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JOC「橋本聖子会長」誕生の裏に森喜朗元首相とバッハIOC前会長の影…オリンピズムは置き去りに
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/373927
2025/06/29 日刊ゲンダイ
橋本聖子JOC新会長(C)共同通信社
舞台裏はドロドロだったという。
日本オリンピック委員会(JOC)は昨26日、都内で評議員会を開き、日本サッカー協会前会長の田嶋幸三氏(67)、東京五輪組織委員会会長を務めた参院議員の橋本聖子氏(60)ら30人の新理事を選出。その後の理事会で、JOCが1989年に日本体育協会から独立して以来初の投票により、退任する山下泰裕会長(68)に代わる新会長に橋本氏を選任した。任期は2年。JOCでは初の女性会長だ。
「当初、新会長候補はサッカー協会前会長の田嶋氏が最有力とされていました」とスポーツライターの津田俊樹氏がこう続ける。
「JOCの会長はこれまで、評議員会で新理事が選出されたあと、その新理事による互選で決められてきました。新理事が選出される前の内定段階で実際には会長候補が一本化され、だからこそJOCでは投票が行われなかった。密室人事だと常に批判がありましたが、今回も役員候補者選考委員会が事前に田嶋氏の一本化に動いたものの、守旧派から異論が出た。反発したのは一部のJOCの元役員や名誉委員らです。田嶋氏の出身母体であるサッカーが五輪においては主要競技ではないということもあり、五輪出場経験のある橋本氏の擁立に動いた。当然、橋本氏の後ろ盾でJOCに影響力を持ち続ける森喜朗元首相の影もチラつきます」
田嶋氏優勢だった新会長の人選には、もうひとつ潮目が変わる“事件”があった。
5月に、春の叙勲で旭日大綬章を受章し、その親授式のために来日した国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ前会長だ。
「来日した際、JOCを訪れたバッハが、橋本氏を会長に推したというのです。東京五輪組織委会長だった橋本氏は東京五輪担当相も務めた。オリンピアンでもある橋本氏とは関係が強く、そのバッハが橋本氏の会長を望んでいるというのは説得力がある。実際にバッハの意向はあったと聞いていますが、田嶋会長に反対する守旧派がバッハを“葵の御紋”として利用した可能性はあるでしょう。いずれにしろ、JOC内部の主導権争い、人事闘争で、オリンピズムが置き去りにされている印象です」(前出の津田氏)
東京五輪では大会後に談合、汚職が発覚して、関係者計22人もが起訴された。今も裁判が続く中、JOCに人事闘争などしているヒマなどないはずだが……。
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