか」との会話が交わされたそうだ。しかし、口にした個人名は明かさなかった。

メーガンさんは子どもの肌の色について王室関係者から人種差別的な発言を受けたと主張した(HARPO/CBS)

この記事の画像(6枚)
https://www.fnn.jp/articles/gallery/156239?image=2

すぐに、いくつかの疑問点が提出された。王室内で人種差別があったのであれば、そもそもメーガンさんを結婚させなかったはずだ。母親がメーガンさんなら、赤ちゃんの肌の色は濃くなることも考えられる。今さら話題にするだろうか。また、メーガンさんは人種差別を受けたと捉えたのであれば、すぐに女王に訴えるべきだった。王室離脱して1年経ってから言い出すのは、おかしな話だ。

ロイヤルの自覚のなさが国民の心を遠ざけた?
次に、メーガンさんが自死を考えるくらい辛かった、と訴えたことだ。それなのに王室は助けてくれなかったと言う。確かに、メディアがメーガンさんをバッシングした時期はあった。豪華な結婚式を挙げるなど歓迎したはずのメーガンさんだったが、国民の気持ちはすぐに離れた。

それはメーガンさんにも非がなかったか。高価なブランド品を次から次へと身にまとったが、最高額はモロッコ外遊時の1着1000万円のドレスだった。貧困女性を援助する慈善団体訪問に数十万円のワンピースを着用して反感を買い、「イギリスのマリーアントワネット」と揶揄された。

義務と責任を負うロイヤルをセレブと間違えているのでは、と批判された。しかも公務の際にシャツの前ボタンを2つ開け、国民と触れ合う際は控えめにして、ボタンは大きく開けないようにと注意された。しかし、その次はボタンを3つ開けて下着が見えてしまい、王室マナーを尊重しないのかとの声が上がった。

王室では服装のマナーにも厳しい目が向けられる
メディアに叩かれて辛かったとメーガンさんは訴えるが、なぜそうなったかを自省する気持ちがあれば、と言われている。

キャサリン妃も結婚当時は、ドレスのすそが風でめくれ上がり太ももを見せてしまう失敗があった。キャサリン妃は、その後はスカート丈に注意を払い、薄くて軽い素材を避けるなど気を使った。叱られるたびに学んでいき、王室に馴染む努力を国民は好ましく受け取った。


キャサリン妃とメーガンさん 泣かされたのはどちらか
3番目のショックは、「キャサリン妃がメーガンさんから泣かされた」としていたこれまでの話を、メーガンさんがきっぱり否定したことだった。事実は、「その反対です」と断定したのだ。

ヘンリー王子とメーガンさんの結婚式の数日前に、衣装合わせが行われた。幼い少女たち数人がフラワーガールとして花嫁に付き添う。シャーロット王女もその中の1人だった。キャサリン妃は、ロイヤルウエディングではフラワーガールは白いタイツを履くことになっていると話した。

ヘンリー王子とメーガンさんの結婚式は華やかに執り行われた
ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式では、フラワーガールはそろって白いタイツ姿である。これにメーガンさんは頷かない。5月の暑い時期に子どもがタイツを履くのはおかしい、と言い返す。なんとかわかってもらおうとキャサリン妃が説得にかかっても、メーガンさんは鋭く切り返すだけ。ついにキャサリン妃は泣いてしまったというものだった。

しかし、この度のインタビューの中でメーガンさんは「泣いたのは私」ときっぱり。キャサリン妃が花を持って謝りに来たのがその証拠と言う。しかし、キャサリン妃が花を贈ったのは結婚のお祝いであって、特に謝罪のためではないのではないか。タイムズ紙は、花を抱えたキャサリン妃の顔の正面でメーガンさんがドアを勢いよく閉めたと書いた。

英国内での夫妻への怒りは小さくない
インタビュー後に、女王はチャールズ皇太子とウィリアム王子と会談を開き、翌日に声明を発表した。つらい思いをしたという2人に気持ちを寄せながらも、人種差別の件では、「記憶が異なる点があるかもしれないが」との言葉を入れて、認識の違いがあることをにおわせた。

最後には、「3人は愛しい家族の一員であることは変わりありません」と結んだ。この温情あふれる言葉を女王が彼らに使用するのは3回目である。非難も謝罪もないが温かく、完璧な声明と言われた。

夫妻の主張を受け、エリザベス女王は「真剣に受け止め対処する」と表明(画像は2020年のクリスマスメッセージ)
テレビ視聴後、アメリカでは総じて2人に同情する人が増え、イギリスでは、10代から40代までの若い層は夫妻に、50歳以上の中高齢層は王室に気持ちを寄せている。ただ、イギリスでは家庭内の問題として対応されるべき事柄を世界70カ国にテレビを通じて触れ回ったサセックス公爵夫妻への怒りは小さくない。

デイリーメール紙は、インタビュー内容の精査をさっそく開始。矛盾、ウソ、間違いなどを17項目にわたって発表している。ボディ・ランゲージの専門家は、瞬きの増え方、額の小さなしわ寄せ、口角の上がる角度などから、2人の深層心理を明かしている。嘘をついた後のかすかな笑みも見逃さない。メーガンさんの形勢は不利になっている。

さらに王室内スタッフへのメーガンさんによるいじめについても、メーガンさんは当時のEメールやテキストメッセージを提出するよう王室側に求めた。人種差別やメンタルヘルスなど抗いにくい項目を前面に押し立てて、王室に戦いを挑んだのだ。

決着がつくまで、まだしばらく時間がかかりそうである。

【執筆:英国王室ジャーナリスト 多賀幹子】
https://www.fnn.jp/articles/-/156239

17. 2021年4月24日 10:57:52 : mwoINM80c2 : QllkZXNMb0E3VU0=[9] 報告
【河添恵子】小室圭&メーガンは誰の“操り人形”なのか【WiLL増刊号#492​】
2021/04/23




18. 2023年8月02日 15:29:31 : fcN6JztXr6 : WWJ4OHZIODNCbnM=[10] 報告
<■89行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
ヘンリー王子、今度はメーガンと離婚し王室復帰を希望か
2023.08.02
https://www.thutmosev.com/archives/289097yr.html

後に暴露ビジネスで金もうけする事になる2人


https://www.britannica.com/biography/Prince-Harry-of-Wales

関連動画が記事下にあります

イギリス王家を蝕むダイアナの息子

優れた王の次は良くて凡庸悪ければ愚かな王が後を継いで王家を亡ぼした例は多いが、エリザベス女王の息子や孫たちの素行は良くない

女王の息子のチャールズは1981年に貴族のダイアナ妃と結婚するが独身時代からカミラ夫人と交際し、ダイアナ妃と結婚している期間もずっとカミラとの関係を続けていた

1996年にチャールズとダイアナは離婚したがチャールズの不倫や不誠実で神経質な性格は、ダイアナとはまったく合わなかっただろうと推測できた

離婚前後からダイアナもパキスタン人やエジプト人と二股交際をしていて、1997年8月31日にパパラッチから追われる車に同乗しトンネル内で交通事故にあって亡くなった

この事故は今も陰謀論の憶測が飛び交っているがBBCやフランス警察の調べでは、運転手はアルコールを摂取しパパラッチに追われて暴走し、操作を誤って壁に衝突したとの調査結果がでている

チャールズとダイアナの間に生まれたのが長男ウィリアム皇太子と次男のヘンリー王子で、ダイアナが亡くなった時は15歳と13歳で現実を理解できる年齢だった

父親は結婚前からずっと別の女性と交際していて母親は離婚して出ていき妙なアラブ人と二股交際したうえに交通事故でなくなり、2人は厳しい祖母と無責任な父親の元で育った

長男ウィリアム皇太子は2011年にキャサリン妃と結婚し2男1女をもうけ、7年間の軍務を経て2022年に皇太子(プリンスオブウェールズ)の称号を得た

英王室では軍務を経験してから皇太子になり、やがて王になるのが伝統で、妻のキャサリン妃は貴族階級ではないが航空産業出身の英国白人の家庭で育った

次男のヘンリー王子はウィリアムの2年後1984年に生まれ、兄と同じように2006年から2015年まで軍務に就いたが内情はかなり違っている

長男ウィリアムは王立陸軍士官学校から近衛騎兵連隊に配属、その後海軍兵学校及び空軍士官学校に通い、ヘリコプター操縦士として沿岸警備などに従事したようです

ヘンリーは王立陸軍士官学校を卒業し近衛騎兵連隊に配属されたまでは同じだが、翌年アフガンに派兵されタリバン掃討作戦に参加してからおかしくなっていった

ヘンリーは攻撃を受ける可能性がある前線でタリバン部隊への爆撃を誘導する任務に就いていたが、タリバンは何度も「ヘンリーを攻撃する」と予告したりした

2012年に戦闘ヘリからタリバンを攻撃したが、相手は戦闘員ではなく民間人だったという説もあり、後に暴露本に書いた行為もこの頃に行われた

2015年にヘンリーは大尉で除隊したが兄のウィリアムは除隊時に大尉で現在は少佐、結婚式には大佐の階級章をつけていた

徐々に差がついた長男と次男
ウィリアムが将来の英国王として保護されたのに対し、ヘンリーが最前線に送られたのを見るとそうした特別な配慮はなかったかも知れない

ヘンリーの交際相手は兄と違っていて最初の交際はジンバブエ出身のチェルシー・デービー(金髪の白人女性)、2018年にアメリカの黒人女優メーガン・マークルと結婚した

メーガン妃は2019年に長男、21年に長女を出産したが王室批判を強め、エリザベス女王や兄嫁のキャサリン妃を公然と批判するようになっていった

2020年1月にヘンリー夫婦は王室からの離脱を宣言し亀裂が決定的になり、父チャールズや英国政府から支援を打ち切られアメリカに移住した

アメリカでは様々な企業やスポンサーがヘンリー夫婦の支援を申し出て、「いかに英王室から差別されたか」のような自伝映画の撮影も決まったと言われていた

2022年9月8日にエリザベス女王が死去し夫婦は招待はされたもののヘンリーは軍籍を放棄していたため正装である軍服着用を公式の場では許されなかった

メーガン妃はエリザベス女王のお辞儀を「中世のショーみたい」とテレビ出演であからさまに侮辱した事があったが、葬儀では一応泣くようなしぐさを見せた

ヘンリー夫妻は報道では国葬出席に米大統領機エアフォースワンの使用を要求し(事実かは不明)、葬儀が終わると翌日にはさっさと「アメリカに」帰国した

23年1月にヘンリー王子の王室暴露本「スペア」が出版され、王室内の自分へのいじめや冷遇ぶり、メーガン妃への差別などダークな内容になっている

この本は1週間で320万部売れたがその後続報が無く、販売は早々に失速したのではないかと言われています

仮に全世界で1000万冊売れて平均1500円だったとして印税は1割で1億5000万円、これは部屋の内装費に数億円使ったメーガンには「はした金」に過ぎません

本は売れたがヘンリーとメーガンへの悪評で支援を申し出た企業やスポンサーは離れ、映画化やビジネスの話もほとんど立ち消えになった

ヘンリー王子はダイアナ元妃とエリザベス女王の遺産37億円を受け取ったが、約16億円の豪邸に住み警備費用込みで年間7億円かかると言われている

Netflixとヘンリー夫婦は映像化で1億ドル(約144億円)の契約を結んだが、2人の人気急降下で契約金は半分支払われていない

王室暴露ビジネスによって2人には100億円以上が転がり込んだが早晩その収入減は枯れてしまうでしょう

ヘンリー王子は23年7月に突然兄のウィリアム皇太子に電話し「王室に戻りたい」と言い、メーガンとの離婚準備をしているという報道もされている

メーガン妃の欲望は留まるところを知らず暴露本で得た金で政界進出し、大統領選出馬まで狙っていると噂されている

ヘンリーがどういうつもりで結婚したのかは知らないが、英王室を蹴飛ばして米大統領の夫になるような希望は無いでしょう


この頃からヘンリー夫妻は暴露話を金に換えるビジネスを活発化していった
https://www.youtube.com/watch?v=mMsENzrJK74&t=7s


https://www.thutmosev.com/archives/289097yr.html

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