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https://www.yomiuri.co.jp/politics/20250901-OYT1T50203/
石破総裁は、今日開かれた自民党の両院議員総会の冒頭で、大敗した参院選について「総裁である私の責任。そのことから逃れることはできない」とし、「責任を果たした上で、しかるべき時にきちんとした決断をする」と述べ、
さらに、
「国家国民のため、誠心誠意全力で立ち向かう姿をお示ししたい。自民党として、みなさんとともに道筋を示すのが私の責任。責任から逃れることなく責任を果たしたい」とも訴えたという。
日本国憲法に厳格に規定された手続きに従って選出された内閣総理大臣の地位を、一介の私的結社に過ぎない自民党の人気投票によって剥奪できるはずもなし。
自民党の総裁選挙前倒しの動き。
一体何をしたいのか、私には理解不能。
自ら辞める気配がないので、私的選挙で引きずり降ろしたいということか。
私的選挙によって、石破総裁を自民党総裁の椅子から引きずり降ろすことは出来ても、石破総理を辞めさせることはできないのだが・・・。
自民党の総裁でいなければ内閣総理大臣を続けられないという法律は存在しない。
日本国憲法に従えば、石破総理を辞めさせたいのであれば、その方法論は「内閣不信任決議案を提起し、可決する」しかないのだろう。
それ以外には、石破総理が総理の地位に嫌気がさして、あるいは病に倒れて、自ら政権を投げ出すか・・・。
石破総理自身は政権を投げ出す意思は無さそうだから、「内閣不信任決議案を提起する」しかないことになる。
結論を言えば、総裁選前倒しの動きは、国民にとっては何の意味もなく、自民党という私的結社内の権力闘争でしかないということだ。
私的結社内の権力闘争によって、政治空白が続いていることを極めて遺憾として、もっと批判すべきだろう。
国民にとっては、迷惑至極。
自民党として、石破総裁を信任できないというのであれば、石破総理も信任できないということでもある。
とすれば、論理的帰結としては、
自民党が内閣不信任決議案を出すべきだろう。
以下に記事の全文を転載する。
自民党内で臨時総裁選の実施に向けた動きが加速する中、石破首相(党総裁)が焦りを募らせている。「石破降ろし」の動きを抑え込もうと躍起になっており、「衆院解散」カードや経済対策の策定指示で対抗するとの見方が広がり、党内で反発が高まっている。(樋口貴仁、阿部雄太)
首相は1日、自民の森山幹事長、木原誠二選挙対策委員長と首相官邸で約40分面会した。2日に予定される参院選総括委員会や両院議員総会などについて意見交換したとみられる。
一方、解散権を握る首相と党の選挙責任者である森山、木原両氏が顔をそろえたことから、党内では「衆院解散を打つ算段ではないか」(中堅)との観測も広がった。
首相擁護派はかねて党内での臨時総裁選実施要求の高まりに対し、「衆院解散で国民の信を問うのが民主的だ」(鈴木宗男参院議員)などと強硬論を唱えてきた。報道各社の世論調査で内閣支持率が上昇傾向にある中、首相サイドには党内を解散論で抑え込んでも「国民世論は首相を支持するだろう」との期待がある。
これに対し、党内からは「政策論争の上での解散ではなく、首相の保身が目的だろう。解散を打つ大義はどこにもない」(ベテラン)との声が上がる。自民は首相の下で衆院選、東京都議選、参院選と大型選挙で3連敗してきただけに「勝算が全く見込めない」との悲観論が主流だ。
かえって党内の反発が拡大し、「臨時総裁選の賛成論を後押しするだけだ」との冷ややかな見方も強い。
首相側は、物価高対策などを盛り込んだ経済対策策定の指示もちらつかせている。秋に召集が想定される臨時国会での補正予算案提出に備えたもので、首相に近い政府高官は1日、「そろそろ指示をしないと対策が間に合わない」と語った。
首相は参院選後、「第9回アフリカ開発会議(TICAD9)」や日韓、日印首脳会談などの外交日程に注力してきたが、8月末で一段落した。今後は内政の課題に着手する姿勢を見せることで「政治空白」を生んでいるとの批判を避けつつ、政権継続の正当性をアピールしたい思惑があるとみられる。
記事の転載はここまで。
石破総理としては、内閣不信任決議案が衆議院に提起されるまでは、粛々と総理大臣の責務を果たしていればいいし、そうあるべきなのだ。
党内政局に惑わされることで、国民を忘れてはならない。
変な小細工で自らの保身を図ることは厳に慎むべきだ、
内閣不信任決議案が提起され可決した場合には、憲法の規定に従って潔く内閣総辞職によって総理大臣の地位から降りるもよし、国民に信を問いたければ衆議院解散総選挙を選択することも、総理大臣の2拓の選択肢の中で許されている。
それまでは、私的結社の権力闘争に惑わされることなく、端然と総理大臣の職務を全うすることに精励すればいいのではないか。
もはや自民党総裁の椅子に未練などなかろう。
気まぐれで、比較第一党と第二党のトップの言を比較してみた。
自民党総裁
「地位に恋々とするのでは、まったくありません。しがみつくつもりも、まったくございません」、「国家国民のため、誠心誠意全力で立ち向かう姿をお示ししたい。」
立憲民主党代表
「総括で『大惨敗』とすると、代表として立っていられない。『事実上の敗北』という、この内容で諮らせてほしい」
ちょっと比べてみただけ・・・他意はない。。
だけど・・・。
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