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《平均寿命86.3才で全国1位》滋賀県民が30年間で6.9才も平均寿命が延びた秘密「体もお肌も若々しくする“腸寿食”」など5つ/女性セブン
http://www.asyura2.com/24/health19/msg/129.html
投稿者 仁王像 日時 2025 年 8 月 04 日 05:38:15: jdZgmZ21Prm8E kG2JpJGc
 

《平均寿命86.3才で全国1位》滋賀県民が30年間で6.9才も平均寿命が延びた秘密「体もお肌も若々しくする“腸寿食”」など5つ/女性セブンプラス
https://www.msn.com/ja-jp/health/other/%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%AF%BF%E5%91%BD86-3%E6%89%8D%E3%81%A7%E5%85%A8%E5%9B%BD1%E4%BD%8D-%E6%BB%8B%E8%B3%80%E7%9C%8C%E6%B0%91%E3%81%8C30%E5%B9%B4%E9%96%93%E3%81%A76-9%E6%89%8D%E3%82%82%E5%B9%B3%E5%9D%87%E5%AF%BF%E5%91%BD%E3%81%8C%E5%BB%B6%E3%81%B3%E3%81%9F%E7%A7%98%E5%AF%86-%E4%BD%93%E3%82%82%E3%81%8A%E8%82%8C%E3%82%82%E8%8B%A5%E3%80%85%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8B-%E8%85%B8%E5%AF%BF%E9%A3%9F-%E3%81%AA%E3%81%A95%E3%81%A4/ar-AA1JNJpO?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=688fbf2dd41b4f25af2458fa71483dc6&ei=34

医療の進歩も手伝い、日本人の平均寿命はこの30年で5.8才延びた。なかでも、「6.9才」と全国で最も大きい延びを示したのが滋賀県だ。長寿ではあまりなじみのない滋賀が、長生き県になったのはなぜか。取り組みや生活習慣から健康な老後を送るヒントを探った。

滋賀県の平均寿命は2021年には86.3才で全国1位に
滋賀県の平均寿命は1990年に79.4才で全国21位だったのが、2021年には86.3才で全国1位(※1)に。その理由を滋賀県健康医療福祉部の廣野暁さんが推測する。
[※1慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート野村周平特任教授らによる国際共同研究グループが1990〜2021年の平均寿命の推移を都道府県別に分析した結果による(2025年3月に発表)]。

「寿命延伸に直接的な関連があるのかはわかりませんが、滋賀県民はスポーツの実施率やボランティア参加率が高く、喫煙率が低いといったデータが出ています。
その背景には、滋賀県が琵琶湖を擁する自然豊かな地であること。製造業が盛んで県民所得が安定していること。そういった環境が、健康づくりや趣味などに取り組む余裕につながっているのかもしれませんね」(廣野さん)

【ヒント1】健康維持の秘訣は「新しいもの好き」にあり
滋賀県が20年以上前から取り組んできた健康対策が、減塩と禁煙。それ自体は特別なことではないが、健康推進員というボランティアの活躍が、実践を後押ししているという。その活動について、健康推進員の山本光代さんが説明する。
「私たちは多くの家庭を回って、みそ汁の塩分濃度を測る活動を続けています。こうした地道な活動によって、健康を自分事として捉えてもらえるようになったのかもしれません」
禁煙については、主に「男性の喫煙率半減」を掲げて、医学的なデータを携えて啓発した結果、男性の非喫煙率は全国1位となった。

これらの取り組みは評価できると、滋賀医科大学教授の三浦克之さんは言う。
「日本人の死因の上位は、がんと脳卒中で、がんは喫煙、脳卒中は塩分の摂りすぎによる高血圧が大きな要因の1つです。健康意識が高まった現在でもそれは同様で、平均寿命が長い県ほど、喫煙率と高血圧者数が低いというデータがある(※2)。減塩・禁煙で疾患を防ぐのは、長生きの必須条件といえるでしょう」(三浦さん・以下同)

取り組みが大きな効果を上げたのには、県民性もあるかもしれない。
「滋賀県は早くからスマホの普及率が高い(※3)など『新しいもの好き』な県民性がある。減塩・禁煙が当たり前ではなかった頃から『これからは健康だ』とばかりに、いち早く取り組んだのではないでしょうか」
[※3 2014年のスマホの普及率で滋賀県が東京都を抜いて1位(66.2%)「平成26年全国消費実態調査」総務省より]
健康のためには、長年の習慣にこだわらない柔軟性も大事なようだ。

【ヒント2】「誰かのために」の精神が健康につながる
ボランティア参加率が高いという滋賀県を象徴するのが、地域住民の健康をサポートするためのボランティア・健康推進員の存在だ。
「現在約2300人が在籍しています。多くは60代以上で、『時間の余裕ができたので地域の役に立ちたい』と取り組んでくれています」(山本さん・以下同)
ボランティアの意義は、相手が「ありがとう」と喜んでくれることだという。

「私が活動する東近江市の『いきいきサロン』では、月1回、地域の高齢者が集まって季節の行事やおしゃべりを楽しんでいます。少し離れた施設に移ってしまったかたも、家族の送り迎えやタクシーを利用して、わざわざ参加してくださる。皆さんここに集まるのを心待ちにしているのがうれしいですね。『今日はしっかりしゃべらしてもろたわ、ありがとう』というお年寄りの言葉を聞くと、本当に生きがいを感じます」
しかし、なぜ滋賀でボランティアが盛んなのか。

「昔から、近江商人の経営哲学に『売り手よし、買い手よし、世間よし』の『三方よし』があります。自分だけが儲かるのではなく、社会全体をよくしようという思想が、いまの滋賀の人たちに連なっているのかもしれません」(三浦さん)
医師の秋山和宏さんは、「“誰かのために”という活動は、健康につながるという研究結果が数々出ている」と分析する。

「人の役に立つことに時間を使っていた人ほど、強いストレス体験をしたときの死亡率が低い(※4)とか、コミュニティーとつながっている人ほど健康で長生きするといった報告もあります。山本さんのように貢献活動を行うのは、健康面でもとても大事なこと。
人間は『貢献心』という本能があるともいわれます。家族のため、地域のために貢献できてうれしいと感じるのは人間の本能なんですね」(秋山さん・以下同)

何才になっても「誰かのために」という姿勢であることが重要だ。
「年を取って社会参加が少なくなると貢献心が満たされなくなり、もう終わりだと思うかもしれませんが、そうではありません。
高齢になっても、体力以外で助けられることはあります。介護をされる側になったら、誰かのお世話を『感謝して受け入れること』で、世話をする側にもやりがいが生まれます。超高齢社会のいま、『誰かのために』を意識して過ごすことが、健康につながると思います」

【ヒント3】定期的に仲間と集まり、新たなスポーツにも挑戦する
滋賀県の高齢者の間で人気なのがゲートボールやグラウンド・ゴルフだ。
「毎週練習に出かけて体を動かすのはもちろん、仲間とおしゃべりに興じることも楽しいようです。最近では、ボッチャやスクエアステップなどの『ニュースポーツ』も人気なんですよ」(山本さん)
スポーツが健康に寄与することに疑いはないが、“仲間と楽しむ”こと効果を高めるのかもしれない。
「元気で長生きするために筋肉維持は必須です。プレーヤーとして参加できなくなっても、大きな声で応援するだけで健康効果があるというデータも出始めています」(秋山さん)

スポーツ好きが功を奏しているのか、滋賀県民は健康寿命も長い。
「健康寿命には、自立できる期間で調べた『客観的指標』と、自分が健康かどうかを回答する『主観的指標』の2種の割り出し方法があります。前者で見た滋賀県の健康寿命は、女性で2位(84.71才 ※6)とかなり上です。よく体を動かす習慣が影響している可能性はありますね」(三浦さん)
[※6「次期健康づくり運動プラン作成と推進に向けた研究」分担研究報告書(令和6年度)より]

【ヒント4】知的好奇心を持ち続け、どんどん外に出る
滋賀県では、地域の高齢者が集う「いきいきサロン」に多くの人が通い、筋トレに歌におしゃべりにと、アクティブに活動している。
「新しいことに挑戦したい、新たな仲間に出会いたいという意欲的なシニアのための『レイカディア大学』という学びの場には、毎回、定員を超える申し込みがあります。ここで健康づくりや社会活動に役立つ知識などを2年かけて学び、卒業後はボランティアとして地域に貢献するかたが多いんです」(廣野さん)
こうした好奇心も、健康長寿の秘訣といえそうだ。

「平均寿命延伸も大事ですが、健康寿命を長くし、介護期間をいかに短くできるかが重要です。特に、介護負担が大きい脳卒中や認知症の予防がカギとなるでしょう」(三浦さん・以下同)
脳卒中対策として塩分を控えることが重要だが、認知症予防には何が大切なのだろうか。
「人とのつながりを持つことや知的活動を行うことが、認知機能を維持するために重要だといわれています。知的好奇心を持ち、積極的に外に出て学びを続けるのはとてもいいことだと思います」(三浦さん)

【ヒント5】発酵食は“腸寿食” 体もお肌も若々しく
魚と米を発酵させた湖北(県北部)の名物に「ふなずし」がある。管理栄養士の松田真紀さんは、発酵食品が長寿の“キモ”になると語る。
「長生きしたいなら、腸の健康がいちばん。腸は食べ物を消化してエネルギーを生み出す重要な場所。腸内環境を整える発酵食は、最高の“腸寿食”です。
特にふなずしの“ふな”はたんぱく質が多いうえ発酵して消化がよくなっているので、消化機能が落ちる夏に食べると胃腸を助けてくれますよ」(松田さん)

長浜市木之本町の「book cafeすくらむ」で手作り発酵食を提供するグループ「発酵オカン」で活動している岩根順子さん(77才)は、「冬にみそを仕込み、夏は漬物や梅干しづくり。ここは豪雪地帯なので、発酵食は冬の保存食でもあります。夏に疲れたときはふなずしを食べたり、甘酒を飲みますね」と言う。
同カフェで働く横田ふじ子さん(69才)は、「畑作業をするときは、熱中症予防のために梅酢を水で割ったドリンクを持っていく」と言う。
発酵食は疲労回復に効果のあるクエン酸も豊富なため理にかなっていると、松田さんもすすめる。

「甘酒も梅干しもいいですが、発酵食は抗炎症作用がありアンチエイジングにもいい。『脳腸相関』といわれるようにメンタルへの好影響も期待されますし、夏バテ予防にも欠かせません。市販の漬物を選ぶ場合は人工甘味料が少ないものを、みそは、だし入りではなく自然な製法に近いものがおすすめです」(松田さん)

驚くのは、発酵オカンたちの肌つやのよいこと!
「発酵食のおかげかはわからないけれど、三食みそ汁を飲んでいます。それより何より、毎日よく働き、よく笑うからじゃないかしら(笑い)」(岩根さん)
はつらつとした笑顔も、長生き滋賀の秘密のようだ。

◆教えてくれた人(登場順):滋賀県健康医療福祉部 廣野暁さん/滋賀県健康推進員団体連絡協議会 山本光代さん/滋賀医科大学 NCD疫学研究センター 教授 三浦克之さん/東葛クリニック病院副院長 秋山和宏さん/管理栄養士 松田真紀さん。
 

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