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元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2067621.html
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新型コロナワクチンに感染予防効果があることを審議会で確認した経緯について福岡資麿（たかまろ）厚生労働相は７日の記者会見で「論文の概要を提示し、その上で質疑も踏まえ、内容を確認いただいている」と説明した。しかし、感染予防効果については臨床試験（治験）も委員からの言及もない上、多数決による裁決も同意の確認もなかったことがはっきりした。
厚労省が同ワクチンに感染予防効果があると認めたのは、２０２１年１０月２８日の第２５回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会。その際提出された資料に、ファイザー社製ワクチンの感染および入院予防効果を分析した調査結果が１ページ掲載されている（p.14）ことを根拠としている。
しかし、この審議会の議事録を見る限り、裁決も同意の確認もした形跡がない。しかも、配付資料に記されているグラフと数字は、全年代（１６歳以上）で感染予防効果が逓減したことを示している。
そこで筆者は、どのような方法で確認したのか、大臣に直接尋ねた。すると大臣は次のように応えた。
「論文の概要を提示し、その上で質疑も踏まえ、内容を確認いただいている。その上で、論点として提示していた追加接種を行うことおよび初回・２回目接種の継続の方針についてご議論いただき、決定したものと承知している」
この審議会の議題は、３回目接種の対応方針を決めること。重症化予防効果を確認したのも同審議会としている。「ご議論いただき」と言うが、感染予防効果の有無については事務局から説明があっただけで、どの委員からも言及はなかった。
筆者が「資料を配付しただけで、確認したことになるのか」と迫ると、「論文の概要を提示した上で、各委員の方々には内容をご確認いただいている」と繰り返すだけだった。
開発したファイザー社も認めていない効果を資料配付だけで「確認した」結果、周囲への感染を避けるため、国民の８割以上が接種を余儀なくした。
同ワクチン接種の始まった２０２１年から２０２５年５月までの死者数は、２０２０年比で累計７８万６７９７人増えている（２０２５年は速報値）。広島・長崎の原爆と東京大空襲による死亡者の合計３１万人を大きく上回る。
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