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玉木・国民民主はなぜ壊滅した「中道」票を取り込めなかったのか 永田町番外地
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=384155
2026/2/15 日刊ゲンダイ

投開票日、会見する玉木雄一郎代表 (C)日刊ゲンダイ
予想をはるかにしのぐ高市自民の圧勝だったが、それ以上に衝撃なのが野党の“負けっぷり”だった。
鳴り物入りで誕生した中道改革連合は167議席から49議席へ。新党結成を主導した野田佳彦、斉藤鉄夫の両共同代表は即刻辞意を表明、今後は新代表の下で党再生の道を探ることになる。
「焼け野原からのスタートになりますが、世代交代を進め、政局優先の抵抗野党、万年野党の古い体質から脱却する良い機会となれば立ち直れるかもしれません。もっとも、多くの現職議員を死に追いやった立憲の野田が重鎮として生き残り、この期に及んでいまだに新党結成の非を認めていない。誰が代表になってもこのままなら斉藤-野田院政ですよ」
旧立民系落選議員はこう語った。
往生際の醜さという点では、公示前27議席から1議席増となった国民民主党の場合はどうか。榛葉幹事長が「1議席でも増やすなら大変な成果だ」とガッツポーズを決め、玉木代表に至っては「参院の25議席を合わせるとウチが53議席となり、中道の49議席を抜いて野党第1党になった、と勝ち誇っていましたよ」(全国紙記者)。
もちろん、そんな軽口が通用するわけはない。国民民主が公示前から1議席増えたといっても自民党の比例候補が不足し、2議席は惜敗おこぼれにあずかっただけで実質は1議席減である。当初は「目標51議席以上、比例で900万票」としていたが、フタを開ければ昨年の参院選より210万票も減らし、80人近くの候補が討ち死にしてしまった。
「負けを認めると少なくとも幹事長の責任問題になる。違和感があろうと、勝った勝ったと大ハシャギする姿を見せるしかないのでしょう」(前出の記者)
各種の出口調査が示すとおり、無党派層や現役世代の多くが国民民主から離れ、高市自民や参政、みらいに流れたのは、旧立憲民主と同じ古びた体質を嗅ぎ取ったからなのかもしれない。
選挙期間中、ネット上では国民民主の政策に批判的な個人ポストを公設サイトで晒し者にして人権侵害が糾弾され、これを主導したコミュニケーション統括本部長の伊藤孝恵参院議員が謝罪に追い込まれている。一時、国民民主はネット戦略が功を奏して飛ぶ鳥を落とす勢いだったが、それも色あせてきたということか。早く若くて斬新な“党の顔”をつくらないと、転げ落ちるのは早いかもしれない。 (特命記者X)
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