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軍事的に勝利しているイランを米国は交渉で降伏させようとしたが、失敗した
https://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/202604130000/
2026.04.13 櫻井ジャーナル
イスラマバードで開かれたパキスタンを仲介役とするアメリカとイランの協議は合意に達しなかった。月曜日に株式相場や原油価格がどのような動きをするかが注目されている。
戦況が優位なイラン側はアメリカやイスラエルに対し、イランを侵略しないこと、今後もイランがホルムズ海峡の管理を続けること、ウラン濃縮を容認すること、全ての制裁を解除すること、イランへ賠償金を支払うこと、アメリカ軍の戦闘部隊が西アジアから撤退すること、イスラエルやアメリカはレバノンを含む西アジア地域での戦争を停止することを含む10項目の要求を突きつけていたが、そうした要求をアメリカやイスラエルが呑むとは思えなかったからだ。
戦争に勝っているイランがアメリカやイスラエルの降伏要求を呑むはずもなく、核兵器の開発をしていないイランが核兵器開発を放棄しないというアメリカ側の主張はシオニストの戯言にすぎない。それでもイランが交渉の席に着いたのはロシアや中国からの圧力があるからだろう。
イスラマバードでの協議後、ロシアのウラジミル・プーチン大統領はイランのマソウド・ペゼシュキアン大統領と電話で会談、戦争の政治的/外交的な解決に向けた努力をさらに促進し、西アジアにおける公正かつ永続的な平和の実現に向けた仲介努力を行う用意があることを強調したという。
ドナルド・トランプ大統領は今回、アメリカの利益を犠牲にしてイランを攻撃、窮地に陥った。アメリカ政府がイスラエル政府に操られているかのように見えるわけだが、そうしたことになる理由はいくつか存在する。
ひとつはジェフリー・エプスタインで知られるようになった情報機関による未成年の男女を利用した美人局システム。トランプはエプスタインと親しい。エプスタイン・ファイルに怯えているアラブ世界の指導者もいるようだ。
エプスタインの場合、黒幕はイスラエル軍の情報機関(アマン)。彼と内縁関係にあったと言われているギレーヌ・マクスウェル、彼女の父親でミラー・グループを率いていたロバート・マクスウェルと同じだが、この3人はシステムの一部を構成しいているにすぎない。(Zev Shalev, “Blackmailing America,” Narativ, Septemner 26, 2019)
有力者の弱みを握り、操り、自分たちの利益を図る仕組みは昔から存在していた。その仕組みを利用していたひとりが禁酒法時代に密造酒で大儲けしたルイス・ローゼンスティールだと言われている。ローゼンスティールと「親子のように」親しかったロイ・コーンなる弁護士は犯罪組織ガンビーノ・ファミリーのメンバー、例えばジョン・ゴッチの法律顧問にもなっていた。



コーンはコロンビア法科大学院を卒業後、親のコネを使ってマンハッタンの地方検事だったアービン・セイポールの下で働き始めたが、この検事はコミュニストの摘発で有名。1950年にソ連のスパイとして逮捕されたジュリアス・ローゼンバーグとエセル・ローゼンバーグの夫妻の裁判でコーンが重要や役割を果たしたことも知られている。
コーンは1950年代にジョセフ・マッカーシー上院議員の法律顧問として活動、反ファシスト派の粛清でも重要な役割を果たした。この粛清劇は「マッカーシー旋風」や「レッド・バージ」とも呼ばれている。マッカーシーの黒幕はFBI長官だったJ・エドガー・フーバーで、コーンはマッカーシーとフーバーの間に入っていた。
化粧品で有名なエステイ・ローダーもコーンが親しくしていたひとりで、エスティの息子であるロバート・ローダーはドナルド・とペンシルベニア大学時代からの友人。ベンヤミン・ネタニヤフと親しく、「世界ユダヤ人会議」の議長だ。1973年にコーンはトランプの法律顧問になり、AIDSで死亡する85年までその職にあった。このコーンの後継者ではないかと疑われているのが2019年7月に性犯罪の容疑で逮捕され、同年8月に房の中で死亡たジェフリー・エプスタインにほかならない。自殺とされているが、他殺と考える人が少なくない。
ロバート・ローダーの前に「世界ユダヤ人会議」の議長を務めたエドガー・ブロンフマンも密造酒の家系で、父親のサミュエル・ブロンフマンはローゼンスティールの仲間。エドガーの弟、チャールズが1991年に創設した「メガ・グループ」はイスラエル・ロビーとされているが、イスラエルの情報機関と緊密な関係にあると言われている。エドガー・ブロンフマンの関係でイスラエルの情報機関へ引き込まれたひとりがエプスタインだ。
エプスタインたちは未成年者への性的な虐待だけでなく、幼児を殺害し、人肉を食してきたとも言われている。世界の要人たちに禁忌を犯させてきたのだが、それによって社会から切り離され、「仲間」は罪悪感によって強い絆を生み出す。自分たちが人間を超越した存在だと思うようになるかもしれない。
イスラエルの基盤になっているシオニズムはユダヤ教徒の世界より前にプロテスタントの世界で広がった。これは本ブログでも繰り返し書いてきた通り。またイスラエルはイギリスの帝国主義者やアメリカの後継者にとって西アジアを支配するための航空母艦としても機能してきた。その航空母艦を守ることをトランプも求められている。
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