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「時代遅れ感がつきまとった」野田&斉藤共同代表がW辞任表明でも…中道の党立て直しはイバラの道
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2026/2/10 日刊ゲンダイ

引責辞任へ (C)日刊ゲンダイ
歴史的大敗を喫した結果責任は当然だ。衆院選の投開票から一夜明けた9日、中道改革連合の野田氏と斉藤氏の両共同代表が辞任する意向を表明した。
来週18日に特別国会が召集される見通しで、その前に新体制を発足させる。後任を決める代表選は12日告示、13日選出の方向。11日に議員総会を開き、代表選の日程やルールなどを協議するという。
中道は衆院議員だけの政党で、選挙前の167人が49人まで激減した。代表選の立候補に必要な推薦人は10人とする案が出ているらしいが、実際に手を挙げるのは2人ぐらいか。
「小選挙区での当選者は7人しかいない。泉健太さんか小川淳也さんか。立憲民主党で代表経験のある泉さんがやればいい」(立憲関係者)
怨嗟の声と参院側の難色
新体制になったとしても、党の立て直しはイバラの道だ。代表一任で急ごしらえだった新党には複雑な思いの立憲出身者が多い。立憲側はベテラン含め大量落選し、選挙前の147→21人まで減らしたのに、比例名簿上位で優遇された公明側は候補者全員が当選し、選挙前の24→28人に増えた。
「比例上位に公明候補を何人も並べたのはやりすぎだった。公明との交渉を仕切った安住共同幹事長と馬淵選対委員長には怨嗟の声です。2人とも落選しましたが、『当選しても議員辞職だ』と怒っていた人が少なくありません」(別の立憲関係者)
問題は参院だ。新党発足時には「選挙後に合流」としていたが、この大惨敗では参院の立憲が付いてくるのかどうか。
「ほとんどの人が新党について何も聞かされていない。参院にはリベラル色の議員も多い。参院は当面、立憲のままでいた方がいいんじゃないか」(立憲の参院議員)
もっとも、中道は曲がりなりにも「野党第1党」だ。ゆ党の国民民主党や参政党は政策実現で与党にすり寄るだろうし、議席を増やしたチームみらいも是々非々路線。自維で352議席の超巨大与党に立ち向かう野党がいなければ、民主主義の火は消えてしまう。
ジャーナリストの鈴木哲夫氏が言う。
「元々、今年4月をメドに発足させるつもりだった新党が、急な総選挙で早まった。立憲側は統一名簿方式を想定していて、新党になったのは公明・創価学会主導。それで比例順位も政策も公明に譲ってしまったため、選挙は失敗したわけです。しかし、ここで党が分裂しても、比例の議席をどうするのかなど混乱を招くだけ。新党をつくった以上、組織体制と政策をもう一度すり合わせ、広くリベラルも入ってこられるよう練り直す必要がある。分裂したらさらに多党化が進み、大政翼賛会です。自民との対立軸を持っている野党第1党の存在は大事です」 野田氏は自らと斉藤氏について「時代遅れ感がつきまとった」と言った。若年層の心をも掴める新代表は誰か。
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