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ミサイルの撃ち合いで劣勢の米国がイランで軍用機を失いつづけている
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202604050000/
2026.04.05 櫻井ジャーナル
4月3日、アメリカ空軍のF-15E戦闘機がイラン南西部で撃墜された。パイロットは救助されたものの、兵装システム士官は行方不明。また捜索救助活動を支援中のA-10地上攻撃機もイラン軍の攻撃を受けて損傷を受けてペルシャ湾に墜落したが、パイロットは救助されたという。捜索救助任務中だった2機のHH-60Gも被弾し、そのうち1機は国境を越えてイラク領内に不時着して乗員は全員が救助された。テル・アビブ付近ではKC-135Rが、イラク国境に近いサウジアラビアではF-16がそれぞれ緊急事態を示すスコーク7700を発信している。
アメリカ軍のF-15Eが3月1日に撃墜された。とクウェート空軍の「誤射」によるとされている。3月12日にはイラク西部上空で2機のKC-135空中給油機が空中衝突、うち1機が墜落して乗員6名が死亡。3月19日にはF-35戦闘機がイラン軍の地上砲火を受けたものの、アメリカ軍の基地へ着陸している。
そして3月27日にはサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地に駐機していたAWACS(早期警戒管制機)のE-3と2機のEC-130H電子戦機がイラン軍によって破壊され、KC-135空中給油機複数機も機能不全の状態になったという。
ドナルド・トランプ米大統領によると、イランはアメリカに敗北して壊滅状態にある。対空兵器は存在せず、レーダーは100%破壊されているというが、そのイランによってアメリカの軍用機が撃ち落とされたわけだ。これが「制空権」の実態であり、戦況はイランが優勢だ。数週間でアメリカが戦争に勝利するとは考えられない。イランがアメリカとの交渉に応じるとは思えない。本ブログで繰り返し書いているように、アメリカやイスラエルは攻撃用ミサイルも防空ミサイルもや枯渇しつつある。その一方でイランはストックが十分にあり、停戦交渉に応じるような状態ではないのだ。
アメリカをはじめとする欧米諸国にとって「停戦」が劣勢になった時の「時間稼ぎ」に過ぎない。今年2月28日にアメリカとイスラエルはアヤトラ・アリ・ハメネイ師を含むイランの要人イランを奇襲攻撃で殺害した。
この攻撃ではハメネイ師のほかアブドルラヒム・ムサビ参謀総長、アジズ・ナシルザデ国防相、イラン革命防衛隊(IRGC)のモハメド・パクプール司令官、そして最高安全保障委員会(SNSC)事務局長でハメネイ師の顧問を務めていたアリ・シャムハニが殺されている。マスード・ペゼシュキヤン大統領やイラン革命防衛隊(IRGC)のクッズ部隊を指揮していたイスマイル・カーニは生き残った。
オマーンのバドル・ビン・ハマド・アル・ブサイディ外相によると、アメリカとイランはイランの核開発計画について協議し、合意まであと一歩のところまで迫っていたという。大詰めの協議から数時間後、イランの要人は殺害されたわけだ。合意が見通せたからこそイラン側は要人が集まったのだろうが、アメリカやイスラエルはイランと合意する意思はなかった。こうした騙し討ちをした相手とイラン側が話し合うはずがない。
欧米諸国はウクライナでの戦争でも同じ手を使った。バラク・オバマ政権は2014年2月にキエフでクーデターを実行、ビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒すことに成功したが、東部や南部では反クーデター派の住民が多く、ドンバスでは武装抵抗が始まった。クーデター直後、軍や治安機関では約7割がクーデター政権を拒否して離脱、その一部はドンバスの反クーデター軍に合流したと言われている。
そうしたこともあり、キエフのクーデター政権は劣勢。そこで西側諸国は停戦を持ちかけ、ウクライナ、ドネツク、ルガンスク、ロシアは停戦で合意している。2014年9月のミンスク1と15年2月のミンスク2だ。それがクーデター政権の戦力を増強するための時間稼ぎに過ぎなかったことはアンゲラ・メルケル元独首相やフランソワ・オランド元仏大統領が認めている。
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