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インド海軍の演習に参加したイランのフリゲート艦を米潜水艦が待ち伏せ攻撃
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202603060000/
2026.03.06 櫻井ジャーナル

アメリカのピート・ヘグセス国防長官(戦争長官)は3月4日、アメリカ海軍の潜水艦が3月2日、スリランカ沖の公海を航行していたイランのフリゲート艦「デナ」を大型誘導魚雷のMK48で撃沈したと発表した。デナがスリランカ沖を航行していたのはインド政府から演習に招待されたからであり、演習に参加する艦船は弾薬を搭載できないという。招待客が攻撃され、少なからぬ死傷者が出ている以上、インド海軍は少なくとも哀悼の意を表するべきだと言われている。
デナの乗組員は約200名。スリランカ海軍が救助に向かい、32名を助けたものの、約90名が死亡、残りは行方不明だ。この出来事を受け、イランのアッバース・アラグチ外相はアメリカに対し、自らが作った前例を深く後悔することになると述べている。
このフリゲート艦はインド海軍が実施した演習「ミラノ2026」に参加した後、帰投する途中だった。この演習にはドイツ、フィリピン、アラブ首長国連邦を含む74カ国が参加。アメリカ海軍は演習の直前に参加を辞退したとされている。アメリカとイスラエルがイランを攻撃する前にデナを撃沈させることを決めていたのだろう。
2月28日にアメリカ軍はイスラエル軍と共同でイランの主要都市をミサイルとドローンで攻撃し、最高指導者のアヤトラ・アリ・ハメネイ師、アブドルラヒム・ムサビ参謀総長、アジズ・ナシルザデ国防相、イラン革命防衛隊(IRGC)のモハメド・パクプール司令官、そして最高安全保障委員会(SNSC)事務局長でハメネイ師の顧問を務めていたアリ・シャムハニを含む政府の要人を殺害した。
しかし、攻撃から90分後には反撃を開始、イスラエルのテル・アビブやハイファといった都市のほか、カタールにあるアル・ウデイド空軍基地、クウェートのアル・サレム基地、アラブ首長国連邦のアル・ダフラ空軍基地、バーレーンのアメリカ軍第5艦隊基地を含む27基地を攻撃、少なからぬダメージを与えた。バーレーンの基地が破壊されたことからアメリカの艦隊はミサイルやドローンを補充するためにディエゴガルシア島まで行かねばならない。
アメリカ信仰にどっぷり浸かっている人は「無敵のアメリカ軍」が簡単にイラン軍を倒し、体制転覆を実現すると信じているようだが、今回の戦争でアメリカとイスラエルが勝てるとは思えない。イランはアメリカとイスラエルに降伏せず、アメリカ軍をペルシャ湾地域から追い出してイスラエルを壊滅させるつもりだろう。
アメリカを含むNATO諸国はウクライナを舞台にしたロシアとの戦争で敗北しつつあるが、兵器は枯渇している。アメリカは1970年代から製造業を国外へ移転させ、金融にシフトしてきた。戦闘機、ミサイル、砲弾などを生産する能力が低下しただけでなく、ロシアや中国に比べて技術水準も落ちている。しかも兵器の製造に必要な希土類鉱物のアメリカへの輸出を中国は拒否している。イスラエルも生産力が技術力で遅れをとっている。
しかも、アメリカやイスラエルの支配層はカルト色が強まり、現実を冷静に判断する能力がなくなった。1990年代からアメリカ政府はシオニストのネオコンが作成した計画に基づいて動いている。ジェフリー・エプスタインの事件でもわかるが、この人びとは正気でない。幼児を含む未成年者に対する不適切な行為を働いたのだが、その中には拷問、殺害、そして人肉食という行為も含まれている。
イスラエルの現首相であるベンヤミン・ネタニヤフの父親、ベンツィオン・ネタニヤフはウラジミール・ジャボチンスキーの秘書だった人物。ネタニヤフ親子はジャボチンスキーが1925年に結成した「修正主義シオニスト世界連合」の信奉者であり、現在のイスラエルはジャボチンスキーの思想によって統治されている。
2023年10月7日にハマスを中心とする武装勢力がイスラエルへ攻め込んだ。その時に約1400名(のちに1200名へ訂正)が殺された。イスラエルのハーレツ紙によると、その際、イスラエル軍は侵入した武装集団を壊滅させるため、占拠された建物を人質もろとも砲撃、あるいは戦闘ヘリからの攻撃で破壊している。イスラエル軍は自国民の殺害を命令したというのだ。いわゆる「ハンニバル指令」である。
その攻撃から間もなく、ネタニヤフ首相は「われわれの聖書(キリスト教における「旧約聖書」と重なる)」を持ち出し、パレスチナ人虐殺を正当化している。聖書の中でユダヤ人と敵だとされている「アマレク人があなたたちにしたことを思い出しなさい」(申命記25章17節から19節)という部分を彼は引用、「アマレク人」をイスラエルが敵視しているパレスチナ人に重ねたのである。
その記述の中で、「アマレク人」を家畜と一緒に殺した後、「イスラエルの民」は「天の下からアマレクの記憶を消し去る」ことを神は命じたというわけだ。「アマレク人」を皆殺しにするという宣言だが、このアマレク人をネタニヤフたちはアラブ人やペルシャ人と考えている可能性がある。
サムエル記上15章3節には「アマレクを討ち、アマレクに属するものは一切滅ぼし尽くせ。男も女も、子供も乳飲み子も牛も羊も、らくだもろばも打ち殺せ。容赦してはならない。」と書かれている。これこそがガザでイスラエルによって行われていることだと言えるだろう。ネタニヤフによると「われわれは光の民であり、彼らは闇の民」なのである。その発言通り、ネタニヤフ政権は子どもを含むパレスチナの民間人を虐殺、それを欧米諸国は支援してきた。
世界はこうした人びとによって動かされている。
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【櫻井ジャーナル(note)】
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