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元記事http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/2066976.html
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「少数派の権利を守り、少数派の声を届ける。それが私の人生」――20日投票の参院選に立候補している内海聡(うつみ・さとる)候補(50、神奈川選挙区)の言葉が、密かな人気を集めている。政党政治を否定する立場から、今選挙で10人を擁立する無所属連合の代表を務める。
医師として医療業界の闇を見たことが著述活動の原点になった彼は、国政への向かい方も通常とは違う。そのせいか、他の候補者が言わないことを時折口にし、その言葉がグサッと心に刺さることがある。本稿では、内海氏の最近の語録を紹介する。
まずは7月18日夕、小田急線新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキ(川崎市麻生区)で開かれた街頭演説から。
「今、この国の与党であっても野党であっても、やろうとしている政治の本質というのは、とにかく日本を一番下に追いやる。そして日本に住んでいる日本人を一番冷遇し、日本の(労働者の)99%を占める中小企業を徹底的に冷遇してたたきつぶすこと。われわれは奴隷みたいな扱いを受けている」
これは今選挙期間中、どの街頭でも口にしている項目だ。この現状を認められない人は、政策を語る資格はないだろう。
次は、「新型コロナワクチン」と称する遺伝子製剤について。
「打てば打つほど悪くなる。国家が認めているだけでも1000人以上死んでいる。医療行政はワクチンを利用して命を売り物にして、殺しているのと何も変わらないことが行われている。誰かに責任を取ってもらわなければ。その代表格が、東京選挙区に出ている武見敬三・前厚労大臣。神奈川15区の河野太郎・元ワクチン担当大臣。今参院選の(自民党の)神奈川県の立候補者は、元総理が応援に来て、『全国で1日100万本ワクチン接種を進めることにした。その神奈川県の実務の責任者が脇(雅昭)さん』と自慢している。世界で一番外資系製薬会社とズブズブに癒着している県が神奈川県。三原順子(子ども相)はMSDと癒着して、子宮頸がんワクチンを推進して、命を売り物にしている」
次は、負担が増す一方の税金や保険料などの納付について。
「消費税はわれわれのサービスのために使われてるんじゃない。大企業の貯金にすり替えられている。横領されているのと何も変わらない。だから、払っちゃ駄目」
「われわれが払っているものは全て横領されて、われわれに返ってこないモデルになっている。だから、怒んなきゃあ。与党も野党も両方とも談合してやっているのと変わりない」
政党政治の本質を言い当てた話も。
「政策や公約とかは、破るためにある。与党も野党も守る気ない。政党政治やっていて、独裁的なシステムで党首か代表の言うことを聞き、スポンサーの言うことを聞かなきゃいけないこのモデルがある限り、政策とか公約は絶対守っちゃいけない。守ろうとしたらハブられ(仲間外れにされ)るから、誰も何も言えない。例えば、LGBT法案。自民党には「保守」を名乗ってSNSなどで『絶対反対』などと言っていた右翼丸出しみたいな議員がいるが、全員賛成した。必ず前言を翻すことが、全ての政策で行われている。そんな政党を信用しているから、われわれはこんな政治状況になったということを考えなければ」
政党の内情は、軍隊と変わらない。マスクやワクチンのことを振り返れば、あなたが勤めている会社も。
次の2つは、内海氏が「ステルス自民党」と呼ぶ一部の野党について。
「何で私が国民民主党と参政党を危険視しているか。放っておいても、自民・公明は数を減らす。都議選でもそういう結果になった。メディアの調査でも。でも、金持ちは本当に賢い。自分たちの既得権益を維持するために、別の受け皿を用意して、不満の矛先を向けて、自民党を批判させる振りをさせるわけ。本質的には同じことを言って、同じことをやろうとしている。そういうものを用意しておけば、簡単にばかが引っかかると思って」
「私の取材によく来てくれる藤江さんっていうジャーナリストがいる。その人がこかされた(転ばされた)みたいで動画になっていた。他にもジャーナリストが行ったら殴られそうになったり。そんなことを平気でしている政党。暴力主義思想がありふれているような状態になっている。これが極右・極左の問題。国が乱れると極右・極左化してきて、それが団結してこの国の方向性が決められていく。私はこれを一番危惧している。(大政翼賛会に言及)」
藤江氏は、私が提出した公開質問状への回答をもらおうと玉木雄一郎・国民民主党代表に近付こうとしたら、同党所属の森洋介・衆院議員に転倒させられた。「新型コロナワクチン」の治験に関する内容だけに、同党が命と健康も無視していることが表れている。
この日の演説終盤は、選挙の戦い方に話が及んだ。戦術というより、内海氏が選挙を戦う意味についての哲学的なる領域に入る。
「私の周りにも、議員経験者がたくさんいて、『票を取りたいなら、お金を話をしろ』と。みんな言いますよ。そりゃそうでしょ。それしかみんな興味がない。だから他の政党、誰もワクチンも医療行政も、こんな殺人みたいなことが行われていると誰も何も言いやしない。でも私は医者なんだから、そして、無所属連合でタブーなんかないんだから、このことを一番最初に言わなきゃいけないんです。
そしてもう1つ、この憲法の話も権利の話でしょ。権利の話をしたって票なんか本当に取れませんよ。そんなこと分かってるけど、誰も言ってくれないから、少数の左派政党でもろくに言ってくれないから、だから、私はこの2つを一番の理念に掲げて今回の神奈川県の選挙を戦わせていただいている。
もう、究極的には票が取れるかどうかよりもここで言ってることが後世とか(拍手)私のこの10年間20年間につながると思ってお話しさせていただいてる」
どう考えても、今回の選挙の最大の争点はワクチンと改憲のはず。国際カルトの宣伝装置であるマスメディアはそれを隠す。現金な政治家と大衆に囲まれた聡明な候補者は孤独だ。
次は、7月11日、東京・赤坂見附駅前で行った演説。日本医師会に推される武見前厚労相の選挙事務所の目と鼻の先だ。
「50〜60万人の超過死亡の元凶の1人。この人に責任を取ってもらわないで、一体誰に責任を取ってもらう? 『あいつはワクチンで殺したとか言ってガンガン来るわけですよ』と堂々と言っている。デマではなく、河野太郎と一緒に本当にやって来たこと。彼には落ちてもらって、特権をなくして、裁かれてもらわないと」
同胞を大量死に追いやった張本人が居直っている姿を、他の候補者は誰もとがめない。
そして次は、もう1つの「ステルス自民党」、参政党についての発言だ。
「コロナ対策について何か言っている政党が『改憲して戦前に戻せ』『国を強くするためにしょうがない』とか言っているのは、詐欺以外の何物でもない。緊急事態宣言に反対するなら、改憲に反対しなければおかしい」
私を含めコロナ対策に反対した人たちは、「感染症対策」を口実にした私権制限に理不尽を感じたことが最大の動機のはず。それを「他国の脅威」など、メディアが提供する新たな口実にはやすやすと屈している。
7月12日には、JR川崎駅前で演説した。「保守派」を自称する市議が応援に入ったため、「しばき隊」が妨害に来た。あらゆる所に差別を見つけ、金切り声を上げる極左集団だ。私は足を運んでいないが、全発言を文字起こししたブログと若干の動画があったので、一部を紹介する。

「『アホカス差別野郎』って書いてくれている人がいる。これをヘイトスピーチと言わず、何をヘイトスピーチと言うのか」。自身が関西出身であることを明かし、「在日のルーツを持っているという人が知り合いにいっぱいいます」と切り出し、しばき隊の1人が掲げる「みんなファースト」というプラカードを褒めた。
「それが日本人のいいところ。左派とか左翼という考えでやっている人というのは、正義を守り弱きを助けるというために、本当の革命精神があったはずなのに、そういうのがどっかに行っちゃったんですよ」と戒める。
自民党が進める大量移民政策に言及し、「これから移民が2000万人とか3000万人とかになったり、海外と同じことになったらどうするのか。在日の人たちはここにいるかもしれませんが、その人たちも同じですよ。この100年の在日のルーツを持っている人であっても、その前から日本に住んでいる普通の人であっても、同じく排斥されることになる」と提起する。
しばき隊に向かって、続ける。
「全てを差別扱いしていますが、日本人の方が逆差別されているということが繰り広げられているんですよ。在日の人たちもいろいろありながら、この国の法律の中で生きてきた。でも、新しくやって来る人たちは、その100年の文化さえも持ってないんですよ。異文化同士が全く折り合いがつかない」
「『差別!差別!』とか、「帰れクズ!」とか、そんなことを書いて掲げることが、自分たちの家族を守ることになるのか? そんなことにはなりません」
自民党や参政党が出している改憲案の問題点を指摘した後、彼らに向き返る。
「こうやってヘイト的なプラカードを挙げるのも許されているのは、日本国憲法があるからなんですよ」
拍手が起きたという。
選挙では、内海氏に勝ち目はあるのか。7月13日、インターネット番組『HEAVENESE Style』に録画中継で出演した際、次のように語った。
「比例はもういけにえ選挙になるから、やりたくなかった。どんなにいい結果でも1議席だと思う。それをやるのは多数派になるとかを期待してやってるんじゃなくて、私の人生そのものですよ、少数派の中で行き、少数派の権利を守り、少数派の声を届ける、不条理を暴くみたいな。それが私の人生って本なんです。」
インタビュアーの石井希尚(まれひさ・通称「マレ」)に「前は「死ね」とか言ってたけど、なんか、うつみんいい人だったんだ」と突っ込まれると、次のように返した。
「『しばき隊を愛で包み込んだ』みたいに書かれたんですよね。でも、それも含めて日本なんだ」
最後の部分は、「思想が混ざっているのが普通」とよく口にする考えから来る。多様な専門家が集った無所属連合は、その理念を体現している。
18日の新百合ヶ丘駅前には、100人以上が内海氏の話を聴いていた。私にも少々驚きだった。山梨県に住む46歳の女性は、このために会社を早退してきた。SNS(交流サイト)で知り、実際に見るのは初めてという。
内海氏の演説について、「上っ面の票集めの言葉じゃない。声の響きからして」と感激した様子だ。昨年の東京都知事選挙最終日の上野駅前での演説をユーチューブで見て泣いたと明かした。
「こんなに希望のない世の中に、かすかな希望を抱ける」
選挙ボランティアの経験豊富なスタッフの1人は、「うつみん(内海氏)は言葉に力がある。チラシを(通行人が)もらってくれるので、配りやすい」と話す。
10年前は「グーミン(愚民)」などと上から目線の言葉をウェブ上や書籍で頻発していた。大きな選挙を重ねていく中で、人間として大きくなったように見える。政党政治を批判する毒舌の中に、世を達観した優しさがのぞく。円熟したしゃべりに、不思議な安らぎを覚えるのは私だけだろうか。
演説終了後、握手会には長蛇の列ができる。その中に、女子高校生2人組の姿も。SNSで見て来たという。
「無所属なのに頑張っていて素敵。かっこいい」
カメラマンがシャッターを切ると、“うつみん”は「ありがとうございます」と目を細めた。
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