http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/133.html
Tweet |
「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377444
2025/09/12 日刊ゲンダイ
本人やる気満々でも…(C)日刊ゲンダイ
自民党総裁選は、今月22日の告示までまだ10日以上あるが、茂木敏充前幹事長(69)が10日、トップを切って正式に出馬表明会見を開いた。メディアは出馬予想で茂木氏含め、林芳正官房長官(64)、高市早苗前経済安保相(64)、小泉進次郎農相(44)、小林鷹之元経済安保相(50)の5人の名前を挙げている。ただ、「本命」とみられる進次郎氏は依然、態度を保留。出馬しない可能性も囁かれ出した。
というのも、今度の総裁は「ババ」を引くようなもの。衆参少数与党のため、政権運営は困難を極めるうえ、そもそも自民党総裁イコール首相に必ずなれるとは限らないからだ。
「進次郎さんは党三役をやったことがないし、まだ若い。短期政権で潰すのは惜しいと、温存すべしの声がある。しかし、そうなると党員投票があるので、人気の高い高市さんの独壇場になるかもしれない」(自民党関係者)
高市氏は1年前の総裁選で党員票がトップだった。党内には、高市氏なら逃げた保守層を取り戻せると、期待する向きもある。だが、“高市総裁”では大事な連立パートナーが逃げる可能性がある。
公明党の斉藤代表は7日、「保守中道路線で、私たちの理念に合った方でなければ、当然、連立政権を組むわけにはいかない」と発言。連立を組んでいるとはいえ、他党の党首選に口出しするとはよほどのことだ。
「公明党は『平和の党』。アジア各国とは良好な関係を推進している。参院選は大幅な議席減で『党存亡の危機』とまで総括しようとしているのに、そこへタカ派すぎる高市さんでは、とても連立を維持できない」(公明党関係者)
立憲・野田代表の覚悟次第
今が“その時”、覚悟するのか(立憲民主の野田佳彦代表)/(C)日刊ゲンダイ
高市氏は昨年の総裁選で「首相就任後も靖国神社を参拝する」と明言していた。「中韓との関係が悪化するのは確実」(自民ベテラン)と、自民内でも危惧するのだから、「公明が連立離脱」だってあり得ない話ではない。
そこで、「まさか、ではあるけれど」としながら、永田町関係者がこう言う。
「高市さんがすんなり首相指名選挙で選ばれるのかどうか。たとえ参政党が高市さんに投じても、衆院は3人しかいませんしね。決選投票で公明が高市さんに乗らず、野党が誰かにまとめれば、自民は下野ですよ」
野党は10日に9党派揃って、臨時国会を早期召集すべきとの要求書を衆院議長に提出し、対決色を強めている。
立憲民主党の野田代表は10日出演したラジオ日本の番組で、首相指名選挙で野党側の首相候補を一本化する可能性を問われ、「それをしないと緊張感のない政治だ。まず誰に投票するかを決めるより、野党でまとまっていこうと合意できるかどうかだ」と発言。他の野党に協力を呼びかける考えを示した。
「野田さんの覚悟次第です。自分でまとめるか、あえて身を引いて、国民民主の玉木代表でまとめるか。維新を野党側につけられるか。もっとも、これまで野党をまとめようと積極的に動いてこなかった野田さんですから、期待薄ですが……」(前出の永田町関係者)
野田代表は「政権交代こそが最大の政治改革」と昨年の代表選で訴えて、党首になった。今がその時、なのだが……。
◇ ◇ ◇
「保守中道路線、私たちの理念に合った方でなければ当然、連立政権を組むわけにはいきません」自民党総裁選に対し、公明党の斉藤代表が踏み込んだ理由とは。●関連記事【もっと読む】『公明党が自民党総裁選に異例のドーカツ…「ポスト石破」本命の高市早苗氏&小泉進次郎氏に影落とす』で詳報している。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK298掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK298掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。