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旧安倍派「裏金問題」の参考人招致に下村博文氏が気力たっぷり!都議会自民党が戦々恐々のワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/372286
2025/05/25 日刊ゲンダイ
半年ぶりの国会(C)日刊ゲンダイ
果たして、真相究明は進むのか。
自民党の裏金事件を巡り、衆院予算委員会が23日、旧安倍派幹部の下村博文元文科相の参考人招致を野党や公明党の賛成多数で議決。自民は反対したが、浪人中の下村は応じる意向で、27日に実施される見通しだ。
旧安倍派の裏金づくりを巡っては、2022年4月に政治資金パーティー券のノルマ超過分のキックバックが中止されたが、安倍元首相の死去後に再開を決定。元会計責任者(政治資金規正法違反で有罪判決)は捜査当局の聴取でキックバック再開を求めた幹部に下村氏の名を挙げ、衆院予算委の参考人招致でもにおわせていた。
衆院政治倫理審査会で関与を否定した下村氏は国会招致に応じ、その点を強調したいのだろう。心境を聞くと、気力に満ちた声でこう答えた。
「これだけの政治不信を巻き起こした原因は旧安倍派の不記載問題です。私は幹部として国民の皆さまにおわびし、説明責任を果たしたい。また、元会計責任者の方の発言は私の認識とは違うため、キチンと説明したいと考えています」
実態解明のために真実を語ってもらいたいものだが、下村氏のヤル気を苦々しげに見ているのが、東京都議選(6月13日告示、22日投開票)を控えた都議会自民の面々だ。
都議選の応援に「出てこないで!」
参院選の前哨戦に位置づけられている都議選の定数は127。現有30議席で第1党の都議会自民の裏金づくりも判明。デタラメな釈明を重ねていた疑いも浮上し、惨敗必至の中、下村氏の動きが有権者の自民嫌悪に拍車をかけかねず、選挙にマイナスというわけだ。「フザケるなと言いたいですね」と憤るのは、ある都連関係者だ。
「今さら表に出てきて、一体何を話す気なのか。まさか『森元首相に指示された』などと、爆弾発言をするつもりなのか。そんなことをすれば大騒ぎですし、逆に大した話をしなければ『何のために出てきたんだ』と批判される。本当に勘弁してもらいたい。下手をしたら都議選だけでなく、参院選にまで影響しかねませんよ」
都議選で最も割を食いそうなのが、下村氏の地元の衆院東京11区に含まれる板橋区(定数5)の候補者だ。松田康将、河野雄紀両都議が自民公認で再選を目指す。2人とも下村氏の元秘書で、“親分”が目立てば目立つほどダメージを食らいかねないのだ。
「松田さんは下村さんとほぼ絶縁状態で、存在を警戒している。松田さんの後援会幹部が下村さんに『都議選では応援に入らないでくれ』と突きつけたほどです」(地元関係者)
下村氏にはぜひ、空気を読まずに全てを話してもらいたいものだ。
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