http://www.asyura2.com/26/senkyo299/msg/154.html
| Tweet |
https://www.tokyo-np.co.jp/article/467585
(また長くなってしまった・・・)
「中道」候補に対する、有権者の率直な気持ちだと思う。
「安保も原発もこれまで言っていたことと正反対。選挙前にコロッと変わってでも票はくださいって、それはないよな」
理由も、10年経ったから「安保法は合憲」。
「裏切られた」という感情よりも、この10年間「馬鹿にされてきた」という怒りの方が強い。
あれは最悪だった。
「中道」は野田、斎藤の両共同代表が辞任せざるを得なくなった。
それは当然だ。
しかし、新たな代表候補に名乗りを上げた人も、このままでは「有権者を馬鹿にしてきた人」であることに変わりはない。
「安保も原発もこれまで言っていたことと正反対。選挙前にコロッと変わって・・・」
有権者の意識に強く刻み込まれた「不信」。
この不信をどのように取り除いていくのか、取り除くことが出来るのか。
「中道」を離れた元立憲民主党支持者、支援者は、新執行部のメンバーと、党再生の方向付けを冷めた目で見ていることだろう。
一度失った信頼を取り戻すことは、容易いことではない。
少なくとも、「安保も原発もこれまで言っていたことと正反対。」のままでは、「中道」から離れた支持者、支援者は永久に戻ってこない。
これは確実だ。
それが現実であり、庶民の常識だ。
以下に記事の途中まで転載する。
選挙直前、立憲民主党と公明党の合流により誕生した新党「中道改革連合」は最後まで勢いを得られず、惨敗を喫した。
リベラルが強いとされてきた東京19区(東京都小平市、国分寺市、国立市)も例外ではなかった。なぜ新党結成は裏目に出たのか。(岡本太)
◆「中道はこれで完全に失敗だ」
投票を締め切った8日午後8時すぎ、元立民で中道前職の末松義規さん(69)の劣勢が伝えられた。
「想像以上だ。ここまで厳しいとは…。中道はこれで完全に失敗だ。もう持たないだろうな」。重苦しいムードが漂う選挙事務所で、末松陣営の幹部は声を絞り出した。
そして、うわ言のようにこう続けた。「19区はリベラルな考えが受け入れやすい地盤だが、昔ほど根強いものではなく、最近はふわっとした感じのリベラルに支持されてきたのかな。そんな人たちの中道への不信を気付けていなかった」
陣営幹部が認めた「中道への不信」とリベラル層の支持離れ。選挙中、記者は有権者の口から直に耳にしていた。
◆衆院選は当選確実のはずだった
選挙戦最終盤の7日午前、末松さんは公明の地元市議らと街頭に並び、東京都小平市の花小金井駅北口で支持を訴えていた。
「安保も原発もこれまで言っていたことと正反対。選挙前にコロッと変わってでも票はくださいって、それはないよな」。末松さんを遠くに見やり、会社員安西空也さん(62)は、こう言い捨てた。
8年前、小平市に移り住んでから立民に投票してきたが、「今回は別の候補者にします」と語り、足早に立ち去った。
同じ日、期日前投票を終えた女性(35)は「中道には入れませんでした。選挙目当ての合流にしか見えなかった」と話した。
東京19区は長年、保守と五分以上の戦いを繰り広げてきた。2024年の前回衆院選では、末松さんが今回と同じ自民前職の松本洋平さん(52)を2000票差で破った。新たな枠組みの下で、選挙区内に1万5000ほどあるとされる公明票が松本さんから末松さんに動けば数字上、今衆院選の当選は確実のはずだった。
ところが、新たに公明票が上積みされる以上に、失われるリベラル層の票は大きかった。
◆公明に譲歩した立民 「本当に苦しいよ」
...
記事の転載はここまで。
(以降は有料のため読むこと叶わず。)
産経新聞の記事によれば、
『「過酷な時こそ…」中道代表選出馬の小川淳也氏「社会を立て直す主力になれるか問いたい」』
(https://www.sankei.com/article/20260211-K7HNRVWKOZEJRHIVZJP5N47LC4/)
「中道」の新代表に立候補した小川氏は、
「・・・公明党との合流に関しては「驚天動地、青天の霹靂(へきれき)だ。あまりに選挙の直前で、非常に足元、地盤が緩み、天井の伸びしろ、頭が押さえつけられ、二重苦の選挙だった・・・」
と述べたとある。
もう一つの産経新聞の記事では、
『「私も党を引っ張る立場に」中道代表選出馬の階猛氏 大敗の原因は「時間足りなさ過ぎた」』
(https://www.sankei.com/article/20260211-GFCIAJBL3VCQFOF4H2CAYWQ3LM/)
もう一人の立候補者の階氏は、
党再建の方針について「政策論争で勝負する。スキャンダル追及よりも政策で与党をうならせたい」と語り、
中道が大敗した要因については、「時間が足りなさ過ぎて大敗した」と述べた。
とある。
何れの代表候補も、「中道」惨敗の要因を、「時間の不足」という矮小な外部要因に求めている。
自己保身ともいうべき責任からの逃避であり、絶望と言うしかない。
「中道」惨敗の要因を自己の内面に求めず、問題の本質から目を逸らせてしまったら、正しい「解」など得られるはずがない。
「中道」惨敗の本質は「変節」であり、そのことによって、政党の「アイデンティティ」をも喪失し、コアな支持者・支援者の信頼を失った、・・・そういうことではないか。
「中道」は代表候補者に限らず、「変節」に真摯に向き合い、そこから失敗の原因を求めるべきだろう。
「中道」の党員として戦った人は、支持者に、有権者に説明しただろうか?
少なくとも、「中道」の代表選に立候補する人は、国民に向かって説明する責任がある。
「存立危機事態での自国防衛のための自衛権行使は合憲」。
これまで、この「変節」について、まともな説明を聞いた国民はいない。
野田氏は「何万回頭を下げてもどんな言葉を使っても、詫びようがない」と、いつもながらの表面的な言葉で取り繕い、「変節」の説明責任からも早々と逃げた。
たとえ十字砲火を浴びようと、新代表は、この説明を避けては前に進めない。
避けた瞬間に「逃げた」と思われ、さらに有権者の信を失う。
ところで、
記事が取り上げている、「・・・リベラル層の・・・票はどこに流れたのか」
「・・・陣営幹部が認めた「中道への不信」とリベラル層の支持離れ。・・・」
今時、「保守」「中道」「リベラル」、あるいは「革新」、そういった分類で有権者をみること自体、今の世相に合わないのではないかと思う。
定義も時代によって変わり、はっきりしないし、そもそも政党が「自称」しているにすぎない。
国民はそんな分類で政党を選んではいないと思った方がいい。
「リベラル」なことを言っていれば「リベラル層」の支持を得られるという状況ではないのだ。
そんな状況の中で、「中道」は「ど真ん中」と上から目線で抽象的に言うばかりだった。
護憲派の政党も不振に沈んでいる。
経済的に追い詰められている国民の率直な気持ちは、「そんなことより・・・その前に・・・生活が・・・」ということではないか。
「自社株買い」に支えられた今の株高に眼を奪われていたら分からない。
国民はそれほどまでに生活に余裕を失って、明日の食事を心配し、自分と、自分の家族が生き残ることに心を砕いていると思うべきなのだ。
そんな国民が、今すぐ、何かをしてくれる、してくれそうなことを言う政党の訴えに藁をもつかむ思いで一票を投じる、その気持ちを理解することは難しくはない。
庶民にとって、今は、「ポピュリズム、上等!」なのだ。
庶民にとって、今は、「泥棒猫」でも、ネズミを捕る猫、取ってくれそうな猫は「良い猫」なのだ。
高市首相は、「国論を二分する課題に取り組む」と勇ましさを演出する。
言葉を変えれば、外に敵を求めて返り討ちにあったから、今度は、国民を分断し、国内に敵を作ると言っているわけだ。
そのやり方は、トランプ大統領の猿真似。
今の「高市人気」は、生活が破壊された庶民の窮状に付け込んだ「政府のプロパガンダ」によって作られたものだと言えよう。
想起しなければならないのが、1929年に始まった世界恐慌の混乱の中で、ドイツでヒトラーを首相とするナチス政権が成立したことだ。
このナチス政権は、武力で成立した政権ではなく、民主的な選挙で成立した政権だ。
歴史はいろいろなことを教えてくれる。
ドイツ人はなぜヒトラーを選んだのか?
こんなことが言われている。
ナチスの政策や主張の特徴は、
・ユダヤ人、共産主義、それまでの政府、マスメディアを批判している
・外国を批判し、ドイツの愛国心を高めている
・敵を作ることによって国民を団結させようとしている
・失業やインフレなど人々の生活に関係することも多く話している
・国会ではなく、国民に直接話しかけている
ドイツ人がヒトラーを選んだ理由を多角的にみると、
・失業者が増えており、ヒトラーなら変えてくれると思ったから
・経済状態が悪く、誰かにすがりたかったから
・ユダヤ人や外国に対する反発が強く、ヒトラーが代弁してくれたから
・ヒトラーなら国民を第一に考えてくれると思ったから
・この人なら嘘をつかないと思ったから
・ヒトラーはドイツ人の自尊感情や誇りに訴えかけていたから
・演説がうまかったから
・周囲の人が熱狂していて反対意見を言いづらかったから
庶民の窮状から「熱狂」が生れることを歴史は教えてくれる。
言い換えれば、それは庶民の「阿鼻叫喚」。
ナチスが従来のメディアを批判しつつ、ナチス自体が新しいメディアを活用していることは注目に値する。
ナチスが直接国民に話しかけることを指向し、大衆に向けた宣伝(プロパガンダ)を重視していたことは間違いがない。
毎日新聞が記事に取り上げた
「高市首相の広告動画、再生回数1億回超に 公選法上は問題ない?」
に書かれていることは、麻生氏に支えられた高市・自民党政権が「ナチスに学べ」を実践している証左だ。
政権のプロパガンダよって作られた「熱狂」の恐ろしさも歴史の教えるところだ。
「周囲の人が熱狂していて反対意見を言いづらい・・・」
そんな雰囲気は日本の国民の間ばかりではなく、メディアの世界でも充満し始めている。
恐ろしいことだ。
おなじテーマで、検証の必要性を感じている人がいる。
れいわ新選組の大石氏だ。
以下、ABEMA TIMESの記事の全文引用。
「リベラル票どこ行った?」れいわ・大石晃子共同代表 衆院選でリベラル政党いずれも惨敗の結果に「15年前の大阪と同じ」(ABEMA TIMES)
(https://times.abema.tv/articles/-/10225043?page=1)
自民党が圧勝した衆議院選挙の結果を受けて、れいわ新選組の櫛渕万里共同代表と大石晃子共同代表が9日記者会見を開いた。れいわ新選組は公示前8議席から1議席と大幅に減らし、櫛渕氏も大石氏も落選した。山本太郎代表が病気療養のため議員辞職する中での選挙戦だった。
選挙結果の受け止めを聞かれた櫛渕共同代表は「自民党の歴史的圧勝という嵐のような状況を、山本太郎という大きなエンジンを無しに手こぎボートで荒波を乗り切ったということで、何とか1議席獲得で踏みとどまったと思っております」と述べた。
リベラル色のある政党が軒並み議席を減らしたことを問われると、大石共同代表は「非常に重要な、私たちの社会が検証すべき出来事だと思うんですよね。リベラル票どこ行った?っていう」と述べたうえで、「実は大阪で15年前に起きていることで、元々民主党が大阪では強かった地盤で、ある年から一気に維新にほぼそのまますげかわったんですよ。維新はリベラルというよりネオリベだったり、どっちかというと右派みたいなところだと思うんですよね。そうやって票がガラッと入れ替わってしまう。民主党系って労働組合の票がその当時は入っていたはずなので、一体どうなっているのかなっていう部分はあった。今回のこともそうで、やっぱり私たちがリベラルだから入れているのかなって思っていたけれども、実はそうではなくて、大きく変えてくれるとか、期待だったり刷新性だったり、そういうところも判断基準に大きいのかなっていう。どこに消えたのかなっていうのが、国民民主党だったり高市政権の新しい、変えてくれそうだみたいな部分に票が流れているのかなと思いました」と分析した。
さらに中道改革連合の惨敗についての受け止めを問われると、大石共同代表は「やっぱり、リベラル票どこへ行ったって思っちゃうんですけど、今まで立憲を支持してるって票を入れてた人も、下手したら別にそういう、いわゆるリベラルって何なんでしょうね。憲法を変えさせないとか、人道的だとか、人権に関心があるみたいな、そういうことをリベラルと言うんでしょうか。ちょっと私ももうリベラルがもはや、わからなくなっているんです。だから、中道のリベラル票がどこに行ったんだっていう発想自体も、ちゃんと検証した方がいいのかなとは思うんですよ。確かに立憲の中に、人道的なことにすごく関心があって、ライフワークでやられて心ある議員だなと思ったりするんですけど、総体としては、やっぱり軍事ビジネス、防衛産業強化法とかに賛成しちゃうし、特定機密保護法も結局オッケーと言っちゃって、セキュリティ・クリアランス法案も賛成しちゃうしとか、結構、いわゆる概念的なリベラルっていうか、護憲平和とか、そっちじゃない感じもあるので、検証っていうのは必要だなというのは思います」と述べた。(ABEMA NEWS)
引用はここまで。
「中道」の皆さんにも検証してもらいたいと思う。
|
|
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK299掲示板 次へ 前へ
|
|
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。