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※紙面抜粋
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最大の敵は大メディア 中道再生は「いばらの道」
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=384166
2026/2/14 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

中道代表選を戦った2人 (C)日刊ゲンダイ
新代表が決まったが、内輪モメをしているようじゃおしまいだ。相手は嘘とハッタリで勇ましさを演出し、目的のためには手段を選ばないシタタカ女だ。それに乗っかり、野党を揶揄する大メディア、ボヤボヤしてたら潰されるだけ。
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〈「死に場所を探している」「浮かれるな。浮足立つな。地をはえ」。しばしば大げさな表現を用いる熱血漢〉
立憲民主党と公明党が結成した「中道改革連合」の新代表に選出された元立憲幹事長の小川淳也氏(54=衆院香川1区)について、時事通信(13日配信)がこんな「横顔」を流した。老舗メディアかつ、公正性に重きを置く通信社にしては辛口な人物評ではあるものの、実際そんなところ。昭和のリベラルおじさん臭がアダとなった中道を再始動させ、手練手管の女性初首相と渡り合うには、永田町的感性はむしろ不要だ。
それにしても、中道の総選挙惨敗は衝撃的だった。公示前勢力の167議席(立憲系144人、公明系21人、その他2人)の3分の1を下回る49議席(立憲系21人、公明系28人)に激減。投開票翌日の9日に野田佳彦、斉藤鉄夫両共同代表が引責辞任を表明し、18日召集の特別国会が迫っている事情もあり、今回限りの「推薦人なし」で実施された代表選がきのう(13日)、投開票された。49票を争ったのは、小川と元立憲政調会長代行の階猛氏(59=衆院岩手1区)。小選挙区で勝ち抜いた7人のうち2人が手を挙げ、小川が5票差で階を制した。
難所は執行部と副議長人事
旧民主党時代にバッジをつけ、民進党や希望の党などを経た両者に政策面で際立った違いはない。ともに東大法学部出身。ドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」でも知られる小川は元総務官僚、階は弁護士資格を持つ元長銀マン。党名の浸透不足が招いた大敗から、安定感よりも発信力が重視された結果なのだろうが、大過なく再出帆できるのかどうか。新代表選出後に会見した小川は、新執行部発足について「きょうは金曜日?」「党内融和は極めて大事。慎重に人事の組み立てをこの週末に考えたい」とした。党運営の要となる幹事長に誰を充てるかが焦点ではあるが、とにかく時間も人材も限られている。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう言う。
「参院側の合流をはじめ、課題は山積ですが、まずは人事をどうするのか。執行部の陣容を固めるほか、衆院副議長候補も調整しなければならず、難儀必至です。衆院の会派協議会で議長は単独過半数を占める自民党、副議長は野党第1党の中道から選ぶことで合意している。通常は、党首や幹事長、常任委員長経験者などのベテランを推しますが、格にふさわしい重量級は軒並み落選してしまった。野田前共同代表は引責辞任したばかりの上、首相経験者を推すのはどうなのか。公明党出身の斉藤前共同代表となれば、焼け太り批判が出てきそうでもある。小川代表は、いばらの道を這い進むしかない」
首相のアイドル的人気は今がピーク

引責辞任に追い込まれた2人 (C)日刊ゲンダイ
内輪モメをしているようじゃ、中道はいよいよおしまいだ。なにせ、四つに組まなければならない相手は嘘とハッタリで勇ましさを演出し、目的のためには手段を選ばないシタタカ女だ。そのあたり、朝日新聞(13日付朝刊)で、早大教授の長谷部恭男氏(憲法学)がズバリこんな指摘をしていた。
「高市さんは今回、アイドル(偶像)として選挙を戦った。それができたのは、首相としての実績がゼロに等しいからです。選挙期間中は政策についての詳細な説明を避け、NHKの党首討論は欠席し、具体的に何がやりたいのかさっぱりわからない。だけど、むしろその方がアイドルには向いている。これから頑張ります! 応援お願いします!とだけ言っていれば、観衆は自分の思いや願望を投影し、私のために歌ったり踊ったり、手が痛いのに頑張ってくれてるんだ!と勝手に思ってくれます。是非はともかく、中道改革連合の共同代表には到底出来ない芸当です」
高市首相は衆院選中の演説で「予算委員長は野党。大臣がいくら手を挙げても私にばかり(答弁が)当たる」と被害者ヅラで訴えていたように、少数与党では国会運営がままならないから奇襲解散を打ったのだ。大義のカケラもない。圧勝した自民は衆院の各派協議会で特別国会に計27設置される見通しの常任委員会などの委員長・会長ポストをめぐり、全て与党に配分するよう要求。野党が抵抗しているものの、自民はわずかな譲歩で押し切ろうとしている。
挑戦者は一点突破でいい
法大大学院教授の白鳥浩氏(現代政治分析)は「落選した元職の一部から立憲民主党に戻りたいとの声が上がっていますが、すでにサイは投げられた」と言い、こう続ける。
「小川新代表が会見で言及したように、中道の比例代表の得票数は約1044万票に上った。獲得議席数は自民の6分の1程度ですが、比例得票はおよそ半分。さじ加減が利かない小選挙区制の弊害が議席数に表れていて、民意を反映しているとは言えません。政権を監視する野党の役割はより重要性を増し、中道にとってこの特別国会は正念場になる。中道代表選は幸いなことに無効票がゼロだった。必ずや訪れる揺り戻しの機に備え、まずは来年4月の統一地方選に狙いを絞って中道として戦える態勢を整えるべきです。小川氏はキャラが強く、いい意味で青くささがある。巨大与党に対峙する挑戦者なのだから、一点突破でいい。SNSと相性のいいキラーフレーズをひねり出せば、中道のネガティブな印象をポジティブに転換できる可能性はある。高市首相の人気は今がピークです」
総務相時代の高市に「停波」をチラつかされたテレビは言うに及ばず、軽減税率の恩恵を受ける新聞はおおむね政権寄り。ピンクな術数に乗っかり、再び多弱化した野党を揶揄する光景がまた広がりかねない。ボヤボヤしていたら潰される。いまほど愚直で打たれ強い野党第1党トップが求められる時はない。小川淳也はその任に堪えられるのか--。
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