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※紙面抜粋

※2026年1月9日 日刊ゲンダイ2面
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暴かれた保守の二枚舌と選挙のズブズブ…統一教会総汚染、高市人気でも自民は惨敗
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/382658
2026/01/09 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

自民党と統一教会の癒着は半世紀以上にわたる(C)日刊ゲンダイ
統一教会内部文書の衝撃は数もさることながら、自民党の正体を余すところなく露呈させた。学会、統一教会の組織票を失った今、自民に待っているのは有権者の怒りの鉄槌
◇ ◇ ◇
自民党と統一教会(現・世界平和統一家庭連合)とのズブズブの癒着──。昨秋、教団の本拠地・韓国で韓鶴子総裁が逮捕・起訴された。尹錫悦前大統領の妻や側近への不正な金品の供与に関与したなどの政界工作が理由だが、似たような政界工作は日本でも半世紀以上にわたって続けられてきた。捜査過程の押収物から何か出てくるのではと密かに注目されていたところ、やはり“証拠”はあった。
教団の日本側の会長だった徳野英治氏が教団首脳部を通じて韓総裁に報告した「TM(トゥルーマザー=真の母)特別報告」(2018〜22年作成)について、韓国メディアが昨年末に報じた後、8日発売の週刊文春が「3200ページ全文入手」としてさらなる詳細を報じたのだ。当然、今月23日召集の国会でも追及されるだろう。内部文書の衝撃は〈応援した国会議員の総数は自民党だけで290人〉という数もさることながら、自民党の薄汚い正体を余すところなく露呈させたことだ。
その肝は、教団側が選挙応援で自民党議員の当選に貢献し、その見返りを期待する「ギブ・アンド・テイク」モデルである。具体的には、信者が政治家らと「コンタクト(連絡)」を取って後援会を結成し、後援会を通じて政治家らを「教育(統一教会の思想の伝播)」し、彼らが統一教会の行事に参加して祝辞を述べるようにする方式だという。
なるほど、実際、多くの自民議員が教団行事に参加して挨拶していたことが分かっている。安倍元首相が銃撃事件の引き金となった教団関連集会にビデオメッセージを送ったのは、首相在任中の国政6連勝へのお礼だったのだろう。
報告書に「リアリティー」
膨大な報告書には安倍の名前が547回も登場する。
例えば、参院選を3週間後に控えた2019年7月の徳野元会長と安倍の「6回目の面談」は、北村経夫参院議員の選挙応援の話が目的だった。徳野元会長が〈(我々は)これまでは10万票だったが、今回は30万票とし、最低でも20万票は死守する〉と安倍に伝えると〈非常に喜んで安心しているようだった〉という。
北村は再選。東京の統一教会の本部を訪問し、「恩返し」したと報告書にある。
このようにして教団による選挙応援が行われていたわけだが、岸田政権下の21年の衆院選後には前述のように「自民だけで290人」を応援したと報告されている。
「教団の組織票は、小選挙区ではたいしたことはないが、選挙事務所でボランティアで働いてもらえるのは助かったはずだ」(ベテラン秘書)
報告書を入手し、政治家が関係する部分から読み始めているという立憲民主党の有田芳生衆院議員は、報告書について「リアリティーがある」と話し、こう続ける。
「韓鶴子総裁というのは信者にとっては『神』なんです。だから神への報告内容は事実でなければならない。いろんなおべんちゃらはあるでしょうが、区別して評価すべきで、報告書は詳細で現場の光景が浮かぶほど具体的です。総理経験者への接触についても出てきます。安倍氏については547回、萩生田氏は68回ですが、萩生田氏との関係についてが最も顕著に報告されている。安倍氏との面会では、萩生田氏が仲介役だったと書いてあります」
教団にとって安倍に次ぐキーマンだったのは萩生田幹事長代行だ。報告書では〈常に連絡を取り合う関係〉〈我々と安倍首相との面談を一貫して主導してくれた人物〉と紹介され、19年7月の面会時に安倍とともにエルメスのネクタイを贈られている。驚くことに、萩生田は安倍が銃撃死した後も〈私は大丈夫です。耐え抜いてください〉と教団を激励していたという。事実なら唖然である。
国益損なう「反日カルト」との「ギブ・アンド・テイク」

これは連戦連勝の御礼か(安倍元首相がNGO「天宙平和連合〈UPF〉」集会に寄せたビデオメッセージ=ユーチューブから)
安倍や萩生田だけでなく、報告書には〈我々と非常に近い国会議員〉や〈我々に近いキーパーソン〉などの記述で何人もの政治家の名前が登場しているという。
教団との関係の深さの濃淡はあれ、「選挙応援」を介した「ギブ・アンド・テイク」が当たり前になっていた自民党。保守の二枚舌が分かるというものだ。
言うまでもなく、統一教会は反日カルトだ。その教義は極論すれば「韓国は日本より上」「天皇を教祖の文鮮明に土下座させろ」「日本は韓国にカネも女も差し出せ」というトンデモ内容なのだ。霊感商法や高額献金で被害者続出の札つき教団であり、だからこそ東京高裁で解散命令請求をめぐる裁判が続いているのである。そんな反日団体に選挙の票や支援欲しさにスリ寄るとは、むしろ売国奴だろう。
「点検」という名の22年9月の自民党調査は、ただのアンケートにすぎない大甘の自己申告だった。
接点があったとされたのは179人、うち氏名が公表された「つながりの深い」議員は121人だ。290人という教団の内部資料が明るみに出た以上、党ぐるみの癒着や、第2次安倍政権以降の10年間の蜜月関係の全容を解明すべきだ。
報告書には高市首相の名前も32回登場して、〈高市氏が自民党総裁になることが天の最大の願いである〉と熱烈応援されている。高市が「教団と深い関係にはない」と言い張るのなら、身内のお手盛りではなく第三者に依頼するなどして、党全体をキッチリ調査したらどうなのか。
統一教会取材の第一人者でジャーナリストの鈴木エイト氏がこう言う。
「これまで断片的に僕が入手していた情報が今回の報告書でつながりました。埋めきれなかったピースがありましたが、やはり安倍氏に教団幹部を会わせたのは萩生田氏だったのかと。高市首相の出身地を神奈川(実際は奈良)としているなど、多少の間違いや誇張はあるにしても、全部符合してきたなと思っています。最初から『組織的な関係はない』とした自民党の『点検』が無意味だったことも再確認できた。自民党は改めて調査して全体像を明らかにすべきです。教団関係者が秘書として入り込んで、首相官邸に出入りしていたことも分かっています。こんな簡単に問題のある団体に入り込まれて、国益を損ねる状況です。スパイ防止法制定を議論する前に、自民党は自分たちがいかに外国勢力に利用されていたのかを調べて、明らかにすべきでしょう」
2万票とボランティアが消失
さあこれで、次の選挙はどうなるのかだ。
萩生田は7日公開のインターネット番組で衆院の解散総選挙について、「結果を出してからの方がいいのではないかと意見具申する」とか言っていた。早期の選挙は困るということなのか。7割超の高支持率に支えられる高市内閣だが、統一教会問題が再び火を噴いた今、簡単には選挙などやれない。
教団と密かに関係を続けている議員は、問題が下火になって、再びの応援を期待しているのかもしれないが、選挙になれば癒着が蒸し返される。
さらに、連立離脱した公明党だ。
これまでは自民との組織的な選挙協力は解消するものの地域事情により「人物本位」としていた。しかし、自民議員のほぼ全員が教団から選挙応援を受けていたとすると、現場の創価学会員も離反するだろう。
長年、安倍家を取材してきた政治評論家の野上忠興氏は言う。
「安倍さんは選挙に勝つために統一教会を徹底的に“利用”してきた。祖父の代から脈々と受け継がれてきた統一教会との蜜月関係ですが、それを知っている母・洋子さんが『教団に近づきすぎだ』と安倍さんに注意していたほどだったそうです。自民党の選挙は、1選挙区に2万票前後という公明票に支えられ、統一教会のボランティアに選挙運動を手伝ってもらって成り立ってきた。次の選挙はその両方がなくなるわけです。キツいに決まっている。それも、私が早期の衆院解散はないと見ている理由のひとつです」
高市が解散に踏み切れば、自民を待つのは有権者の怒りの鉄槌だ。
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