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宮城県知事選は現職辛勝も“デマ拡散”に大苦戦…参政党も便乗「いったもん勝ち」SNS選挙の恐怖
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379491
2025/10/28 日刊ゲンダイ

村井氏の演説中に掲げられたプラカード(C)共同通信社
激戦となった宮城県知事選(26日投開票)は、自公の県議らが支えた現職・村井嘉浩氏が当選。6選を果たしたが、自民党前参院議員の和田政宗氏の猛追を受け、わずか1万5815票差の辛勝だった。
保守分裂選となった今回、和田氏は参政党と政策覚書を締結。事実上の参政党候補となった和田氏のもとには、神谷宗幣代表や吉川里奈副代表、塩入清香(さや)参院議員らが応援に駆けつけた。和田氏の街頭演説は参政党の公式ユーチューブでライブ配信され、「切り抜き動画」も数多く投稿された。
一方、村井陣営を震え上がらせたのは、SNS上のデマ拡散だ。村井氏に対し<メガソーラー大歓迎><イスラム教徒向けの土葬墓地整備を推進>といった言説が流布された。しかし、村井氏は先月の県議会本会議で、土葬墓地整備の白紙撤回を表明。メガソーラーの建設計画にも、「反対」を明言している。村井陣営の県議が言う。
「参政党を含む和田陣営は、拡散されたデマに注意喚起をするでもなく、『土葬墓地は完全に取りやめる』などと主張。むしろ、便乗ムードでした。特に都市部を中心にデマ情報は急拡散。仙台市では唯一、和田候補の得票が上回り、村井候補は約3万6000票のリードを許した。デマの影響力は凄まじく、ムスリムの人たちに抱える県民の漠然とした不安を、選挙に利用された感があります」
応援する地方議員にも誹謗中傷が
いまや外国人の流入は、どの地域でも進んでいる。
「排外主義的主張は、SNSで非常に拡散されやすくなっている。今後も『外国人問題』は、あちこちの首長選で積極的に争点化されるでしょう。不安をあおってデマを拡散する側が支持を得るなど、“言ったもん勝ち”の選挙がまかり通ってしまう。今回の選挙で和田候補が現職に猛追したのも、ひとつの成功体験になりかねない」(地元政界関係者)
選挙期間中は、村井本人だけでなく、応援する地方議員のもとにも誹謗中傷が相次いだ。「家族に危害が及ぶことを恐れ、選挙運動ができなくなった議員もいた」(前出の県議)という。民意を歪める“デマ選挙”は、アナタの町でも起こりうる。
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和田氏の応援に駆け付けた参政党のさや議員。いったいどんな経歴の持ち主なのか。●関連記事【もっと読む】『参政党さや議員はバブル崩壊後の青短女子OG 小中高は公立、就職氷河期の荒波に揉まれて…』で詳報している。
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