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吉村代表は連日“ドヤ顔”、党内にも高揚感漂うが…維新幹部から早くも「連立離脱論」噴出のワケ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379348
2025/10/24 日刊ゲンダイ

本命は「大阪都構想」/(C)日刊ゲンダイ
「党内は高揚感に包まれています」
日刊ゲンダイにこう語ったのは、日本維新の会の関係者だ。21日に自維連立政権が発足して以降、吉村洋文代表が連日テレビで“ドヤ顔”を浮かべ「日本を前に進める」などと発言。「議員定数の削減」といった看板政策にも世間の注目が集まり、党内で期待感が高まるのもうなずける。
ただ、幹部たちからは早くも連立離脱論が噴出。藤田文武共同代表は22日のネット番組で、定数削減について今国会で法案提出に至らなければ「(連立は)完全にご破算」と、離脱も辞さない態度を示した。馬場伸幸前代表はBS番組で、松井一郎元代表も朝日新聞で“自民が約束を破ったら離脱”という趣旨の発言をしている。どういうことなのか。
「党内には腹の中で『自民に手を貸すなんてあり得ない』と考えている議員が少なからずいます。そういう議員に対し『自民に厳しく対応するから離党しないでね』とメッセージを送っているのだろう」(維新関係者)
みんな与党入りで浮かれ気分かと思いきや、党内の意見は割れ、幹部は引き留めにかかっているわけだ。
「いやいや、彼らはそんなに思慮深い人たちじゃないですよ」と言うのは、維新の内部事情に精通した政界関係者だ。
「今は『定数削減』という高めのボールを投げて相手の出方を見ている状態。『自民はどこまでオレらの要求をのむのか』と試しているわけで、『離脱』発言は脅しみたいなもの。結果『定数削減』が実現すれば手柄になるので、それはそれでOK。ただ、本命は維新悲願の『大阪都構想』を下敷きにした『副首都構想』の実現です。2度の住民投票で否決された大阪都構想実現の足がかりにしたい。自民がこっちをのまなければ、維新はサッサと出ていくでしょう。ただ、今の状況はおいしいと思っているはず。注目されているうちはブーブー言いながら居座るんじゃないですかね」
そんな邪な維新に野党は揺さぶりをかけている。国民民主の代表代行、公明の幹事長らがきのう(23日)、国会内で会談し、企業・団体献金の規制強化を盛り込んだ政治資金規正法改正案を今国会に提出する方針で一致。立憲民主党も賛同する方針だが、3党では過半数に届かない。
裏金自民を猛批判し、「企業・団体献金は禁止」を主張していた維新の対応がカギだが、どうするのか。ダンマリを決め込めば批判を招き、党内の高揚感は一瞬で絶望感に変わるだろう。
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自維連立政権をめぐるゴタゴタについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。
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