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大阪万博は開幕1カ月を待たずトラブル続出…場当たり説明でGW後半の盛り上げムードに水を差す協会の大罪
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/money/371330
2025/05/02 日刊ゲンダイ
GWただなか、4月28日から立ち入り禁止の「文明の森」/(C)日刊ゲンダイ
開幕から2日で20日目を迎える大阪・関西万博。内装工事の遅れから未開館だったインドパビリオンがきのうオープンし、これでネパール館を除くすべての海外パビリオンが完成した。ゴールデンウイーク後半の週末には多くの来場者が見込まれるが、盛り上げムードに水を差すような「安全トラブル」が続出している。
先月26日、「空飛ぶクルマ」のデモ飛行中に、モーターなど機体の一部が破損した。万博協会は「安全性が確認されるまではデモ飛行を停止する」としている。
同28日には会場隣の舞洲のバス待機場で、自動運転バスの交通事故が発生。運転手が運転席から離れている時に動き出し、コンクリートの壁に接触した。バスを運行する大阪メトロは、原因が明らかになるまで自動運転バス5台の運行を中止するという。
また同日、樹齢6500年のオークの木を130本以上展示する「文明の森」が突如、立ち入り禁止となった。SNSや来場者から「樹木が倒れる恐れがあるのでは」との指摘があり、「改めて確認が必要な事項がある」(万博協会)とし、閉鎖を決めたという。その後、本当に倒木の危険があったのかなど安全性については、何も説明がされていない。
開幕前のテストランでは、会場内で高濃度のメタンガスが検知されたことも問題になった。万博協会はマンホールのふたを常に開け換気を強化するなど必要な対策を取ったとして、安全を強調している。一方で、先月21日の万博協会の会見では、テストラン以降にも安全基準値を超えるメタンガスが検知された箇所があったと明らかにした。
結局、安全面の不安は払拭されないままだ。むしろ、来場者の不安と不信は強まっている状況だ。建築エコノミストの森山高至氏はこう言う。
「突貫工事で不具合を検証する時間がなく、今になってトラブルが続出しているのでしょう。安全を強調したいあまりに場当たり的な説明を繰り返しているため、来場者の不安も募るばかりです。例えば、メタンガス発生の危険がある場所はしっかりと明示するなど、万博協会にはより積極的な広報が求められます」
大阪府の吉村知事は先月30日の記者会見で、「(万博の)課題について早急にオープンにし、対策を取って安全に万博を楽しめる体制を整えていきたい」と話した。有限実行しない限り、万博が失敗し税金の無駄遣いに終わるのは間違いない。
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専門家が指摘する大阪万博の熱中症リスクについては、関連記事【もっと読む】で詳しく報じている。
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