<■486行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可> NHKクルド特集、再放送後に有料配信せず「NHKの編集判断」「事実関係に誤りはない」 「移民」と日本人 2025/5/21 18:05 https://www.sankei.com/article/20250521-YNWROHABKFD2HMAGLCRT4NT7NY/ 2025年4月放送のNHK・ETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が偏向報道との批判などを受け再放送が延期された問題で、同番組が今月2025年5月1日の再放送後も、通常は行われる同局の配信サービス 「NHKオンデマンド」 で配信されず封印されていることが2025年5月21日分かった。 同局はこの日開かれた稲葉延雄会長、山名啓雄メディア総局長の定例記者会見で 「NHKとしての編集判断」 とのみ説明した。 同番組の配信は通常、放送後1週間は同局の 「NHKプラス」 の見逃し番組配信で有料配信され、1週間の経過後はオンデマンドで有料配信されている。 ところが、クルド人特集は見逃し配信はされたものの、オンデマンドでは前後の番組が配信される中、再放送から3週間経っても配信されていない。 この日の会見で、稲葉氏らに代わって回答した吉住智弘コンテンツ戦略局企画管理センター長は、事実関係を認めた上で 「NHKとしての編集判断で、本放送も再放送も配信していない」 と答えた。 また 「番組で伝えた事実関係については本放送の時から誤りはなかった」 とした。 一方、同番組は再放送でもSNS投稿のユーザー名が消されず、投稿者が特定できる形のままになっており、再放送後、投稿が使われたフリー記者ら複数の人がSNS上で 「殺害予告が来た」 などと公表していた。 こうした事態についてNHKとしての見解を問われ、吉住氏は 「番組に対する個別の投稿発信については、回答を差し控える」 「仮定の質問への対応も差し控える」 と述べた。 また、再放送では主に弁護士から正式に抗議のあったケースのみ対応。 再放送を見た地元議員や地域住民からは 「依然として番組内容が一方的だ」 との声があった。 公共放送として地元の意見は聞かないのかとの質問に対し、吉住氏は 「取材や制作の詳しい過程は説明していないが、番組の内容は報道機関として統一した編集権に基づいて自主的に判断している」 と回答。 その上で 「番組について様々な意見があることは承知している」 「意見が分かれている問題には引き続き、NHKとしてできるだけ多角的な観点から伝えていきたい」 と応じた。「弁護士つければNHKは言うこと聞く」クルド特集再放送に批判相次ぐ「切り取り」も指摘 「移民」と日本人 2025/5/2 14:15 https://www.sankei.com/article/20250502-S7INJFLMCZD5DIB4FRWN6HSSFU/ 2025年4月5日放送のNHK・ETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が偏向報道の批判などで再放送が延期された問題で、同局が2025年5月1日に再放送した番組に当事者らから批判の声が相次いでいる。 主な変更点が街宣・デモ団体が弁護士を通じて抗議した主張部分だけだったため、 「弁護士をつければNHKは言うことを聞く」 が悪しき先例になりかねないとの声も出ている。 ■再放送は微修正のみ 「最後まで私には取材はなかったが、1つ参考になったのは、弁護士を立てるとNHKは言うことを聞くようだということ」 「これが先例になりかねない」 複数のX投稿を取材なく使用されたというフリー記者、石井孝明氏はこう話した。 再放送での主な変更点は、当初の番組を見て弁護士名の抗議文を内容証明で送り、新たに取材を受けた街宣・デモ団体の主張が追加で挿入されるなどした程度だったためだ。 石井氏は 「再放送は微修正のみだった」 「NHKは反省の念はなさそうだと感じた」。 一方、この団体の代表、渡辺賢一氏は 「デモ行進では 『不法滞在は犯罪だ。即刻強制送還せよ』 と繰り返したのだが、番組では 『即刻強制送還せよ』 の部分だけ切り取られた」 と主張。 「排外主義のイメージを植えつける悪質な印象操作だと思った」 「再放送でも変わっておらず、これが公共放送のやることかと思った」 ■「FCクルド」の問題はスルー 埼玉県議会でクルド人問題を取り上げてきた諸井真英県議は 「『取材を深める』としながら、再放送でも圧倒的にクルド人やクルド人擁護の弁護士、大学研究者の話ばかりで、クルド人から被害を受けている川口市民や、この問題に取り組んでいる地方議員、ジャーナリストに取材なしでは、全く公平性に欠ける番組と感じた」。 同番組は、 「クルド人」 という言葉を含むSNS投稿を時系列で解析し、投稿が増えた時期の中心的な投稿内容の真偽を検証したとするものだが、諸井氏は埼玉スタジアムで2025年3月、同県川口市のサッカーチーム「FCクルド」が無許可で旗を掲げようとしたトラブルに触れていないと指摘。 「この事案を取り上げると、クルド人側が自分たちの非を 『人種差別だ』 として問題を摩り替えたことが分かってしまうので、都合が悪かったのだろう」 と話し、こう述べた。 「クルド人が被害者で日本人側が差別者という構図を最初から作って制作した番組であり、とても日本の公共放送とは言えない」 「これで国民から受信料を徴収するなど、恥ずかしくはないのか」 ■「出稼ぎ」問題ミスリード 番組では、川口市内の解体資材置き場(ヤード)で働くクルド人男性が3人、カメラに向かって次々に 「在留カード」 を掲げる場面があり、そのうち2枚は 「特定活動」 の在留資格だった。 クルド人が難民申請中に多く与えられる資格で、俗に 「難民ビザ」 と呼ばれるが、あくまで申請手続きのための在留許可。 その間の生活手段として例外的に就労できる資格に過ぎないが、そうした背景には全く触れなかった。 難民認定制度の悪用が指摘される問題に唯一触れた場面は、クルド人ではなく、トルコ人男性がクルド人をかたって難民申請しているとの証言だった。 入管関係者は 「クルド人以外の証言を強調することで問題をミスリードしている」 「クルド人なら難民認定されるかのような印象を与えかねず、番組全体として偏向した制作意図と言わざるを得ない」 「我々としては粛々と法の運用を進めたい」 と話した。 昨年2024年6月の改正入管難民法施行により、難民申請が3回目以降の人を強制送還できるようになっており、鈴木馨祐法相は 「難民審査のスピードアップを図る」 と言明している。 NHKクルド特集、抗議団体の「要求」だけ受け入れ再放送 他の追加取材は確認できず 「移民」と日本人 2025/5/1 11:28 https://www.sankei.com/article/20250501-BYY43EHN2BGZHJBEJA3MAV3WXE/ 2025年4月5日放送のNHK・ETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が偏向報道の批判などで再放送が延期された問題で、同局は2025年5月1日未明、番組を再放送した。 NHKは延期について 「より取材を深めるため」 としていたが、 「ヘイトスピーチ」 などと批判されて弁護士を通じ抗議のあった団体については新たな場面を入れた一方で、全体の構成や出演者は当初の放送と全く同じだった。 クルド人問題を 「ヘイト」 と捉えた論調も一切変わっておらず、偏向報道批判よりも一部の 「クレーム対応」 を優先した内容だった。 ■抗議の通りに内容追加 再放送は2025年5月1日午前0時から行われた。 テロップなどで 「おことわり」 を入れるなどの対応はなく、通常の形式と同様に再放送された。 当初の番組では、出演した女性弁護士が街宣・デモ団体を批判的に解説するシーンで、団体に取材していなかった上、この弁護士が団体を訴えているクルド人側の代理人であり利害対立関係にあることを伏せていた。 団体側は弁護士名でNHKに抗議文を内容証明で送り、新たに取材を受けた際のやり取りをSNSで公開。 係争中の弁護士を一方的に登場させたことなどを問い質す場面もあった。 これを受けてNHKの再放送では、テロップとナレーションで 「この団体の代表と係争中の代理人弁護士」 などと明示。 その上で、ナレーションで 「団体の代表は自分はヘイト行為はしていない」 「クルド人全員を批判しているわけではない」 と団体の主張を新たに数秒紹介し、女性弁護士については 「20年以上人種差別の問題に関わってきた」 と、新たに 「20年以上」 という文言を加えて強調していた。 ■変更は2カ所だけ また、当初の番組では、クルド人が 「日本人死ね」 とも受け取られかねない発言をした際の映像について、 「日本人死ね」 ではなく 「病院に行け」 だったとするクルド人の主張を放送。 再放送では、民間会社の音声分析にかけた上で結論づけたとする映像を新たに挿入したが、再取材ではなかった。 この新たな映像も街宣団体が放送で流すよう求めたものだった。 再放送まで1カ月近い期間があったのにもかかわらず、大きく変更されたのはこれら2カ所だけとみられ、他の追加取材は確認できなかった。 クルド人に批判的な投稿をしたXの個人アカウントについては 「@マーク」 から始まるユーザー名を本放送と同じく、そのまま再放送していた。 ただ、数多く紹介されたX投稿のうち少なくとも1カ所で、まとめサイトの投稿画像が同趣旨の別のまとめサイトのものに差し替えられていた。 ■抗議なければ対応なし 一方、複数のX投稿を取材なく使用されたというフリー記者、石井孝明氏の投稿や、同様に取材なく使われた 「産経ニュース」 のニュース画像は、再放送でも追加取材がないまま使われていた。 番組では、産経記事があたかもヘイト投稿を助長したかのように描写されていたが、そうしたナレーションにも変更はなかった。 いずれも、弁護士などを通じた正式な抗議がない場合は対応しなかったものとみられる。 一部クルド人との軋轢に悩む地元の声は当初の番組のままで、冒頭で僅かに取り上げられたのみ。 この問題に取り組む地元議員らへ取材した形跡は再放送でも認められなかった。 同番組は 「クルド人」 という言葉を含むSNS投稿を時系列で解析し、投稿が増えた時期の中心的な投稿内容の真偽を検証したとするもの。 いずれも、 「ヘイト」 と取られかねない極端な投稿ばかりを取り上げる一面的な描き方だったが、より取材を深めたとする再放送でも、番組の論調に変化はなかった。 NHKクルド特集、謝らず言質とらせず「総合的判断」繰り返す デモ団体が取材動画公開 記者の「暴論」 2025/4/27 14:00 https://www.sankei.com/article/20250427-KDHHENUNBJHGDBXNMUCUKE7N6M/ 今月2025年4月5日放送のNHK・ETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が、偏向報道の批判などを受け再放送が延期された問題で、 「ヘイトスピーチ」 などと批判された街宣・デモ団体が、NHKの担当者が追加取材に訪れた際のやり取りの動画を公開した。 番組では出演した弁護士が同団体を批判したが、この弁護士は同団体を訴えているクルド人の原告代理人だった。 団体側には取材もなく番組内で映像を使用された上、クルド人側の意見だけが放送されていた。 同番組は2025年5月1日の再放送が決まり、どのように取材を深めたかが注目される。 ■利害対立を知りながら伏せる 公開された動画では、NHK側は団体代表の男性の質問に 「総合的判断」 を繰り返し、決して 「謝罪」 と受け取られるような言質を取らせなかった。 メディアが問題を指摘されても、 「決して謝らない」 「上から目線」 と批判されるのは、こういう所だと改めて感じさせる映像だった。 団体代表の男性 「前回の放送は酷く偏向していると思っています」 ■NHKの担当者「どの辺りがですか?」 映像は約30分。 今月2025年4月16日に撮影されたと説明され、番組の再放送延期を巡ってNHKが定例会長会見で 「より取材を深めるため」 などと説明したのと同じ日だった。 NHKとのやり取りの中で、同席した男性側の弁護士が問題視したのは、男性が訴えられた訴訟の原告代理人の女性弁護士が番組に出演していたことだった。 女性弁護士は 「ヘイトスピーチなど人種差別の問題に関わってきた」 とのナレーションで紹介された後、団体について 「川崎でヘイトスピーチ禁止条例ができて、川口に出張するようになった」 などと批判的に解説した。 映像では、男性が 「この弁護士が、私を訴えている相手方の弁護士だということはご存じなのか」 と尋ねたところ、NHKの担当者は 「それはもちろん」 と回答。 男性の弁護士が 「知っていて、放送では全く釈明がなかった」 「それだけでも十分不公平ではないのか」 と質すと、担当者はこう答えた。 「その辺りも我々は取材を尽くして、総合的な判断で番組を作っている」 ■僕らは一生懸命やってはいる 同団体は神奈川県の男性が代表を務め、昨年2024年2月以降、埼玉県川口市のクルド人団体事務所周辺などでデモを行ったとして昨年2024年12月、クルド人団体がデモ差し止めと550万円の損害賠償を求めてさいたま地裁に提訴。 今月2025年4月23日に第1回口頭弁論が開かれた。 動画の別の場面では、男性の弁護士が 「私が番組を作る側だったら、裁判と関わっていない弁護士にお願いして話してもらう」 「どうしてもこの弁護士に話してもらいたいなら、 『クルド人団体の代理人で男性を訴えている立場から意見を言う』 と断ってから言ってほしかった」 「偏ってもいいけど、正々堂々と偏ってほしかった」 と主張。 NHKの担当者は 「僕らは取材者としてなるべく多くの声を聞いて、齟齬のないように真っ当な取材者であろうとしている」 「お二人が思うよりは、僕らは一生懸命やってはいる」 「自分らが放送した番組をベストを尽くしてやっている」 と話した。 映像によると、デモを行った団体はNHKに抗議文を内容証明で送付。 弁護士はNHKの担当者に 「相当、力を入れて取材もしたようで、よくできている番組だけに、なぜ取材に来なかったのかと余計に思った」 「『取材もなく一方的な放送をしてしまって申し訳なかった』 と、何故そこから入れないのか」 とも指摘した。 NHKの担当者は 「抗議文をNHKとして受け取り、拝読したことは間違いない」 「放送後、様々な声を頂き、もっと総合的に追加で取材が必要だと認識しており、是非話を聞きたい」 と応じたが、決して 「謝罪」 は口にしなかった。 ■「日本人死ね」の音声分析 NHKの番組では、昨年2024年2月に同団体がデモを行った際、クルド人団体の幹部が 「日本人死ね」 とも受け取られかねない発言をした際の映像も放送された。 しかし、この映像については、発言をしたクルド人幹部が 「そんなことは言っていない」 という主張をそのまま取り上げていた。 動画では、NHKは今回、この映像を複数の音響分析の研究所へ持ち込み解析を依頼したと主張、NHKとしても 「日本人死ね」 とは聞こえず 「病院に行け」 と聞こえたという結論になったという。 これに対して団体側の弁護士は 「少なくともNHKの放送では間違いなく 『日本人死ね、日本人死ね、精神病院に行けレイシスト』 と言っている」 「あれが 『分析をかけたら、言っていない』 なんて信じられない」 と話すと、NHKの担当者は 「そうですか…」 とだけ答えていた。 私たちも取材の過程でトラブルになることはないわけではない。 きちんと裏付けの取れた事実だと確信していたとしてもだ。 ただし、相手にも言い分はある。 謝罪するかどうかは別としても、せめて相手の立場に立って聞こうと考えるようにはしたいと思う。 相手が 「ヘイト団体」 と言われる人たちであってもだ。 団体のXによると、その後、NHKからこんどはメールで質問状が届いた。 「偏向報道」 の指摘には一言も触れず、3つの質問を列挙。 末尾にはこう書かれていたという。 「ご回答につきましては、誠に勝手ながら4月○日を期限とさせていただき、以下の私どものメールアドレスに文書を添付してご返信いただければ幸いに存じます」 「NHKの取材にご理解とご協力のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」 「偏向報道」批判など受けて再放送延期されたNHKの川口クルド人特集 5月1日に再放送 「移民」と日本人 2025/4/26 19:49 https://www.sankei.com/article/20250426-LMOQ3SHL4JDB3C5NECD72W7ICM/ NHKは、今月2025年4月5日に放送されたNHKのETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 を2025年5月1日に再放送することを明らかにした。 同番組は 「偏向報道」 の批判などを受けて再放送が延期されていた。 ETV特集の公式サイトでは〈5/1(木)の再放送は予定を変更して、 「フェイクとリアル 川口 クルド人 真相」 を再放送します。 「田んぼ×未来 あきらめないコメ農家たち」 は、5/8(木)に再放送します〉と紹介している。 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」は今月2025年4月5日の放送後、SNS上などで 「不偏不党の公共放送の名を傷つけるくらい偏った内容」 「一部クルド人の治安問題の『リアル』はスルーですか」 などと批判が殺到。 「NHKから国民を守る党」 の浜田聡参院議員がNHKに対し、公開質問状を出す事態となっていた。 再放送は当初、2025年4月9日深夜に予定されていたが、放送数時間前に一転、延期を告知。配信サービス「NHKプラス」の見逃し配信も突然非公開とされた。 2025年4月16日に行われた稲葉延雄会長の定例記者会見で、NHK幹部は 「偏向報道」 などの批判があることを認め、 「より取材を深めるため」 などと理由を挙げ、今後修正するなどした上で再放送する異例の方針を明らかにした。 NHKクルド特集「一切取材ない」画像使われた石井孝明氏「本当のこと指摘されたら困る」 「移民」と日本人 2025/4/20 15:30 https://www.sankei.com/article/20250420-5AMRMWSNPFFMJB4Z7SYDJKE3ZQ/ 今月2025年4月5日に放送されたNHKのETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が偏向報道の批判などを受けて再放送が延期された問題で、SNS画像を複数使用されながら取材依頼がなかったというフリー記者、石井孝明氏が取材に応じ 「NHKは川口市民らにほとんど話を聞かず、この問題を追っている私にも取材しない」 「一方でクルド人を擁護する側だけから情報をもらって『物語』を作っている」 などと指摘した。 ■「人権派」のシナリオ通り 石井氏は元時事通信の記者で現在はフリーで活動している。 令和5年5月以降、埼玉県川口市に集住するクルド人の一部と地域住民の間で軋轢が生じていることを早い段階でネットニュースや月刊誌などで報じた。 昨年2024年末には 「埼玉クルド人問題」 という本も出版している。 石井氏は、番組に出演していた日本人の中で一般市民を除く識者ら7人のうち3人は、日本弁護士連合会が昨年2024年8月に主催した 「クルド人に対するヘイトスピーチ問題を考える緊急集会」 で登壇した弁護士と支援者だと指摘。 他の4人も支援者やリベラル系の研究者らだった。 弁護士の1人は番組終盤で全体の結論のように、 「ヘイトスピーチが違法でないのは国の問題だ」 とコメントしていた。 石井氏は番組について 「クルド人の行動に困っている川口市民や、議会でこの問題を何度も取り上げている地方議員らに全く耳を貸さず、他のメディアでも常連の日本語の話せるクルド人と、その日本人支援者、人権派弁護士が次々に登場して『日本人が悪い』と繰り返す」 「彼らのシナリオ通りに番組を作ったのだろう」。 その上で 「番組には、トルコ政府がテロ組織支援者と認定したクルド人団体の幹部2人や、日本国内での事件の関係者らも登場して『クルド人は被害者』と訴えていた」 「NHKはテロ活動や事件の関係者を支援していると言える」 と指摘する。 ■トルコに支局があるのに 更に石井氏は番組について 「クルド人の大半が偽装難民、不法移民の可能性が高いという重要な問題を報道していない」 「NHKはトルコにイスタンブール支局があるのに、現地取材もしていない」 と指摘。 その一方で、番組では産経新聞がトルコのクルド人が多く住む村に記者を派遣し、日本で難民認定申請しているクルド人の実態や背景を現地取材した際の関連記事 「川口クルド人『出稼ぎ』と断定」 の画像を産経新聞に取材なく使用、あたかも産経記事がヘイト投稿を助長したかのような印象を受ける編集をしていた。 また、番組では、川口市内の解体資材置き場(ヤード)で働くクルド人男性が3人、カメラに向かって次々に 「在留カード」 を掲げる場面があり、そのうち2枚は 「特定活動」 の在留資格だった。 クルド人が難民申請中に多く与えられる資格で、俗に 「難民ビザ」 と呼ばれるが、あくまで申請手続きのための在留許可。 その間の生活手段として例外的に就労できる資格に過ぎないが、そうした背景には全く触れなかった。 唯一触れた場面ではクルド人でなく、トルコ人女性がクルド人をかたって難民申請しているとの涙声の証言を詳細に取り上げていた。 ■「かわいそう」垂れ流し 番組では石井氏のX投稿や関連画像の計4カ所についても、あたかもヘイト投稿であるかのように放送。 X投稿の多くで 「@マーク」 から始まるユーザー名が公開されており、石井氏は氏名のローマ字綴りだったためすぐに分かる形だったが、ナレーションやテロップで石井氏についての言及は一切なかった。 石井氏は 「クルド人問題とは不法滞在、偽装難民の疑いのある人の迷惑行為や犯罪を取り締まればよいだけの、単純な問題だ」 「だが、番組はいつものリベラルメディアの『かわいそうなクルド人』という物語の垂れ流しで、問題解決の役には立ちそうにない」 と話し、こう続けた。 「私に取材がなかったのは、本当のことを指摘されて、NHKが描くシナリオや物語が否定されることを恐れたのだろう」 NHKは番組について今月2025年4月16日の会長記者会見で 「偏向報道」 などの批判があることを認め、再放送の延期について 「より取材を深めるため」 などと理由を説明した。 石井氏は 「国民の受信料で成り立っている放送局なのだから、国民の声を真摯に取り上げるべき」 「是非、私や地元の困っている人、議会で何度も取り上げている方々の話を聞いて、より取材を深めてほしい」 と話している。 NHKクルド特集、産経記事を無断使用「ヘイト拡散」と描く 批判的Xのアカウントも公開 「移民」と日本人 2025/4/17 18:50 https://www.sankei.com/article/20250417-GSEJH4PBZ5DFRHLUIQJAJJYWEA/ 今月2025年4月5日に放送されたNHKのETV特集 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が偏向報道の批判などを受けて再放送が延期された問題で、 「産経ニュース」 のニュース画像が番組内で無断で使われていたことが分かった。 番組では、産経記事があたかもヘイト投稿を助長したかのような描写をしていた。 番組は 「クルド人」 という言葉を含むSNS投稿を時系列で解析し、投稿が増えた時期の中心的な投稿内容の真偽を検証したとするもの。 いずれもクルド人問題を 「フェイク」 「ヘイト」 と一面的に捉えた描き方だった。 過去2年間で投稿数が最多だったのは昨年2024年2月で、クルド人問題を巡るデモの際にクルド人団体幹部が発言した内容に対してだったと紹介した。 更に、2番目に投稿数が多かった時期として昨年2024年11月を挙げ、ナレーションが 「この月、様々な出来事が重なり、SNSは再び大きな盛り上がりを見せていた」 と説明。 産経ニュースが同月2024年11月24日に報じた 「川口クルド人『出稼ぎ』と断定」 との記事のSNS画像を、出典を明示することなく放送していた。 その際、 「新聞社がクルド人に関する記事を集中連載」 「そこから多く拡散されていく」 とのナレーションが流れ、あたかも産経の記事が真偽不明でヘイト投稿を助長したかのような印象を受ける編集がされていた。 「産経新聞」 のロゴマークもそのまま放送していたが、記事についての取材は産経新聞社に一切なかった。 番組では、一般投稿者のXを紹介する際、アカウント名やアイコンにぼかしをかけていたが、 「@マーク」 から始まるユーザー名はそのまま放送。 中には、クルド人問題に批判的な投稿をしただけの個人アカウントも、ユーザー名にぼかしをかけずに公開していた。 NHKの川口クルド人特集 「偏向」批判など受け異例の修正へ 再放送延期、公開質問状も 「移民」と日本人 2025/4/16 17:24 https://www.sankei.com/article/20250416-HPSYWRNRJBFCNCK6NEPEB2AXJM/ NHKが今月2025年4月5日に放送した埼玉県川口市に集住するトルコの少数民族クルド人の問題を扱ったドキュメンタリー番組の再放送が直前に延期され、配信も中止されていたことが2025年4月16日分かった。 同日の稲葉延雄会長の定例記者会見で、同局幹部は 「偏向報道」 などの批判があることを認め、 「より取材を深めるため」 などと理由を説明。 今後修正するなどした上で再放送する異例の方針を明らかにした。 この番組は同局のEテレで毎週土曜夜に放送されている 「ETV特集」 のうち、今月2025年4月5日に放送された 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」。 公式Xは内容について 「クルド人に関するSNSの投稿が、この2年で爆発的に急増」 「犯罪・テロの声が溢れ、デモや脅迫も…」 「何が起きているのか?真偽は?投稿者や関係者を取材し調査報道で迫る」 と紹介している。 ところが、放送後にSNS上などで 「不偏不党の公共放送の名を傷つけるくらい偏った内容」 「一部クルド人の治安問題の『リアル』はスルーですか」 などと批判が殺到。 「NHKから国民を守る党」 の浜田聡参院議員が同局に対し、公開質問状を出す事態となっている。 今月2025年4月9日深夜には再放送が予定されていたが、同局は数時間前に一転、延期を告知。 配信サービス 「NHKプラス」 の見逃し配信も突然非公開とされ、 「NHKオンデマンド」 でもこの回だけ配信されていない。 この日の会見で、稲葉氏に代わって回答した樋口大山コンテンツ戦略局企画管理センター長は、偏向報道などの批判について 「様々な意見が出ていることは承知している」 「そうしたことも含め、より取材を深めるため再放送と配信を延期した」 と説明。 一方で 「政治的な圧力」 は否定した。 樋口氏は、新たな検証番組の制作については 「今のところ新しく番組を作り直すことを想定しているわけではない」 とした上で、 「より深く取材した内容をどのような形で放送するかも含め検討中」 と話した。 NHK川口クルド人特集で国会追及、N国・浜田氏「番組責任者は不勉強」「不安報じず」 2025/4/17 17:11 https://www.sankei.com/article/20250417-4RYGCIH3DZFB5MQR5YG6FTMXXU/ NHKが埼玉県川口市に集住するトルコの少数民族クルド人を巡る番組の再放送を延期している問題について、NHKの山名啓雄専務理事は2025年4月17日の参院総務委員会で、制作目的を 「『クルド人』を含むSNS投稿をタイムラインに沿って解析し、投稿が増加した時期の中心的な投稿内容の真偽を検証し、背景に迫ること」 と説明した。 政治団体「NHKから国民を守る党」の浜田聡参院議員の質問に答弁した。 番組はEテレで2025年4月5日に放送された 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」。 内容に関して公平性を疑問視する声が寄せられ、2025年4月9日に予定された再放送は延期され、見逃し配信は非公開とされた。 NHK幹部は2025年4月16日の会見で番組内容を修正し再放送する方針を明らかにした。 浜田氏は同委で 「クルド人を被害者としてのみ報道し、地元住民にクルド人が不安を与える側面を報じていない」 と述べた。 また、SNSに寄せられた声を引用し、 「番組はトルコの現地調査を行っていない」 「法制度の欠陥が語られていない」 「当事者や支援者団体の証言を無批判に引用している」 と指摘した。 山名氏は 「寄せられた意見を踏まえ、論争となっている問題は多角的に問題点を明らかにするように取り組んでいきたい」 と語った。 浜田氏は山名氏に対し、 「期待したい」 と述べた上で、 「番組責任者はクルド人問題に不勉強だと思う」 「猛省を促したい」 と苦言を呈した。 NHK会見、川口クルド特集に質問集中「偏向との意見は承知」「取材深めた上で」一問一答 「移民」と日本人 2025/4/16 19:36 https://www.sankei.com/article/20250416-SP57KLUVJFAOXOHLWM33MUHROE/ 今月2025年4月5日放送のNHKドキュメンタリー番組 「ETV特集・フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」 が 「偏向報道」 の批判などを受け再放送が延期された問題が2025年4月16日、同局の稲葉延雄会長の定例記者会見で取り上げられた。 新聞社・通信社計5社から質問が集中。 稲葉氏は 「個別の番組に関すること」 として質問に答えず、樋口大山コンテンツ戦略局企画管理センター長が回答した。 主なやり取りは次の通り。 ーー再放送を延期し、配信を中止した理由は何か 「編成上の都合で再放送を延期し、合わせて『NHKプラス』の配信を停止した。より取材を深めた上で、改めてお伝えしたいと考えている」 ーーSNS上などで「偏向報道」だと批判が出ている 「様々ななご意見が出ていることは承知している。そういうことも含めて、より取材を深めた上で、改めてお伝えしたい」 ーー新たな番組を制作するのか 「どういう形で放送するかは取材を踏まえた上だが、今の段階で新しく番組を作り直すようなことを想定しているわけではない。そういうことも含めて検討している」 ーー現状では放送できない状態という認識か 「取材の詳しい過程については回答を差し控えたい」 ーー再放送の延期も配信の中断も重大なことだと考えられる。視聴者との契約上などから問題ないのか 「再放送を延期したことに合わせて、配信も整合性を取るため停止したということだ」 ーー具体的に何のトラブルがあったのか 「トラブルというより、より取材を深めた上でお伝えしたい。それ以上は取材の過程なので回答を差し控えたい」 ーーそれでは再放送を止める理由になっていない印象を受ける 「取材を深めた上での放送をご覧いただければと思う」 ーー政治的な圧力があったのか 「ない。あくまでNHKとしての自発的な編集権に基づく判断だ。それだけを申し上げる」 ーー1度放送した番組を再放送に向けて新たに取材することは、よくあることなのか 「それほど多くはないが、再放送に当たって修正することはあることだと認識している」 ーー放送内容の正確性に疑義があったのか 「事実関係の誤りなどではない。より取材を深めるため、今回のような対応をしている」 NHKの川口クルド人特集 「偏向」批判など受け異例の修正へ 再放送延期、公開質問状も 「移民」と日本人 2025/4/16 17:24 https://www.sankei.com/article/20250416-HPSYWRNRJBFCNCK6NEPEB2AXJM/ NHKが今月2025年4月5日に放送した埼玉県川口市に集住するトルコの少数民族クルド人の問題を扱ったドキュメンタリー番組の再放送が直前に延期され、配信も中止されていたことが2025年4月16日分かった。 同日の稲葉延雄会長の定例記者会見で、同局幹部は 「偏向報道」 などの批判があることを認め、 「より取材を深めるため」 などと理由を説明。 今後修正するなどした上で再放送する異例の方針を明らかにした。 この番組は同局のEテレで毎週土曜夜に放送されている 「ETV特集」 のうち、今月2025年4月5日に放送された 「フェイクとリアル〜川口 クルド人 真相〜」。 公式Xは内容について 「クルド人に関するSNSの投稿が、この2年で爆発的に急増。犯罪・テロの声があふれ、デモや脅迫も…。何が起きているのか?真偽は?投稿者や関係者を取材し調査報道で迫る」 と紹介している。 ところが、放送後にSNS上などで 「不偏不党の公共放送の名を傷つけるくらい偏った内容」 「一部クルド人の治安問題の『リアル』はスルーですか」 などと批判が殺到。 「NHKから国民を守る党」 の浜田聡参院議員が同局に対し、公開質問状を出す事態となっている。 今月2025年4月9日深夜には再放送が予定されていたが、同局は数時間前に一転、延期を告知。 配信サービス「NHKプラス」の見逃し配信も突然非公開とされ、「NHKオンデマンド」でもこの回だけ配信されていない。 この日の会見で、稲葉氏に代わって回答した樋口大山コンテンツ戦略局企画管理センター長は、偏向報道などの批判について 「様々な意見が出ていることは承知している」 「そうしたことも含め、より取材を深めるため再放送と配信を延期した」 と説明。一方で「政治的な圧力」は否定した。 樋口氏は、新たな検証番組の制作については 「今のところ新しく番組を作り直すことを想定しているわけではない」 とした上で、 「より深く取材した内容をどのような形で放送するかも含め検討中」 と話した。
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