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※紙面抜粋
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「平和と繁栄をもたらすのはドナルドだけだ」世界が耳を疑った高市首相のこのセリフ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/385534
2026/03/21 日刊ゲンダイ ※後段文字お越し

トランプ米大統領(右)との会談後の夕食会で「ジャパン・イズ・バック」と声を上げて拳を突き上げる高市首相(C)共同通信社
世にもおぞましい展開となった日米首脳会談。あろうことか、血に飢えたイスラエルと共に国際法を踏みにじった狂乱大統領の胸に飛び込み、「あなただけだ」とは世界中がのけぞったのではないか。米メディアからは相手にされず、自分の保身で媚態に終始の首相でいいのか。
◇ ◇ ◇
19日に行われた日米首脳会談は冒頭からおぞましい展開だった。
ホワイトハウスに到着した高市首相をトランプ大統領が出迎えたシーン。トランプは握手を求めて手を差し出したが、高市はその手を払うと、大統領の胸に飛び込んで抱きついた。
こういう男女の姿は、場末のスナックの扉口でよく見かける。しなだれかかるようなしぐさが男性に対して有効な職業もあるのだろうが、首脳外交の場で目にすることは少ない。親愛の情を示す軽いハグならいざ知らず、まるで久々に再会した恋人に駆け寄るような熱烈な抱擁には、ギョッとした人も多いはずだ。
その後、行われた首脳会談は約1時間半のうち冒頭30分がメディアに公開されたが、そこでも高市は「世界中に平和と繁栄をもたらせるのはドナルドだけ」と持ち上げていた。自身で推敲を重ねたキメゼリフだというが、この発言には世界中が耳を疑ったのではないか。
「平和と繁栄ではなく、世界に戦争と混乱をもたらしたのがトランプ大統領です。EU諸国も国際法違反のイラン攻撃には協力できないと言っているのに、高市首相は『諸外国に働きかけて、トランプ氏をしっかり応援したい』とまで発言した。世界中が迷惑しているイラン攻撃をやめるよう、毅然とアドバイスをする絶好の機会だったのに、そんな根性も理念もない高市首相は、自分の保身のためにトランプ氏に媚びへつらうだけでした」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
メディアの質問はトランプに集中し、高市が言葉を発する機会はほとんどなかった。奇襲を狙ったイラン攻撃を「パールハーバー」に重ねたトランプのフザケた発言に反応することもなく、終始笑顔を浮かべて、冗舌に話すトランプを上目遣いで見つめていた。
昨年のトランプ訪日時には隣でピョンピョン跳びはね、腕を組んで歩いていたが、今回は熱烈に抱きついてみせる。これが、高市の言う「したたかな外交」ということか。
首脳会談の後、開催された夕食会で披露したスピーチにも、高市らしさはよく表れていた。
翌日がトランプの息子・バロンの誕生日だということに触れ、「立派でイケメンに成長されている。間違いなくご両親に似た」とおべんちゃら。「本当は桜の花束を抱えて『Donald! Nice to see you again』ってやりたかったんですけど、米国は検疫が厳しくて」と過剰な演出を計画していたことを明かし、最後は安倍元首相が使ったフレーズを用い、「Japan is back」と叫んで拳を突き上げた。
日本のメディアはこのスピーチが「場を沸かせた」「何度も爆笑」などと報じているが、嘲笑や失笑ではないことを願うばかりだ。
見た目ばかり気にする薄っぺらさとルッキズム

首脳会談を前に、トランプ米大統領とハグを交わす高市首相(手前)/(ホワイトハウスのXから)
今どき、一般企業でも容姿についての発言はタブー視されている。外交の場ではなおさらだ。高市の軽佻浮薄さを象徴するのが、こうした発言なのである。
今年1月の日韓首脳会談でも、李在明大統領を出迎えた高市は開口一番、夫人の金恵景氏に対して「テレビでいつも見ていますがやっぱりカワイイ。とても美しい」と褒めちぎっていた。
イケメンとかカワイイとか、それは首脳会談で言うことなのか? 高市が見た目ばかり気にしていることがよく分かる。
昨年11月のG20サミットに出席した時も、「外交交渉でマウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかもなぁ」と自身のSNSでつぶやき、衆院選の最中にNHKの党首討論をドタキャンしたと批判された際も、「お洋服も決めておりました」と釈明していた。
メークや洋服より、もっと他に準備することがあるだろうと言いたくなるが、容姿の美醜に関する発言を繰り返すトランプもルッキズム全開の人物であり、そのあたりの波長は合うのかもしれない。
だが、社会の流れには間違いなく逆行するスタンスだ。今どきはジェンダーに対する意識の高まりから、女性の露骨な媚態に不快感を覚える人も増えている。
究極の男社会である永田町で女性がのし上がるためには、見た目を整え、権力者に愛嬌を振りまいて取り入ることが生存戦略だった時代もあるのだろうが、それを今も引きずり、女性であることを臆面もなく武器にすることに躊躇がない高市のアプローチは、見ているこちらが恥ずかしくなるし、一国の首相がこれでは情けない。
松本文科相が議員会館でダブル不倫の相手と情事に耽っていたことをスッパ抜いた「週刊文春」によれば、かつて松本は高市のことをこう評していたという。
「高市さん、大っ嫌いなんだよ」
「上にはペコペコするし、自分にプラスになると思うと、役に立ちそうな人にはあれだけれども、下にはめちゃくちゃ厳しいというか」
「最低だった、人として」──。
まさしく、そうやってのし上がってきたのが高市という政治家の本質であり、トランプに媚びることが自分の利益になると考えているのだろう。
ただ、そういう媚態がどこまで首脳会談で奏功したかは分からない。高市は何度も「ドナルド」とファーストネームで親しげに呼びかけたが、トランプが「サナエ」と呼ぶことは一度もなかった。
懸案は何も解決していないのに会談成功なのか
ホルムズ海峡への艦船派遣など、訪米前に懸念されていた要求をテレビカメラの前で突きつけることはなかったものの、トランプは「日本に4万5000人の米兵が駐留し、米国は日本に多額を投じている」と言い、「日本は期待される責任を果たしてくれるはずだ」と何度も念押ししていた。テレビカメラの入らない部分で何が話されたかは、まだ明らかになっていない。
「対米投資の第2弾として、次世代型小型原子炉や天然ガス発電施設の建設など11兆円規模のプロジェクトを手土産に、迎撃ミサイル『SM3ブロック2A』の日本での生産を4倍に増やすことでも合意するなど、お得意の“カタログギフト”を用意して、トランプ大統領のご機嫌を取った。日本側はこれを会談成功と喧伝していますが、わが国にとって何のメリットがあるのかは疑問です」(五十嵐仁氏=前出)
そもそも、今回の訪米の目的は中国問題だった。高市の「台湾有事」発言で日中関係は最悪化。4月にトランプが訪中する前に日米首脳会談をやって、結束を確認し、米中の接近を牽制する狙いだったはずだ。
ところが、トランプの関心がイラン問題に占められるタイミングでの会談になり、対中問題で高市が期待していたようなコミットは得られなかった。国際ジャーナリストの春名幹男氏が言う。
「今回は厳しい要求を突きつけられなかったとしても、これで終わったわけではない。トランプ大統領は発言がコロコロ変わりますし、次に何を言い出すか分かりません。イスラエルロビーに引きずられて、勝算もないのに始めてしまったイランとの戦争は長引くでしょうから、いつ自衛隊の派遣を要求されてもおかしくない。今回の訪米で高市氏が狂乱大統領を称賛し連帯を示したことで、イランから敵国側とみなされれば、ますます石油の安定供給は難しくなる。結局、ホルムズ海峡への艦船派遣の問題も、原油高の問題も全く解決していないのです」
対中関係での後ろ盾を期待した当初の目的は達成できず、現下のイラン問題に端を発する石油危機にも有効策は打ち出せず、ただただ媚を売りにいっただけの訪米に何の意味があったのか。
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