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@ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年の恨み」の正体/ニューズウィーク日本版
河東哲夫 外交官の万華鏡 によるストーリhttps://www.msn.com/ja-jp/news/world/%E3%82%A6%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AF%E7%B5%82%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84-%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E3%82%92%E5%8B%95%E3%81%8B%E3%81%99-100%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%81%A8%E3%81%BF-%E3%81%AE%E6%AD%A3%E4%BD%93/ar-AA1DXjb9?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=58399df23c644ffa89e3de943d04eba8&ei=8
<30年戦争、100年戦争の故事が頭をよぎる...歴史の中で積み重なった西側への怒り。経済、社会が揺らごうがプーチンは止まらない>
ロシアとウクライナの間で2022年2月から続く戦争について、日本では「戦争だけはいけない。とにかく戦うのをやめて」との意見が目立つ。
だがこの戦争は、100年ほどの歴史で積み重なった恨みつらみが噴き出したものなので、簡単には止まらない。この戦争は、1991年12月にソ連という大帝国が崩壊した後の余震、それも最大の余震なのだ。
ロシアとウクライナは人種的・言語的にほぼ同族なので、34年前のウクライナ独立はロシアにとって大打撃だった。そのウクライナが2013年にEU、ひいてはNATOに傾く姿勢を見せた時、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はさらなる衝撃を受けた。
プーチンの対NATO、対米警戒心は、われわれには理解し難い。しかしそれは、1917年のソ連成立以来の関わり合いの結果なのだ。
当初、欧米の資本主義国が共産主義ソ連をつぶそうとかかったのに対し、ソ連は第1次大戦の敗戦国ドイツと組んで身を守った。
そのドイツが敵に転じてソ連を侵略してくると、今度は今のウクライナさながらにアメリカから巨額の軍事・経済支援を受けて押し返す。ところが戦後、スターリンは恩をあだで返し、東欧諸国を自陣営に組み込んだ。
これ以来、米英・ソ連の間では仁義なき果たし合いが続く。ソ連が社会主義経済を扱いかねて崩壊すると、小さくなったロシアはボリス・エリツィン大統領の下、民主化・市場経済化を唱えて10年ほど西側に擦り寄った。
だが、ロシアの命綱である石油は底値を続け、企業を民営化したところで資金も経営者もいない。増発を重ねた国債は98年にはデフォルトを起こす始末だ。
ロシア国民は西側を逆恨みし、スパイ出身のプーチンの出番となった。彼は運よく上昇を始めた石油価格のおかげで軍を再建し、ロシアを侮辱した西側に対して牙をむく。
14年、プーチンはクリミア半島と東ウクライナの一部を武力制圧した。これはほぼ無血。だから21年に緊張が再燃すると、電撃的な攻撃でウクライナ政権を倒そうと試みた。
だがウクライナ軍は、欧米から情報・兵器支援を受けていたから、ロシア軍は当初大敗する。その後ロシア軍はウクライナ南東部で盛り返すも、大量の戦車や大砲を失った。
兵役年齢の若年層の国外流出で、ロシア軍は今、貧困者や囚人に兵力を依存する。
ロシア経済は国防支出拡大で活況を呈し、賃金は急上昇して偽りの繁栄を演出している。しかしインフレは年10%に及び、今年はトランプ米政権の関税騒ぎで石油価格も急落、財政はピンチを迎える。
ウクライナは戦い続けるだろう。トランプ政権もウクライナと鉱物協定を結べば、支援を続けるだろう。ロシアとウクライナのどちらが先に息が切れるか。
大統領選が潮目になる可能性があったが、ウクライナは戒厳令を続ける構えだし、ロシアの大統領選はまだ5年先。30年戦争、100年戦争の故事が頭をよぎる。
A人海作戦も限界のロシア、新たな方向を模索?:米軍事アナリストの見解とは/The Daily Digest
thedailydigest.com によるストーリ
https://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E4%BA%BA%E6%B5%B7%E4%BD%9C%E6%88%A6%E3%82%82%E9%99%90%E7%95%8C%E3%81%AE%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2-%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E6%96%B9%E5%90%91%E3%82%92%E6%A8%A1%E7%B4%A2-%E7%B1%B3%E8%BB%8D%E4%BA%8B%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E8%A6%8B%E8%A7%A3%E3%81%A8%E3%81%AF/ss-AA1t6n6X?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=b4e7f8ac4fa84a8f828c4da0c2d5ec27&ei=9
予想を覆す展開
©The Daily Digest
世界第2位の規模を誇る軍事大国、ロシアが隣国ウクライナへの侵攻を開始したのはおよそ3年前のことだ。当初、プーチン政権は短期間で成果を上げることを予想していたようだが、実際は予想外の展開となった。
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