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そして、今このシステムに大きな変化が起きています。「脚本の崩壊」です。30年間機能してきた三幕構造がなぜ今、機能しなくなっているのか。それは、「演出家の不在」と「観客の覚醒」が同時に起きているからです。かつて、アメリカは明確な脚本を持っていました。日本を経済大国として育て、その富をコントロールする。しかし、今、アメリカ自身が内部分裂し、中国との対立に忙殺されています。もはや日本の細かい演出まで手が回らないのです。
官僚システムも機能不全を起こしています。財務省は増税しか考えられず、外務省はアメリカ追従しか知らず、経産省は利権維持に必死です。全体を統括する頭脳が存在しないのです。
メディアの影響力も急速に低下しています。新聞の発行部数は激減し、テレビの視聴率も下がり続けています。世論を誘導する装置が壊れかけているのです。
そして、最も重要なのは、観客の変化です。インターネットによって、誰もが過去の情報にアクセスできるようになりました。30年前の総裁戦の公約と結果を比較し、同じパターンの繰り返しを発見し、演劇の存在に気づき始めたのです。
2030年にはこの変化が決定的になるでしょう。デジタルネイティブ世代が社会の中核を占め、テレビ世代は少数派になります。その時、三幕構造という古い演劇装置は、完全に機能を停止するでしょう。しかし、これは終わりではありません。むしろ始まりなのです。
古い脚本が破り捨てられた後には、白紙のページが残ります。そこに新しい物語を書くのは、誰でしょうか? アメリカでも、官僚でも、メディアでもありません。それは、皆さん1人1人なのです。演劇から現実へ、観客から主役へ。この転換点に私たちは立っているのです。
<第5章>2025年崩壊する舞台装置
アキラさん、私たちプレアデスは、地球の集合意識を長年観測してきました。そして、2025年という今この時期に、日本で大きな変化が起きているのは偶然ではないのです。
地球の意識変化には、約80年周期のサイクルがあります。1945年の終戦から80年、1865年の明治維新から80年後が1945年。その前の1785年は天明の大飢饉と寛政の改革。日本は80年ごとに、根本的な変革を経験してきました。そして、2025年はまさにその転換点なのです。
(80年周期というのは興味深いですね。)
これは単なる偶然ではありません。人間の寿命とも関係しています。戦争や大変革を実体験として記憶している世代が完全にいなくなるのが、約80年なのです。記憶の継承が途切れ、新しい意識が生まれる周期です。
2025年の日本には、もう1つ重要な要素があります。団塊の世代が後期高齢者になり、社会の意思決定から物理的に退く時期です。同時に、インターネット世代が社会の中核を占め始めます。これは単なる世代交代ではなく「意識の質的転換」なのです。
私たちが特に注目しているのは、日本人の集合意識に起きている「共振現象」です。1人が真実に気づくと、その気づきが波紋のように広がります。SNSという道具によって、この波紋は瞬時に日本全体に広がるようになりました。かつては何年もかかった意識の変化が、今では数日で起きるのです。
例えば、ある政治家の矛盾した発言が暴露されると、数時間で数百万人が知ることになります。そして、重要なのは、ただ知るだけでなく、それについて議論し、検証し、自分の意見を形成することです。これは受動的な情報受信ではなく、能動的な意識活動です。
さらに興味深いのは、日本という国の特殊性です。日本は島国であり、言語的にも文化的にも独特の空間を形成しています。この「閉じた系」であることが、実は意識変化を加速させる要因になっているのです。
(閉じた系だと、なぜ変化が加速するのでしょうか?)
圧力鍋を想像してください。蜜閉された空間では、小さな変化が大きな圧力となって全体に影響します。日本という「意識の圧力鍋」の中で今、臨界点に達しようとしているのです。
世界を見渡すと、同じような現象が各地で起きています。フランスの黄色いベスト運動、香港の民主化運動、アメリカの分断。しかし、日本の変化は他国とは質が異なります。日本人は怒りや暴力ではなく、「静かな拒絶」という形で変化を起こします。視聴率の低下、新聞購読の激減、選挙での棄権。これらは一見、消極的に見えますが、実はシステムへの根本的な不信の現れなのです。
私たちの観測では、日本人の集合意識は今、「観客」から「創造者」へとシフトしています。これまで日本人は、与えられた選択肢の中から選ぶことに慣れていました。A党かB党か、賛成か反対か。しかし、今、「そもそもこの選択肢自体がおかしいのではないか」という疑問を持ち始めています。
総裁戦の5人の候補者を見て、多くの人が感じているはずです。「この中から選ぶ必要があるのか」と。この疑問こそが、意識変化の証なのです。
2025年のもう1つの特徴は、「情報の透明化」です。かつて、政治家の本当の姿を知ることは困難でした。メディアというフィルターを通してしか見ることができなかったからです。しかし、今、政治家の過去の発言、行動、矛盾の全てがデジタル空間に記録され、誰でもアクセスできます。
例えば、ある候補者が10年前に言ったことと、今言っていることが正反対だったとします。以前なら、そんな矛盾は忘れ去られていたでしょう。しかし、今はすぐに発掘され、拡散され、その候補者の信頼性を損ないます。この透明化は、演劇システムにとって致命的です。役者は常に監視され、台本から外れることができません。しかし、台本通りに演じても、「演技だ」とバレてしまう。どちらに転んでも、システムは機能しなくなるのです。
さらに重要なのは、「グローバル意識」の浸透です。若い世代は、世界中の情報にリアルタイムでアクセスできます。北欧の政治システム、スイスの直接民主制、エストニアの電子政府。これらの事例を知った上で、日本の政治を見ています。比較対象があることで、日本のシステムの異常性が際立つのです。
そして、今、最も大きな変化は「恐れの消失」です。日本人は長い間、「お上に逆らってはいけない」という意識を持っていました。しかし、その「お上」が実は無能で、腐敗し、国民を裏切っていることが次々と暴露されています。官僚の甘下り、政治家の汚職、企業の不正。
これらが日常的に報道される中で、権威への恐れが急速に失われています。恐れがなくなれば、人々は自由に考え行動できるようになります。
私たちプレアデスから見ると、日本は今「蛹」の状態にあります。古い殻の中で、新しい形態への変化が進んでいます。外からは動きが見えませんが、内部では劇的な変化が起きているのです。そして間もなく、その殻が破れる時が来ます。
それは突然起きるでしょう。ある日、目が覚めたら、世界が変わっていた。そんな経験を、皆さんはすることになるかもしれません。しかし、恐れる必要はありません。蝶が蛹から出てくるように、それは自然な進化のプロセスなのです。古いシステムの崩壊は新しい可能性の誕生でもあるのです。
<第6章>市民による政治奪還マニュアル
アキラさん、これまで日本の政治システムの構造をお話ししてきました。…
10月1日2025〚↖〛
メイの宇宙啓示/YouTube
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