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戦中体制へのノスタルジーとは少し異なるとは自明のことです。(こちらが’正’です。) 投稿者 如往 日時 2002 年 9 月 13 日 06:45:43:

(回答先: 戦中体制へのノスタルジーとは少し異なります 投稿者 匿名希望 日時 2002 年 9 月 11 日 05:52:38)

 「匿名希望」さんへ またお目にかかれて嬉しく思います。


 戦中体制へのノスタルジーとは少し異なるとは、氏の今までの幾多の言説から自明のことです。聡明な「匿名希望」氏が書記長さんの「独裁」とご自身のそれとが扱う人間の視点によって交叉する筈のものでないとは承知の上で、安易な落し所に収めてしまった点については、民間人とのやり取りにたいするある種の弁別から来るものと理解させていただきました。

 おそらく氏は、過去の「そうした社会状況の中で高まる”民意”の熱狂」の議会・世相共に『民意』が沸騰してしまったことに抗しきれずと理由にしつつ、現在では「独裁への民意によるレジティマシーは当然確保」の議会の『民意』を超えて、日本の民主主義体制が未熟なるが故に今も尚行政主導が奏効すると踏んでおられるのでしょう。しかし、それが狭義の経済問題であるならば強権発動もありとし、やがて自然に留まるところを得て収束するだろうとの認識は余りに楽観的に過ぎるのではないでしょうか。ひとたび政治問題に透過されていくとやがて増幅され諸々の思惑の介入を許して制御が効かなくなることなど目に見えています。そこまでは官僚の職責のレンジには適わないものであるとする、定番の官僚像に収まるを甘受されるならともかく、仮にも確信犯的構造改革論者を自認されるならば、その断行のために職分を超えた行動を要するとの自覚を持ち合わせていることでしょう。さすれば、益々以って「独裁」の収束のところまで人工的にレジティマシーを施して置かねば完結性を欠くというものです。

 それよりも私が他の稿でもComradesの在りや無しやを問うている真意は、如何に有効な施策であっても、俄かに政治家をあてにできぬ以上は、逆に狭窄で邪な圧力によって実現化など全く覚束ず結局は自ら葬り去ることにもなり兼ねず、戦中体制の例を牽けば『(一人では何もできなかった、)軍部をコントロールできるシステムを構築し得ず独走を追認せざるを得なかった。』の吐露に終ることを危惧するからに外なりません。それに関しては、氏も認められているようにあっしら氏の力作から得たサゼスチョンによって、グランド・デザインの実現に必要なより広汎な支持者確保とFeasibility studiesを重ねる猶予を得、意を強くされたのではないでしようか。何れにしても、最終的には「匿名希望」氏のリーダーシップ如何であると思うのです。

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