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(回答先: 核武装が一番安くつく、というのは伊藤貫さんや保守の評論家がいつも言っている事ですね。 投稿者 中川隆 日時 2025 年 8 月 25 日 14:14:38)

戦後日本経済が躍進したのは 敗戦直後の2年間 GHQ を支配していた共産主義者による日本共産化政策のお蔭だった。
敗戦後の日本政治を支配してきたのは米国の支配勢力。
敗戦直後の2年間だけは状況が違った。この2年間に日本民主化が一気呵成に成し遂げられた。
〈日本の一番長い2年間〉だった。
対日占領政策で主導権を握ったのはGHQのGS(民政局)。
民政局が主導して日本民主化措置が断行された。
日本国憲法制定もGSの影響力が大きい。
財閥解体・農地解放・労働組合育成という〈民主化〉が断行された。
この民主化政策の集大成が〈日本国憲法〉。
日本国憲法は1947年5月3日に施行された。
しかし、その直前に激変が生じた。米国外交政策の大転換である。
3月に提示された〈トルーマン・ドクトリン〉により、米国の外交政策の根幹が〈ソ連封じ込め〉=〈反共〉に転換した。
連動して対日占領政策も大転換。
GHQのトップにマッカーサーが位置しており、マッカーサーとトルーマンが犬猿の仲であったため、日本の〈逆コース〉は漸進的なものになったが大転換の基本は変わらない。
GHQの主導権はGS(民政局)からG2(参謀2部)に移行。
日本国憲法の公布と施行が半年遅れていたら、憲法はまったく違うものになった可能性が高い。
GHQは〈日本民主化〉を中止し、〈日本反共化〉を推進した。
いわゆる〈逆コース〉だ。
1949年の7月から8月に国鉄3大怪事件が発生。
下山事件、三鷹事件、松川事件である。
事件を引き起こしたのは共産党・共産主義者であるとの情報誘導が図られたが、真実はGHQの工作による事件であった疑いが強い。
松本清張が『日本の黒い霧』で推論を示している。
日本民主化が中止され、米国は、反共で米国政府に服従する日本政治を構築した。
この基本が現在まで引き継がれている。
反共で対米隷属の日本政府を構築するなかで、米国が起用した傀儡の首魁が吉田茂と岸信介である。
反共と対米隷属。日本政治において、この基本を維持することが彼らの目標である。
http://uekusak.cocolog-nifty.com/blog/2025/03/post-cdca69.html
戦後日本のバブル崩壊以前の一億総中流社会は共産主義者ばかりの GHQ が意図的に作ったものだった
ソ連・中共・東欧も含めた世界の国で中間層が部厚かったのは平成バブル崩壊までの日本だけです。
特に自称社会主義国のソ連や中共は極端な階級社会で、下の階級の人間は絶対に上に上がれない社会でした。
戦後の日本が理想の共産社会に近い一億総中流社会になったのは、終戦直後に GHQ が農地改革、意図的なインフレと預金封鎖、極端な累進課税で人為的に所得再分配をやった結果なのです。
何もやらなければ現在のアメリカみたいに、マルクスの預言通りの階級社会になるに決まっています。
平成バブル崩壊までの日本が世界で最も成功した社会主義国だと言われていたのは
すべて GHQ の共産化政策の結果なのです。
20年前まで大学関係者や学生が左翼とマルクス主義者ばかりだったのも GHQ の教育方針の結果でしょう。
- 日本の反グローバリズム・反自由主義の信奉者はリベラリズム(左翼・社会民主主義)を完全に誤解していて、自分達がやろうとして… 中川隆 2025/8/26 05:02:13
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