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日本の政治家・官僚がアメリカに逆らえない理由 日本の官僚は日本の輸出企業がアメリカや中国への輸出で儲けられるかどうかしか考えていない
http://www.asyura2.com/24/ban12/msg/849.html
投稿者 中川隆 日時 2025 年 10 月 14 日 08:19:33: 3bF/xW6Ehzs4I koaQ7Jey
 

(回答先: 高市早苗首相で日本経済は破綻する、日中戦争が起きる 投稿者 中川隆 日時 2025 年 10 月 05 日 18:17:06)

伊藤貫先生は、日本が何故アメリカから独立できないのか、何故中国に逆らえないのか、全くわかっていない、経済が全くわかっていない。
グローバリズムとか新自由主義というのは単なるレッテル貼りで本質とは全く関係ない。

日本の政治家・官僚がアメリカに逆らえない理由
日本の官僚は日本の輸出企業がアメリカや中国への輸出で儲けられるかどうかしか考えていないからです:

現代の先進国には軍隊も核兵器も必要無い。そもそも軍隊も核兵器も軍需産業が儲ける為に作っているもので、日本の様な先進国の場合には、軍隊や核兵器を持っていても いなくても結果は何も変わらない。
日本政府がアメリカ政府に逆らえない原因は日米の軍備差や核兵器を所有しているかどうかではなく、トヨタやホンダの様な輸出企業がアメリカ市場で稼いでいるからなのです。そもそも日本経済を壊滅させた消費税は日本人から集めた税金を輸出企業だけに再分配するのが目的なのです。

それから、日本の輸出企業がアメリカや中国でいくら儲けても、その儲けはアメリカや中国で再投資されて日本には帰って来ないので、輸出で稼げば稼ぐ程、日本人は貧しくなるんですね。

日本がアメリカから独立するには、核兵器を持つのではなく、トヨタやホンダを日本から追い出す以外に方法は無いのです:

グローバリスト・新自由主義はただのレッテル貼り
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/31/034254

日米財政の最大の特徴は利権補助金が大きすぎること。 諸悪の根源は利権のバラマキ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/053709

戦後80年日本対米追従本当の理由 _ トヨタやホンダが自動車をアメリカに大量に買って欲しいだけだった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/16/235733

自動車産業ファースト _ 日本政府や財務省は自動車産業の利益しか考えていない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/230154

輸出企業は低賃金長時間労働者を必要とするので、企業が成長しても国と労働者は貧しくなる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/30/165325

アベノミクスとは何だったのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806

高市早苗首相で日本経済は破綻する、日中戦争が起きる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/14/074840

大西つねき「日本は世界一のお金持ち国家なのに、なぜ国民生活は苦しいのか?」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182424

▲△▽▼

厚生省は20年ほど前、自動車や電化製品の輸出と引き換えに、日本の消費者の健康をアメリカ側に売り渡した。
 75年4月、農林省(当時)の試験場が、アメリカから輸入されたかんきつ類を調べたところ、防カビ剤のOPP(オルトフェニルフェノール)が検出された。
この時、OPPは食品添加物としての使用が認められていなかった。
厚生省は港の倉庫に積まれていた輸入かんきつ類を、業者に命じて海に捨てさせた。
 この処置に対してアメリカの政府やマスコミは激怒し、新聞には
「日本、太平洋をトムコリンズ(レモン入りのジンカクテル)にする」
という記事が載った。
その後、アメリカ政府から、まず農務長官が、さらに大統領までが日本にやってきて、OPPの使用許可を迫った。

長い船輸送の間、カビの発生や腐敗を防ぐためにはOPPが不可欠だったからだ。
 ところが、OPPはもともと農薬として使われており、毒性が強く、厚生省は認可を渋った。
しかし、当時、日本の自動車や電化製品が集中豪雨的にアメリカに輸出され、貿易不均衡が生じており、それを解消する手だてが、かんきつ類の輸入だったのである。
もしOPPの使用を認めなければ、アメリカ側は制裁措置として、自動車や電化製品の輸入を制限する可能性があった。
それを恐れた日本政府は、'77年4月にOPPの使用を認めたのだった。
さらに翌年8月には、防かび剤のTBZ(チアベンダゾール)の使用も認めてしまったのである。

 これを契機として、サンキストのオレンジやレモン、さらにグレープフルーツが大量に日本に輸入され、スーパーや青果店の店頭に並ぶようになった。
同時に、消費者はそれらに残留した危険な化学物質を摂取させられることになったのである。

アメリカ側は、大統領まで繰り出して、やっとOPPやTBZの使用を認めさせたのである。
そのすぐ後で、厚生省がそれらを禁止したとなれば、日本の外交問題に発展することは間違いなかったからだ。
 OPPとTBZはワックスに混ぜられ、かんきつ類の果皮に塗られる。
毒性の強い殺菌剤のイマザリルも一緒に使われている。
それらは果皮に残留し、さらに果肉にも浸透するので、皮を食べなければ安心というわけにはいかない。
とくに妊娠中の女性は要注意だ。


日本人が健康になるにはトヨタやホンダを日本から追い出す以外に方法は無い:

日本人の病気の原因は小麦と植物油と乳製品、米価格高騰の真犯人は「日本人の胃袋に小麦を詰め込む」アメリカの政策だった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/150107

▲△▽▼

植民地のインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積され、デフレになり、不景気になった

19世紀に繁栄した大英帝国は、その繁栄の謎をとく鍵はインドをはじめとする植民地が持っていた。たとえば当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。

 だからイギリスはいくら植民地を相手に赤字を出しても平気だった。イギリスの銀行に預けられたポンドを、イギリス国内で使えばいいからだ。インドは名目上は債権が増え、お金持ちになったが、そのお金をイギリスの銀行から自由に引き出し、自分の国では使えなかった。お金の使い道は預金者ではなく、イギリスの銀行が決めていたからだ。そしてもちろん、イギリスの銀行は国内の人々に貸し出した。

 イギリス国民は植民地から輸入した品物で生活をたのしみ、しかもしはらったポンドもイギリスの銀行に吸収され、イギリスのために使われるわけだ。こうしてイギリスはどんどん発展した。

 一方植民地はどうなったか。たとえばインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。どんどんデフレになり、不景気になった。

 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。

 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。
輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。貸し出しなどに自由に使うことができる。
日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。

 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである。
http://www.asyura2.com/0601/hasan45/msg/253.html  

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コメント
1. 中川隆[-4488] koaQ7Jey 2025年10月14日 08:33:53 : xtixxyivto : T3Q0OXFkUlRNUWc=[757] 報告
<■128行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
伊藤貫先生が大好きな、経済を無視した政治理論に意味は無い。
伊藤貫先生は経済が全くわかっていない、日本が何故アメリカから独立できないのか、何故中国に逆らえないのか、全くわかっていない。
グローバリズムとか新自由主義というのは単なるレッテル貼りで本質とは全く関係ない。

日本の政治家・官僚がアメリカに逆らえない理由
日本の官僚は日本の輸出企業がアメリカや中国への輸出で儲けられるかどうかしか考えていないからです:

現代の先進国には軍隊も核兵器も必要無い。そもそも軍隊も核兵器も軍需産業が儲ける為に作っているもので、日本の様な先進国の場合には、軍隊や核兵器を持っていても いなくても結果は何も変わらない。
日本政府がアメリカ政府に逆らえない原因は日米の軍備差や核兵器を所有しているかどうかではなく、トヨタやホンダの様な輸出企業がアメリカ市場で稼いでいるからなのです。そもそも日本経済を壊滅させた消費税は日本人から集めた税金を輸出企業だけに再分配するのが目的なのです。

それから、日本の輸出企業がアメリカや中国でいくら儲けても、その儲けはアメリカや中国で再投資されて日本には帰って来ないので、輸出で稼げば稼ぐ程、日本人は貧しくなるんですね。

日本がアメリカから独立するには、核兵器を持つのではなく、トヨタやホンダを日本から追い出す以外に方法は無いのです:

グローバリズム・新自由主義はただのレッテル貼り
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/31/034254

プーチン大統領は隠れユダヤ人で、イスラエルを支援し、スラブ人、ウクライナ人や少数民族を徹底的に搾取・迫害しているロシア国民の敵です
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/01/010051

プーチンはユダヤ人だった _「ロシアという国」の本当の姿をジェームズ斉藤が解説!
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/01/050011

日米財政の最大の特徴は利権補助金が大きすぎること。 諸悪の根源は利権のバラマキ
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/31/053709

戦後80年日本対米追従本当の理由 _ トヨタやホンダが自動車をアメリカに大量に買って欲しいだけだった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/16/235733

アベノミクスとは何だったのか?
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/07/08/120806

高市早苗首相で日本経済は破綻する、日中戦争が起きる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/09/14/074840

大西つねき「日本は世界一のお金持ち国家なのに、なぜ国民生活は苦しいのか?」
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/182424

▲△▽▼

厚生省は20年ほど前、自動車や電化製品の輸出と引き換えに、日本の消費者の健康をアメリカ側に売り渡した。

 75年4月、農林省(当時)の試験場が、アメリカから輸入されたかんきつ類を調べたところ、防カビ剤のOPP(オルトフェニルフェノール)が検出された。
この時、OPPは食品添加物としての使用が認められていなかった。
厚生省は港の倉庫に積まれていた輸入かんきつ類を、業者に命じて海に捨てさせた。
 この処置に対してアメリカの政府やマスコミは激怒し、新聞には
「日本、太平洋をトムコリンズ(レモン入りのジンカクテル)にする」
という記事が載った。
その後、アメリカ政府から、まず農務長官が、さらに大統領までが日本にやってきて、OPPの使用許可を迫った。

長い船輸送の間、カビの発生や腐敗を防ぐためにはOPPが不可欠だったからだ。
 ところが、OPPはもともと農薬として使われており、毒性が強く、厚生省は認可を渋った。
しかし、当時、日本の自動車や電化製品が集中豪雨的にアメリカに輸出され、貿易不均衡が生じており、それを解消する手だてが、かんきつ類の輸入だったのである。
もしOPPの使用を認めなければ、アメリカ側は制裁措置として、自動車や電化製品の輸入を制限する可能性があった。
それを恐れた日本政府は、'77年4月にOPPの使用を認めたのだった。
さらに翌年8月には、防かび剤のTBZ(チアベンダゾール)の使用も認めてしまったのである。

 これを契機として、サンキストのオレンジやレモン、さらにグレープフルーツが大量に日本に輸入され、スーパーや青果店の店頭に並ぶようになった。
同時に、消費者はそれらに残留した危険な化学物質を摂取させられることになったのである。

アメリカ側は、大統領まで繰り出して、やっとOPPやTBZの使用を認めさせたのである。
そのすぐ後で、厚生省がそれらを禁止したとなれば、日本の外交問題に発展することは間違いなかったからだ。


自動車産業ファースト _ 日本政府や財務省は自動車産業の利益しか考えていない
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/07/230154

日本人が健康になるにはトヨタやホンダを日本から追い出す以外に方法は無い:

日本人の病気の原因は小麦と植物油と乳製品、米価格高騰の真犯人は「日本人の胃袋に小麦を詰め込む」アメリカの政策だった
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/05/29/150107

▲△▽▼

植民地のインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積され、デフレになり、不景気になった

19世紀に繁栄した大英帝国は、その繁栄の謎をとく鍵はインドをはじめとする植民地が持っていた。たとえば当時イギリスの植民地であったインドは、香辛料などの原材料を輸出してイギリスを相手に多額の黒字を計上していた。ところが黒字はルピーではなく、ポンドを使って決済され、そのままイギリスの銀行に預けられていた。

 だからイギリスはいくら植民地を相手に赤字を出しても平気だった。イギリスの銀行に預けられたポンドを、イギリス国内で使えばいいからだ。インドは名目上は債権が増え、お金持ちになったが、そのお金をイギリスの銀行から自由に引き出し、自分の国では使えなかった。お金の使い道は預金者ではなく、イギリスの銀行が決めていたからだ。そしてもちろん、イギリスの銀行は国内の人々に貸し出した。

 イギリス国民は植民地から輸入した品物で生活をたのしみ、しかもしはらったポンドもイギリスの銀行に吸収され、イギリスのために使われるわけだ。こうしてイギリスはどんどん発展した。

 一方植民地はどうなったか。たとえばインドは商品を輸出しても、その見返りの代金はポンドでイギリスに蓄積されるだけだから、国内にお金がまわらなくなる。どんどんデフレになり、不景気になった。

 仕事がきつくなり、給料が下がり、ますます必死で働いて輸出する。ところが黒字分の代金は、ポンドのまま名義上の所有としてやはりイギリス国内で使われる。こうしていくら黒字を出してもインドは豊かになれなかった。そして、赤字を出し続けたイギリスは、これを尻目に繁栄を謳歌できた。

 このイギリスとインドの関係は、そっくり現在のアメリカと日本の関係だと言ってもよい。
輸出拡大によっていくら日本が黒字を蓄積しても、それはアメリカ国内にあるアメリカの銀行にドルで預け入れ、アメリカ国内に貸し置かれる。日本からの預金は、アメリカにしてみれば資金調達である。貸し出しなどに自由に使うことができる。
日本は稼いだ黒字にふさわしい恩恵に与らないどころか、輸出関連産業を除いて国内消費は慢性的な停滞に喘いでいる。停滞の原因であるデフレはなかなか出口が見えない。

 輸出で稼いだ黒字を日本がドルでアメリカに預け、日本の利益ではなく、アメリカの利益に貢献している限り、円高圧力もデフレ圧力も弱まることなく、政府・日銀がいくら財政支出や金融緩和というデフレ解消策を講じても、一向に持続性ある効果は現れないのである。
http://www.asyura2.com/0601/hasan45/msg/253.html

輸出企業は低賃金長時間労働者を必要とするので、企業が成長しても国と労働者は貧しくなる
https://a111111.hatenablog.com/entry/2025/08/30/165325

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