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高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/379942
2025/11/06 日刊ゲンダイ

「裏金官房副長官」、参院出禁つづく(C)共同通信社
ようやく本格化した臨時国会で高市首相が炎上している。火種は自民党の宿痾である「政治とカネ」。高市首相は党内の反対を押し切り、選挙の審判を受けていない裏金議員を官房副長官に起用。猛反発する野党から参院への出禁を食らう異常事態が続いている。閣僚は文春砲を被弾し、国会運営は見通せない。
高市首相の子分にあたる「奈良の男」
渦中の官房副長官は、旧安倍派の佐藤啓参院議員。「奈良の女」である高市首相の子分にあたる「奈良の男」で、当選2回の元総務官僚。計306万円の裏金づくりが判明したが、今夏は非改選だった。官房副長官は政府と国会の橋渡し役を担うため、佐藤氏は参院議院運営委員会に出席する必要があるが、野党が拒否。衆院担当の尾崎正直官房副長官が代理説明者として対応している。
「高市氏が総裁に選出された際、公明党は『ひめゆり暴言』の西田昌司参院議員、公明を軽視する小野田紀美参院議員、裏金の禊を済ませていない佐藤啓参院議員の要職登用は容認できないと伝えていたと聞く。その時点で人事を誤れば、にっちもさっちも行かなくなるのは分かり切っていた。それで、たまりかねた石井準一参院幹事長が先月末の会見で〈こうしたことが起きないよう強く申し出ていた〉とぶちまけたのです。周囲の声に耳を貸さない高市氏は、副長官を差し替える気はないようです」(自民関係者)
5日の参院本会議での代表質問で、佐藤氏の任命責任について立憲民主党議員から問われた高市首相は「若くて優秀な将来の日本を担うべき参院議員だ」と評価。「有為な人材にはぜひ再起の機会をお与えいただき、与野党の先生方にお育ていただくことをどうかお願いする」と言ってのけた。
気分は佐藤氏の「生みの親」なのか。高市の支持基盤である保守系団体「日本会議」の谷口智彦会長は、産経新聞(10月22日付)のコラムで「自民党総裁イコール内閣総理大臣の等式が成り立たない中、最後は自分で自分の産婆役になった」と評していた。
高市首相もスネ傷の身

周囲の声は絶対聞かない(C)日刊ゲンダイ
「政治とカネ」の問題は佐藤氏に限らず、林総務相と城内経済財政相にも浮上。週刊文春(11月13日号)によると、昨秋の衆院選中に林陣営が「ポスター維持管理費」を隠れみのに選挙運動員買収や違法寄付をした疑いがあるという。城内氏は関連する3政治団体を通じた事務所家賃の還流疑惑だ。城内氏所有の新旧事務所に対し、総額720万円が支払われていたという。
高市首相もスネ傷の身だ。代表の自民党奈良県第2選挙区支部では2021年だけで不透明なカネの動きがいくつもあり、いずれも23年に表沙汰になった。政治資金パーティー券収入の政治資金収支報告書への不記載を指摘されると、事務的ミスとして少額に修正して領収書を差し替え。党本部から受けた支部交付金計150万円の収支報告書不記載が発覚すると、これまた事務的ミスとして修正。衆院選直前に国の公共事業請負業者から受領した寄付50万円は「誤解を招く」と返金した。
こんなあんばいだから金権腐敗の温床である企業・団体献金の受け手規制すらやる気なし。1995年の政党交付金導入の経緯に関して「企業・団体献金の禁止がセットだとの約束があったとは認識していない」と政府見解をそらんじた。
野党の追及は衆参両院の予算委員会でも続く。高市政権はあっという間に立ち往生だ。
◇ ◇ ◇
自維連立政権の「政治とカネ」問題については、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などで詳しく報じている。
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