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高市政権はなぜ歴史的大勝をしたのか 日本外交と政治の正体
https://www.nikkan-gendai.com/?p=news_detail&id=384366
2026/2/19 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

今も続く、日本特有の歴史的従属の時代 (C)日刊ゲンダイ
8日投開票の衆議院選挙で、自民党は全議席465のうち、316議席を獲得した。選挙前は自民党または与党が過半数(233)もしくは、3分の2(310)の議席を確保できるかが争点だったが、予測以上の票を獲得したことになる。
日経新聞は「自民が戦後最多」、読売新聞は「歴史的な勝利」と報じたが、そのような選挙結果になった理由を冷静に考えたい。
自民党が戦後最も素晴らしい政策を打ち出し、高市首相が歴代首相の中でも実績や知性、人格で最高という評価を受けていたのであれば納得できるが、全く逆だった。
自民党に対しては裏金問題や、旧統一教会(現世界平和統一家庭連合)との関係などに対して強い批判があるうえ、自民党や多くの野党が選挙公約で掲げた消費税減税でも高市首相の発言はぶれていた。過去の発言を振り返ると、「国の品格として食料品の消費税はゼロにすべきだ」(2025年5月)、「物価高対策として即効性はない」(同9月)、「レジシステムの改修などの一定の時間がかかる」(同11月)、「飲食料品は2年間に限り、消費税の対象としない。私自身の悲願であった」(26年1月)。
民主主義では為政者と選挙民の密接な対話は必須である。しかし、高市首相は2月1日、「NHK日曜討論」を欠席。他党の党首との貴重な政策論争の場に現れなかった。
自民党と高市首相の言動を見ると、「自民が戦後最多」「歴史的な勝利」を収める客観的な理由は何もない。それなのになぜ、大勝したのか。
おそらく、残念ながら、日本人が持つ歴史的弱点が表れたのではないか。
私が「最高の日本人論」と評するイザヤ・ベンダサン(山本七平のペンネームとみられている)の「日本人とユダヤ人」(角川文庫など)では、次のようなくだりがある。
「過去何千年、大部分の日本人は稲作に従事した。稲は本来熱帯植物で、寒冷の時期がある日本での栽培は難しい。限られた期間、人々は田植え、稲刈りなど一斉に従事する。地域単位での協力が不可欠である。水の管理で村の長老に従わなければ、村八分、村からの追行にあい生存が危ぶまれる。『突出すること・一人だけ違うことをすること』は非常に危険である。統治者に従う同調圧力が極めて強い」
安倍・菅政権の権力統治を高市政権は引き継いだ。日本特有の歴史的従属の時代は今も続いている。

孫崎享 まごさきうける 外交評論家
1943年、旧満州生まれ。東大法学部在学中に外務公務員上級職甲種試験(外交官採用試験)に合格。66年外務省入省。英国や米国、ソ連、イラク勤務などを経て、国際情報局長、駐イラン大使、防衛大教授を歴任。93年、「日本外交 現場からの証言――握手と微笑とイエスでいいか」で山本七平賞を受賞。「日米同盟の正体」「戦後史の正体」「小説外務省―尖閣問題の正体」など著書多数。
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