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西洋の犯罪人連中の手に渡されているウクライナに提供された兵器(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/22/warb24/msg/266.html
投稿者 HIMAZIN 日時 2022 年 12 月 03 日 10:17:01: OVGN3lMPHO62U SElNQVpJTg
 

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2022/12/post-06c35c.html

西洋の犯罪人連中の手に渡されているウクライナに提供された兵器

2022年11月27日
ウラジーミル・プラートフ
New Eastern Outlook

 一年前、テロリストと犯罪組織の手に入って終わったアフガニスタンに供給されたアメリカ兵器の運命を世界は積極的に討論していた。

 ジョー・バイデンによれば2001年-2021年アフガニスタンでの軍事行動に対するアメリカの軍事出費総計は2兆ドルを超え、アメリカからのアフガン軍への軍事援助総計が880億ドルだったことは想起されるべきだ。アフガニスタンでの20年以上の軍事行動でワシントンはアフガニスタン人に何十億ドルもの価値の軍事装置や兵器や種々の弾薬を与えた。

 アフガニスタンからのアメリカの惨めな脱出後、莫大な量の欧米兵器が単に多くの国でテロリスト運動として認められておりロシア連邦で禁止されている)タリバンの手中に入っただけでなく闇市場に現れ、ヨーロッパのそれらを含め多くの国々で過激派やテロ集団や様々な犯罪ネットワークが手に入れた。2021年8月にアメリカのジム・バンクス下院議員はタリバーンが何十万という小火器は言うまでもなく、75,000台以上の車、200機の飛行機とヘリコプターを持っていると主張した。特に彼らは一部のNATO加盟国より多くのブラックホーク攻撃型ヘリコプターを持っている。

 具体的に、アメリカが気前良く供給した武器がどこにあるのか見つけだす試みは効果がないと分かった。このような無責任な行動に対し責められるべきアメリカ政界や軍隊内の個人の特定と同様に。

 だが一年以上後、11月17日にTask&Purposeが書いたように国防総省は依然それがアフガニスタンに残した軍装備品の実際どれだけがタリバーン以外の手に入ったのか全く分かっていない。今年8月に発表された国防総省監査室報告書はアフガニスタン治安部隊(ANDSF)が保持している軍装備品の総価格は約71.2億ドルだと記述した。だがアメリカ・メディアが強調しているようにアフガニスタン復興担当特別監察官(SIGAR)は最近国防総省が何年間もANDSFに移した装備の正確な記録をつけるのに抵抗し、そのためこれら軍備の本当の大きさが不明なことを認めた。一部メディア報道によれば一部は既に犯罪者や民兵の手に入り、アフリカや中東やほかの場所の武力衝突で表面化し始めている。

 この問題は最近キーウのネオ・ナチ政権を支援するワシントンがウクライナに様々な武器を見境もなく注ぎ込んでいる事実上同じ状況を背景に特に重要になった。ワシントンがヨーロッパや他の地域で多くの国々をこの無謀な政策に引きずり込む状態で、問題はアメリカだけでない。

 一方、11月18日に政府会議でウクライナのデニス・シュミハリ首相はウクライナは既に欧州連合から48億ドル、アメリカから85億ドルを含め、ロシアの特別作戦開始以来支援金で230億ドル受け取ったと述べた。彼はキーウは更に377億ドルの価値に相当する支援をアメリカに期待していると付け加えた。ご承知の通り、これらの数値はアフガニスタンに供給した量の武器より遙かに多い。それ故アメリカによる見境の無い武器供給の否定的結果は遙かに大きいと予想すべきだ!

 メディア報道が明らかにしているように、ウクライナでのロシア特別軍事行動最初の四カ月で、ヨーロッパと西側諸国はキーウに約385億ドルに相当する兵器を供給するか約束している。これは、ストックホルム国際平和研究所SIPRIによれば、昨年のイタリア、オーストラリア、カナダやポーランドなどの国々の軍事費以上だ。

 フィンランド国立調査局によれば、ウクライナに供給された武器(小火器のみならず)はヨーロッパ犯罪者連中の手に渡っている。それらは既にフィンランド、スウェーデン、デンマークとオランダで発見されている。EU警察機関、欧州刑事警察機構はこの夏国際犯罪組織がウクライナからEU加盟国へ武器を密輸しようとしていると警告した。

 オーストリアの新聞Exxpressによる調査も前にウォロディミル・ゼレンスキー政府にヨーロッパとアメリカが供給した武器は姿を消して、ヨーロッパの犯罪集団の手に入っていることを確認した。ウクライナからこのような武器の密輸経路は良く知られている。特に、この「ビジネス」は国際集団いわゆる暴走族(例えばBandidosオートバイクラブは全ての主要ウクライナ都市に代理がいる)と空港ほど慎重に警備されない海港を通す。

 実際、1990年代に欧米がユーゴスラビアで戦争を始めた後、そこから密輸された武器が多くの国に入り、2020年11月2日にオーストリアでイスラム教徒が犯した過去最悪なテロ攻撃で使われて似たような状況が起きている。

 アメリカ・メディアは犯罪的キーウ政権に何十億ドルもの武器をワシントンが見境無く割り当てていることについて重大な懸念を発言している。Substackの最近の記事はホワイトハウスがウクライナに送っている全ての武器と現金支援がどこに行くのかアメリカの誰も正確に知らないとあからさまに述べている。報道によればアメリカ財政の監視役である監査官さえ知らない。

 ユーゴスラビアで、次にアフガニスタンで、今やウクライナで、戦争中にアメリカが莫大な量の武器を見境なく供給する繰り返すパターンを考えると、兵器が闇市場に出現するのはアメリカにとって極めて儲かるのは秘密ではない。誰も責任を問われないこの「武器ビジネス」はアメリカでだけ確立している汚職構図ではない。何十年も再三浮上するこれら密輸兵器は状況を不安定化し新しい紛争を引き起こすことを忘れてはならない。そしてそれは紛争地帯を作り、そこでワシントンはまんまと私腹を肥やすのだ。

 ウクライナ難民を含めそれがヨーロッパに戻る際、ジョセップ・ボレルが特にヨーロッパの演壇から擁護するのに積極的ないわゆる「軍事援助」はいつ何時EU加盟諸国に銃弾を発射しかねない。このような「支援物資」は犯罪者やテロリストだけでなく、アメリカやヨーロッパで特定政治的、軍事的勢力によって積極的に復活しているネオ・ナチ部隊に戻って装備すれば茶色い伝染病つまりファシズムをもたらしかねない。それはウクライナでのアメリカの腐敗した武器策謀に対するEU住民への見返りなのだ。既にアメリカが強いるロシア憎悪制裁政策、EUエネルギー市場からのロシア排除、過去の年月のようにヨーロッパのエネルギー安全を保証するはずのノルド・ストリーム1&2パイプラインに対する破壊工作でヨーロッパ人が経験した恐ろしい結果への素敵なおまけだ。

 これは狂乱のアメリカ世界支配を追求するホワイトハウスによるロシア憎悪政策のヨーロッパと世界への代償だ。

 「ウクライナは大量に武器を受け取っており良いことだ。だが我々は他の場所で数十年間、これら兵器に対処することになるだろう。これは我々がロシアに反撃するため支払わなければならない代償だ」とある警察幹部が言った。

  ウラジーミル・プラートフは中東専門家。オンライン誌New Eastern Outlook独占記事。

記事原文のurl:https://journal-neo.org/2022/11/27/weapons-handed-over-to-ukraine-returned-to-western-criminals/  

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