http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/855.html
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「US Army Swears In Palantir Execs as Lieutenant Colonels
- A Rank That Typically Takes Decades to Earn」
(The People's Voice 2025/6/23)
https://thepeoplesvoice.tv/us-army-swears-in-palantir-execs-as-lieutenant-colonels-a-rank-that-typically-takes-decades-to-earn/
「米陸軍、パランティア社の幹部を中佐に任命 - 通常は20年かけて得る階級」
米陸軍は6月13日、メタ、パランティア、オープンAIのシリコンバレー幹部4人を中佐に任命したと発表した。
- この階級に就くには、通常20年近い軍務が必要とされる。
この幹部たちは全員、強力で物議を醸すビッグテック企業に所属しており、「Detachment 201: The Army's Executive Innovation Corps(陸軍幹部革新部隊)」と呼ばれる新しい構想のもと、陸軍予備役として非常勤で上級顧問を務めることになる。
陸軍の文言によれば、その目的は「最先端の技術的専門知識を軍のイノベーションと融合させる」ことであり、「複雑な問題に対する迅速かつスケーラブルな技術的解決策を導く」ことにある。このプログラムは、軍を 「よりスリムに、よりスマートに、より殺傷力を高める」ことを目指す陸軍変革イニシアティブと直結している。
しかし、批評家たちは警鐘を鳴らしている。独占的な民間技術企業と軍との境界線がかつてないほど曖昧になることで、政府の最高レベルにおいて説明責任を果たせない権力がさらに強化される危険性があると警告している。
ビッグ・テックはすでに言論、監視、データ・インフラに絶大な影響力を行使しており、軍の指揮系統に正式に組み込まれることは、倫理的かつ民主的な重大な懸念を引き起こす。
新たに陸軍予備役中佐に任命された4人は以下の通り:
・ Shyam Sankar、Palantir社最高技術責任者
・ Andrew Bosworth、Meta社最高技術責任者
・ Kevin Weil、OpenAI社最高製品責任者
・ Bob McGrew、Thinking Machines Lab顧問、OpenAI社元最高研究責任者
彼らの任命は象徴的なものだけではない。このような変革が要求するような公的な議論や監視を抜きにして、テック業界のリーダーを米軍の作戦に直接組み込む方向への深いシフトを表しているのだ。
パランティアCEOのアレックス・カープが公然と米国の軍事的侵略を主張していることを考えると、その意味合いは特に厄介である。カープは、ロシア、中国、イランに対する三面作戦を主張している。通常であれば危険な挑発行為とみなされるかもしれない立場だ。
今、彼の会社のトップが米軍組織に徴用されており、企業イデオロギーと国家安全保障戦略の絡み合いは無視しがたいものとなっている。
陸軍は201部隊を「より多くの技術者を、キャリアを捨てずに従軍させる」方法として売り込んでいるが、現実はもっと複雑かもしれない。
この構想は、企業の技術者たちが政府の権力機構に深く統合されることを示唆しているのかもしれない。この動きは、文民の監視を傍観し、選挙で選ばれたわけでもないエリートたちに意思決定を集中させ、技術部門の軍事化をエスカレートさせる危険性がある。
------(翻訳ここまで)--------------------------------------
これは極めて深刻なニュースですが、独立系メディアもほとんど取り上げていません。
国民に関する莫大な量のデータ、監視追跡インフラを持った私企業が、
知らないうちに米軍に組み込まれて利用されるのは、極めて憂慮すべき問題です。
ジョージ・オーウェルの"1984年"のような徹底した監視社会が、容易に実現する可能性が
あります。
彼らがやりたい放題できないような歯止め、ルールが必要です。
(関連情報)
「いったいトランプは何をしているのか?パランティアが全米国民監視データベースを構築中
(The Vigilant Fox)」 (拙稿 2025/6/17)
http://www.asyura2.com/23/holocaust7/msg/845.html
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