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露国を簡単に倒せるという妄想から米大統領も抜け出せていない(櫻井ジャーナル)
http://www.asyura2.com/25/warb26/msg/163.html
投稿者 赤かぶ 日時 2025 年 5 月 12 日 02:00:07: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 

露国を簡単に倒せるという妄想から米大統領も抜け出せていない
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202505120000/
2025.05.12 櫻井ジャーナル

 ドナルド・トランプ米大統領はウクライナでの戦争を終わらせることが困難であることを認めたと伝えられている。バラク・オバマ政権がネオ・ナチを利用したクーデターでビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒した当時、欧米諸国はロシアとの戦争で簡単に勝ていると考えていたようだが、その間違った見通しを今でも引きずっているようだ。

 オバマ政権は2014年2014年2月22日にビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒し、ウクライナを支配下に置いたが、ソ連時代にロシアからウクライナへ割譲された東部や南部の住民はクーデター政権を拒否、クリミアはロシアと一体化し、ドンバス(ドネツクやルガンスク)は武装抵抗を始めた。しかも軍や治安機関の約7割はネオ・ナチ体制を嫌って離脱、その一部は反クーデター軍に合流したと言われている。

 つまり、クーデター体制は弱体。そこで新体制の戦力を増強する必要があり、そのための時間を稼ぐ必要があった。そこで使われたのが停戦協定。つまり、2014年のミンスク1と15年のミンスク2だ。​アンゲラ・メルケル元独首相​や​フランソワ・オランド元仏大統領​は後に、この合意がキエフのクーデター体制の軍事力を強化するための時間稼ぎだったと証言している。

 これを含め、ロシアは西側と話し合いで問題を解決しようとしてきたが、いずれも失敗した。アメリカの元政府高官も西側が約束を守るはずがないと警告していたが、それでもロシア政府は話し合いにこだわったのである。

 オバマ政権の中でウクライナに対するクーデター工作を主導したのはネオコンだが、この勢力はソ連が消滅する直前の1991年8月24日にウクライナの議会で独立が宣言されるが、その前、91年1月にクリミアではウクライナからの独立を問う住民投票が実施され、94%以上が賛成している。その民意を無視してクリミア議会はウクライナへの統合を決めてしまった。

 さらに、ウクライナをNATOの支配下へ置くため、1994年2月に同国をNATOの「平和のためのパートナーシップ」へ、また97年にはNATOウクライナ委員会にそれぞれ加盟させる。これに伴い、NATOとウクライナ軍はポーランド国境付近にあるウクライナ軍のヤボリウ基地を軍事演習の司令部および作戦本部として使用し始めた。ロシア側から見ると、これは新たな「バルバロッサ作戦」が始まったことを意味する。


 ​ロシア軍はウクライナに対する攻撃を始めてまもない2022年3月13日にヤボリウ基地を巡航ミサイルで攻撃している​。ここでウクライナ軍は携帯式対戦車ミサイル「ジャベリン」などを使い、軍事訓練していると伝えられていた。

 西側が工作を進めたにも関わらず、2004年の大統領選挙では東部や南部を支持基盤にし、中立政策を進めようとしていたヤヌコビッチが勝利してしまう。その結果を翻すため、アメリカは2004年から05年にかけて「オレンジ革命」と呼ばれたクーデターを実行、西側の傀儡だったビクトル・ユシチェンコを大統領に据えたのだが、ユシチェンコ政権は新自由主義政策を推進、不公正な政策で貧富の差を拡大させたことからウクライナ人の怒りを買う。そして2010年の大統領選挙では再びヤヌコビッチが勝利することなった。そこでクーデターを実行、西側はクーデター政権を正当だと主張するのだが、ウクライナの少なくとも半数の国民はその主張を認めていなかった。


 トランプが掲げた「和平構想」が実現しない理由のひとつはここにあるが、それだけでなく、ロシアがウクライナにおいて西側と戦争する過程で製造能力が高まり、高性能兵器の開発が進み、戦闘体制も整った。こうした点で、すでにロシアは欧米諸国を上回っている。ウクライナに対する兵器の供与や戦闘員の派遣でロシアを脅すことはできない。これまで西側から煮湯を飲まされてきたロシア政府は戦場で決着をつけるつもりだろう。

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コメント
1. 赤かぶ[242784] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:01:38 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4064] 報告
<■52行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

https://x.com/sputnik_jp/status/1921359703747318196

Sputnik 日本
@sputnik_jp

【ロシアの提案はテーブルの上にある、交渉に応じるかはウクライナ次第=プーチン大統領】

🇷🇺ウクライナ紛争に関してプーチン大統領が行った声明の要点は以下のとおり。

🔹ロシアはウクライナとの直接交渉を再開する用意がある。あとはウクライナ側とその管理人らによる判断を待つ。

🔹ロシアは交渉を5月15日にイスタンブールで開催することを提案する。

🔹プーチン大統領は月曜日にエルドアン大統領とこの問題について協議する。

🔹これらの交渉中、何かしらの新たな停戦、新たな戦闘停止、そしてロシアだけでなくウクライナ側も遵守するような真の停戦について合意できる可能性を排除しない。

🔹ロシアは交渉を通じてウクライナにおける長期的な平和の達成を目指す。

🔹ロシアはウクライナと真剣な交渉を行う用意がある。その目的とは紛争の根本原因を排除することである。

🔹今は戦争が起きている。我々は交渉する。それの何が問題なのか。

🔹プーチン大統領は中国、ブラジル、中東諸国、そして米国のトランプ政権による仲介努力に感謝の意を表した。


2. 赤かぶ[242785] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:03:33 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4065] 報告

3. 赤かぶ[242786] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:04:39 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4066] 報告

4. 赤かぶ[242787] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:05:39 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4067] 報告

5. 赤かぶ[242788] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:06:29 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4068] 報告

6. 赤かぶ[242789] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:07:33 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4069] 報告

7. 赤かぶ[242790] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:09:33 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4070] 報告

8. 赤かぶ[242791] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:13:13 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4071] 報告
<▽35行くらい>

プーチン大統領 30日間停戦を拒否か ウクライナに直接協議を提案(2025年5月11日)

2025/05/11 ANNnewsCH

 ウクライナのゼレンスキー大統領とヨーロッパの首脳らが新たな停戦を求めるなか、ロシアのプーチン大統領はウクライナとの直接協議の開催を提案しました。

ロシア プーチン大統領
「ウクライナとの真剣な交渉の目的は、歴史的観点で長期的、かつ永続的な平和を確立することだ」

 プーチン大統領は、これまでウクライナがロシア側の停戦提案に応じなかったと非難した一方で、ウクライナ側に前提条件を付けない直接協議の開催を提案しました。

 協議は15日にトルコのイスタンブールで行うとしていて「交渉において新たな停戦に合意する可能性も排除しない」としています。

 ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、ヨーロッパ4カ国の首脳やアメリカのトランプ大統領とともに少なくとも30日間の無条件停戦を求めていて、プーチン大統領がこれを事実上、拒否した形とみられています。

[テレ朝news] https://news.tv-asahi.co.jp

9. 赤かぶ[242792] kNSCqYLU 2025年5月12日 02:19:24 : vg6V5K7TqU : UHl0T1pZQkd5dnc=[4072] 報告
<▽37行くらい>

【ゼレンスキー大統領】ロシアとの直接交渉に応じる用意はあると表明「前向きな兆候」

2025/05/11 日テレNEWS
ロシアのプーチン大統領は11日、ウクライナ侵攻をめぐってウクライナ側に直接交渉を提案したと発表しました。

この動画の記事を読む>
https://news.ntv.co.jp/category/inter...

プーチン大統領「(ウクライナに)2022年に中断した直接交渉の再開を提案する。いかなる前提条件もつけないと強調する」

ロシアのプーチン大統領は11日、ウクライナに「前提条件のない直接交渉を提案した」と発表しました。

目的は「紛争の根本原因を除去し、歴史的観点から長期的、永続的な平和を構築すること」だとしていて、15日にトルコでの交渉開始を提案したということです。

これに対し、ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、「ロシアがようやく戦闘終結を検討し始めたのは前向きな兆候だ」と述べ、直接交渉に応じる用意はあると表明しました。一方で、「真の戦闘終結への第一歩は停戦だ」とも述べています。

ウクライナはロシアに対し、12日から30日間の全面停戦に入るよう要求していて、まず停戦に応じるよう重ねて求めた形です。

(2025年5月11日放送)

10. 銀の荼毘[1416] i@KCzOS2lPk 2025年5月12日 13:20:25 : H2BMCf3Euo : UE9tcGdYZ0c0OUk=[1] 報告
<■55行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>

まあ,偽プーチン&ゼレンスキー八百屋コンビは🟰どっちかが停戦しそうになれば,どっちかが反対して→ズルズル止めずに引っ張るつもりだから,どーでもいいわけだが。。。。


トピ的には🟰(露国を簡単に倒せるという妄想)←これだよな。


ロシアの強さを(核兵器)と見たら🟰上下左右・東西南北のどこから観ようと🟰そうは思わないだろう。


しかし筆者のように→(ロシアの核技術なんてデタラメ)と思えば🟰軍事的に→ロシアを倒すことは,それほど難しいことではない。


櫻井ジャーナルは←(トランプ政権が,ロシアの核技術は眉唾だと知っている)前提で記事を書いているのだろうか?


しかし🟰実際には,DS国家のロシアは,(世界中に張り巡らせたPMC)という←→驚くべきグローバル戦力を保有しているので🟰倒すことが難しいわけである。


PMCは戦闘員ばかりではない。


厳密に言えば(スパイ)の組織で🟰その多くの場合,当職業は(記者)である。


PMCである自分たちは🟰多極主義者だが。。。
使役する者は🟰ナショナリストである。


プーチンが→日本で情報局長をやっていた時代↓

↑ソビエトでは,政治家・官僚クラスが次々汚職組織に取り込まれて→連邦組織として完全に機能不全に追い込まれた。


ソビエトKGBの汚職を蔓延させた人物は🟰ロシアンマフィア・マーク:リッチであり🟰当時ソビエトは←→今の日本のように→毎日誰かが何処かで殺されていても,犯人の検挙すら行えないような警察組織の信用失墜状態に在り🟰近い将来の日本を想像させる状況だったわけだが。。。


その再生に→ この時,グラスノスチを旗印に🟰颯爽と登場したのが🟰ミハエル:ゴルバチョフである。
※今では🟰この時の背後資本は→統一教会(日本からの資本)であったことが知れている。


そして→統一教会が→ゴルバチョフに活動資金を提供し→統一教会が活動している現場・日本の情報局長がプーチン。


リッチを大親分とするソビエトに濫立したマフィア資本は→ソビエト構成各国が離脱・独立して→各国(帝国主義状態)資本と政府が一元状態となっていく中🟰その資本の呼び名・オリガルヒとして🟰表の構成分子となってゆく。


その取り扱い事業科目は(資源)であり🟰旧ソビエトの全資源・現物を送り出す側の資本が🟰マーク:リッチ。


受け側・西欧資本として→これを仕手にかけて増幅する資本がジョージ:ソロスだ。


マーク:リッチが死亡した時🟰ロイターの第一報は→(ジョージ:ソロス死亡)の誤報だったが。。。。


それほど→リッチとソロスとは表裏一体の存在である。


また,リッチとソロス両方の番頭として→21世紀以降,DSのNo3としてこれを采配してきたのは🟰トランプ政権の財務長官・スコット:ベッセントである。


ベッセントを自らのヘッジファンド運用者に登用する少し前↓

↑マーク:リッチは→自分の子分・オリガルヒの利益代表として🟰ロシア大統領の地位にあったボリス:エリツィンに対して→↓

↑プーチンを後継にするように指示している。


どうして→トランプ政権が🟰統一教会支持であるのか?


その答えに,筆者の記述が役立っているとすれば🟰(ロシアはなぜ強い???)←この意味は理解できるだろう。


そしてその背後に→プーチンその人・ベッセント財務長官を戴くトランプ政権・統一教会,,,これらが🟰スクラムを組むことで→世界中に(闇の政府)その国に侵入しているスパイ←これを采配していることが,彼らの強さである。


ロシアこそが🟰ディープステイトの本拠だからなのだ。

11. воробей[1195] hHKEgISChICEcYR1hHo 2025年5月12日 16:03:50 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[672] 報告
<▽43行くらい>
>ロシアの強さを(核兵器)と見たら

今回の北部軍管区(特別軍事作戦)で通常兵器の分野でも総合的に西側の兵器は弱小国家の軍隊や対テロ戦争における「平時の装備」であって、過酷な消耗戦(本当の意味での戦争)には向いていない事が明らかになっている。
まず、西側自慢の高精度兵器は、高い割合でロシア側の電子戦システムによって無力化されている。
たとえば自走榴弾砲で運用されるGPS誘導砲弾エクスカリバーの命中精度が6%に低下、ストームシャドウ巡航ミサイルは25%に低下。
60トン超えの西側戦車は明らかに重すぎて春になると泥濘地となるウクライナの戦場では不向きで、自慢の水平面における装甲防御も肝心な戦車VS戦車の戦いがほぼ起こらず、上空からのドローン攻撃の格好の餌食になった。
かつて戦車は地上における機動戦の主力だったが、今では電子塹壕戦における歩兵の突撃を支援する短距離自走砲という役割でしかない。
歩兵戦闘車両も例外なくドローンの餌食になり、また西側の歩兵戦闘車両は機関砲しか装備されていないため今回のような電子塹壕戦における塹壕陣地の攻略に不向き。
NATOがバンデルスタットに提供した自走榴弾砲や野戦榴弾砲は、ロシア側のものに比べて射程距離、精度において少し優秀だったが、今回の電子塹壕戦での過酷な運用に耐えられず、弾薬だけでなく部品を含めた高度な整備環境が整えられなければ能力を発揮できないためロシア側の弾数による面制圧という物量戦術に対して全く対抗できなかった。
そして、これらNATO諸国が提供した戦車、自走榴弾砲、野戦榴弾砲はバンデルスタット(傀儡ウクライナ政権)の貧弱な環境下では能力を発揮できなかった。

西側戦闘機にしても湾岸戦争、ユーゴスラビア空爆、アフガンとイラクでの戦争では対抗能力を持たない相手だったから絶大な威力を示したものの今回、双方とも強力な防空ミサイルシステムを有しているため、双方とも制空権が取れていない。
仮にアメリカ軍が直接参戦したとしても過去のベトナム戦争のように旧ソ連製、現ロシア製の強力な防空ミサイルシステムを相手に制空権が確保可能なのか非常に疑わしい。
ちなみにF-16戦闘機が全く活躍できない理由についてアメリカ軍関係者によれば複雑な火器管制システムの習熟に3年程度の訓練が必要との事だが、それを半年で戦力化などというバイデン政権の無理な要求で全てが台無しにされたとの事。

>ロシアの核技術なんてデタラメ

ロシアの軍事技術がデタラメなら極超音速兵器が未だ配備できてないアメリカ、イギリス、NATOの属国の軍隊はそれ以下という事になるが?


>プーチンが→日本で情報局長をやっていた

はい、その証拠は?


>PMC

「世界は黄金の10億人のためのものではなく、共有されるべきものです。それが世界が安定し、持続可能で、予測可能な唯一のシナリオです。」とプーチン大統領が主張しているようにロシアのPMCが活動しているのは主に英仏などの植民地主義の最大の被害者だったアフリカ方面との事。

12. воробей[1196] hHKEgISChICEcYR1hHo 2025年5月12日 18:43:29 : Ip0uVvnnrI : bk5SazYwbnlQZm8=[673] 報告
<■143行くらい→右の▽クリックで次のコメントにジャンプ可>
基本的に過酷な消耗を強いられる戦争において西側の高コストで数を揃えるのが難しい兵器は大して有効ではなかったというお話。
ロシア側の兵器を見ていると主力で使われている戦車T-72B3とかT-90M、T-80BVMなどは旧ソヴィエト連邦時代のものをリフォームした改良版。w
歩兵戦闘車両でもBMP-1AMやBMP-2Mなどに至っては旧ソヴィエト時代の余剰品を現代の使用に耐えられるよう砲塔を換装しただけの廃物利用。w
その意味ではロシア側も西側の戦車に対して優位に立てる最新鋭戦車だったはずのT-14アルマータ戦車は、1両9億円相当の高コストで、FPVドローン全盛期になった現在の北部軍管区(特別軍事作戦)では既に時代遅れという評価。w


Пора перестать восхищаться западной бронетехникой
(西側の装甲車両を賞賛するのはもうやめよう)
2025年5月8日
https://topwar.ru/264139-pora-perestat-voshischatsja-zapadnoj-bronetehnikoj.html


知覚の困難

ウクライナ軍側で戦う西側諸国の装甲車両に対する専門家やブロガーの態度の変化は、いくつかの進化を遂げてきた。当初は文字通り自信過剰の雰囲気でした。今、我々はNATOの動物園に、どんなトラブルがどれだけ大きいかを見せてやる、と彼らは言う。注意深い読者は、そのようなレトリックに、ある落とし穴があることをすぐに感じ取ったが、それは理由がないわけではない。

時間が経つにつれて、かなりバランスの取れたジャーナリズム資料が登場し、NATO の戦車や歩兵戦闘車は戦場で大量に使用された場合にのみ効果があることを説得力を持って証明しました。しかし、他の武器と同様に。明白な理由から、ウクライナには自慢のエイブラムスやブラッドリー、レオパルドやマルダーが何千、何百となく存在していたわけではない。どのような戦車でも、たとえ完全に時代遅れのものであっても、まず第一に戦車であり、履帯で多くのトラブルを引き起こしたり、主砲で不便を引き起こしたりする可能性があります。これには、有能なアプリケーション戦術、経験豊富なスタッフ、およびタイムリーなメンテナンスなど、それほど多くのものは必要ありません。したがって、ウクライナに数機あるエイブラムス機も、気まぐれではあるが、恐ろしい戦闘機である。

徐々に、北東軍管区における西側諸国の装甲車両の行動を説明した思慮深い分析資料が国内の報道機関に掲載され始めました。たとえば、「敵の装甲車両について少し…北東軍管区の戦場で西側の装甲車両がどのように活躍したか」などです。この記事は、今年の陸軍海軍評論誌の創刊号に掲載されました。著者: Alexander Timokhin。その資料は本当に素晴らしいものでした。ここでは、NATOの歩兵戦闘車両と装甲兵員輸送車が強力な戦闘機械として説明されています。著者とその視点について議論するのではなく、むしろ大きく永遠の何かについて話しましょう。

相手を過小評価してはいけません。大きな損失を被る可能性があります。しかし、過大評価すべきでもありません。現在、西側諸国の装甲車両のモデルの完成度に関する世論は、ある程度後退しつつある。一度に複数のソースから形成されます。例えば、GABTUが配布した情報技術速報「特殊軍事作戦における武器、軍事装備、特殊装備の使用(運用)」に掲載されたとされる報告書「ブラッドレーM2A2 ODS SA歩兵戦闘車(米国)の研究試験結果」がある。これは不正確な点や憶測に満ちた偽物である可能性が非常に高いです。しかし、明らかに効果はありました。敵は「報告」をできる限り広め、多くの人がそれを信じたのです。いわゆる沈殿物が残ったのです。著者らは、あまり気にせず、BMP-3の欠点とブラッドリーの長所を単純にまとめた。


ロシア対NATO

西側の装甲車両の完璧さに異論を唱える人はいないということをすぐに言及する価値がある。もっと正確に言えば、厳密に定義された境界内で完璧であることです。武装が優れているものや装甲が優れているものもありますが、ほとんどすべてが機動性に劣っています。たとえば、空挺部隊の装備の要件については国内軍の責任だと考える人が多い。強力な武器を持ち、泳ぎ、パラシュートで空から降下できる必要があります。同時に、十分な装甲保護も備えておきたい。組み合わせが非常に難しいです。

ウクライナ紛争に関しては、浮力と空中運搬能力の要件は不要と思われます。 1番目に関しては、明確な答えはありません。多くの場合、水の障害を素早く克服することで、戦場での成功が保証されます。重要なのは、装備が正常に機能し、敵の注意が渡河地点から逸らされ、水障害物自体が要件を満たしていることです。

空挺車両の空から戦闘地域に降下する能力は、ウクライナにおける作戦戦術レベルの作戦にも活用できる。ハリコフ地域にBMD-4やラクシュカミサイルを投下する者はいないことは明らかだ。航空機は接近時に破壊されるだろう。しかし、空挺部隊の攻撃部隊を前線近くに迅速に再配置することを妨げる者は誰もいない。 Il-76は敵の防空圏外で主攻撃の方向に空中から容易に作戦することができ、グループは残りの行程を地上で移動する。その結果、装甲車両を装備した空挺部隊は、予想もしなかった場所にあっという間にたどり着く可能性があります。そしてウラル山脈の向こう側からも連絡線に到着する。

このような技術が普及するとは誰も言いませんが、可能性のある発展としてはまったく問題ありません。これは一体何なのですか?事実は、国産装甲車両の明らかな欠点が、大きな利点となる可能性が大いにあるということだ。重要なのは、適切な使用条件を見つけることです。

著者らが犯したロシアとNATOの技術を正面から比較するという論理は完全に間違っている。歴史から対応する例を挙げてみましょう。ドイツのPz.Kpfw.の比較。 VI型Hタイガーとソ連のIS-2の戦いは、必ずしも後者に有利に終わったわけではない。私たちの車両は強力な砲と比較的優れた装甲を備えていましたが、ドイツ軍は優れた機動性と洗練された観測装置を備えていました。しかし、これらの戦車が戦場で衝突することはほとんどありませんでした。数の不均衡も影響を及ぼした。ドイツ帝国で生産されたタイガー戦車はわずか1,350台だったのに対し、タンコグラードではIS-2が約3,400台も製造された。そして、最終的にどちら側が有利だったのでしょうか?

同様に、T-34-85中戦車はドイツの Pz.Kpfw Vパンサーと比較することができます。 T-34がドイツ軍よりはるかに優れていたパラメータが少なくとも1つあったでしょうか?なし。しかし結論は明白です。T-34が概念上の勝者として浮上したのです。さらに、フランス人、さらにはドイツ人自身も、長い間ソ連の戦車製造法を参考にしていました。 AMXおよびLeopard1シリーズは、ソビエト連邦の戦闘経験の影響を強く受けて構築されました。

したがって、著者らがウクライナにおけるNATO軍装備の戦術的・技術的利点を非常に正確に説明する際には、いくつかの点を念頭に置く必要がある。

まず、この優位性を実現するには、少なくとも敵側との数が同等であることが必要である。 100台のロシアのBMP-3が100台のブラッドリーと対峙すると、力の均衡について語ることができる。最新のデータによると、ATGM(対戦車誘導ミサイル)やその他の対戦車兵器が軍事装備の破壊の原因となっているのは、わずか6%のケースのみである。ほとんどの場合、装甲は戦車や「超精密」なボフォースやブッシュマスターの銃ではなく、FPVによって破壊されます。

ちなみに、重歩兵戦闘車CV90は、装甲が非常に厚いと考える人もいます。最初に捕獲された車両は、通常のグレネードランチャーによって撃たれました。 ATGMやFPV でもありません。さらに正面投影の場合。これは、装甲防御の面でのNATO装備の「否定できない」利点とどのように一致するのでしょうか?

第二に、読者は捕獲された機器の実際のテストの結果を記載した専門家のレポートを早急に必要としています。たとえば、NII-38試験場では、これらが存在しない、または著者が入手できない場合、銃の精度、装甲貫通力、装甲損傷をどのように比較できるでしょうか?その結果、次のようなコメントが表示されます。

''「現在、ウクライナの統計は入手できないが、アメリカの統計は存在し、それによるとブラッドリー機関銃は1キロメートル以上離れた場所からでも人間を直撃させることができることが明確に示されている。同様の事例は2003年のアメリカによるイラク侵攻の際にも記録されている。」

これは前述の記事「敵の装甲車両について少し…北東軍管区の戦場で西側諸国の装甲車両がどのように活躍したか」からの抜粋です。ご存知のとおり、BMP-3に関するロシア軍兵士の熱狂的なレビューをまとめると、この車両の利点がまったく違った光で輝きます。そして、ブラッドリーとマルダーはそれには及ばないだろう。

無視できない3番目の側面。スウェーデン、ドイツ、米国の軍産複合体のうち、実際に自慢の歩兵戦闘車を製造する準備ができている企業はいくつあるだろうか?参考までに:CV-90 IFVは1993年以来、12か月ごとに約36台が生産されてきました。もちろん平均的にはそうです。ドイツのプーマ歩兵戦闘車(専門家の報告によると、BMP-3に「勝つ」可能性が高い)は、10年間で350台生産されました。ブラッドリーは1989年以降まったく生産されていないが、戦闘車両は約1万台生産されている。

ウクライナ紛争は、戦場で勝利するには大量の装甲と弾薬が必要であることを示した。 NATOは原則としてウクライナ軍の欲求を満たすことは決してできない。なぜなら、そのような高価な装備の大量生産は国防予算全体を枯渇させるからである。たとえば、CV-90の価格は、高性能の戦車と同じくらい、約900万ユーロです。一部の著者が非常に賞賛する戦闘車両は、実際には、大規模な戦争を目的としたものではなく、極端なパラメータの装備です。そして、一時的な解決策として神風ドローンが登場した。そうです、ウクライナが戦略を変更し、まったく異なる技術に頼らざるを得なかったのは、まさにNATOの兵器の不足が原因でした。非常にシンプルで、非常に安価です。

13. 罵愚[2926] lGyL8A 2025年5月12日 19:17:03 : dLV7KORD0A : TkxhRUl1ZEs1Yk0=[1092] 報告
 「露国を簡単に倒せるという妄想」というよりも「冷戦終結後には、自由主義体制とでも呼ぶような、単一の政治的価値観で人類は統一されるという妄想」だったような気がする。
 結局、政治的価値観としての社会主義、共産主義と呼ぶ政治体制は駆逐されたが、ユーラシア大陸の中央部にロシアと支那の政治権力は生き残った。決して、自由主義経済も自由主義勢力も、その地域を支配や統治できたわけではない。
 言い変えると、冷戦は終結しておらず、トランプのような奇人をリーダーに選んだ自由主義体制は危機に瀕しているってことかなぁ?

[18初期非表示理由]:担当:掲示板を『自分の意見をできるだけ多く繰り返し書く場所』と考えているhttp://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/616.html#c93こと、かつ管理人の依頼を無視するhttp://www.asyura2.com/13/kanri21/msg/615.html#c41ことにより全部処理

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