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備蓄米「残り10万トン」で拭えない大災害時の不安…追加放出の背景には財務省の“提言”が? 話題の焦点
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/373455
2025/06/19 日刊ゲンダイ
備蓄米を放出しても精米が間に合わない…(C)共同通信社
先月下旬に決まった30万トンの備蓄米放出に続き、今月10日に発表されたのが20万トンの追加放出。2020年産米、21年産米あわせて20万トンを矢継ぎ早に放出することで、価格を急速に冷ますのが狙いだ。16日現在、スーパーの平均価格は5キロ税込み4176円と3週連続で低下したが、依然高止まりが続く中、追加放出が奏功するとは限らない。
「江藤前農相の時に放出された30万トンはおよそ75%が出荷済みですが、小泉農相の30万トンは精米が追いついておらず、店頭に出回っていません。精米能力は全大手卸売りをあわせても1日2000〜3000トン程度。毎日精米したとしても、30万トンだと100日ほどかかります。行き渡るのは今年の新米シーズンが始まる頃でしょう。小泉農相の前回分が出回った結果を確認し、価格が反転したのを見計らってから追加放出してもよかったように思います」(米流通評論家・常本泰志氏)
小泉進次郎農相の追加放出で、100万トンが適正とされる備蓄米は残り10万トンに。心配されるのが大規模な自然災害の発生のほか、25年産米が不作の場合だ。
7月5日の噂を気象庁長官がデマと一蹴も
くしくも、11年の東日本大震災を予言したといわれる、たつき諒氏の漫画「私が見た未来 完全版」(飛鳥新社)の影響で今年7月5日に大災害が日本を襲うという噂が海外にも広まり、気象庁長官がこの流言を「デマ」と否定する事態に。
だが実際、南海トラフ地震や首都直下型地震の発生確率が高まっているのは間違いないだろう。
東日本大震災時に放出したコメは4万トン程度であることから、小泉農相は緊急時でも問題ないとしているものの、起こりうる2つの大地震や火山噴火、大規模水害などが発生した場合、被害は東日本大震災を上回るとされる。備蓄米在庫の放出には別の思惑も囁かれているという。
「昨年11月の財務省の財政制度等審議会で提言されたのが、政府輸入米である77万トンのミニマムアクセス米の活用です。大地震など緊急時に輸入米を備蓄米に回すほか、農家への補助金を減らして農業の効率化や農地の集約化などが話し合われましたが、今の備蓄米放出の動きはこの提言に沿っているとみえなくもありません」(常本泰志氏)
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