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高市首相「議員定数削減は困難」の茶番…自維連立の薄汚い思惑が早くも露呈
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/380152
2025/11/12 日刊ゲンダイ

「絶対条件」だったが「定数削減」は口先だけ(C)日刊ゲンダイ
早くも“下方修正”か。
10日開かれた衆院予算委員会に高市首相と全閣僚が出席。野党からは、日本維新の会が連立の「絶対条件」とした「衆院定数の削減」について質問が飛んだ。
連立合意書には「(開会中の)臨時国会において議員立法案を提出し、成立を目指す」と記されているが、「成立させる」のか「提出だけでOK」なのか問われた高市首相はゴニョゴニョ。前日に自民党の鈴木幹事長がBS番組で今国会での成立は困難との認識を示したことを受け、立憲民主党の馬淵代表代行が「幹事長の発言通り、高市総裁も困難と考えているのか」と問うと、否定できなかったのだろう、高市首相は「大変困難だと思う」と答弁した。
鈴木幹事長の「困難」発言に対して、維新代表の吉村大阪府知事が「僕は高市総裁を信じています」と言っていたのに、高市首相は維新の連立入りの「絶対条件」を、もう諦めてしまったのか。
「いやいや、自民も維新も初めからヤル気なんてありませんよ」と言うのは両党の内情に精通した政界関係者だ。
お互いに「無理」とわかっている

出来ないのは百も承知(C)日刊ゲンダイ
「維新は比例代表で50議席削減と主張していますが、中小政党に不利ですから公明党や共産党などから合意を得られず『小選挙区も削減すべき』との声が上がるのは確実です。小選挙区を削減するには、選挙区の人口に応じて議席数を配分するアダムズ方式を採用することになる。すると、削られるのは保守王国が多い西日本の選挙区となる可能性が高い。自民党内からも反発必至でしょう。そもそも、1〜2カ月で決められる話ではない。そんなことは自民も維新も分かっている。早めに『無理』と示唆することで予防線を張っているのでしょう」
できないと分かっているのに「定数削減」を掲げたのには思惑がある。
「維新は定数削減を連立の入り口にして、悲願の『大阪都構想』を前提にした副首都構想の実現を狙っている」(維新関係者)
自民は少数与党下で国会運営をスムーズにするため「維新の手を借りた」(自民関係者)わけだ。
しかし、高らかと「定数削減」をブチ上げておきながら、実現できなかった時に自維は猛批判を浴びるのではないか。
「まあ、『今国会では時間不足なので今後も検討』といった理由でお茶を濁すのではないですかね。または、『野党が非協力的だった』と責任転嫁することも考えられます」(官邸事情通)
薄汚い連中である。
◇ ◇ ◇
維新が連立入りの「絶対条件」として国会議員の定数削減を持ち出したのは焼け太り狙い? 関連記事【もっと読む】『維新の「議員定数1割削減」に潜む欺瞞…連立入りの絶対条件は“焼け太り”狙った露骨な党利党略』で詳報している。
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