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https://www.tokyo-np.co.jp/article/454372?rct=politics
歴史に学ばない立憲民主党。
社会党の轍を踏む。
今更・・・
何を考え、何を目指し、何をしたいのか、正直理解に苦しむ。
野田氏が代表になってから、立憲民主党のアイデンティティーはほとんど失われたと言って過言ではない。
もはや自民党の政策との違いを探すのが困難になってしまった。
「政権交代しても、日本は変わりませんから安心してください」とでも言いたいのだろうか。
そんな政党に存在意義は見い出せない。
「党の理念」も「基本政策」も、いとも簡単に投げ捨ててしまう姿は「政党の体」を失っている。
党員結束の柱であるべき「党の理念」も「基本政策」も軽んじる、「烏合の衆」と言うべきか。
当然党内民主主義など失われているに違いない。
これまで立憲民主党を支持してきたコアな支持層が離れていくのは必定。
一つの党が理念を変えて存続することはあり得ない。
少なからず、これまで支持してきた有権者に対して、あまりにも不誠実といわねばならない。
理念を変えるなら、新しい党を起こすのが道理だ。
以下に記事(共同通信配信)の全文を転載する。
立憲民主党が、来年夏をめどに安全保障政策に関する新たな党見解を発表する方向で調整に入った。集団的自衛権の行使が可能となる安保関連法の存立危機事態を念頭にした「違憲部分を廃止」との主張の修正を視野に入れる。安保関連法制定時に与党として関わった公明党との「中道」路線での連携を想定した対応。複数の関係者が7日明らかにした。
新見解は外交・安全保障総合調査会(会長・岡田克也元外相)を中心に検討し、野田佳彦代表ら執行部が最終判断する。存立危機事態を巡る見解については来夏を待たずに発表する可能性がある。
立民は基本政策に「安保法制の違憲部分を廃止する」と明記している。一方、野田氏は10月、安保法について「制定から約10年で明らかに違憲状態だったと言えることはない」と言及。枝野幸男元代表も「違憲の部分はない」と明言した。
公明は自民党との連立政権から離脱した後、「中道改革勢力の軸になる」と表明。立民の執行部では、公明との関係を深めるためには安保関連法に一定の理解を示す新見解が必要との意見が出ている。
記事の転載はここまで。
野田氏が言う。
「制定から約10年で明らかに違憲状態だったと言えることはない」
と。
野田氏の言う「違憲状態」とはどういう状態を指しているのか。
野田氏の口から一例すら語られたことはない。
そのことと、「安保法そのものに憲法違反の部分がある」としたこれまでの主張は、論理的には何の関係も持たない。
例えば、ある国に、海外での武力の行使を禁じている憲法があり、その憲法に違反して、「自衛のためなら自衛隊を海外に派遣して、その武力を行使できる」とした法令があったとしよう。
そして幸いにも、ここ10年は自衛隊を海外に派遣し、他国と銃火を交え、殺戮し合う機会はなかったと仮定しよう。
その状況でも、「自衛のためなら自衛隊を海外に派遣して、その武力を行使できる」とした法令は憲法違反であることになんら変わりはない。
しかし、かれら立憲民主党は、もはや「その法令は違憲じゃない」と言っている・・・のだ。
単に存立危機事態と認定するような武力紛争はなかったということでしかない・・・のに。
憲法前文に言う。
「・・・われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。・・・」
即ち、法令で規定している内容が憲法に反するものは「排除の対象」なのだ。
憲法違反の法令に従っての、憲法違反の行動を待つまでもなく断罪するのが憲法の教えているところだ。
何故なら、憲法違反の行動が起きてしまい、その瞬間に日本が「破滅」に足を踏み入れてしまっていたとしたら、「時すでに遅し」、「後の祭り」だからだ。
そう考えれば、「野田氏の言」が全くおかしいと分かろうというものだ。
つまり、野田氏の言は詭弁の類だ。
最高裁が憲法判断を避ける際に使う常套手段を真似た姑息。
野田氏にはこんなのが多すぎる。
だから信用に値しない・・・のだ。
党勢凋落は当然の結果だ。
記事でいう。
執行部が「・・・安保関連法に一定の理解を示す・・・」と。
「一定の理解」と訳の分からない、無意味な言葉で国民を誤魔化さんとする。
しかも、そのことが
「・・・公明との関係を深めるために・・・」
となれば、
人はそれを「党利党略」と非難し、軽蔑する。
結果、国民の信をさらに失う。
まさに「角を矯めて牛を殺す」。
「愚行の極み」ここにあり。
党勢凋落の焦りが、党消滅の断末魔に変わるのは時間の問題だろう。
「制定から約10年もの間、明らかな違憲状態を放置し続けてきた」
というのが正しい日本語の使い方なのだ。
理念を変えるなら、新しい党を起こすのが道理だ。
それが国民に対する最低限の誠意の在り方だろう。
そうでなければ、「社会党の轍を踏む」ことになる。
産経新聞が早速、嬉しそうに揶揄っている。
<政治部取材メモ>「自民に移籍すれば?」 立民の安保政策大転換、党内一致は見通せず
(https://www.sankei.com/article/20251208-ASVI6JPVPROPXP2F6D5M6GRTJM/)
記事タイトルのみ。
(有料記事だし、読む価値なし)
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