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大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/371574
2025/05/10 日刊ゲンダイ
“2億円トイレ”の半分が利用不可に(C)日刊ゲンダイ
問題続出の大阪・関西万博で、今度は水にまつわるトラブルが相次いでいる。
大屋根リング上に虫が大量発生している問題を万博協会に質問すると、水を扱う施設に原因があるとの見解を示した。
「ユスリカなどの虫が会場内に発生していることは認識しています。会場内の水のある空間から発生していると考えられ、現在は成長抑制剤や忌避剤をまくなどの対策をしています」(担当者)
リングの内側には、約1500本の樹木と人工の池が設置された「静けさの森」や、大阪湾の海水を引き込んだ広さ3ヘクタールの「ウォータープラザ」がある。建築エコノミストの森山高至氏は、こうした水を扱う施設が適切に管理されていない可能性を指摘する。
「水をしっかりと循環させ濾過すれば、虫が大量に発生するような水質環境にはなりません。しかし、会場の夢洲は孤島という特殊な環境で、インフラも十分に整備されていない。利用できる水量も限られており、循環設備が整えられていないのでしょう」
利用できる水量が限られている
また、話題の“2億円トイレ”こと「トイレ5」も、一部使用できない状態が続いている。日刊ゲンダイ記者が8日に確認したところ、トイレの半分がメンテナンス中で使用できなかった。
SNS上では「水圧が弱く排水管が詰まったのではないか」の指摘が拡散したが、設計者で建築家の米澤隆氏が自身のXでこれを否定し、現状を説明。ウエットティッシュや生理用ナプキン、石などの異物が流入したことで「排水ポンプがエラーを発し停止した」とのこと。現在は「流入する異物の量を抑制し排水ポンプが停止するリスクを下げる」ため、利用を制限しているという。
前出の森山氏は「普通のトイレならば異物が混入してもここまでのトラブルにはならないはず」と、こう続ける。
「排水をスムーズに行うには、下水管に傾斜をつけるといった対策が考えられます。しかし、会場は軟弱地盤のため地中深くまで地面を掘れず、こうした仕組みも作れない。虫の大量発生と同じく、水量が限られているため、排水に回せない可能性もある。もともと、夢洲はゴミを埋め立てた人工島。水のトラブルは、環境の脆弱さが生んだ“宿命”です」
クラシアンもお手上げだ。
◇ ◇ ◇
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