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露のタンカーを倒した仏軍の兵士が作業していたウクライナの造船所を露軍が破壊
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202510030000/
2025.10.03 櫻井ジャーナル
フランス海軍は9月30日にロシアのタンカー「ボラカイ」をフランス沖で拿捕した。この船は9月20日にロシアのプリモルスク港から石油を積んで出港し、バルト海を航行して北海に入り、イギリス海峡を通過したとされている。
それに対し、ロシア軍は10月1日にウクライナ各地の兵器庫、工場、変電所などを攻撃したが、その中にウクライナ南部イズマイル市から南へ20キロメートルほどの地点にある造船所も含まれていた。
そこでは、ルーマニアから運ばれたウクライナ軍の高速艇が修理、改修されていたのだが、その際に少なからぬ艦艇が破壊され、フランス軍の工兵約20名が戦死したと伝えられている。「ボラカイ」が速やかに解放されない場合、さらにロシア軍はフランス軍を攻撃するとも言われている。
そのフランスはイギリス、ルーマニア、ポーランドを含むNATO諸国tと同じように、モルドバのマイア・サンドゥ政権と二国間協定を締結、フランス軍がモルドバへ移動したとも言われている。そのモルドバでは9月28日に議会選挙が行われた。選挙前の世論調査ではサンドゥが率いる親欧米派の行動連帯党(PAS)の完敗が不可避であることが示されていたが、実際にはPASが勝利した。
モルドバの警察や司法が選挙に介入、サンドゥを支援するため、親欧米でない野党を排除、家宅捜索、逮捕などで弾圧、20社以上の新聞が廃刊になり、国外からの投票は不公正なものだった。投票所ごとのデータは公表されず、検証も困難だ。
それ以上に大きな要素は国外の投票。ロシアやトランスニストリアでの投票は困難だっただけでなく、少なくとも10万票の虚偽票が加えられたと言われているのだが、こうした行為は西側支配層の利益になる限り西側では問題にされない。
テレグラムを創設したパーベル・ドゥーロフによると、約1年前に彼がパリで拘束された際、フランスの情報機関からモルドバ大統領選挙を前に、サンドゥ政権によるテレグラム・チャンネルの検閲を手伝ってほしいと依頼されたという。要求を呑めば、彼らがドゥーロフについて好意的な発言をすると言われたというのだ。
現在、ウクライナではロシア軍の攻勢が激しくなり、NATOは厳しい状況になっている。南部の港湾都市で要衝のオデッサもロシアに制圧される可能性が強まっている。
そのオデッサをイギリスの対外情報機関MI6は拠点にしてロシアに対するテロ攻撃を繰り返してきたが、8月2日にロシアのスペツナズ(特殊部隊)がオデッサに近いオチャコフを攻撃、イギリス陸軍のエドワード・ブレイク大佐とリチャード・キャロル中佐、そしてMI6の工作員ひとりを拘束した。NATOにとってオデッサは安全な場所でなくなったということだ。そこで重要になったのがモルドバにほかならない。
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