http://www.asyura2.com/25/senkyo298/msg/174.html
Tweet |
自民党総裁選「小泉進次郎vs高市早苗」の一騎打ちにとんだ“伏兵”現る 永田町番外地
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/377837
2025/09/21 日刊ゲンダイ
小泉支持を表明した加藤財務相(C)日刊ゲンダイ
「勝信さんが小泉陣営を応援すると聞いて、驚きました」
加藤勝信財務相の義姉であり安倍内閣の官房参与だった加藤康子氏が15日に自身のフェイスブック上で放ったこの一言が、自民党総裁選の行方に少なからずの影響を与えそうだ。康子氏については故・安倍晋三元首相の実父、晋太郎元外相がかつて率いた安倍派清和会の四天王と呼ばれた故・加藤六月元農相の“娘”と言った方が永田町界隈、あるいは加藤家の地元岡山では通りがいいかもしれない。六月の次女・周子と結婚した勝信は入り婿である。
「安倍晋三先生に生前、『高市応援』を頼まれました、その時のやりとりを鮮明に覚えています。その言葉を胸に高市勝利を目指してブレずにがんばりましょう!」
康子氏はこう言って自身のFBを締めくくった。
康子氏はまた、17日付の産経新聞紙上でも、高市が令和3年9月の総裁選に初出馬した際の安倍とのやりとりについて、「安倍氏は『高市さんを頼む』と。勝信さんにも『頼んでいる』と言っていた」と証言した。
その勝信が高市ではなく、小泉陣営の選対本部長に就任する。
「康子さんにとっては驚きではなく、怒りでしょうね。安倍家とは家族以上の付き合いでしたし、晋三さんとは幼馴染みで妹のように可愛がってもらった。勝信が重要閣僚を歴任し首相候補とまで言われるようになったのは、一にも二にも晋三さんのおかげ。安倍家との強い結びつきがあったればこそです」(自民党ベテラン職員)
つまり勝信は、その大恩ある安倍元首相の意向に背を向け、しかも、さかのぼれば晋太郎亡き後、派閥の有力後継候補だった六月に対し、森喜朗と手を組み追い出した小泉純一郎の息子・進次郎の応援団を買って出たわけだ。
「加藤は前回総裁選に出馬したが、推薦人にも裏切られて16票しか取れずに最下位に終わったことから、今回は勝ち馬の進次郎に乗った。幹事長狙いが透けて見えます」(全国紙デスク)
しかし、その勝信の縁深き安倍-加藤両家に対する裏切りが、かえって安倍後継の高市の政治的求心力を高めることになるかもしれない。
「康子氏の怒りは永田町に瞬く間に広がり、小泉陣営はザワつき、高市陣営にはいい意味の緊張が走っている。康子氏は何なら次の衆院選で加藤勝信氏(岡山3区)の対抗馬に立つとまで息巻いているそうです。実際、知らない関係でもない参政党の神谷(宗幣)代表が興味を示しているようです」(前出のデスク)
自民党総裁選は週明け22日告示。とんだ“伏兵現る”か。 (特命記者X)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK298掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK298掲示板 次へ 前へ

すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。