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小泉純一郎と山崎拓が石破首相に授けた「郵政解散」の極意…旧安倍派残党は“抵抗勢力”、徹底締め上げ進言(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/25/senkyo297/msg/893.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 9 月 02 日 07:45:05: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


小泉純一郎と山崎拓が石破首相に授けた「郵政解散」の極意…旧安倍派残党は“抵抗勢力”、徹底締め上げ進言
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/376899
2025/08/31 日刊ゲンダイ


小泉純一郎元首相(左)と山崎拓元党副総裁(C)日刊ゲンダイ

 自民党執行部は週明け2日の両院議員総会に、参院選敗北を検証した総括委員会(委員長・森山裕幹事長)がまとめた報告書を提出する予定だ。石破茂首相の出処進退に直結する総括だが、事前に漏れ伝えられるところでは、旧安倍派議員の派閥裏金事件に端を発した政治とカネ問題の影響を強く打ち出す報告書になりそうだ。

「報告書は石破おろしを仕掛ける旧安倍派の残党に責任を押し付ける内容です。本をたどれば安倍派の“政治とカネ”を抜きにしてここまでの惨敗はなかった。だから、世論調査でも石破続投が大きく支持を集めているわけです」(全国紙デスク)

 石破首相と共に結果責任が問われる森山幹事長がまとめた報告書であることを割り引いても、旧安倍派の残党が「オマユウ」の身の程知らずの総裁選前倒し論であろう。

 先に総裁選挙管理委員会(逢沢一郎委員長)が、総裁選前倒しの賛否について前倒しを求める議員、地方組織に記名捺印した書面による提出を決めたこともあり、石破おろしの動きは急速にしぼみつつある。石破首相は24日夜、都内ホテルに「石破政権の後見人」を自任する小泉純一郎元首相、山崎拓元党副総裁ら重鎮を招き会食した。

「マネできない」とは言うが…

「前祝いでもないでしょうが、山崎氏は小泉政権下に自身が幹事長から副総裁に“降格”となり、その後に49歳の安倍晋三幹事長が誕生した人事に触れて、石破さんに秋の党役員、内閣改造に向けた森山、小泉(進次郎農相)の処遇を暗示的に伝えたようです」(前出の全国紙デスク)

 もちろん、山崎は自身を森山に、小泉農相を安倍に重ねての人事構想である。山崎はまた、小泉郵政選挙で造反組に刺客を立てて自民党が大勝したことにも触れ、党内の石破おろしの動きを抵抗勢力に見立て、徹底して締め上げるよう進言している。

 石破は「私にはとてもマネできませんよ」と愛想を浮かべながらも、同席者によれば、いつもながらに視線不明の半眼の奥が一瞬だけ不気味な鈍い光を放ったそうだ。早ければ、8日にも石破首相の続投が決まる。

 石破政権は衆参で過半数割れしたものの、新たに安定した連立の枠組みが整えば、長期政権の目も出てこよう。自民党が安倍政権下、総裁任期を連続2期6年から3期9年に改めたのは、歴史の皮肉である。=敬称略 (特命記者X)
 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
1. 赤かぶ[250168] kNSCqYLU 2025年9月02日 07:48:34 : E0b6jxnVSQ : b2ZISlJIejFPZm8=[1387] 報告

2. 赤かぶ[250169] kNSCqYLU 2025年9月02日 07:49:49 : E0b6jxnVSQ : b2ZISlJIejFPZm8=[1388] 報告

3. 赤かぶ[250170] kNSCqYLU 2025年9月02日 07:50:39 : E0b6jxnVSQ : b2ZISlJIejFPZm8=[1389] 報告

4. 赤かぶ[250171] kNSCqYLU 2025年9月02日 07:55:10 : E0b6jxnVSQ : b2ZISlJIejFPZm8=[1390] 報告
https://x.com/makumakumasayu/status/1962372785453559818

くまくま💙💛
@makumakumasayu

小泉純一郎と山崎拓が石破首相に授けた「郵政解散」の極意…旧安倍派残党は“抵抗勢力”、徹底締め上げ進言 https://nikkan-gendai.com/articles/view/news/376899

全国紙デスク
「報告書は石破おろしを仕掛ける旧安倍派の残党に責任を押し付ける内容です」

石破さんに責任があるとしたら、彼らを厳しく処罰しなかった事、だよ。

5. 赤かぶ[250172] kNSCqYLU 2025年9月02日 07:57:26 : E0b6jxnVSQ : b2ZISlJIejFPZm8=[1391] 報告
https://x.com/LoadingJet/status/1962197553719734306

ET
@LoadingJet

"小泉純一郎と山崎拓が石破首相に授けた「郵政解散」の極意…旧安倍派残党は“抵抗勢力”、徹底締め上げ進言" - 日刊ゲンダイDIGITAL #SmartNews

げるはにほんのこわしかたをおぼえた!

6. 赤かぶ[250173] kNSCqYLU 2025年9月02日 08:04:16 : E0b6jxnVSQ : b2ZISlJIejFPZm8=[1392] 報告
<▽30行くらい>

石破総理 小泉元総理らと会食 政権運営で意見交換か(2025年8月25日)

2025/08/25 ANNnewsCH

 石破総理大臣は、小泉元総理や赤沢経済再生担当大臣らと会食しました。今後の政権運営や総裁選前倒しを巡る党内情勢について意見を交わしたものとみられます。

元自民党副総裁 山崎拓氏
「(小泉元総理を中心に)石破総理の政権運営の参考になるようにお話をされたということです」

 会食は石破総理が持ちかける形で行われ、世論調査で内閣支持率が上昇していることや、石破総理が発表を検討している戦後80年のメッセージについても話題に上ったということです。

 来月上旬には大敗した参院選の総括がまとめられる見通しで、今後、「石破おろし」につながる総裁選の前倒しについて議論が本格化します。

[テレ朝NEWS] https://news.tv-asahi.co.jp

7. 天元[1298] k1aMsw 2025年9月02日 08:24:24 : ZVfystqlsM : ZUY2UVpNd2t4eHc=[1721] 報告
政治と財界の癒着を断ち切るための企業献金廃止を、公開を理由に反対してきた石破総理。

そんな総理が裏金議員を抵抗勢力として解散をして国民の審判を仰ぐとは笑止千万だよ。

石破総理は政治家の責任の取り方には過去厳しい意見をしてきた政治家。
世論の同情に甘えるのではなく、自身の判断で辞意を表明すべきだ。

8. にゃん太郎[282] gsmC4YLxkb6YWQ 2025年9月02日 08:36:07 : s9AepYwvqM : VUJaVkg2Smx2NlU=[198] 報告
真似できないに一票。解散したら終了。
反党勢力の候補ひとりひとりに刺客を差し向けて落選させた小泉純一郎。

ドロ舟確定の石破かの基に集まる刺客候補者は居ない。
それに
総裁選に出馬しようにも推薦人が足らない。
前回は他派閥から推薦人2名を借りてるw

9. ノーサイド[5746] g22BW4NUg0ODaA 2025年9月02日 09:26:10 : S2e7ItHQYo : Li54VklpQlhVTWs=[3] 報告

郵政解散の時とは状況が違う、さすがの小泉純一郎でも大義名分の全くない石破続投に協力は出来んだろうよ。(大笑)
   
10. 佐助[10230] jbKPlQ 2025年9月02日 10:39:34 : x1UM1aV2II : OUhZNDhMMkkyelE=[14] 報告
当時のような「現状からの脱出」自民党をぶっ壊すや郵政民営化是か非かのマジックの再現はない。しかしこのマジックの再現を夢見る議員や有権者は25%いることが分かっている。

それは小泉式構造改革が弱者の切り捨て,格差の拡大だったことが認識されたから,しかも東欧と旧植民地独立国の40年目の自由政治革命と同じことが中国とロシアで2025年26年に発生しているからである,この一党独裁政治体制の自壊は避けられません。

どんな政治体制も経済体制も、個人と企業と国家レベルごとの利己的な行動と思考が不一致になり、矛盾が拡大分裂するからです。

日本も保守が左翼化しているのでエンジンレスの転換革命をしないと最後は停滞し自己崩壊する。幸いにして業界が水素発電&電磁波起電力(電子)に移行させているので大丈夫だと思います。

11. 2025年9月02日 12:01:50 : ImqRVe7Krc : SWI0QkVsTEVmOUk=[976] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語でです)で投稿しています。

PC キーボード故障、、コピーで投稿中。

宗教の危険性と皇室制度の危険性 国交断交。

権力の一極集中、、朝鮮風味の危険性。


原弘達『創価学会を斬る』41年目の検証 : 人権侵害・政権簒奪・歴史改竄 : 創価学会・公明党による言論出版妨害事件を風化させてはならない

言論出版の自由を守る会編

後に知る、、この事件の事を。

其れと大きいゴキブリ、、天井、、処分済み。

朝鮮部落民 創価朝鮮の何時もの行動。

どの字、、故障?  一字でもよく使う字。




[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

12. 2025年9月02日 12:12:27 : ImqRVe7Krc : SWI0QkVsTEVmOUk=[977] 報告
transimpex_ochd(スコットランド・ケール語で8です)で投稿しています。

crime 朝鮮宗教 創価学会

PC キーボード交渉中、、コピーで投稿。

投稿を消しても、、無理。



[18初期非表示理由]:担当:混乱したコメント多数のため全部処理

13. カミー[2487] g0qDfoFb 2025年9月02日 13:11:38 : VD4ii5VLrc : LkNtNWhSVENTRS4=[3212] 報告
ゲンダイもDSの手先なのか、国賊小泉を取り上げて模範にせよいうのか、バカ野郎、やめて欲しい、といってももう手遅れか、腹が立って気持ちが収まらない。
14. [5046] iKQ 2025年9月02日 18:31:12 : 98JSTOY8rw : Y1BVNkdjbG9YLkk=[1509] 報告

 う〜〜ん

 その程度の 進言で 自民党が何んとかなるのでしょうか??

 一度あること二度ある三度ある 

 古い格言だが 世の中は 進歩しているのだけど 山崎・小泉には 見えていない

 う〜〜む

 

15. 秘密のアッコちゃん[1871] lOmWp4LMg0GDYoNSgr@C4YLx 2025年9月02日 19:51:17 : n4vXmS4Gso : WUN2WklXQ0Fya0k=[1309] 報告
<■195行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
参政党よ、本物であれ
正論2025年10月号 政治学者 岩田温
選挙とはゼロサムゲームである。
どこかの政党が負ければ、どこかの政党が必ず勝利する。
2025年7月の参議院選挙を冷静に分析してみれば、最大の敗者が自民党であることは間違いないが、本来なら、与党が敗北すれば野党第1党が躍進するのが当然だった。
例えば、2007年、第1次安倍政権が退陣する契機となった参院選では、自民が獲得議席37議席(改選前64)と惨敗した分、野党第1党の民主党が60議席(改選前32)と躍進した。
だが、今回の選挙では自民党が獲得議席39議席(改選前52)と低迷したのに、立憲民主党は22議席(改選前22)と伸びなかった。
自民党は大敗北を喫し、立憲民主党も勝利していない。
では、勝ったのはどこか。
参政党と国民民主党である。
参政党の獲得議席数が14議席(改選前1)、国民民主党の獲得議席が17議席(改選前4)。
間違いなく2つの野党が躍進した選挙であった。
本稿で取り上げるのは、急速な勢いで影響力を増している参政党である。
参政党はなぜ勝利したのか。
もちろん石破茂総理率いる自民党の左傾化によって保守系の支持者が自民党を離れていったのは間違いない。
岸田文雄政権下で制定が進められたLGBT理解増進法、石破政権によって危うく実現しかけた夫婦別姓、こうしたリベラル政策を自民党の岩盤支持層は嫌う。
こうした政策を歓迎する「リベラル」な有権者もいるが、彼らはそもそも自民党に投票しないから、自民党にとっては、愛想を尽かした保守層に逃げられただけの結果に終わった。
自民党は負けるべくして負けたのだ。
参政党は、こうした保守系自民党支持層の期待を集めた。
それが勝因の1つだ。
だが私はそれ以上に大きな原因があると分析している。
それは、オールド・メディアの過剰な参政党攻撃だ。
■常軌を逸した批判
例えば、参政党の神谷宗幣代表が
「高齢の女性は子供が産めない」
と述べた件、
「日本人ファースト」
を掲げた件に対する『毎日新聞』の記事が象徴的だ。
記事は
「高齢の女性は子供が産めない」
との発言を巡り、これにいきり立った弁護士らが主催した緊急集会の様子を取り上げ、次のように報じている。
《県内外から150人ほどが集まり、
「少子化を女性のせいにするな」
「選挙を差別に利用するな」
などと書かれたプラカードを掲げた。
集会では、様々な理由で子供を授かれない女性や妊娠・・・出産を望まない女性も発言した。
「産む・産まないの選択が自由にできる社会が大切だ」
と訴えた。》
そもそも神谷宗幣代表の主張は生物学的事実を指摘したもので、
「少子化を女性のせい」
にしているわけでもなければ、
「選挙を差別に利用する」
ものでもない。
生物学的事実を述べたことに対して余りに過剰な批判ではないだろうか。
事実を述べたことが差別的であると糾弾されるという事態は、異常な事態なのだが、その感覚が毎日新聞には欠如している。
アンデルセンの童話
「はだかの王様」
を思い出したのは、筆者ばかりではあるまい。
事実を事実として口にすることは何の問題もないはずだ。
また、
「日本人ファースト」
についても常軌を逸した批判が行われた。
ヘイトスピーチを監視するため集まる
「川崎駅前読書会」
なる会があるらしく、毎日新聞ではその会のメンバーの発言が報じられている。
《共生社会を進めるのではなく、社会を分断している》
《差別や排外主義の広がりを許してはいけない》
(2025年7月7日の記事より)
日本人ファーストと掲げることを
「社会を分断している」
と断じ、
「差別や排外主義」
と一括りに非難しているが、余りにも極端だ。
現在の世界を冷静に見つめていれば、国民国家を基盤とした国際社会、国際秩序が厳然と存在している。
国民国家とは、国民と非・国民との区別の上に成立する。
注意しなければならないのは、ここで述べている
「非・国民」
とは、侮蔑語ではなく、その国の国民ではない、国民ならざる人々という文字通りの意味であることだ。
どれほど左翼が騒ぎ立てようとも、現代の国家においては国民と国民ならざる者の区別は紛れもなく存在している。
例えば、国民に付与されるパスポートを想起すれば、誰もがこの区別を無視できないはずだ。
そうした国民国家においては、自国民ファーストが前提となっている。
つまり日本人ファーストとは、差別や排外主義と捉えるべきではなく、国民国家という制度の前提を説いているに過ぎないのだ。
しかし、新聞ばかりか、テレビの報道も、相当偏向していた。
選挙戦の最中、2025年7月12日に放送されたTBS「報道特集」でも参政党は槍玉に挙げられていた。
「争点に急浮上”外国人政策”に不安の声」
と題した報道で、
「日本人ファースト」

「排外主義」
と批判されていた。
しかも女性キャスターは、番組の最後に次のようにコメントした。
「実際に外国籍の人と全くかかわらずに生活をしている人って、実はほとんどいないと思うんですよ」
「学校の友達だったり、職場の同僚だったり。自分の1票がひょっとしたら、そういった身近な人たちの暮らしを脅かすものになるかもしれない」
「これまで以上に想像力をもって、投票しなければいけないと感じています」
まるで参政党に1票を投じることが
「身近な人たちの存在を脅かす」
とでも言いたげなコメントだ。
これは事実を指摘したものではなく、キャスターの極端な感想に他ならない。
こうした感想を報道として垂れ流すことこそ、むしろ問題にされて然るべきではないか。
そして何より、こうした過剰な参政党批判は、参政党の知名度を高め、余りに的外れな非難はオールド・メディアの思惑とは逆に、参政党への追い風となった。
いささか皮肉めいた言い方になるが、参政党を強力に応援したのは、オールド・メディアの過剰な参政党攻撃であった。
■粗削りな保守
躍進した参政党の今後をどのように考えるべきだろうか。
幾つかの観点から指摘したい。
これだけの議席を得たからには、保守の期待に応えていく責任があるのは言うまでもないが、長期的に活躍する本格的な政党を目指すのであれば、1人のカリスマ的指導者依存からの脱却が重要になる。
だが、言うは易く行うは難し、なかなか容易に進まないはずである。
何故なら、現時点で参政党が神谷宗幣代表という指導者を失えば、党自体が雲散霧消していくのは明らかである。
しかし、このまま神谷宗幣代表というカリスマ依存の状況が長引けば、もし神谷宗幣代表が倒れた時には、参政党も倒れる。
あるいは、神谷宗幣代表が飽きられた時、参政党も飽きられることになる。
参政党がこのジレンマから脱するには、時間をかけて、次代を担う政治家を成長させていくことが重要になってくる。
その上で気になるのは今回当選した新人議員たちの議員としてのレベルである。
新人研修に参加したある議員はXで次のように投稿していた。
「参政党は議員になると、みっちりと厳しい教養を受けます」
「本日は岩本まな議員と共に、参政党本部にて受講してまいりました」
(2025年7月31日)
申し訳ないが、日本語がおかしい。
言うまでもなく、
「教養を受ける」
という言い方はしない。
教養は受けるものではなく、身に着けるものだ。
「受講した」
と書いているのだから、受けたのは教養ではく講義だろう。
誰でも言い間違いはあるから、それをいちいちあげつらうつもりはないが、こうした投稿を、国民の代表たる参院議員がするのは恥ずかしいことだ。
個々の議員のレベルについては、今後の向上を願うとして、参政党が掲げる政策も余りに粗削りであり、相当洗練させていかなければならない。
例えば、多くの人々が批判していた
「新日本憲法構想」
について私も読み込んでみた。
色々と指摘したい点があるがここでは1点に留めよう。
国民の要件を定めた第2章、第5条では次のように記されている。
「国民の要件は、父または母が日本人であり、日本語を母国語とし、日本を大切にする心を有することを基準として、法律で定める」
ここで最も問題になるのが
「日本を大切にする心」
との文言だ。
具体的には何を意味するのかが分からない。
脚注には次のように記されている。
「規範的要件だが、我が国に対する害意がないことをもって足りると解すべきである」
ここまで読んでみてもまだ具体的に想像するのが困難だ。
そもそも他人の心の中身を覗き見ることはできない。
我が国に対する害意を有する、有さないの判断を他者が下すのは極めて難しい。
管見に従えば、過激なフェミニズムは我が国に害をもたらす。
だが、そうした思想の持ち主たちが日本への害意に基づいているのかは判然としない。
彼らは大真面目に日本の将来のためと妄信しながら、結果的には害意以外の何物でもない思想を撒き散らしているのかもしれない。
極端で過激な思想の持ち主は悪意ではなく、善意からそのような思想を持つに至った可能性も否定できない。
オウム真理教の信者たちは、世界の人々を救済したいと願いながらサリンを撒いた。
善意ある狂気こそが問題とされるべきなのだ。
また、仮に
「日本を大切にする心」
を持たないと政権に認定された国民はその時点で国籍を剥奪されることになるのか。
あるいは、政権の意に沿わない主張をする人間は
「日本を大切にする心」
を持たないと判定される恐れがありはしないか等々、様々な悪しき事例が思いつく。
基本的に憲法とは、権力の暴走を抑制し国民の権利を保護する
「立憲主義」
に基づかなければならない。
権力が暴走する可能性を孕む憲法案は稚拙である。
■危うい国際認識
国際関係についての認識、外交論も危うさを孕んでいる。
日米同盟について神谷宗幣代表は2025年7月6日に行われたネット党首討論で次のように語っている。
「今の日本の国防は在日米軍なしでは考えられない状況ですので、やっぱりこの体制を長い時間かかったとしても見直していくということだと思います」
「トランプ大統領は自分の国は自分で守れとおっしゃるでしょうから、であれば段階的に在日米軍に引いてもらう」
「それからあと日米地位協定を見直す」
「・・・(略)・・・今の状況で軍事費だけ上げても、高い武器とかミサイル買わされて終わるんじゃないかなという懸念があります」
(【参院選2025】ネット党首討論 主催:ニコニコより)
自分の国は自分で守るというのは国防の基本である。
この基本姿勢を忘れてはならないとする主張には強く共感する。
ただ、一方で現在の情勢を冷静に分析すれば、我が国1国で中国と対峙することは不可能だ。
日米地位協定の改善を求めるのは当然だが、
「段階的に在日米軍に引いてもらう」
と公言することは、日米の離間を促し得るため、極めて危うい。
日米関係に楔を打ち込むことこそが中国の国益に最も合致するからだ。
現実を見つめながら国益を追求するのが政治であり、空理空論を弄ぶのは活動家の戯れに過ぎない。
司馬遷の『史記』西南夷列伝を紐解けば、夜郎国の逸話を目にする。
夜郎は極めて小国であったが、大国である漢の使者に対し
「漢と我といずれが大なるか」
と問う。
自己認識が出来ておらず、自国が漢と同程度の大国だと信じ込んでいたのだ。
ここから
「夜郎自大」
の言葉が生まれる。
現実的に我が国を守り抜くためには夜郎自大に陥ることなく、冷静に現状を分析し安全保障体制を構築することが肝要である。
また、ウクライナ戦争についての認識もロシアに大きく肩入れしようとしているように見受けられる。
2023年4月の国会で神谷宗幣代表は次のように述べている。
「米国の機関投資家や政治活動家の面々がゼレンスキー大統領を担いでNATO(北大西洋条約機構)の東進を進めようとし、ロシアの怒りを買って始まった」
これでは、まるでロシアのウクライナ戦争に大義があるかのように受け取られかねない。
ロシア側からすればそのような解釈もあり得るだろうが、日本にとって重要なのは、武力による国際秩序の破壊を許さないとする国際社会の規範を守り抜くことである。
なぜならそれが最も日本の国益に適うからだ。
中国が台湾を武力侵攻することが日本・アジアにとって最大の脅威である。
中国の侵略の論理を許さないためには、ロシアの侵略の論地も同様に許してはならない。
ロシアの論理を容認することは、中国共産党の論理を認めることを意味する。
断固として拒絶することのみが我が国の国益に合致する。
参政党が、こうした政策や認識の粗さを磨き、洗練させていくことができるか、否かを問うことは、彼らに本格的な責任政党に成長する意志があるのか、その有無を問うことでもある。
参政党が仮に極端であっても一部の人から支持されればいいという姿勢で、これまでと変わらぬ粗い主張を繰り返すのであれば、しばらくは、現状に不満を持つ右派の受け皿にはなり続けるだろう。
しかし、それは右の日本共産党、れいわ新選組とでも評すべき政党で、全体から見れば右派の一時的ガス抜きになるに過ぎない。
しかし、もし、参政党が現実を動かそうとするならば、権力の奪取を目指さねばならず、その際に重要となるのは必要な妥協を行う覚悟である。
原理主義的言説を好む熱烈な支持者は妥協に対して不寛容だが、政治とはある意味で妥協点を探る行為であり、妥協なき政治とは語義矛盾である。
妥協の産物、否、妥協の芸術こそが政治の要諦に他ならない。
踏みとどまりながらも妥協するという曲芸を成し遂げる者のみが権力を掌握する。
参政党が柔軟な責任政党を目指すのか否か。
原理主義者依存を脱却できるか否か。
私はこれからも注視していく。


[18初期非表示理由]:担当:スレと関係が薄い長文多数のため全部処理。自分でスレを建てて好きな事を投稿してください
16. たぬき和尚[2202] gr2CyoKrmGGPrg 2025年9月03日 03:56:17 : ZGAvq8lUL6 : RGlkdUxULi93MEE=[1689] 報告
小泉郵政解散は背後にアメリカの意図があった。
国民はまさか国政にアメリカが手を突っ込んでいるとは思わないから、ヒーロー小泉の大勝負だと思って狂喜したのだ。だからうまく行ったところもある。
しかし石破が解散したら果たしてうまく行くだろうか?

評論家の誰かが、郵政のように名前をつけるとしたら「裏金壺議員追放解散」だろうと言っていたら、こんな地味でインパクトのない解散があるだろうか? 変人小泉が長年温めてきた郵政解散とは本質的に違うのである。

郵政解散を支持したのは、財界や都市のサラリーマンで親米で保守の亜流の新自由主義者だった。
都市の近代的生活を続けるためにはアナクロな郵政システムを破壊せよと言っていた連中だった。
しかし石破の裏金壺議員解散を期待しているのは、ガチリベラルで立憲共産党とでも呼ぶべき連中で反安倍の勢力である。ガチリベラルの反乱は、資本家やアメリカは賛同しないだろう。限りなく頼りない革命は成功するだろうか?

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