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<▽48行くらい> まあ、流行歌をネタにした雑談スレッドだろうと考えて、私のブログの過去記事を紹介する。「英語ネタ」であるが、私は英語は大の苦手のくせにジャズや洋楽ポップスが大好きで、その英語歌詞が気になると自分で訳したりすることもある。 中学高校の英語の勉強が役に立つのはそれだけだ。(以下引用)末尾はネット相談室の質問と回答。 onの意味 マーク・ピーターセンの「日本人の英語」の中に、「Blue Skies」という、英語のジャズソングの話が出てくるが、一般の日本人は「空に複数形があるのか」と驚くのではないか。 当たり前と言えば当たり前で、空には「昨日の空」「今日の空」「明日の空」といくつもあるから複数になれるのである。そして、この歌は、おそらく「今日も明日も、私には青空ばかりだ」という内容なのだろう。なぜなら、恋をしたから、という話ではないか。つまり「能天気ソング」である。いや、空の話だから「天気」と結びつけたわけではない。(「能天気」と「脳天気」のどちらが正しいか、という問題は、ここでは触れない。) さて、この歌の最後に「from now on」というフレーズが出てくるが、問題はこの「on」である。たいていの人は「on」の意味を「〜の上(に)」しか知らないというか、そういう意味だと思っているだろう。だから、ドリトル先生シリーズの中で、井伏鱒二はドリトル先生の住む町を「沼の上のパドルビー」と訳したのだと私は推理している。この「沼の上の」はたぶん「on the marsh」だろう。しかし、沼の「上」に町があるだろうか。 で、覚えておくと役に立つのが「on」とは実は「上」ではなく、「接触」を示すのが基本的な意味だということだ。だから、机の上に何かがあれば、それは机と接触しているのだから「on the desk」で問題ない。では、「壁の花」は何と英語で表現するか。これは「flower on the wall」なのである。接触して、それが上にあろうが横にあろうがonなのである。 つまり、「沼の上のパドルビー」は実は「沼のほとりのパドルビー」だったわけだ。まあ、井伏鱒二の「ドリトル先生」は名訳だし、 分かっていて「沼の上の」のほうが面白いと考えたのかもしれない。 「on」が「接続している」意味だと一番わかりやすいのが、電気のスイッチの「オン、オフ」だろう。電気が「接続されている」ことがonで、切り離されているのがoffだ。 ここでやっと「from now on」に話が戻るが、onが接続だと分かれば、簡単な話で、これはnowの後に同じ状態が接続するのだから、「今からずっと」となるわけである。 いま、なんとなくこの話(onの話)は前にも書いたような気もするが、まあ、そういうことはどうでもいい。別にカネを貰って書いているわけでもないし。 「from now」と「from now on」に違いはありますか?
両方とも「これから」という意味を持ちますが、指し示す未来の開始時と期間に違いがあります。 @「from now」は「今から」と、より近くて短い期間を指します。
I will study from now.
私は、これから(今から)勉強をする。
I just finished my house chores, so I will study from now.
私は、家事を終えたばかりなので、これから勉強をします。
A「from now on」は「今後、これからずっと」と、少し先で長い期間を指します。
I will study from now on.
私は、これから(今後)勉強をする。
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