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はなはだしい国会軽視 もう勘弁して下さい、高市さん 永田町の裏を読む
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/384836
2026/03/04 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

国会で審議をやらず、国民説明なしに一部の党だけの「国民会議」だけで決めようと(C)共同通信社
びっくり仰天の自民党圧勝から丸1カ月、第2次高市政権が発足して2週間が過ぎて、ふと気が付くと同政権が何か目覚ましい成果を上げたという印象がない。どうしてなのかと旧知の自民党のベテラン秘書に聞いた。
「まあ、勝ちすぎて史上空前の議席を得たのはいいが、かえって『大男総身に知恵が回りかね』の状態だ。誰が総理になっても、これをどうやって全身に血を巡らせて操っていけるか頭を抱えるのだろうが、まず第1に、高市自身が組織を大きく動かしたという経験がなく、宴会も嫌いで、宿舎に引きこもって一人で勉強する方が好きだという異常な孤独癖。第2に、そこで麻生太郎副総裁や鈴木俊一幹事長が党内調整役を買って出るべきだが、彼らは高市そのものにシラけているので自分からは動かない。第3に、党が活発化する上で派閥という“中間団体”の役割が大きかったが、今はそれもない。そして第4に、初当選の新人が66人もいて、彼らはまだ戦力にならないどころか、今はボロを出させないようにするのが精いっぱいだ」と、嘆くばかりだ。
そのありさまで、官邸が描いている「3月13日までに来年度予算案の衆院通過、翌週19日にも訪米してトランプ大統領と会談」という日程が実現可能なのか。これだと、昨年は90時間近くあった衆院での予算審議は50時間程度に縮められ、なおかつ与野党ネジレの参院で審議が進まなくて「30日間で自然成立」に任せるとしても、3月末までの年度内成立は果たせない。勝手な時に解散・総選挙を打った高市の自業自得ではあるが、それにしても史上空前の議席を持って予算が年度内に通らないというのは一種、失態と言える。
「しかもですよ」とベテラン秘書が言葉を継ぐ。「消費税減税という今年の最大テーマは、本来国会で侃々諤々の議論が必要なのに『国民会議』に委ねて審議時間を節約しようとした。ところが第1回の会合には野党からは『みらい』しか出てこない。参政党と共産党は呼ばれさえしなかった。どうしてこんな大事な議論を国会の総力を挙げてやらずに、外で一部の党だけでやろうとするのか、国民に説明もない」と。つまり最初からズッコケている。カタログギフト1000万円の話も、大問題にはならなくともイヤ〜な印象を残した。この状態で訪米してもトランプの横でピョンピョンすれば何とか人気を取り戻せる? もう勘弁して下さいよ、高市さん。真面目に政治をやりましょうよ。

高野孟 ジャーナリスト
1944年生まれ。「インサイダー」編集長、「ザ・ジャーナル」主幹。02年より早稲田大学客員教授。主な著書に「ジャーナリスティックな地図」(池上彰らと共著)、「沖縄に海兵隊は要らない!」、「いま、なぜ東アジア共同体なのか」(孫崎享らと共著」など。メルマガ「高野孟のザ・ジャーナル」を配信中。
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