★阿修羅♪ > 国際36 > 192.html
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ ★阿修羅♪
ウクライナでロシア軍が圧倒する中、ベーリング海峡にトンネル建設構想(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/25/kokusai36/msg/192.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 12 月 15 日 05:30:30: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

ウクライナでロシア軍が圧倒する中、ベーリング海峡にトンネル建設構想
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202512150000/
2025.12.15 櫻井ジャーナル

 ウクライナでの戦乱はアメリカの軍事と外交を支配してきたネオコンによって始められたのだが、現在のアメリカ大統領、ドナルド・トランプはウクライナから距離を置き、ロシアへ接近している。

 そこで浮上してきたのがベーリング海峡の下に天然資源を輸送するためのトンネルを建設し、アメリカ大陸とユーラシア大陸を結ぶという話だ。RDIF(ロシア直接投資基金)のCEOを務めるキリル・ドミトリエフはこの構想を打ち出している。




 アメリカはロシアとの関係を強化し、ロシアと中国との関係を壊そうとする可能性があるが、ロシアはアメリカと手を組んで中国と対峙するつもりはないと明言している。

 これに対し、EU/NATOの現リーダーは反ロシア感情が強く、戦争でロシアを疲弊させると主張しているのだが、ロシアは疲弊せず、ヨーロッパ諸国の経済は壊滅的なダメージを受け、社会は崩壊しそうだ。いずれの国でも政府に対する国民の怒りは高まっている。

 ウクライナではアメリカを後ろ盾とするNABU(ウクライナ国家汚職対策局)とSAPO(特別反腐敗検察)が汚職捜査「ミダス作戦」を進めているが、この捜査で法務大臣を名乗っていたヘルマン・ハルシチェンコとエネルギー大臣を名乗っていたスビトラーナ・グリンチュークはすでに辞任、国防大臣を務めていたルステム・ウメロウは7月に辞任を表明し、11月に入って国外へ脱出、カタールにいると言われている。コメディアン時代からゼレンスキーと親しいテレビ制作会社共同オーナーのティムール・ミンディッチはイスラエルへ逃亡したという。

 アメリカの国防総省はウクライナで生物兵器の研究開発を進めていたが、それだけでなく、資源や耕作地の略奪、マネーロンダリング、人身売買、臓器売買などさまざまな犯罪行為の舞台になっている。ゼレンスキーの周辺が不正な蓄財をしているだけでなく、西側諸国の政治家などへのキックバックが相当額に上ると噂されている。

 ウクライナにおける資金の動きをコントロールしているのは巨大金融機関のブラックロックやJPモルガン。ブラックロックは2022年後半からウクライナ政府のコンサルタントを務め、ブラックロック傘下の企業はウクライナの戦略的資産の大部分を支配するようになったと報道されている。なお、ドイツのフリードリヒ・メルツ首相はブラックロックで監査役を務め、エマニュエル・マクロン仏大統領はロスチャイルド銀行で働いていた人物。イギリスのキア・スターマー首相はシオニスト、つまり親イスラエルであることを公言している。

 西側の巨大資本はウクライナの穀倉地帯を狙っているが、2022年には約3分の1をカーギル、デュポン、モンサントの3社が所有、この3社は効率性を高めるため、コンソーシアムとして契約を締結して事業を開始した。このコンソーシアムは事実上、ウクライナの土地の半分以上を支配している。

 カーギル、デュポン、モンサントの主要株主にはブラックロックのほか、バンガードやブラックストーンといった「闇の銀行」が名を連ね、ゼレンスキーはブラックロックのほかJPモルガンやゴールドマン・サックスと協力関係にある。

 ウクライナの利権、あわよくばロシアの富を盗もうとしていた西側の巨大資本にとって現在の戦況は良くない。停戦でNATOに戦力回復の時間を与えるつもりのないロシアは攻勢を強めている。8年かけて築いた要塞線はすでに崩壊、ロシア軍の進撃速度についていけず、取り残されたNATOの軍幹部も少なくないようだ。

 時間の経過に伴って西側の置かれた状況は悪くなると判断したアメリカはロシア政府の要求を呑み、経済関係の改善と発展へと舵を切ろうとしているのかもしれないが、ネオコンに操られてきたEUの現指導部は戦争を長引かせようと必死だ。ゼレンスキーやその周辺が資金の流れを話し始めたなら、彼らは破滅だろう。ロシアとの戦争を始めた勢力は、戦争でウクライナやロシアの富を手に入れられるという前提で計画を書き上げていたように見える。

 ウクライナにおける現在の戦争はアメリカのバラク・オバマ政権が始めた。2013年11月から14年2月にかけてキエフにあるユーロマイダン(ユーロ広場、元の独立広場)でクーデターを開始、合法的に選ばれていたビクトル・ヤヌコビッチ大統領は排除されるのだ。ヤヌコビッチの支持基盤だった東部や南部ではクーデターを拒否、クリミアはロシアと一体化し、ドンバスでは武装抵抗を始めて内戦になった。

 内戦は反クーデター派が有利な展開になったが、その理由のひとつは軍や治安機関の約7割のメンバーが離脱、一部はドンバスの抵抗組織に入ったことにある。そこで2014年の「ミンスク1」や15年の「ミンスク2」と呼ばれる停戦合意で武装抵抗を弱め、NATO諸国は年少者を集めて軍事訓練する一方で兵器を供与し、地下要塞を中心に要塞線を建設した。そうした作業は2022年2月まで続く。キエフのクーデター政権は停戦合意を守らなかった。

 2014年6月から19年5月までウクライナの大統領を務めたペトロ・ポロシェンコも反ロシア感情の強い人物だが、その背後にはアメリカが存在していた。歴史的にロシアとウクライナは一体だったこともあり、親戚が両国にまたがっていることが少なくない。西側諸国やウクライナの「エリート」とは違い、ウクライナ人の多くはロシアとの友好的な関係を望んでいた。

 そうした気持ちを利用して2019年の大統領選挙で勝利したのがウォロディミル・ゼレンスキーだが、​その翌年、彼がイギリスの対外情報機関MI6のエージェントである疑いが強まった。イギリスを公式訪問した際、秘密裏にMI6の本部を訪れ、MI6長官だったリチャード・ムーアと会った​のだ。そこで、そのムーアがゼレンスキーのハンドラー(工作員を管理する担当オフィサー)だと見られている。

 このようにイギリスと関係が深いゼレンスキーだが、ウクライナの戦況は圧倒的にロシアが優勢。イギリスの内部にもゼレンスキーを排除したがっている人たちがいる。そうした人たちがゼレンスキーの後継者と考えられているのはバレリ・ザルジニー元軍最高司令官だ。ザルジニーは2024年5月から駐英大使を務めている。

**************************************************

​Sakurai’s Substack​

【​櫻井ジャーナル(note)​】
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[255391] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:33:07 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[1] 報告
<▽45行くらい>

https://x.com/sputnik_jp/status/1979020878009802787

Sputnik 日本
@sputnik_jp

【ロシア政府高官、「プーチン・トランプ・トンネル」の建設をマスク氏に提案】

🇷🇺🇺🇸ロシアのドミトリエフ大統領特別代表(ロシア直接投資基金総裁)は露米間に広がるベーリング海峡の海底にトンネルを建設する計画を実業家のマスク氏に提案した。

ドミトリエフ氏がSNSに投稿したところによると、この大規模インフラプロジェクトは80億ドル(約1兆2000億円)で8年以内に実現可能だという。

「(マスク氏が経営する)ボーリング社の最新技術により、このトンネルはユーラシアと米国を結ぶプーチン・トランプ・トンネルになる可能性がある」

このトンネルを通る貨物鉄道路線の建設により露米共同資源開発への道が開かれるほか、両国に雇用が生まれ、さらには経済が刺激されるとの見通しを示した。

続けてドミトリエフ氏は「RDIF(ロシア直接投資基金)はすでにロシアと中国を結ぶ史上初の鉄道橋に投資し、建設しました。今こそ、人類史上初めて大陸を結ぶ時です。ロシアと米国を結ぶ時です」と投稿を締めくくった。

2. 赤かぶ[255392] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:35:10 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[2] 報告

3. 赤かぶ[255393] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:36:13 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[3] 報告

4. 赤かぶ[255394] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:37:34 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[4] 報告
<▽38行くらい>

https://x.com/sputnik_jp/status/1985460742737575964

Sputnik 日本
@sputnik_jp

【全長100キロの世界最長トンネル構想】(4/4)

スプートニクは、1990年代にベーリング海峡トンネル構想に携わった建築の研究者ビクトル・ラズベギン氏に、技術的側面について話を聞いた。

ベーリング海の最狭部の両岸の距離は83キロ。ただ、出口部分や地形の特性なども考慮に入れる必要がある。そのため、トンネルの全長は98〜112キロになると推定される。

1本のトンネルで結ぶのは、実は最短ルートではない。海峡の中央にはラトマノフ島(ロシア領)とクルゼンシュテルン島(米領)という2つの島があるからだ。両島の距離は約4.5キロで、建設の拠点として都合がいい。

ちなみに、世界最長の海底トンネルである日本の青函トンネルは全長約54キロ、そのうち海底部は約23キロとなっている。また、陸上を含めた世界最長のスイス・ゴッタルドベーストンネルは約57キロ。

5. 赤かぶ[255395] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:39:12 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[5] 報告
<▽39行くらい>

https://x.com/tobimono2/status/1956067393853435986

tobimono2
@tobimono2

朝食会がベーリング海峡にトンネル建設につながる可能性

ベーリング海峡に100kmのトンネルを建設する可能性調査は既に完了しており、プロジェクトは現在、ロシアと米国の当局による政治的決定を待っている。
これは、ロシア連邦経済発展省所属の「統合地域交通プロジェクト間センター」所長で経済学博士のヴィクトル・ラズビゲン氏が述べたものである。

「このプロジェクトは数多くの国際会議で発表され、米国とロシアの指導者にも直接提示された。全体として両国から支援は得られているが、時期は異なる。常に微妙な相違があった。ロシアからは強い支持があったが、米国からはやや不足してした。逆もまた然りで、このシーソー状態が繰り返され、現在に至るまで建設開始のための本格的な政治的決定は下されていない。ただし、事前調査は十分なレベルで実施されている」。

https://politnavigator.news/sovmestnyjj-za

6. 赤かぶ[255396] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:41:12 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[6] 報告

7. 赤かぶ[255397] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:44:03 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[7] 報告


8. 赤かぶ[255398] kNSCqYLU 2025年12月15日 05:45:05 : gln5PWGWtQ : TGxoT21lMTFsdzY=[8] 報告

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際36掲示板 次へ  前へ

  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:


★事前登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
最新投稿・コメント全文リスト  コメント投稿はメルマガで即時配信  スレ建て依頼スレ

▲上へ      ★阿修羅♪ > 国際36掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
国際36掲示板  
次へ